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2021年7月の記事一覧
作物報告⑤(幼穂)【植物科学科】
梅雨も明け、毎日暑い日が続きます。
この日、植物科学科1年生の実習では現在のイネ(お米)の状況を確認する「幼穂の観察」を行いました。
幼穂とは字の通り「幼い穂」となります。形成されたばかりのイネがどういった状態なのか確認しました。
また長さを計測し、
・出穂まであとどのくらい(日数予測)
・追肥(穂肥)のタイミング
を学びました。「これがお米になるのか」と不思議そうに見る生徒も多数いました!!!
出穂までもう少しです!!
アクアポニックス講演会の実施
7/16(金)の3.4時間目に園芸植物コース2年生を対象に、Hunters Farmの代表 青木一史さんをお招きし、「アクアポニックス」の活用と製作についてご講義頂きました。アクアポニックスとは、生産性と環境配慮の両立が目指せる持続可能な農業として世界で注目されている新しい農業の1つです。
3時間目は主に青木さんが、このアクアポニックスと出会うまでの経歴やどのように経営をされているのか、アクアポニックの導入について説明を受けました。

アクアポニックスの技術を活用すると、植物(野菜や観葉植物など)と魚の飼育を同時に行うことができます。魚のフンを微生物が分解し、植物の栄養となり、魚・微生物・植物の循環を整えることが大切ということでした。
また、野菜の栽培では、農薬や化学肥料、除草剤を使用しないで栽培できて連作障害もないという利点や水・エネルギー・肥料の炭素源を削減でき、SDGsのとり組みにも結びつくということに生徒たちもとても興味を示していました。

4時間目には、実際にアクアポニックスの装置も組み立てました。なかなか工作をする機会もないので生徒たちも楽しそうに組み立て作業を行っていました。

そして、くみ上げた装置に観葉植物のさし芽やハーブ、野菜の種を播き、それぞれの水耕栽培がスタートしました。

そして、放課後には水槽タンクに魚たち(コイ、キンギョ、メダカ)を放し入れて装置の完成!!

今後は、水耕栽培の植物と水槽の魚たちの管理を行い、それぞれを成長させていきたいと思っています。
3時間目は主に青木さんが、このアクアポニックスと出会うまでの経歴やどのように経営をされているのか、アクアポニックの導入について説明を受けました。
アクアポニックスの技術を活用すると、植物(野菜や観葉植物など)と魚の飼育を同時に行うことができます。魚のフンを微生物が分解し、植物の栄養となり、魚・微生物・植物の循環を整えることが大切ということでした。
また、野菜の栽培では、農薬や化学肥料、除草剤を使用しないで栽培できて連作障害もないという利点や水・エネルギー・肥料の炭素源を削減でき、SDGsのとり組みにも結びつくということに生徒たちもとても興味を示していました。
千塚小学校との交流【植物科学科】
3年生の野菜専攻生が千塚小学校にお邪魔して小学生と宮ねぎの定植を行いました。
宮ねぎとは栃木市の「宮地区」を中心に栽培されている伝統野菜であり例年行っている宮地区付近にある千塚小学校と交流を行いました。
高校生が”先生”となって宮ねぎについての説明と今回定植する方法の説明をしてから作業に取りかかりました。
小学生と一緒に作業を行いましたが元気ある小学生とふれあい、高校生たちも元気をもらいました。子どもたちの素直な姿をみてとても関心しました。
「またきてね~」「一生忘れないからね~」など小学生からうれしい言葉をいただき、本校生徒もとても感激しました。
これから暑い日が続くと思いますが大切に育てていただき、一緒に収穫する日を楽しみにしています。
お世話になった千塚小学校の先生方や小学生のみなさん、ご指導してくださった峰岸さん、本日は本当にありがとうございました!
作物報告④(小麦)【植物科学科】
岩舟農場にて昨年11月より小麦栽培を行ってきました。今日は現在までの経過をご報告いたします。
昨年11月、現在の2・3年生にて小麦の播種を行いました。播種機を使用し、すじになるようまっすぐ播きました。
12月から定期的に生徒で麦踏みを行い、霜柱による根の浮き上がりを防ぎました。
3月には、多収量・品質の向上を目的するため追肥を行いました。
乾燥・調整を経て、検査・製粉へ先日小麦粉となり戻ってきました!!!
生徒達はこの後、学校で収穫した小麦粉でパンやうどんの製造実習を行います!
生産、加工、消費までの一連の流れを学習します!
「スマート農業」について学習【植物科学科】
下都賀農業振興事務所 主催 アグリマネジメントセミナー及びニューファーマーカレッジ(土地利用型部門)が岩舟農場を会場として開催されました。
1「スマート農業の展開について 講話」
2「若手農業者事例発表 講話」
3「水管理システムを活用した省力化への取り組み 講話・実演」
4「リモコン草刈り機による省力的畦畔管理 講話・実演」
「傾斜の多いところでは、除草の省力化・労力の軽減に繋がりそう。」「思っていたより簡単に操作できた。」と実演を通じて、農業機械について学習しました。
今後も次世代型農業である「スマート農業」について学んでいきます!!!
また、ご協力頂いた多くの企業様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
※全国農業クラブマスコット
《のうくっく》は本校卒業生が制作
《のうくっく》は本校卒業生が制作
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