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場所:静岡県浜松市 アクトシティ浜松
日時:令和7年8月20日(水)~21日(木)
食品科学科1年生の出井さんが、栃木県の代表として意見発表分野Ⅲ類に出場してきました。
<分野Ⅲ類:資源活用・地域振興 に関する発表>
1学期の間に取り組んだ様々な経験を活かし、県の代表としてふさわしい発表をすることができました。
関東ブロック連盟1都8県の代表が参加するなか、出井さんは「優秀賞」をいただくことができました。
今回の取り組みにあたり、地域の様々な方から多くのご協力いただいたおかげでこのような機会をいただくことができました。ありがとうございました。
今後とも生徒の活動にご理解・ご協力お願いいたします。
食品科学科では、今年度より旭中学校と連携して食育活動を行っています
取り組みの一つとして、旭中学校で配布されている「食育だより」の内容を食品科学科の生徒が考え、載せていただいています。
食品科学科で学んだことを活かし、今後も様々な形で情報発信をしていきたいと思います。
食品科学科・農業経営科の生徒が「道の駅サシバの里いちかい」のお弁当レシピを考案しました。
食品科学科の1年生・2年生 農業経営科の3年生が考案した副菜をお弁当に採用していただき、実際に道の駅での販売が行われました。
実際に販売されたお弁当(副菜3種類が白楊高校の生徒が考案したおかず)
お弁当は7月19日(土)20日(日)21日(月)、26日(土)27日(日)の期間限定で販売が行われました。
期間中は多くの方にご購入いただきありがとうございました。
今後も学習を活かして様々なことに挑戦していきたいと思います。
食品科学科生徒がイベントに参加しました。
イベント名:第24回JAグループ栃木 パワフルアグリフェア
日 時:令和7年7月26日(土)
場 所:みずほの自然の森公園
参加の生徒:菓子パン製造(食品科学部生徒) 会場販売(食品科学部1年生3名 2年生3名)
菓子パン製造の様子
販売の様子
当日は暑い中、多くの方に購入いただきありがとうございました。イベント中も多くの方々が生徒たちに温かい声をかけてくださりました。ありがとうございます。今後の励みにしていきたいと思います。
「農業と環境」の1学期最後の実習として、春夏野菜として作付けした『ジャガイモ・トウモロコシの収穫実習』を行いました。
4月中旬に植付け・播種をしてから、追肥や除茎・土寄せ・間引き・除草などの管理実習が実を結び、強風や病気にも負けず立派に生長し、無事に収穫時期をむかえました!!
ジャガイモ収穫では、各自の場所を剣先スコップで掘り起こすと次々とジャガイモが出てくることの驚きに声が上がり、トウモロコシ収穫では、自分の身長ほどに生長した茎からもぎ取り収穫を行いました。
〈収穫実習の様子。たくさん収穫出来ました!〉
また、収穫したジャガイモを使用して『ポテトサラダ調理実習』も行いました。
〈調理実習の様子。美味しく出来ました!〉
生徒たちは、自分自身で作物の生長過程を観察したり、日々の管理実習を行ったりした作物の収穫が出来た喜びを感じ、収穫物を使用した調理加工までの実習に一生懸命取り組んでいました。
前回に続き、2年生の総合実習の授業実習風景です。
今回の「食品微生物」では、『手指細菌について』の実験を行いました。
実験に目的や培地調整方法の説明、手指細菌についての説明などを聞いてから、班ごとに実験を開始しました。
はじめに培地の調整・溶解・滅菌の工程を行い、滅菌シャーレに分注して《平面培地》を作成し、生徒自身の手指([洗浄無し]・[水のみで洗浄]・[石鹸+アルコール消毒])を培地に押し当てました。
〈実験の様子・クリーンベンチ内でも操作しました〉
その後は一定の温度で培養し、どのように変化しているか観察を行います。
今回の実験では、培地の調整方法や分注の仕方、器具やクリーンベンチの基本的操作などを学習しました。
前回に続き、2年生の総合実習の授業実習風景です。
今回の「総合実習・食品製造」では、『菓子パン製造(あんぱん・クリームパン)実習』を行いました。
包餡工程の際には、あんやクリームが出ないよう丁寧につつみ、あんぱんは黒ゴマをのせ、クリームパンはスケッパーで切り込みを入れ特徴的な形に成形していきました。
天板に並べ発酵させた後オーブンで焼き上げ、その後冷却、販売商品にするための包装を行いました。
〈製造の様子・美味しそうに焼き上がりました!〉
焼成中の甘い香りが製造室からしていて、「パンの製造をしているの?」などと他学科の生徒や職員から声をかけられている様子も見られました。
その後校内販売を行い、完売しました!ありがとうございました!!
「総合実習」とは、【食品化学】【食品製造】【食品微生物】の3分野に分かれ、それぞれの授業で学んだ基本的学習内容を実験実習を通して体験的に学ぶ科目です。
今回の「食品化学」の実験では、『pHの違いによる色素成分の変化確認』を行いました。
今回は《紫キャベツ》を試料とし、色素成分やアントシアニン色素とpHによる関係性などを確認しました。
〈授業実験の様子・真剣な表情で取り組んでいます!〉
同じ班の生徒同士で手順を確認しながら使用する薬品の取り扱い方、器具の使用方法なども実験を通して学習しました。
1年生の「農業と環境」で春夏野菜の管理実習と観察・スケッチを行いました。管理実習の内容は『除茎・追肥・土寄せ・除草(ジャガイモ)、間引き・追肥・除草(トウモロコシ)』です。
《除茎(じょけい)》とは、複数の茎から優良なもの(茎が太い、勢いよく生長しているなど)を残し、必要な茎数に調整する作業です。《間引き(まびき)》とは、複数発芽した株の中から良い株(成長が早い、茎が太いなど)を選び、それ以外の株は抜いてしまう、又は切ってしまう作業です。
どちらの作業も作物を栽培するうえでは、大切な管理となります。
どの様な手順で行うのか、注意するポイントはどのようなことなのかなどの説明を受けてから、生徒たちは一生懸命取り組んでいました。
〈除茎の前と後の違い〉 〈間引きの様子〉
〈除草もしっかり!〉 〈生徒たち、良く観察しています!〉
観察・スケッチ実習では、現在の生長具合や葉齢調査、葉の形状の違い、色味の違いなども良く観察していました。
順調に生長しているので、収穫時期が待ち遠しいですね!!
5月28日に宇都宮市保健所健康増進課の枝さんと村上さんを講師として、食品科学科2年生でキャリア形成支援事業を実施しました。今回は『栄養と健康』についての講話やヘルシーメニューの調理実習を行っていただきました。
講話では「栄養バランス・朝食の大切さ」や「不足しがちな栄養素とは?」「高校生の食生活ポイント」などを資料や飲料水の糖分量を表現したペットボトルなどを使用して、食事の重要性を分かりやすく説明していただきました。
〈講話の様子・生徒たち真剣に聞いています〉
調理実習では《野菜たっぷり!塩分控えめ!》をテーマにした献立で、減塩にしてもお酢の酸味やごま油の風味などで美味しく食べられたり、食材を大きめにカットすることによって食べ応えを得られ食べ過ぎ防止となったりと、日常生活内にも取り入れやすい工夫も教えていただきました。
〈調理実習の様子・美味しくいただきました!〉
その他にも各世代の栄養・健康面についての課題や宇都宮市が行っている食育の取り組み、栄養成分表示を見る大切さ、また、行政栄養士の業務内容など、今後の日常生活に必要な知識をお話していただき、生徒たちは真剣な表業で聞いていました。
授業だけでは得ることが出来ない知識を得ることが出来、とても有意義な時間となりました。
枝さん、村上さん、大変ありがとうございました。
今年度も「食品製造」の授業実習は、毎年恒例のジャム製造から開始しました!
「食品製造」とは食品の特性や加工の原理などについての知識を、授業実習を通して学ぶ科目です。
今回は『マーマレードジャム製造・イチゴジャム製造』の実習を2・3年生が実施しました。どちらのジャムもまずは《前処理》を行いました。
甘夏は果皮と果肉に分け、その後、ペクチン液の抽出などを行い、イチゴは丁寧にヘタ取り・洗浄を行い、どちらも製品内に異物混入が無いよう細心の注意を払いながら工程を進めていきました。
その後、ペクチン液や砂糖などを添加しながら煮詰め、ジャム瓶に充填を行いました。放冷後に異物混入の最終チェックやラベル貼りを行い、校内販売のための製品とする準備を進めました。
〈マーマレードジャム製造の様子〉
〈イチゴジャム製造・ラベル貼りの様子〉
〈美味しいジャムの完成!〉
今後も様々な製造実習を行いながら、食品の衛生管理や安全性の確保、原材料から販売製品に加工するまでの工程などを学んでいきます。
4月15日・22日に1年生が「農業と環境」の圃場で『ジャガイモの植付け』と『トウモロコシの播種(はしゅ)』の実習を行いました。※播種とは種をまくこと。
1年生は初めての圃場での実習ということで緊張した様子も見受けられましたが、クラスメイトと声をかけ合いながら手順を確認したり、先生に質問したりしながら植付け・播種の作業を行っていました。
覆土(ふくど:土をかぶせること)や鎮圧、かん水など初めて聞く言葉の説明も真剣な表情で聞きながら丁寧に作業を行い、生徒たちは皆、笑顔で圃場実習を終了しました。
〈ジャガイモ植付けの様子:種イモの観察もしっかり行っています〉
〈トウモロコシの播種の様子:かん水もしっかりと!〉
〈今年度の作付け品種〉
「農業と環境」の科目は、農業の基礎を授業や圃場実習を通して学習をしていきます。
植付け・播種をした作物が発芽をし、どのように生長していくのかを授業実習を通して自ら感じて・学んでいき、食品製造・食品加工で使用される原材料の生産過程などにも理解を深めていきます。
今後の圃場実習では、作物の観察のみではなく追肥や土寄せ、間引き、除草などの管理実習も行う予定です。
クラス全員で協力して実習に取り組んでいきましょう!!
食品科学科2年生において、宇都宮市保健所生活衛生課の小林さん、荒川さんに講師を依頼し、『食品安全ゼミナール講習会』を実施しました。
冊子やスライドを用いて「食品添加物」や「食物アレルギー」など、食に関する様々なことを説明していただき、生徒たちはクイズ形式で分かりやすく学んでいきました。
また、「食中毒」の事例を示しながら菌やウィルスの特徴、感染経路、予防策を詳しく説明していただきました。生徒たちは実習で食品製造を行うため、自分たちの身近な事柄だと改めて実感した様子でした。
〈講習会の様子・クイズも盛り上がりました!〉
事前に生徒から質問をしていた「健康食品」や「輸入食品」についても、どのような検査を実施しているのか、摂取する時の注意点などを説明していただき、より深く【食の安全】について学ぶことが出来ました。
食品製造実習に取り組む時や日常生活を営む上でも、大変重要なことを学べる講習会となりました。
小林さん、荒川さん、お忙しい中ありがとうございました。
食品科学科食品製造分会で、本校産規格外トマトと宇都宮市産小麦(さとのそら)を活用した「白楊トマトうどん」の開発、販売を通して進めていた「地域資源を活用した商品開発による持続可能な社会を目指して~地産地消・地域活性化アップサイクルプロジェクト」が令和6年度みどり戦略学生チャレンジ(関東ブロック大会)にて特別賞を受賞することができました。3月4日(火)さいたま新都心合同庁舎2号館(関東農政局)にて表彰式が行われ、代表2名が参加してきました。表彰式後に行われた交流会では、他県の高校生や大学生、関東農政局の職員の方々と「取り組みを通して感じた課題」や「持続可能な循環型社会へシフトしていくために必要なことは何か」など意見交換を通して交流や視野を広げることができました。この活動にご協力、ご支援いただきました地域、企業、JA、キッチンカーの方々に深く感謝申し上げます。
表彰式の様子 活動パネル 交流会の様子
食品科学科2年生において、栃木県保健福祉部生活衛生課の中平さん、桑野さんを講師としてお招きし、『HACCP』による衛生管理についての講話、また、食中毒菌汚染や異物混入などの危害要因を把握・分析などの演習も交えて学習しました。
グループワークの際には様々な視点から危害要因となる事柄の意見を出し合い、生徒たちのより理解を深めようとする姿勢が見られました。
〈講習・グループワークの様子〉
製造する製品の安全性を確保する衛生管理方法など、重要な事を学ぶことが出来、とても有意義な講習会となりました。
今回学んだ事を今後の食品製造・加工実習に活かしていきたいと思います。
中平さん、桑野さん、大変ありがとうございました。
食品科学科食品製造分会で地域の種苗企業「株式会社トーホク」と連携し、新たなレシピを完成させました。
今回は、ごぼうを使ったレシピとして宇都宮名物「餃子」の具をゴボウと合わせた挟み焼を開発しました。
以下のリンクからレシピが見られます。
https://tohokuseed.co.jp/recipe/oouragyozahasamiyaki.html
以上で今年度のレシピ開発はすべて終了しました。
合計9つのレシピを株式会社トーホクHPに掲載していただいております。是非ご覧ください。
これからも「食」を通して地域に根ざした活動を展開していきます!
毎年1月中旬~2月上旬にかけて行っている恒例の『みそ仕込み実習』を、食品科学科1・2年生で実施しました。
洗米・蒸米した米に種麹を付け”床もみ”や”切り返し”をして麹を製造、さらに発酵による発熱を抑制するために塩と混ぜ合わせ「塩きり麹」とし、「蒸煮大豆」と合わせて握りこぶし大のみそ玉にしてから容器内に空気が入らないようすき間なく丁寧に詰めていきました。
みその原料として使用している大豆の品種は《里のほほえみ》、米は農業経営科が高根沢農場で栽培・収穫したもので品種は《とちぎの星》です。
〈実習風景・真剣に取り組んでいます!〉
麹作り実習では、麹菌の菌糸が米粒の表面から中に入っている状態を良く観察し、仕込み実習では、雑菌・異物が混入しないよう注意を払い、衛生面の重要性も学びながら工程を進めていきました。
その後、上部に塩でふたをし重石などをのせ、仕込みが終了しました!
〈みそ仕込み完了!〉
今回仕込んだみそは麹菌の酵素や酵母、乳酸菌の働きによって、発酵・熟成され美味しいみそになっていきます。仕込んだ際のみその色や香りが発酵中どのように変化していくのか、製品となるときはどのように変化しているかなどを良く観察してみてほしいです。
食品科学科食品製造分会で地域の種苗企業「株式会社トーホク」と連携し、今回はトウモロコシとエダマメ、そうめん南瓜を活用したオリジナルレシピを開発しました!
トウモロコシやエダマメの特徴を活かしたアイデアメニュー、そうめん南瓜という珍しい品種に悩みながらも3種類オリジナルのレシピを開発することができました。
以下のリンクからレシピが見られます。これからも「食」を通して地域に根ざした活動を展開していきます!
https://tohokuseed.co.jp/recipe/bantamscone.html
https://tohokuseed.co.jp/recipe/yamitukizun.html
https://tohokuseed.co.jp/recipe/soumentyuukasoup.html
食品科学部は、食品科学科の生徒が食品に関する技術や知識向上を目的に活動している学科部です。今年初めの活動としてフォカッチャ製造(ハーブソルト味とハニー味)をおこないました。
今回の活動では、授業では通常扱わない①生イースト、②準強力粉(フランス粉)を使用し、その違いを学ぶとともに、縦型ミキサーを使用し生地から一貫して製造しました。
まずは、原材料を縦型ミキサーで混合し生地をつくり、ホイロで一次発酵します。
生イースト 縦型ミキサー 生地をまとめ一次発酵
一次発酵が終了したら、生地を分割・丸め、ベンチタイムを取り、円形に伸ばしホイロで最終発酵し、フォカッチャの代名詞である穴を指であけます。(ハーブソルト味の方にはオリーブオイルをぬり、ハーブソルトをかけます)
生地を分割・丸め 円盤状に成形 穴あけ
オーブンで焼成後、(ハニー味はハチミツをかけます)完成となります。
楽しくおいしく学ぶことができました。来週はバレンタイン企画としてチョコレートを活用した活動を展開予定です!
1月14日(火)に食品科学科3年生の課題研究発表会が行われました。
「課題研究」とは、班または個人でテーマを決定し研究活動を行う科目です。
実験や試作を繰り返し行ったり、地域の方や他学科と連携を取ったりとそれぞれ班で活動を行ってきました。また、授業時間だけでは無く、放課後や夏休みなどの長期休業中も利用し、最後まで協力し一生懸命取り組んできました。
各班で取り組んだ研究内容や実験実習方法、結果のデータなどを先生方の指導を受けながらプレゼン資料を作成し、クラス全員の前で成果を発表しました。
生徒たちは緊張しながらも堂々と発表していました!3年生のみなさん、お疲れさまでした!!
〈各班、頑張って発表を行いました!!〉
【令和6年度の研究テーマ】
『食品製造分会』
〇株式会社トーホクとの協働 オリジナルレシピ開発
〇日本酒「白楊舞」の副産物「酒かす」を活用した商品開発
~文化継承で地域とつながるアップサイクルプロジェクト~
〇地域連携/学科間連携 地産地消/地域活性化 アップサイクルプロジェクト
~規格外トマトを活用した地産地消うどんの開発~
『食品化学分会』
〇魚ダイエット~鯛のタンパク質~
〇切り干し大根クッキーで鉄分を取ろう!
〇ゴボウコーヒー
〇手作りチーズのカルシウム量
『食品微生物分会』
〇天然酵母を使用したパン作り
〇理想の納豆を作ろう
〇酵母を活かした花とフルーツの化粧水