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食品科学科2年生において、栃木県保健福祉部生活衛生課の中平さん、桑野さんを講師としてお招きし、『HACCP』による衛生管理についての講話、また、食中毒菌汚染や異物混入などの危害要因を把握・分析などの演習も交えて学習しました。
グループワークの際には様々な視点から危害要因となる事柄の意見を出し合い、生徒たちのより理解を深めようとする姿勢が見られました。
〈講習・グループワークの様子〉
製造する製品の安全性を確保する衛生管理方法など、重要な事を学ぶことが出来、とても有意義な講習会となりました。
今回学んだ事を今後の食品製造・加工実習に活かしていきたいと思います。
中平さん、桑野さん、大変ありがとうございました。
食品科学科食品製造分会で地域の種苗企業「株式会社トーホク」と連携し、新たなレシピを完成させました。
今回は、ごぼうを使ったレシピとして宇都宮名物「餃子」の具をゴボウと合わせた挟み焼を開発しました。
以下のリンクからレシピが見られます。
https://tohokuseed.co.jp/recipe/oouragyozahasamiyaki.html
以上で今年度のレシピ開発はすべて終了しました。
合計9つのレシピを株式会社トーホクHPに掲載していただいております。是非ご覧ください。
これからも「食」を通して地域に根ざした活動を展開していきます!
毎年1月中旬~2月上旬にかけて行っている恒例の『みそ仕込み実習』を、食品科学科1・2年生で実施しました。
洗米・蒸米した米に種麹を付け”床もみ”や”切り返し”をして麹を製造、さらに発酵による発熱を抑制するために塩と混ぜ合わせ「塩きり麹」とし、「蒸煮大豆」と合わせて握りこぶし大のみそ玉にしてから容器内に空気が入らないようすき間なく丁寧に詰めていきました。
みその原料として使用している大豆の品種は《里のほほえみ》、米は農業経営科が高根沢農場で栽培・収穫したもので品種は《とちぎの星》です。
〈実習風景・真剣に取り組んでいます!〉
麹作り実習では、麹菌の菌糸が米粒の表面から中に入っている状態を良く観察し、仕込み実習では、雑菌・異物が混入しないよう注意を払い、衛生面の重要性も学びながら工程を進めていきました。
その後、上部に塩でふたをし重石などをのせ、仕込みが終了しました!
〈みそ仕込み完了!〉
今回仕込んだみそは麹菌の酵素や酵母、乳酸菌の働きによって、発酵・熟成され美味しいみそになっていきます。仕込んだ際のみその色や香りが発酵中どのように変化していくのか、製品となるときはどのように変化しているかなどを良く観察してみてほしいです。
食品科学科食品製造分会で地域の種苗企業「株式会社トーホク」と連携し、今回はトウモロコシとエダマメ、そうめん南瓜を活用したオリジナルレシピを開発しました!
トウモロコシやエダマメの特徴を活かしたアイデアメニュー、そうめん南瓜という珍しい品種に悩みながらも3種類オリジナルのレシピを開発することができました。
以下のリンクからレシピが見られます。これからも「食」を通して地域に根ざした活動を展開していきます!
https://tohokuseed.co.jp/recipe/bantamscone.html
https://tohokuseed.co.jp/recipe/yamitukizun.html
https://tohokuseed.co.jp/recipe/soumentyuukasoup.html
食品科学部は、食品科学科の生徒が食品に関する技術や知識向上を目的に活動している学科部です。今年初めの活動としてフォカッチャ製造(ハーブソルト味とハニー味)をおこないました。
今回の活動では、授業では通常扱わない①生イースト、②準強力粉(フランス粉)を使用し、その違いを学ぶとともに、縦型ミキサーを使用し生地から一貫して製造しました。
まずは、原材料を縦型ミキサーで混合し生地をつくり、ホイロで一次発酵します。
生イースト 縦型ミキサー 生地をまとめ一次発酵
一次発酵が終了したら、生地を分割・丸め、ベンチタイムを取り、円形に伸ばしホイロで最終発酵し、フォカッチャの代名詞である穴を指であけます。(ハーブソルト味の方にはオリーブオイルをぬり、ハーブソルトをかけます)
生地を分割・丸め 円盤状に成形 穴あけ
オーブンで焼成後、(ハニー味はハチミツをかけます)完成となります。
楽しくおいしく学ぶことができました。来週はバレンタイン企画としてチョコレートを活用した活動を展開予定です!