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食品科学科3年生「食品製造分会」の7名が下記大会に参加してきました。
大会名:第4回『高校生食のSDGsアクションプラングランプリ』最終審査
テーマ:『豊かで持続可能な食を目指して』
日 時:令和7年11月8日(土)
会 場:兵庫県神戸市 流通科学大学
全国から選ばれた代表9チームのうちの1つとして、今年度の課題研究として取り組んできた活動や、マーケティングやSDGsに関する今後の計画などを発表してきました。
他チームの発表を聴くことで、自分たちの取り組みについてもより深めることができました。
<発表(10分間)の様子>
<質疑応答(8分間)の様子>
【発表メンバー:食品科学科3年生】
今回の発表にあたり、学校関係者だけでなく、多くの団体の方々にご支援をいただくことができました。おかげさまで、当日は日々の学習を活かした立派な発表を行うことができました。 ありがとうございました。
今後とも生徒の研究活動にご理解・ご協力のほどお願いいたします。
食品科学科1年生の出井さんが、下記大会に参加してきました。
大会名:第2回全国高校生フードビジネスアイディアコンテスト フードビジネス甲子園2025
部 門:地域課題解決・地域活性化部門
日 時:令和7年11月1日(土)
会 場:群馬県庁 32F
「食」を通じた地域活性化のアイディアを考え、予選審査の結果、本選発表での5チームに選ばれることができました。
部門で唯一、チームではなく一人でのプレゼンテーションでしたが、発表から質疑応答にいたるまで、自分の考えやこれまで取り組んできたことに自信を持って発表することができました。
<発表の様子>
<大会会場の様子:群馬県庁>
2学期がスタートし、1年生が「農業と環境」の圃場で『秋冬野菜の作付け実習』として、ダイコンの播種(はしゅ:種をまくこと)、ハクサイの定植を行いました。
今年度の品種はダイコンは《三太郎》、ハクサイは《お黄にいり》です。
ダイコンの種子はとても小さいため、播種の場所以外に落とさないよう気を付けながら丁寧に作業を進め、ハクサイの定植では植付ける深さや間隔、ペーパーポットを外す際に根を切らない等に注意をして作業を進めました。
定植したハクサイ苗は、生徒たちが夏季休業中にペーパーポットに播種を行い、本葉が5枚ほどに生長した苗です。
〈ダイコン播種実習の様子〉
〈ハクサイ播種実習の様子〉
〈ハクサイ定植実習の様子〉
ハクサイ定植実習の日には1週間前に播種したダイコンが発芽していたので、観察と除草も行いました。生徒たちは無事に発芽したことに安心し、笑顔で観察などをしていました。
〈除草もしっかり取り組みました!! ダイコン発芽・ハクサイ定植後の様子〉
今後の圃場では、追肥・土寄せ・間引き・除草などの管理実習を行う予定です。
立派な作物が収穫出来るよう、全員で協力して実習に取り組んでいきましょう!!
「食品製造」の授業では、座学で加工原理について学習するだけでなく製造実習を通じて技術や知識を深めます。
今年度入学した1年生はこれまでの間に「ソフトビスケット製造」「手ごねロールパン」「あんぱん製造」実習を行いました。
あんぱん製造
手ごねロールパン
ソフトビスケット
9月3日(水)に2年生が関連上級学校見学で【TBC学院国際テクニカル製菓調理専門学校】に伺い、見学・調理実習を行いました。
調理実習では西洋料理「牛肉のハンバーグステーキ~シャンピニオンソース・ポテトリヨネーズ添え~」と、製菓「ブランマンジェココ」の2種類を調理しました。
講師の小口伸孝先生と松儀葵先生によるデモンストレーションを全員で見学し、調理工程や使用器具の扱い方などのお話しをお聞きしてから調理を開始しました。
学生のみなさんにアシスタントとして各班に入っていただき、分からない事やポイントを優しく教えていただきながら調理を進めていきました。
小口先生からは『材料の役割』や『火加減の重要性・音を聞く大切さ』などを、松儀先生からは『飾り切りの技術』など、調理を行う際の重要なアドバイスや技術を直接指導していただきました。
〈調理実習中にいろんな事を聞きながら進めていき・・・完成!!〉
ハンバーグとブランマンジェココの盛り付けが完成し、生徒たちは笑顔で試食をしていました。
本格的な設備が整う中で調理実習を行うことが出来、生徒たちにとってはとても有意義な時間となりました。今後の進路選択や学校生活にも活かしていきたいです。
お忙しい中、小林校長先生をはじめ、小口先生、松儀先生、学生のみなさん、貴重な体験をありがとうございました。
場所:静岡県浜松市 アクトシティ浜松
日時:令和7年8月20日(水)~21日(木)
食品科学科1年生の出井さんが、栃木県の代表として意見発表分野Ⅲ類に出場してきました。
<分野Ⅲ類:資源活用・地域振興 に関する発表>
1学期の間に取り組んだ様々な経験を活かし、県の代表としてふさわしい発表をすることができました。
関東ブロック連盟1都8県の代表が参加するなか、出井さんは「優秀賞」をいただくことができました。
今回の取り組みにあたり、地域の様々な方から多くのご協力いただいたおかげでこのような機会をいただくことができました。ありがとうございました。
今後とも生徒の活動にご理解・ご協力お願いいたします。
食品科学科では、今年度より旭中学校と連携して食育活動を行っています
取り組みの一つとして、旭中学校で配布されている「食育だより」の内容を食品科学科の生徒が考え、載せていただいています。
食品科学科で学んだことを活かし、今後も様々な形で情報発信をしていきたいと思います。
食品科学科・農業経営科の生徒が「道の駅サシバの里いちかい」のお弁当レシピを考案しました。
食品科学科の1年生・2年生 農業経営科の3年生が考案した副菜をお弁当に採用していただき、実際に道の駅での販売が行われました。
実際に販売されたお弁当(副菜3種類が白楊高校の生徒が考案したおかず)
お弁当は7月19日(土)20日(日)21日(月)、26日(土)27日(日)の期間限定で販売が行われました。
期間中は多くの方にご購入いただきありがとうございました。
今後も学習を活かして様々なことに挑戦していきたいと思います。
食品科学科生徒がイベントに参加しました。
イベント名:第24回JAグループ栃木 パワフルアグリフェア
日 時:令和7年7月26日(土)
場 所:みずほの自然の森公園
参加の生徒:菓子パン製造(食品科学部生徒) 会場販売(食品科学部1年生3名 2年生3名)
菓子パン製造の様子
販売の様子
当日は暑い中、多くの方に購入いただきありがとうございました。イベント中も多くの方々が生徒たちに温かい声をかけてくださりました。ありがとうございます。今後の励みにしていきたいと思います。
「農業と環境」の1学期最後の実習として、春夏野菜として作付けした『ジャガイモ・トウモロコシの収穫実習』を行いました。
4月中旬に植付け・播種をしてから、追肥や除茎・土寄せ・間引き・除草などの管理実習が実を結び、強風や病気にも負けず立派に生長し、無事に収穫時期をむかえました!!
ジャガイモ収穫では、各自の場所を剣先スコップで掘り起こすと次々とジャガイモが出てくることの驚きに声が上がり、トウモロコシ収穫では、自分の身長ほどに生長した茎からもぎ取り収穫を行いました。
〈収穫実習の様子。たくさん収穫出来ました!〉
また、収穫したジャガイモを使用して『ポテトサラダ調理実習』も行いました。
〈調理実習の様子。美味しく出来ました!〉
生徒たちは、自分自身で作物の生長過程を観察したり、日々の管理実習を行ったりした作物の収穫が出来た喜びを感じ、収穫物を使用した調理加工までの実習に一生懸命取り組んでいました。
前回に続き、2年生の総合実習の授業実習風景です。
今回の「食品微生物」では、『手指細菌について』の実験を行いました。
実験に目的や培地調整方法の説明、手指細菌についての説明などを聞いてから、班ごとに実験を開始しました。
はじめに培地の調整・溶解・滅菌の工程を行い、滅菌シャーレに分注して《平面培地》を作成し、生徒自身の手指([洗浄無し]・[水のみで洗浄]・[石鹸+アルコール消毒])を培地に押し当てました。
〈実験の様子・クリーンベンチ内でも操作しました〉
その後は一定の温度で培養し、どのように変化しているか観察を行います。
今回の実験では、培地の調整方法や分注の仕方、器具やクリーンベンチの基本的操作などを学習しました。
前回に続き、2年生の総合実習の授業実習風景です。
今回の「総合実習・食品製造」では、『菓子パン製造(あんぱん・クリームパン)実習』を行いました。
包餡工程の際には、あんやクリームが出ないよう丁寧につつみ、あんぱんは黒ゴマをのせ、クリームパンはスケッパーで切り込みを入れ特徴的な形に成形していきました。
天板に並べ発酵させた後オーブンで焼き上げ、その後冷却、販売商品にするための包装を行いました。
〈製造の様子・美味しそうに焼き上がりました!〉
焼成中の甘い香りが製造室からしていて、「パンの製造をしているの?」などと他学科の生徒や職員から声をかけられている様子も見られました。
その後校内販売を行い、完売しました!ありがとうございました!!
「総合実習」とは、【食品化学】【食品製造】【食品微生物】の3分野に分かれ、それぞれの授業で学んだ基本的学習内容を実験実習を通して体験的に学ぶ科目です。
今回の「食品化学」の実験では、『pHの違いによる色素成分の変化確認』を行いました。
今回は《紫キャベツ》を試料とし、色素成分やアントシアニン色素とpHによる関係性などを確認しました。
〈授業実験の様子・真剣な表情で取り組んでいます!〉
同じ班の生徒同士で手順を確認しながら使用する薬品の取り扱い方、器具の使用方法なども実験を通して学習しました。
1年生の「農業と環境」で春夏野菜の管理実習と観察・スケッチを行いました。管理実習の内容は『除茎・追肥・土寄せ・除草(ジャガイモ)、間引き・追肥・除草(トウモロコシ)』です。
《除茎(じょけい)》とは、複数の茎から優良なもの(茎が太い、勢いよく生長しているなど)を残し、必要な茎数に調整する作業です。《間引き(まびき)》とは、複数発芽した株の中から良い株(成長が早い、茎が太いなど)を選び、それ以外の株は抜いてしまう、又は切ってしまう作業です。
どちらの作業も作物を栽培するうえでは、大切な管理となります。
どの様な手順で行うのか、注意するポイントはどのようなことなのかなどの説明を受けてから、生徒たちは一生懸命取り組んでいました。
〈除茎の前と後の違い〉 〈間引きの様子〉
〈除草もしっかり!〉 〈生徒たち、良く観察しています!〉
観察・スケッチ実習では、現在の生長具合や葉齢調査、葉の形状の違い、色味の違いなども良く観察していました。
順調に生長しているので、収穫時期が待ち遠しいですね!!
5月28日に宇都宮市保健所健康増進課の枝さんと村上さんを講師として、食品科学科2年生でキャリア形成支援事業を実施しました。今回は『栄養と健康』についての講話やヘルシーメニューの調理実習を行っていただきました。
講話では「栄養バランス・朝食の大切さ」や「不足しがちな栄養素とは?」「高校生の食生活ポイント」などを資料や飲料水の糖分量を表現したペットボトルなどを使用して、食事の重要性を分かりやすく説明していただきました。
〈講話の様子・生徒たち真剣に聞いています〉
調理実習では《野菜たっぷり!塩分控えめ!》をテーマにした献立で、減塩にしてもお酢の酸味やごま油の風味などで美味しく食べられたり、食材を大きめにカットすることによって食べ応えを得られ食べ過ぎ防止となったりと、日常生活内にも取り入れやすい工夫も教えていただきました。
〈調理実習の様子・美味しくいただきました!〉
その他にも各世代の栄養・健康面についての課題や宇都宮市が行っている食育の取り組み、栄養成分表示を見る大切さ、また、行政栄養士の業務内容など、今後の日常生活に必要な知識をお話していただき、生徒たちは真剣な表業で聞いていました。
授業だけでは得ることが出来ない知識を得ることが出来、とても有意義な時間となりました。
枝さん、村上さん、大変ありがとうございました。
今年度も「食品製造」の授業実習は、毎年恒例のジャム製造から開始しました!
「食品製造」とは食品の特性や加工の原理などについての知識を、授業実習を通して学ぶ科目です。
今回は『マーマレードジャム製造・イチゴジャム製造』の実習を2・3年生が実施しました。どちらのジャムもまずは《前処理》を行いました。
甘夏は果皮と果肉に分け、その後、ペクチン液の抽出などを行い、イチゴは丁寧にヘタ取り・洗浄を行い、どちらも製品内に異物混入が無いよう細心の注意を払いながら工程を進めていきました。
その後、ペクチン液や砂糖などを添加しながら煮詰め、ジャム瓶に充填を行いました。放冷後に異物混入の最終チェックやラベル貼りを行い、校内販売のための製品とする準備を進めました。
〈マーマレードジャム製造の様子〉
〈イチゴジャム製造・ラベル貼りの様子〉
〈美味しいジャムの完成!〉
今後も様々な製造実習を行いながら、食品の衛生管理や安全性の確保、原材料から販売製品に加工するまでの工程などを学んでいきます。
4月15日・22日に1年生が「農業と環境」の圃場で『ジャガイモの植付け』と『トウモロコシの播種(はしゅ)』の実習を行いました。※播種とは種をまくこと。
1年生は初めての圃場での実習ということで緊張した様子も見受けられましたが、クラスメイトと声をかけ合いながら手順を確認したり、先生に質問したりしながら植付け・播種の作業を行っていました。
覆土(ふくど:土をかぶせること)や鎮圧、かん水など初めて聞く言葉の説明も真剣な表情で聞きながら丁寧に作業を行い、生徒たちは皆、笑顔で圃場実習を終了しました。
〈ジャガイモ植付けの様子:種イモの観察もしっかり行っています〉
〈トウモロコシの播種の様子:かん水もしっかりと!〉
〈今年度の作付け品種〉
「農業と環境」の科目は、農業の基礎を授業や圃場実習を通して学習をしていきます。
植付け・播種をした作物が発芽をし、どのように生長していくのかを授業実習を通して自ら感じて・学んでいき、食品製造・食品加工で使用される原材料の生産過程などにも理解を深めていきます。
今後の圃場実習では、作物の観察のみではなく追肥や土寄せ、間引き、除草などの管理実習も行う予定です。
クラス全員で協力して実習に取り組んでいきましょう!!
食品科学科2年生において、宇都宮市保健所生活衛生課の小林さん、荒川さんに講師を依頼し、『食品安全ゼミナール講習会』を実施しました。
冊子やスライドを用いて「食品添加物」や「食物アレルギー」など、食に関する様々なことを説明していただき、生徒たちはクイズ形式で分かりやすく学んでいきました。
また、「食中毒」の事例を示しながら菌やウィルスの特徴、感染経路、予防策を詳しく説明していただきました。生徒たちは実習で食品製造を行うため、自分たちの身近な事柄だと改めて実感した様子でした。
〈講習会の様子・クイズも盛り上がりました!〉
事前に生徒から質問をしていた「健康食品」や「輸入食品」についても、どのような検査を実施しているのか、摂取する時の注意点などを説明していただき、より深く【食の安全】について学ぶことが出来ました。
食品製造実習に取り組む時や日常生活を営む上でも、大変重要なことを学べる講習会となりました。
小林さん、荒川さん、お忙しい中ありがとうございました。
食品科学科食品製造分会で、本校産規格外トマトと宇都宮市産小麦(さとのそら)を活用した「白楊トマトうどん」の開発、販売を通して進めていた「地域資源を活用した商品開発による持続可能な社会を目指して~地産地消・地域活性化アップサイクルプロジェクト」が令和6年度みどり戦略学生チャレンジ(関東ブロック大会)にて特別賞を受賞することができました。3月4日(火)さいたま新都心合同庁舎2号館(関東農政局)にて表彰式が行われ、代表2名が参加してきました。表彰式後に行われた交流会では、他県の高校生や大学生、関東農政局の職員の方々と「取り組みを通して感じた課題」や「持続可能な循環型社会へシフトしていくために必要なことは何か」など意見交換を通して交流や視野を広げることができました。この活動にご協力、ご支援いただきました地域、企業、JA、キッチンカーの方々に深く感謝申し上げます。
表彰式の様子 活動パネル 交流会の様子
食品科学科2年生において、栃木県保健福祉部生活衛生課の中平さん、桑野さんを講師としてお招きし、『HACCP』による衛生管理についての講話、また、食中毒菌汚染や異物混入などの危害要因を把握・分析などの演習も交えて学習しました。
グループワークの際には様々な視点から危害要因となる事柄の意見を出し合い、生徒たちのより理解を深めようとする姿勢が見られました。
〈講習・グループワークの様子〉
製造する製品の安全性を確保する衛生管理方法など、重要な事を学ぶことが出来、とても有意義な講習会となりました。
今回学んだ事を今後の食品製造・加工実習に活かしていきたいと思います。
中平さん、桑野さん、大変ありがとうございました。