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8月22日(木)~23(金)に千葉県成田市で開催された「第75回関東地区学校農業クラブ連盟大会令和6年度千葉大会」に
区分 Ⅰ類 「農業生産・農業経営」意見発表 で 食品科学科3年 土方さん
Ⅱ類 「国土保全・環境創造」意見発表 で 生物工学科1年 石原君
が出場し、7分間という限られた時間の中で、練習の成果を発揮し優秀賞を受賞することができました。
この経験を今後の学校生活に活かしていきたいです!
発表の様子 受賞記念
夏休みに入り、7月24日(水)、29日(月)の2日間にわたり食品科学科1年生41名が2班に分かれてロールパンの製造実習を行いました。
2学期からパン製造実習を行う上で、パンの全製造工程と原理を理解するために、小麦粉から手ごねでロールパンを製造しました。はじめての工程がたくさんありましたが、2人1組で協力しながら完成させることができました。パンを一からつくるのは時間はかかりますが、その分工程ごとの生地の違いやその原理を学ぶことができ、おいしさもひとしおです。2学期からの生産実習も頑張ります!
パン生地の分割/丸め 成 形
最終発酵後、オーブンへ 焼き立てロールパン
1年生の「農業と環境」で春夏野菜として作付けをした『ジャガイモ・トウモロコシの収穫実習・調理実習』を行いました。
ジャガイモ・トウモロコシともに4月中旬に植付け・播種をしてから80日~85日程経過し、無事に収穫の時期をむかえました!
それぞれ追肥や除茎・土寄せ・間引き・除房・除草などの様々な管理実習が実を結び、強風や病気にも負けず立派な作物に生長しました!!
ジャガイモ収穫では、各自の場所を剣先スコップで掘り起こすと次々にジャガイモが出てきて”何個あるの?”、”大きいジャガイモ!!”などの声があがり、トウモロコシ収穫では、自分の背丈ほどに生長した茎からわくわくした笑顔でもぎ取っていました。
〈ジャガイモ収穫の様子〉
〈トウモロコシ収穫の様子〉
生徒たちは、自分自身で作物の生長過程を観察したり、管理実習を定期的に行ったりして収穫が出来た喜びを感じながら、笑顔で収穫実習に取り組んでいました。
そして、自分たちで栽培した作物を使用して調理実習も行いました。
ジャガイモは《ポテトサラダ》、トウモロコシは《コーンスープ》に調理をしました。作物を丁寧に調理し、美味しくいただけるまでの過程を自ら経験して学習しました。
〈調理実習の様子〉
〈完成!美味しくいただきました!!〉
畑から食卓に上がるまでの大変さやありがたさ、食材を無駄にしないための工夫など様々なことを考える重要な実習となりました。
7月9日(火)に3年生で菓子製造講習会を行いました。
今回は、国際TBC調理・パティシエ専門学校パティシエ学科の菊池裕一先生に講師をお願いし、3名の学生の方にもご指導をいただきながら『シュー・ア・ラ・クレーム』の製造実習を行いました。
菊池先生のデモンストレーションを見学しながら作業工程やポイント、注意点を細かく教えていただきました。生徒たちはプロの技術を目の前で見られるという事で、真剣な表情で見入っていました。
〈デモンストレーションの様子〉
各班で作業を行う際には、学生の方からも工程の細かいアドバイスを優しく丁寧に教えていただきながら実習に取り組んでいました。
〈各班での実習の様子〉
〈クリームを詰めて完成!!〉
菊池先生からその他にも、菓子製造に使用する原材料にはそれぞれ意味や役割がある事や、クリームの扱い方、絞り袋などの使用道具の扱い方など様々なお話もしていただきました。
生徒たちにとって授業実習だけでは得られない多くの事を見て、感じて学ばせていただき、とても有意義な講習会となりました。
お忙しい中、菊池先生、学生のみなさん、貴重な体験をありがとうございました。
食品科学科食品製造分会で地域の種苗企業「株式会社トーホク」と連携し、耐病ぼうず知らずねぎを活用したオリジナルレシピを開発しました!
以下のリンクからレシピが見られます。これからも「食」を通して地域に根ざした活動を展開していきたいです!
https://tohokuseed.co.jp/recipe/negisalad.html
https://tohokuseed.co.jp/recipe/negisyumai.html
開発したシャキシャキサラダとネギシュウマイ
食品科学科食品製造分会うどん班5名が、本校OBで宇都宮市内で小麦を生産されている農家を訪問して、宇都宮市の小麦の生産についてお話を伺い、これからのうどん開発について意見交換を行いました。また、小麦の収穫の最盛期でしたが、この日は雨でしたので、収穫に使用するコンバインや収穫する小麦畑で説明いただきました。雨の日の小麦は、水分を含んで膨らんでいます。収穫した小麦をこれから製粉し、規格外トマトを練りこんだうどんの開発につなげていきます。OBの安納さん、ありがとうございました。
小麦「さとのそら」 収穫「コンバイン」 収穫前の小麦畑
栃木県米粉食品普及推進協議会試食会に食品製造分会7名が参加しました。本校生産酒米から製造された日本酒「白楊舞」からでる酒かすと協議会から提供された米粉を活用して開発中の「酒かすと米粉のマドレーヌ」を会員の方々に試食していただき、ご意見をいただきました。ここでいただいた米粉のプロや会員の方々のご意見をもとに、商品化に向けて頑張っていきます!また、とちぎテレビ「イブ6プラス」「とちテレNEWS9」でこの様子が取り上げられました。
試食会の様子 取材の様子 プロジェクトメンバー
食品科学科では、本校生産酒米五百万石より宇都宮酒造株式会社様より製造された日本酒「白楊舞」の副産物である「酒かす」を活用して、マドレーヌを開発中です。酒かすは、需要量が年々減少しており、そのほとんどが栄養価が高いにもかかわらず廃棄されている現状です。その酒かすと米粉を活用したマドレーヌの試作品を宇都宮酒造株式会社代表取締役菊地様をはじめ皆様にご試食、ご意見をいただきました。試食後は、製造方法・酒蔵見学を杜氏の玉山様より行っていただきました。酒造りは奥深く、造り手の思いなど実際に伺わなければ分からないこともたくさんありました。いただいたご意見をもとに商品化に向けて取り組んでいきたいです!
試作品試食 本校生産酒米「五百万石」 酒造りのプロ 杜氏
酒蔵見学 記念写真 鏡開き!
食品科学科1年生が、食品製造の授業で食品衛生管理等のオリエンテーション後、初めての実習「ソフトビスケットの製造」を実施しました。小麦粉や油脂の特性、膨張剤(炭酸水素ナトリウムの熱分解)など製造原理を理解しながら、実習を進めていきます。
混合 伸展/型ぬき 完成!
1年生は、農産物(穀類)の加工を中心に、座学で学んだ知識や技術を実習で実践し、学びを深めていきます。
1年生「食品化学」の授業で【タンパク質の定性実験】を行いました。
「食品化学」とは、食品の成分や栄養の基礎などを学ぶ科目です。
1年生は初めての食品化学実験室での授業・実験なので、緊張した様子の生徒も数人見受けられました。実験の目的や使用する薬品の取り扱い方法、注意事項などの説明を聞いてから実験を開始しました。
各班、実験内容や手順を生徒同士で良く確認し、協力しながら実験に取り組んでいました。
〈授業・実験の様子〉
結果が出た試験管を各班で観察しながら、含まれている成分について話し合ったり、色の変化を比較したりしていました。
〈結果を確認中!〉
これからも様々な実験を行う予定です。全員でしっかり取り組んでいきましょう!!
5月29日(水)に2年生においてキャリア形成支援事業を実施しました。
今回は宇都宮市保健所健康増進課の枝さん、村上さんに講師をお願いし、『栄養と健康』についての講話や野菜たっぷりな『ヘルシーメニュー』の調理実習を行いました。
講話では「食育とは」や「朝食の大切さ」・「年代にあわせた栄養バランス」など身近な事柄をテーマに資料や展示物などを使用して、分かりやすく説明していただきました。
〈講話の様子〉
調理実習では野菜たっぷりで栄養満点な献立を調理しました。
メニューは「餃子風あんかけご飯」「もやしのゆかり和え」「ミルク豚汁」「フルーツヨーグルト」でした。
ちょっとしたひと工夫で減塩でも美味しくなるポイントや、食べ過ぎ防止の工夫なども教えていただきながら調理を行いました。
〈調理実習の様子〉
〈完成!美味しくいただきます!〉
その他にも、宇都宮市が行っている取り組みや栄養成分表示を見る大切さ、間食しすぎない工夫、また、行政栄養士の業務内容についてなど授業だけでは得られない知識をお話していただき、とても有意義な時間となりました。
今回教えていただいた事を、今後の生活に活かしていきたいです。
枝先生、村上先生、ありがとうございました。
5月14日(火)にオリオンスクエアにて開催された地域活性化フェスティバルで、食品科学科とキッチンカーがコラボしたメニューの販売が行われました。生徒のアイディアとキッチンカーの方々のアドバイスや技術によっておいしいクレープとトルティーヤが完成しました!
イベントでは、平日にも関わらず多くの地域の方々にご来場いただき、交流することができました。コラボを実現してくださった合同会社Y.T.U様 MOGUMOGU様 O.N.Y様、 G’sKitchen様 ありがとうございました。
「食品製造」の授業は、毎年恒例の【ジャム製造実習】から開始しました!
「食品製造」とは食品の特性や製造・加工の原理などについての知識を、座学や実習を通して学んでいく科目です。
今回は『マーマレードジャム製造・イチゴジャム製造』の実習を2・3年生が行いました。
どちらのジャムもまずは前処理を行いました。
甘夏は果皮と果肉に分けたり、ペクチン液の抽出をしたりし、イチゴはヘタ取り・洗浄を行い、ジャム内に異物混入が無いよう細心の注意を払いながら工程を進めていきました。
〈前処理の様子〉
その後、ペクチン液や砂糖などを添加しながら煮詰めていき、殺菌済みのジャム瓶に充填し、殺菌・冷却を行いました。
放冷後に異物混入の最終チェックやラベル貼りを行い、校内販売のための製品とする準備を進めました。
〈煮詰め・充填・ラベル貼りをして完成!〉
今後も様々な製造実習を行いながら、食品の衛生管理や安全性の確保、原材料から販売製品に加工するまでの工程などを学んでいきます。
地域活性化を目的に、今年度から食品科学科食品製造分会が、本校OBで合同会社Y.T.U様とともに、キッチンカーでのコラボメニュー開発をはじめました。
本日、コラボメニューのアイディアや打ち合わせを行い、今後試食検討などを重ね、5月14日(火)にオリオンスクエアで行われるオリスクマーケットでのコラボメニュー販売を目指しています!
コラボキッチンカー 米粉と豆乳を使用したクレープ「MOGUMOGU」様
トルティーヤサンド専門店「O.N.Yオンニ」様
打ち合わせの様子
4月12日・19日に1年生が「農業と環境」の圃場で『ジャガイモの植付け・トウモロコシの播種(はしゅ)実習』を行いました。(はしゅ:種をまくこと)
「農業と環境」とは、農業の基礎を授業や圃場での実習を通して学習していく科目です。植付けや播種をした作物が発芽し、どのように生長していくのかを授業実習を通して学び、食品製造で使用される原材料の生産過程などにも理解を深めていきます。
今年度栽培する品種は、ジャガイモは《キタアカリ》、トウモロコシは《ゴールドラッシュ・ホワイトコーン》です。
植付けと播種の前に〈種イモ〉と〈種子〉の観察をし、生徒同士で特徴などを話し合いながらスケッチを行いました。
〈使用した種イモ・種子です〉 〈よく観察しています!〉
生徒たちは実習が始まる時は緊張の表情をしていましたが、作業工程を確認し合ったり、先生に質問したりしながら丁寧に植付けや播種、覆土(ふくど:土をかぶせること)、灌水などの作業を進めていくうちに笑顔の表情に変化していきました。そして、周囲と協力しながら無事に実習を終了しました。
〈植付け・播種の様子〉
今後の圃場での実習は追肥や土寄せ、間引き、除草などの管理実習を行う予定です。
立派な作物が収穫できるよう、全員で一生懸命取り組んでいきましょう!!
食品科学科3年食品製造分会では、今年度も引き続き、地域種苗会社 株式会社「トーホク」様と連携し、その特性を活かした野菜のレシピ開発を進めていきます。4月12日(金)に本校に来校していただき、開発にむけた打ち合わせを実施しました。今回、これから収穫する「耐病ぼうず知らずねぎ関白」を持ってきていただきました。家庭菜園で主に作る野菜を中心に、食品科学科で学んだことを基にレシピ開発を進めていきたいです
開発に向けて打合せ ネギ
3月15日(金)1~4時限目に1年生が、関連上級学校見学として『学校法人三友学園IFC大学校・IFC栄養専門学校』に伺いました。
全体でIFC大学校・IFC栄養専門学校の特徴や学習内容の説明を聞いてから、生徒は自分の進路希望に沿ったコースに分かれ、講話・実習を体験させていただきました。
〈全体説明の様子〉
①調理・発酵コースでは、学習内容の説明をしていただき、「海老のマヨネーズ和え・中華まん(2種)」作り体験を行いました。調理の際には、先生から細かいポイントを教えていただきました。
〈調理・発酵コースの様子〉
②製菓・製パンコースでは学習内容や進路先の講話をしていただき、その後「ダックワーズ」を作りました。使用する器具の説明を受けながら実習を行いました。
〈製菓・製パンコースの様子〉
③栄養コースでは、栄養士と管理栄養士の違いや業務内容の違いなどを説明していただき、保育園でおやつとして提供されている「ひよこピザまん」を作りました。また、給食調理施設も見学させていただきました。
〈栄養コースの様子〉
各コースとも講話・実習体験終了後に、栄養バランスが考えられた昼食をいただきました。
今回の見学では、専門的な学習・実習を体験することが出来たとともに、進路実現への意識が高まりました。見学で学んだことを今後の学校生活や進路選択に活かしていきたいです。
今回の見学に協力してくださった学校法人三友学園IFC大学校・IFC栄養専門学校の先生方、ありがとうございました。
14日(木)栃木県めん類業生活衛生同業組合による後継者育成支援事業の一環として、食品科学科2年食品製造分会17名が、そばうどん屋(プロ)の講師を招き、うどん打ちの説明から実演、製造体験、意見交換などを実施しました。
次年度課題研究で、農業経営科の生産するトマトの規格外品を活用したうどんの製造開発に取組むグループもあるので、1グループはトマトのフリーズドライを添加した生地でうどんの製造を行いました。次年度の研究活動に今回学んだことを活かしていきたいです。指導してくださった八木澤様、藤田様、塩澤様、大森様ありがとうございました。
うどん打ちの実演 トマト入り! 伸ばし
切り出し 茹でます 完成!いただきます!
食品科学科の2年生を対象に宇都宮市保健所生活衛生課食品衛生グループの方々を講師に招き、食品安全ゼミナールを実施しました。
食品添加物や農薬、食中毒や食物アレルギー、HACCPまで食品の安全について、クイズを交えて体験的に学習しました。今回学んだことを今後の学習に活かしていきたいです。
講 話 5人1組でのクイズ
2月28日(水)に食品科学科2年生で『HACCP講習会』を実施しました。
栃木県保健福祉部生活衛生課の大森さん、中平さんを講師としてお招きし、「HACCP」による衛生管理についての講話や、食中毒菌汚染などの危害要因を分析・把握する講習も交えて学習しました。
グループワークの際には、生徒同士で様々な視点から危険要因となる事柄を出し合い、どのように管理するか・排除するかなどを話し合い、より深く食中毒や衛生管理について理解を深めようとする姿勢が見られました。
その他にも、衛生管理計画の策定方法や効果的な手洗い方法など、食品の安全性を確保する衛生管理方法を多く学ぶ事が出来、とても有意義な講習会となりました。
大森さん、中平さんお忙しい中ありがとうございました。