スーパーサイエンスハイスク-ル(SSH)に関するお知らせです
ウニの受精と幼生の観察
お茶の水女子大より、「海からの贈り物、ウニの受精実験キット(海洋教育促進プログラム)」
が届きました。早速1年は生物基礎で、2年は生物Ⅰの授業で実験を行いました。実験材料の
ウニの卵と精子は、状態が大変良好で、100%の受精膜の形成率に生徒は感動していました。
特に受精膜の上がりはじめの受精丘も確認できました。
2月21日に受精したものは1週間でプルテウス幼生まで進んでいます。日にちをずらして受精
させたので、胞胚期やプリズム幼生も見せることができました。写真は実験の様子です。
SSHクラブ員、群馬大学工学部へ
群馬大学工学部へ出向いた。
目的はそれぞれが考えてきた研究課題について発表し、大学の先生からのアドバイスを受けることである。
10時に開会し、1人1人が持ち時間2分で発表した。
開会のあいさつ 2分の持ち時間の発表
発表は、50分で終了し、その後、大学の先生方から講評をいただいた。研究に大切な動機が薄いことや、
しっかりとした仮説を立ててみようとか、限られた日数で、ある程度の成果が出せる計画を立てるなど、厳しい
けれど、とても重要なアドバイスを受けることができた。
その後、約1時間、物理・情報、化学、生物の3つに分かれ、それぞれに大学の先生がついてくれて、
話し合う時間を持つことができた。
物理・情報 化学 生物
生徒たちは、先生のアドバイスをもとに、さらに検討を加え、動機、仮説、研究計画を組み立てて、
研究活動に入ります。
足利高校SSH生徒研究成果発表会参加報告
平成24年度足利高等学校スーパーサイエンスハイスクール生徒研究成果発表会への参加報告
平成25年1月22日(火)14:00~15:30、足利高等学校において生徒研究成果発表会が
行われ、出席してきました。足利高校は、SSH初年度の高校で、本校と同じです。
はじめに足利高等学校校長および、科学技術振興機構理数学習支援センター先端学習担当
調査員の田口英彦様より、開会の挨拶がありました。
成果発表は (1)研修報告の部 (2)研究報告の部にわかれて行われました。
研修報告の部14:10~14:40
目次1~6の順番で行い、一つの発表に2,3人の生徒が担当して、流れるように発表していま
した。パワーポイントは、効果的に作成されており、わかりやすかったです。
1 足利学校研究
2 スーパーカミオカンデ、京都大学防災研究所研修
3 宇都宮大学遺伝子解析研修および授業実施報告
4 日本科学未来館
5 オープン理科教室
6 数学オリンピック
足利学校研究 スーパーカミオカンデ研修
日本科学未来館発表者 会場の様子
研究報告の部14:40~15:10
1 環境と健康「イタイイタイ病・水俣病について」 保健体育科課題研究
2 酸化チタンによるメチレンブルーの分解実験について
3 懸垂曲線について
以上3つが報告されました。現在進行中の研究であり、この研究がさらに発展することを
祈っています。
最後に、今回発表した生徒全員が登壇しました。礼をして席に戻ると思いましたが、何と
その場で質疑応答が始まりました。
大学の先生方からの質問に、しっかりと答えていたのが印象的でした。かなり緊張した
のではないかと思いました。
最後に、運営指導委員の明治大学先端数理科学研究科教授 小川知之様より講評が
ありました。
研修および研究を実施し、それを発表して、最後に質疑応答をする。サイエンスリテラシー
の根幹を表現した発表会でした。
科学の甲子園結果報告
栃木高校は8チーム出場(県全体では14校31チーム出場)。
最も良い結果を残したのは、2年生で結成されたチームで第3位。さらに、出場8チーム中6チームが10位以内入るという素晴らしい結果を残すことができました。
来年度は、1年生が中心となり優勝を目指して頑張ってほしいと思います。
3位に入賞した2年生チーム
SS情報Ⅰ 授業風景
3学期となり,SS情報Ⅰにおいて,英語科とのティームティーチング第2弾が始まりました。
プレゼン用発表演習を通して,一人一人が聞き手を意識した分かりやすいプレゼンを堂々と
できるようになることを目指します。
以下の画像は,2学期に行った授業の風景です。
慣れないながらも,英語で発表しています。