ブログ

食品科学科の日誌

食品科学科・食品安全ゼミナール講習会実施!

 食品科学科2年生において、宇都宮市保健所生活衛生課の小林さん、荒川さんに講師を依頼し、『食品安全ゼミナール講習会』を実施しました。

 冊子やスライドを用いて「食品添加物」や「食物アレルギー」など、食に関する様々なことを説明していただき、生徒たちはクイズ形式で分かりやすく学んでいきました。

 また、「食中毒」の事例を示しながら菌やウィルスの特徴、感染経路、予防策を詳しく説明していただきました。生徒たちは実習で食品製造を行うため、自分たちの身近な事柄だと改めて実感した様子でした。

    

    

        〈講習会の様子・クイズも盛り上がりました!〉

 事前に生徒から質問をしていた「健康食品」や「輸入食品」についても、どのような検査を実施しているのか、摂取する時の注意点などを説明していただき、より深く【食の安全】について学ぶことが出来ました。

 食品製造実習に取り組む時や日常生活を営む上でも、大変重要なことを学べる講習会となりました。

 小林さん、荒川さん、お忙しい中ありがとうございました。

食品科学科・令和6年度みどり戦略学生チャレンジ(関東ブロック大会)授賞式参加!

 食品科学科食品製造分会で、本校産規格外トマトと宇都宮市産小麦(さとのそら)を活用した「白楊トマトうどん」の開発、販売を通して進めていた「地域資源を活用した商品開発による持続可能な社会を目指して~地産地消・地域活性化アップサイクルプロジェクト」が令和6年度みどり戦略学生チャレンジ(関東ブロック大会)にて特別賞を受賞することができました。3月4日(火)さいたま新都心合同庁舎2号館(関東農政局)にて表彰式が行われ、代表2名が参加してきました。表彰式後に行われた交流会では、他県の高校生や大学生、関東農政局の職員の方々と「取り組みを通して感じた課題」や「持続可能な循環型社会へシフトしていくために必要なことは何か」など意見交換を通して交流や視野を広げることができました。この活動にご協力、ご支援いただきました地域、企業、JA、キッチンカーの方々に深く感謝申し上げます。

   

        表彰式の様子             活動パネル        交流会の様子

食品科学科・HACCP講習会実施しました!

 食品科学科2年生において、栃木県保健福祉部生活衛生課の中平さん、桑野さんを講師としてお招きし、『HACCP』による衛生管理についての講話、また、食中毒菌汚染や異物混入などの危害要因を把握・分析などの演習も交えて学習しました。

 グループワークの際には様々な視点から危害要因となる事柄の意見を出し合い、生徒たちのより理解を深めようとする姿勢が見られました。

     

                  〈講習・グループワークの様子〉

 製造する製品の安全性を確保する衛生管理方法など、重要な事を学ぶことが出来、とても有意義な講習会となりました。

 今回学んだ事を今後の食品製造・加工実習に活かしていきたいと思います。

 中平さん、桑野さん、大変ありがとうございました。

食品科学科・地域の種苗会社との連携!レシピ完成!part4!

食品科学科食品製造分会で地域の種苗企業「株式会社トーホク」と連携し、新たなレシピを完成させました。

今回は、ごぼうを使ったレシピとして宇都宮名物「餃子」の具をゴボウと合わせた挟み焼を開発しました。

 

以下のリンクからレシピが見られます。

https://tohokuseed.co.jp/recipe/oouragyozahasamiyaki.html

 

以上で今年度のレシピ開発はすべて終了しました。

合計9つのレシピを株式会社トーホクHPに掲載していただいております。是非ご覧ください。

これからも「食」を通して地域に根ざした活動を展開していきます!

食品科学科・食品製造【みそ仕込み実習】

 毎年1月中旬~2月上旬にかけて行っている恒例の『みそ仕込み実習』を、食品科学科1・2年生で実施しました。

 洗米・蒸米した米に種麹を付け”床もみ”や”切り返し”をして麹を製造、さらに発酵による発熱を抑制するために塩と混ぜ合わせ「塩きり麹」とし、「蒸煮大豆」と合わせて握りこぶし大のみそ玉にしてから容器内に空気が入らないようすき間なく丁寧に詰めていきました。

 みその原料として使用している大豆の品種は《里のほほえみ》、米は農業経営科が高根沢農場で栽培・収穫したもので品種は《とちぎの星》です。

        

        

                〈実習風景・真剣に取り組んでいます!〉 

 麹作り実習では、麹菌の菌糸が米粒の表面から中に入っている状態を良く観察し、仕込み実習では、雑菌・異物が混入しないよう注意を払い、衛生面の重要性も学びながら工程を進めていきました。

 その後、上部に塩でふたをし重石などをのせ、仕込みが終了しました!

      

                〈みそ仕込み完了!〉

 今回仕込んだみそは麹菌の酵素や酵母、乳酸菌の働きによって、発酵・熟成され美味しいみそになっていきます。仕込んだ際のみその色や香りが発酵中どのように変化していくのか、製品となるときはどのように変化しているかなどを良く観察してみてほしいです。

 

食品科学科・地域の種苗会社との連携!レシピ完成!part3!

食品科学科食品製造分会で地域の種苗企業「株式会社トーホク」と連携し、今回はトウモロコシとエダマメ、そうめん南瓜を活用したオリジナルレシピを開発しました!

トウモロコシやエダマメの特徴を活かしたアイデアメニュー、そうめん南瓜という珍しい品種に悩みながらも3種類オリジナルのレシピを開発することができました。

以下のリンクからレシピが見られます。これからも「食」を通して地域に根ざした活動を展開していきます!

https://tohokuseed.co.jp/recipe/bantamscone.html

contents_14_672c408c81ecb.jpeg

https://tohokuseed.co.jp/recipe/yamitukizun.html

contents_11_672c4912a81cd.jpeg

https://tohokuseed.co.jp/recipe/soumentyuukasoup.html

contents_9_672c45d809d60.jpeg

 

 

 

 

 

 

食品科学部 年初めの活動は「フォカッチャ」製造です!

 食品科学部は、食品科学科の生徒が食品に関する技術や知識向上を目的に活動している学科部です。今年初めの活動としてフォカッチャ製造(ハーブソルト味とハニー味)をおこないました。

 今回の活動では、授業では通常扱わない①生イースト、②準強力粉(フランス粉)を使用し、その違いを学ぶとともに、縦型ミキサーを使用し生地から一貫して製造しました。

 まずは、原材料を縦型ミキサーで混合し生地をつくり、ホイロで一次発酵します。

  

   生イースト       縦型ミキサー      生地をまとめ一次発酵

一次発酵が終了したら、生地を分割・丸め、ベンチタイムを取り、円形に伸ばしホイロで最終発酵し、フォカッチャの代名詞である穴を指であけます。(ハーブソルト味の方にはオリーブオイルをぬり、ハーブソルトをかけます)

  

  生地を分割・丸め     円盤状に成形        穴あけ

オーブンで焼成後、(ハニー味はハチミツをかけます)完成となります。

 

楽しくおいしく学ぶことができました。来週はバレンタイン企画としてチョコレートを活用した活動を展開予定です!

食品科学科・課題研究発表会実施しました!

 1月14日(火)に食品科学科3年生の課題研究発表会が行われました。

 「課題研究」とは、班または個人でテーマを決定し研究活動を行う科目です。

 実験や試作を繰り返し行ったり、地域の方や他学科と連携を取ったりとそれぞれ班で活動を行ってきました。また、授業時間だけでは無く、放課後や夏休みなどの長期休業中も利用し、最後まで協力し一生懸命取り組んできました。

 各班で取り組んだ研究内容や実験実習方法、結果のデータなどを先生方の指導を受けながらプレゼン資料を作成し、クラス全員の前で成果を発表しました。

 生徒たちは緊張しながらも堂々と発表していました!3年生のみなさん、お疲れさまでした!!

      

     

    

               〈各班、頑張って発表を行いました!!〉 

 

【令和6年度の研究テーマ】

 『食品製造分会』

  〇株式会社トーホクとの協働 オリジナルレシピ開発

  〇日本酒「白楊舞」の副産物「酒かす」を活用した商品開発

   ~文化継承で地域とつながるアップサイクルプロジェクト~

  〇地域連携/学科間連携 地産地消/地域活性化 アップサイクルプロジェクト

   ~規格外トマトを活用した地産地消うどんの開発~

  『食品化学分会』

  〇魚ダイエット~鯛のタンパク質~

  〇切り干し大根クッキーで鉄分を取ろう!

  〇ゴボウコーヒー

  〇手作りチーズのカルシウム量

  『食品微生物分会』

  〇天然酵母を使用したパン作り

  〇理想の納豆を作ろう

  〇酵母を活かした花とフルーツの化粧水    

 

食品科学科・【デコレーションケーキ実習】実施!

 食品科学科1・2・3年生の『デコレーションケーキ実習』を行いました。

 使用したスポンジケーキは「食品製造実習」で製造した物です。

 1年生は基本的なデコレーション、2・3年生は各自で事前にデザインを考えたデコレーションを行いました。

 1年生は均等にスポンジをカットしたり、パレットナイフでクリームを塗っていく《ナッぺ》がはじめてだったりと悪戦苦闘していましたが、回転台を上手に使いながら一生懸命に取り組み、きれいなケーキに仕上げました。

    

                   〈1年生の実習風景〉

 2・3年生は回転台をうまく使いながらナッぺも上手に行い、各自で持参した好きな果物や事前に作成した焼き菓子などを飾り付け、思い思いのデコレーションに仕上げていきました。

    

    

                   〈2・3年生の実習風景〉

    

    

             〈いろんなデザインのデコレーションケーキ!〉

 シンプルなものから可愛らしいもの、フルーツたっぷりなものまで生徒たちは趣向を凝らし、色とりどりなケーキに仕上げていました♬ 

 全員、とても素敵なデコレーションケーキになり、笑顔で実習を終了していました!

 

食品科学科・1年農業と環境【秋冬野菜収穫実習・加工実習】

 1年生の農業と環境で『秋冬野菜収穫実習・加工実習』を実施しました。

 圃場で9月中旬に播種・定植をし、その後間引きや追肥・土寄せ・中耕・除草作業などの管理実習を定期的に行い、無事に収穫時期をむかえました!

 ダイコンはしっかりと太く生長し、ハクサイも大きく立派に締まりよく結球しました!!

    

 〈ダイコン収穫の様子:太く立派に生長しました  左:耐病干し理想 右:三太郎〉

    

       〈ハクサイ収穫の様子:しっかりと結球しています〉

 

 収穫した作物を利用し『キムチ加工実習』も実施しました。

 はじめに下漬けとして、4つ割りの白菜に塩を塗り込んでから樽に隙間なく詰め、数日間重石を乗せて塩漬けにしました。

 キムチの味付けに必要な《ヤンニョム》は、生徒が協力して野菜類を千切りにし調味料と混ぜ合わせた後、水気をよく絞った下漬け後の白菜の葉の間に塗っていきました。全ての葉の間に均等に塗り付け、大きな葉で全体を包みこんだらキムチの完成です。

     

                〈下漬けの様子〉

      

              〈ヤンニョム作りの様子〉

     

          〈ヤンニョムを塗り込みキムチ完成!〉

 生徒たちは自宅へ持ち帰り、試食をするのが楽しみの様子でした。

 「農業と環境」の授業を通して、食品製造や加工に使用する原材料の生産過程や作物栽培の大変さ、生産者への感謝の気持ちを持つ大切さなど様々なことを考え、感じ取ることが出来たと思います。

食品科学科・2年総合実習【こんにゃく製造実習】

 2年の総合実習で『こんにゃくの製造実習』を行いました。

 各班で製造工程を確認し、実習を開始しました。

 こんにゃく粉を溶かし、かく拌・練り込みなどの工程を進めていき、味付けとして黒ゴマや青のりを添加しました。

 混ぜ込んでいる時の感触の変化や色の変化などを良く観察し、成型をして板こんにゃくが完成しました。

      

     

                  〈こんにゃく製造頑張りました!〉

 生徒たちはクラスメイトと協力してこんにゃくの製造実習に取り組むことが出来ました。

 また、数種類を各自で持ち帰り「手作りこんにゃく」を自宅で味わうのを楽しみにしていました。

食品科学科・「うどん講習会」を実施しました!

 12月5日(木)食品科学科2年生が、キャリア形成支援事業として栃木県めん類業生活衛生同業組合の方々を講師に招き、「うどんの製造講習会」を実施しました。地域のそば・うどん屋のプロの方々から、直接うどんの打ち方を教えていただきました。打ったうどんは、二重窯で茹でて作っていただいた取り汁でいただきました。その後の意見交換及び試食会も実施することができ、有意義な時間となりました。また、昨年度技術協力していただき開発した「白楊トマトうどん」もあわせて試食していただき、ご意見もいただきました。栃木県めん類業生活衛生同業組合の講師の先生方、栃木県生活衛生営業指導センターの八木沢様、ご指導ありがとうございました。

   

  うどん打ち実演        こねる         切る

  

 これから茹でます       試 食       白楊トマトうどん試食

農業経営科・食品科学科・今年も宇都宮酒造株式会社にて「白楊舞」仕込みました!

 今年も日本酒「白楊舞」の仕込みが宇都宮酒造株式会社にて行われ、農業経営科作物分会10名と食品科学科食品製造分会2名が、発酵が均一に進むように櫂を使ってもろみを攪拌する「櫂入れ」を行いました。今年度より農業経営科が丹精込めて生産した「とちぎの星」を原料に仕込みました。また、発酵後もろみを絞り酒を取り出した後に残った「酒かす」を食品科学科でマドレーヌなどに活用して販売に繋げていきます。

     

     蒸米           記念写真        白楊舞  

 

食品科学科・2024のざわ特別支援学校との交流を実施しました!

 11月26日(水)5~6時間目に食品科学科食品製造分会17名が、学習の成果発表や意見交換などを中心とした「のざわ特別支援学校」との交流会を実施しました。

 本校からは、地域連携を軸とした学科の特性を活かした発表として

①本校生産米で醸した日本酒の酒かすと米粉を活用したマドレーヌの開発 

②宇都宮市産小麦と本校トマトの規格外品を活用したうどんの開発

③地域種苗企業との連携による野菜レシピの開発                                   

の3つの発表を行いました。のざわ特別支援学校からも「自己の経験から得た視点から、自分の描く未来にとって必要な社会や地域への提案」としてLRTや映画、調理などについての提案の発表していただきました。

    

①酒かすと米粉のマドレーヌ  ②白楊トマトうどん     ③野菜レシピ開発 

Teamsを活用してのオンライン交流の中で、各校クイズなどを踏まえて双方向的に交流することができ、意見交換も積極的に行い、理解を深めることができました。

のざわ特別支援学校のみなさん、ありがとうございました。

    

 クイズにチャレンジ      意見交換会        食品製造分会

食品科学科・地域の種苗会社との連携!レシピ完成!part2!

食品科学科食品製造分会で地域の種苗企業「株式会社トーホク」と連携し、コールラビとビーツを活用したオリジナルレシピを開発しました!

以下のリンクからレシピが見られます。これからも「食」を通して地域に根ざした活動を展開していきます!

https://tohokuseed.co.jp/recipe/kohlrabipotage.html

 

https://tohokuseed.co.jp/recipe/beetstatutaage.html

 

https://tohokuseed.co.jp/recipe/beetscupcake.html

食品科学科・3年食品製造【ソーセージの製造】

 食品科学科3年食品製造でソーセージの製造を行いました。ソーセージとは、豚などのひき肉に脂肪を加え、調味料や香辛料で味付けした後、ケーシングに詰めて燻煙し、湯煮したものです。ソーセージは、ケーシングの種類によって、羊腸では「ウィンナーソーセージ」、豚腸では「フランクフルトソーセージ」、牛腸では「ボロニアソーセージ」と呼ばれます。まず、豚ひき肉と調味料等を混ぜ合わせ、粘り気が出て白色になりエマルジョン化したら、絞り袋に入れ羊腸(ケーシング)をかぶせた口金から、絞り出します。

     

    練り合わせ         充填         充填したソーセージ

充填したソーセージを2つ折りにし、中央部をねじったものを約5cm前後に編みます。それを70~90℃で20分間湯煮、フライパンで焼いて試食しました。無添加で手作りのソーセージはおいしさもひとしおでした。座学で学んだ製造原理を活かし、クラスメイトと協力してソーセージの製造実習に取り組むことができました。

     

    編み込み        フライパンで焼く       試食!

食品科学科・今泉小学校にて「おやつ作り教室」開催!

 10月1日(火)に宇都宮市立今泉小学校地域連絡協議会主催「おやつ作り教室」で食品製造分会17名が講師として日頃の学習の成果を発揮してきました。参加した児童18名とともに作ったおやつは、「白楊産規格外トマトと米粉の蒸しパン」です。児童とともに蒸しパンを作った後は、クイズタイム!!!クイズを通して今回使用した食材のトマトの規格外品や米粉を活用する意義など体験的に説明し、食育活動も展開することができました。

     

ニックネームによる自己紹介   わくわくおやつ作り   試食の後は食育クイズ!

食品科学科・宇都宮大学コラボレーションフェア出展!

 9月20日(金)に第5回宇都宮大学コラボレーションフェアが開催されました。 ポスターセッションに農業系学科から、農業経営科、生物工学科とともに我が食品科学科も出展してきました。食品科学科は「地域資源を活用した商品開発による持続可能な社会を目指して」というテーマ⁻で、

   Ⅰ地産地消・地域活性化・アップサイクルプロジェクト(白楊トマトうどん)

   Ⅱ白楊舞の副産物酒かすと米粉を活用した商品開発プロジェクト(酒かすと米粉のマドレーヌ)

の2つの研究チームが参加しました。来場された方々に活動について説明させていただいたり、連携の機会やアドバイスをいただいたりしました。この機会を大切にし活動をさらに発展させてい行きたいです。

  

  会場入り口にて       ポスターセッションの様子

食品科学科・オリスクマーケットにて酒かすと米粉のマドレーヌを商品化!

 農業経営科生産の酒米「五百万石」を使用した日本酒「白楊舞」製造時に出て、そのほとんどが廃棄されている酒かすを活用して、昨年12月から商品開発に取組んできた「酒かすと米粉のマドレーヌ」が地域の皆様のご協力を得てついに、オリスクマーケットにて商品化しました。

 販売時間より前から並んで購入してくださった方々も多く、開始30分で完売しました。また、コラボ商品としてキッチンカーで、酒かすと米粉のマドレーヌを使った米粉クレープの販売も併せて実施されました。少しでも多くの方に食べていただき、私たちの活動を知ってもらいたい!この酒かすと米粉のマドレーヌは、10月26(土)、27日(日)の全国産業教育フェア(マロニエプラザ)、および11月16日(土)の白楊祭にても販売いたします。この機会にぜひご賞味ください。

また、全国産業フェアと白楊祭では、地域の小麦と白楊産トマトの規格外品を活用した干しうどんの販売も予定しております。ご来場をお待ちしております。

          

 マドレーヌの製造     マドレーヌ販売     キッチンカーコラボ   酒かすだZクレープ      

食品科学科・1年農業と環境【秋冬野菜作付け実習】

 2学期がスタートし、1年生が「農業と環境」の圃場で『秋冬野菜の作付け実習』を行いました。

 品種としてハクサイは《お黄にいり》、ダイコンは《三太郎・耐病干し理想》です。

 2学期初めての圃場での実習は、6日にダイコンの播種(はしゅ:種をまくこと)を行いました。ダイコンの種子はとても小さいため、播種の場所以外に落とさないよう気を付けながら丁寧作業を進めていきました。

   

               〈ダイコンの播種の様子〉

 13日はハクサイの定植を行いました。ハクサイは夏季休業中にペーパーポットに播種を行い、本葉5枚ほどに生長した苗を定植しました。植付ける深さや間隔、ペーパーポットを外す際に根を切らないように注意をして作業を進めていきました。

 生徒たちは播種・定植後、灌水をしたり使用道具を片付けたり、周囲と協力しながら最後まで実習に取り組んでいました。

     

      〈土詰め・ハクサイの播種の様子〉         〈ハクサイ定植の様子〉

  

    〈定植完了!ダイコンも無事発芽!〉

 ハクサイ定植実習の日には、1週間前に播種をしたダイコンが発芽していたので観察も行いました。生徒たちは無事に発芽したことに安心し、笑顔をみせていました。

 今後の圃場での実習は、追肥・間引き・土寄せ・除草などの管理を行う予定です。

 立派な作物が収穫出来るよう、全員で協力して実習に取り組んでいきたいです!!

食品科学科・2年生【キャリア形成支援事業】TBC学院見学実施!

 2年生のキャリア形成支援事業として、TBC学院国際テクニカル調理製菓専門学校の見学・調理実習を行いました。

 調理実習は西洋料理「ビーフハンバーグ~マッシュルームソース~」と、製菓「ブランマンジェ・ココ」の2種類を調理しました。

 はじめに講師の小口伸考先生と阿久津沙季先生によるデモンストレーションを全員で見学し、使用する材料や調理工程などのお話をお聞きしてから調理実習を開始しました。

   

          〈先生方のお話・デモンストレーション〉 

 学生のみなさんにもアシスタントとして各班に入っていただき、分からない工程やポイントを優しく教えていただきながら調理を進めていきました。

    

    

      〈アドバイスをしていただきながら調理中です!フランベも頑張りました!〉

 調理実習を行いながら小口先生・阿久津先生からは、引き切りの技法についてや使用する材料の役割、デザートの盛り付けは三角形を意識するなどの大切なポイントもお話していただきました。

 ハンバーグとブランマンジェ・ココの盛り付けが完成し、お楽しみの試食の際には”お店の味がする!・ソースが美味しい!!”などの声を生徒たちは上げながら笑顔で試食をしていました。

     

               〈盛り付けが完成して試食タイム!!〉

 充実した設備の中で実習を行うことが出来、生徒たちにはとても有意義な時間となりました。

 小林校長先生、小口先生、阿久津先生、学生のみなさん、貴重な体験をありがとうございました。

【食品科学科】商品化に向けて食品表示講習会を実施!

 9月6日(金)5~6時間目に栃木県保健福祉部医薬・生活衛生課の中平様と佐藤様を講師に招き、食品製造分会生徒17名と職員3名を対象に、食品表示講習会を実施しました。

 はじめに、食品表示の意義や目的、改正点やルールを教えていただき、実際に、私たちが商品開発で取り組んだ開発品の原材料をもとに、演習を実施し、食品表示を完成させました。

 この学びを活かして開発した商品をオリスクマーケットや産業教育フェア、学校祭等で販売予定です!

  

  食品表示講話        表示作成演習

 

【食品科学科・流通経済科】オニックスジャパン株式会社商品開発打合せ!

 9月3日(火)オニックスジャパン株式会社(宇都宮市)に伺い、食品科学科食品製造分会が昨年度から取り組んでいる「白楊産トマトの規格外品と宇都宮市産小麦(さとのそら)」を使用した干しうどんの開発について、今までの研究発表と今年度の干しうどんについての太さや厚みなど、商品化の向けた打ち合わせを行いました。また、流通経済科の研究班は、パッケージのプロよりアドバイス等をいただき、パッケージラベルの作成をはじめます。地域や学科間連携を通して、地域課題の解決に向けて取り組み、地域活性化に繋げていきたいです!完成したうどんは、10月に開催されるさんフェアとちぎ、白楊祭にて販売予定です!

    

    商品開発打合せ    オニックスジャパン株式会社

【食品科学科】農業クラブ関東大会出場!

8月22日(木)~23(金)に千葉県成田市で開催された「第75回関東地区学校農業クラブ連盟大会令和6年度千葉大会」に

区分 Ⅰ類 「農業生産・農業経営」意見発表 で 食品科学科3年 土方さん

   Ⅱ類 「国土保全・環境創造」意見発表 で 生物工学科1年 石原君

が出場し、7分間という限られた時間の中で、練習の成果を発揮し優秀賞を受賞することができました。

この経験を今後の学校生活に活かしていきたいです!

  

   発表の様子        受賞記念

食品科学科・サマースクール(1年ロールパン製造)開催!

 夏休みに入り、7月24日(水)、29日(月)の2日間にわたり食品科学科1年生41名が2班に分かれてロールパンの製造実習を行いました。

 2学期からパン製造実習を行う上で、パンの全製造工程と原理を理解するために、小麦粉から手ごねでロールパンを製造しました。はじめての工程がたくさんありましたが、2人1組で協力しながら完成させることができました。パンを一からつくるのは時間はかかりますが、その分工程ごとの生地の違いやその原理を学ぶことができ、おいしさもひとしおです。2学期からの生産実習も頑張ります!

      

      パン生地の分割/丸め      成 形

      

     最終発酵後、オーブンへ   焼き立てロールパン

食品科学科・1年農業と環境【春夏野菜収穫実習・調理実習】

 1年生の「農業と環境」で春夏野菜として作付けをした『ジャガイモ・トウモロコシの収穫実習・調理実習』を行いました。

 ジャガイモ・トウモロコシともに4月中旬に植付け・播種をしてから80日~85日程経過し、無事に収穫の時期をむかえました!

 それぞれ追肥や除茎・土寄せ・間引き・除房・除草などの様々な管理実習が実を結び、強風や病気にも負けず立派な作物に生長しました!!

 ジャガイモ収穫では、各自の場所を剣先スコップで掘り起こすと次々にジャガイモが出てきて”何個あるの?”、”大きいジャガイモ!!”などの声があがり、トウモロコシ収穫では、自分の背丈ほどに生長した茎からわくわくした笑顔でもぎ取っていました。

    

              〈ジャガイモ収穫の様子〉

    

              〈トウモロコシ収穫の様子〉

 生徒たちは、自分自身で作物の生長過程を観察したり、管理実習を定期的に行ったりして収穫が出来た喜びを感じながら、笑顔で収穫実習に取り組んでいました。

 そして、自分たちで栽培した作物を使用して調理実習も行いました。

 ジャガイモは《ポテトサラダ》、トウモロコシは《コーンスープ》に調理をしました。作物を丁寧に調理し、美味しくいただけるまでの過程を自ら経験して学習しました。

    

              〈調理実習の様子〉

   

   〈完成!美味しくいただきました!!〉

 畑から食卓に上がるまでの大変さやありがたさ、食材を無駄にしないための工夫など様々なことを考える重要な実習となりました。

食品科学科・3年生【菓子製造講習会】実施!

 7月9日(火)に3年生で菓子製造講習会を行いました。

 今回は、国際TBC調理・パティシエ専門学校パティシエ学科の菊池裕一先生に講師をお願いし、3名の学生の方にもご指導をいただきながら『シュー・ア・ラ・クレーム』の製造実習を行いました。

 菊池先生のデモンストレーションを見学しながら作業工程やポイント、注意点を細かく教えていただきました。生徒たちはプロの技術を目の前で見られるという事で、真剣な表情で見入っていました。 

  

    〈デモンストレーションの様子〉

 各班で作業を行う際には、学生の方からも工程の細かいアドバイスを優しく丁寧に教えていただきながら実習に取り組んでいました。

       

                      〈各班での実習の様子〉

  

     〈クリームを詰めて完成!!〉

 菊池先生からその他にも、菓子製造に使用する原材料にはそれぞれ意味や役割がある事や、クリームの扱い方、絞り袋などの使用道具の扱い方など様々なお話もしていただきました。

 生徒たちにとって授業実習だけでは得られない多くの事を見て、感じて学ばせていただき、とても有意義な講習会となりました。

お忙しい中、菊池先生、学生のみなさん、貴重な体験をありがとうございました。

食品科学科・地域の種苗会社との連携!レシピ完成!

 食品科学科食品製造分会で地域の種苗企業「株式会社トーホク」と連携し、耐病ぼうず知らずねぎを活用したオリジナルレシピを開発しました!

以下のリンクからレシピが見られます。これからも「食」を通して地域に根ざした活動を展開していきたいです!

https://tohokuseed.co.jp/recipe/negisalad.html

https://tohokuseed.co.jp/recipe/negisyumai.html

開発したシャキシャキサラダとネギシュウマイ

 

食品科学科・宇都宮市小麦農家訪問!うどん開発に向けて

 食品科学科食品製造分会うどん班5名が、本校OBで宇都宮市内で小麦を生産されている農家を訪問して、宇都宮市の小麦の生産についてお話を伺い、これからのうどん開発について意見交換を行いました。また、小麦の収穫の最盛期でしたが、この日は雨でしたので、収穫に使用するコンバインや収穫する小麦畑で説明いただきました。雨の日の小麦は、水分を含んで膨らんでいます。収穫した小麦をこれから製粉し、規格外トマトを練りこんだうどんの開発につなげていきます。OBの安納さん、ありがとうございました。

  

 小麦「さとのそら」    収穫「コンバイン」    収穫前の小麦畑 

食品科学科・米粉食品普及推進協議会試食会に参加!

 栃木県米粉食品普及推進協議会試食会に食品製造分会7名が参加しました。本校生産酒米から製造された日本酒「白楊舞」からでる酒かすと協議会から提供された米粉を活用して開発中の「酒かすと米粉のマドレーヌ」を会員の方々に試食していただき、ご意見をいただきました。ここでいただいた米粉のプロや会員の方々のご意見をもとに、商品化に向けて頑張っていきます!また、とちぎテレビ「イブ6プラス」「とちテレNEWS9」でこの様子が取り上げられました。

  

  試食会の様子       取材の様子      プロジェクトメンバー

食品科学科・宇都宮酒造酒蔵見学&酒かすマドレーヌ試食会!

 食品科学科では、本校生産酒米五百万石より宇都宮酒造株式会社様より製造された日本酒「白楊舞」の副産物である「酒かす」を活用して、マドレーヌを開発中です。酒かすは、需要量が年々減少しており、そのほとんどが栄養価が高いにもかかわらず廃棄されている現状です。その酒かすと米粉を活用したマドレーヌの試作品を宇都宮酒造株式会社代表取締役菊地様をはじめ皆様にご試食、ご意見をいただきました。試食後は、製造方法・酒蔵見学を杜氏の玉山様より行っていただきました。酒造りは奥深く、造り手の思いなど実際に伺わなければ分からないこともたくさんありました。いただいたご意見をもとに商品化に向けて取り組んでいきたいです!

         

   試作品試食     本校生産酒米「五百万石」   酒造りのプロ 杜氏

  

   酒蔵見学        記念写真 鏡開き! 

食品科学科・1年ソフトビスケットの製造実習!

 食品科学科1年生が、食品製造の授業で食品衛生管理等のオリエンテーション後、初めての実習「ソフトビスケットの製造」を実施しました。小麦粉や油脂の特性、膨張剤(炭酸水素ナトリウムの熱分解)など製造原理を理解しながら、実習を進めていきます。

   

     混合         伸展/型ぬき        完成!

 1年生は、農産物(穀類)の加工を中心に、座学で学んだ知識や技術を実習で実践し、学びを深めていきます。

食品科学科・1年食品化学【タンパク質の定性実験】

 1年生「食品化学」の授業で【タンパク質の定性実験】を行いました。

 「食品化学」とは、食品の成分や栄養の基礎などを学ぶ科目です。

 1年生は初めての食品化学実験室での授業・実験なので、緊張した様子の生徒も数人見受けられました。実験の目的や使用する薬品の取り扱い方法、注意事項などの説明を聞いてから実験を開始しました。

 各班、実験内容や手順を生徒同士で良く確認し、協力しながら実験に取り組んでいました。

   

              〈授業・実験の様子〉

 結果が出た試験管を各班で観察しながら、含まれている成分について話し合ったり、色の変化を比較したりしていました。

 

  〈結果を確認中!〉

 これからも様々な実験を行う予定です。全員でしっかり取り組んでいきましょう!!

 

食品科学科・2年生【キャリア形成支援事業】実施!

 5月29日(水)に2年生においてキャリア形成支援事業を実施しました。

 今回は宇都宮市保健所健康増進課の枝さん、村上さんに講師をお願いし、『栄養と健康』についての講話や野菜たっぷりな『ヘルシーメニュー』の調理実習を行いました。

 講話では「食育とは」や「朝食の大切さ」・「年代にあわせた栄養バランス」など身近な事柄をテーマに資料や展示物などを使用して、分かりやすく説明していただきました。

    

                    〈講話の様子〉

 調理実習では野菜たっぷりで栄養満点な献立を調理しました。

 メニューは「餃子風あんかけご飯」「もやしのゆかり和え」「ミルク豚汁」「フルーツヨーグルト」でした。

 ちょっとしたひと工夫で減塩でも美味しくなるポイントや、食べ過ぎ防止の工夫なども教えていただきながら調理を行いました。

    

              〈調理実習の様子〉

    

     〈完成!美味しくいただきます!〉           

 その他にも、宇都宮市が行っている取り組みや栄養成分表示を見る大切さ、間食しすぎない工夫、また、行政栄養士の業務内容についてなど授業だけでは得られない知識をお話していただき、とても有意義な時間となりました。

 今回教えていただいた事を、今後の生活に活かしていきたいです。

 枝先生、村上先生、ありがとうございました。

 

食品科学科・地域活性化フェスティバルinオリオンスクエア

 5月14日(火)にオリオンスクエアにて開催された地域活性化フェスティバルで、食品科学科とキッチンカーがコラボしたメニューの販売が行われました。生徒のアイディアとキッチンカーの方々のアドバイスや技術によっておいしいクレープとトルティーヤが完成しました!        

 イベントでは、平日にも関わらず多くの地域の方々にご来場いただき、交流することができました。コラボを実現してくださった合同会社Y.T.U様 MOGUMOGU様 O.N.Y様、 G’sKitchen様 ありがとうございました。

  

食品科学科・食品製造【マーマレード・イチゴジャム製造実習】

 「食品製造」の授業は、毎年恒例の【ジャム製造実習】から開始しました!

 「食品製造」とは食品の特性や製造・加工の原理などについての知識を、座学や実習を通して学んでいく科目です。

 今回は『マーマレードジャム製造・イチゴジャム製造』の実習を2・3年生が行いました。

 どちらのジャムもまずは前処理を行いました。

 甘夏は果皮と果肉に分けたり、ペクチン液の抽出をしたりし、イチゴはヘタ取り・洗浄を行い、ジャム内に異物混入が無いよう細心の注意を払いながら工程を進めていきました。

    

                     〈前処理の様子〉

 その後、ペクチン液や砂糖などを添加しながら煮詰めていき、殺菌済みのジャム瓶に充填し、殺菌・冷却を行いました。

 放冷後に異物混入の最終チェックやラベル貼りを行い、校内販売のための製品とする準備を進めました。

     

             〈煮詰め・充填・ラベル貼りをして完成!〉

 今後も様々な製造実習を行いながら、食品の衛生管理や安全性の確保、原材料から販売製品に加工するまでの工程などを学んでいきます。

 

 

 

食品科学科・キッチンカーとコラボ販売!

 地域活性化を目的に、今年度から食品科学科食品製造分会が、本校OBで合同会社Y.T.U様とともに、キッチンカーでのコラボメニュー開発をはじめました。

 本日、コラボメニューのアイディアや打ち合わせを行い、今後試食検討などを重ね、5月14日(火)にオリオンスクエアで行われるオリスクマーケットでのコラボメニュー販売を目指しています!

   コラボキッチンカー  米粉と豆乳を使用したクレープ「MOGUMOGU」様

              トルティーヤサンド専門店「O.N.Yオンニ」様

  

              打ち合わせの様子

食品科学科・1年農業と環境【春夏野菜作付け実習】

 4月12日・19日に1年生が「農業と環境」の圃場で『ジャガイモの植付け・トウモロコシの播種(はしゅ)実習』を行いました。(はしゅ:種をまくこと)

 「農業と環境」とは、農業の基礎を授業や圃場での実習を通して学習していく科目です。植付けや播種をした作物が発芽し、どのように生長していくのかを授業実習を通して学び、食品製造で使用される原材料の生産過程などにも理解を深めていきます。

 今年度栽培する品種は、ジャガイモは《キタアカリ》、トウモロコシは《ゴールドラッシュ・ホワイトコーン》です。

 植付けと播種の前に〈種イモ〉と〈種子〉の観察をし、生徒同士で特徴などを話し合いながらスケッチを行いました。

   

      〈使用した種イモ・種子です〉    〈よく観察しています!〉

 生徒たちは実習が始まる時は緊張の表情をしていましたが、作業工程を確認し合ったり、先生に質問したりしながら丁寧に植付けや播種、覆土(ふくど:土をかぶせること)、灌水などの作業を進めていくうちに笑顔の表情に変化していきました。そして、周囲と協力しながら無事に実習を終了しました。

    

                    〈植付け・播種の様子〉

 今後の圃場での実習は追肥や土寄せ、間引き、除草などの管理実習を行う予定です。

 立派な作物が収穫できるよう、全員で一生懸命取り組んでいきましょう!!

食品科学科・地域種苗会社との連携~野菜を活用したレシピ開発打合せ~

 食品科学科3年食品製造分会では、今年度も引き続き、地域種苗会社 株式会社「トーホク」様と連携し、その特性を活かした野菜のレシピ開発を進めていきます。4月12日(金)に本校に来校していただき、開発にむけた打ち合わせを実施しました。今回、これから収穫する「耐病ぼうず知らずねぎ関白」を持ってきていただきました。家庭菜園で主に作る野菜を中心に、食品科学科で学んだことを基にレシピ開発を進めていきたいです!

 

開発に向けて打合せ     ネギ

食品科学科・関連上級学校【学校法人三友学園IFC大学校・IFC栄養専門学校】見学を実施!

 3月15日(金)1~4時限目に1年生が、関連上級学校見学として『学校法人三友学園IFC大学校・IFC栄養専門学校』に伺いました。

 全体でIFC大学校・IFC栄養専門学校の特徴や学習内容の説明を聞いてから、生徒は自分の進路希望に沿ったコースに分かれ、講話・実習を体験させていただきました。

  全体説明 

          〈全体説明の様子〉

 ①調理・発酵コースでは、学習内容の説明をしていただき、「海老のマヨネーズ和え・中華まん(2種)」作り体験を行いました。調理の際には、先生から細かいポイントを教えていただきました。

    

            〈調理・発酵コースの様子〉

 ②製菓・製パンコースでは学習内容や進路先の講話をしていただき、その後「ダックワーズ」を作りました。使用する器具の説明を受けながら実習を行いました。

   

            〈製菓・製パンコースの様子〉

 ③栄養コースでは、栄養士と管理栄養士の違いや業務内容の違いなどを説明していただき、保育園でおやつとして提供されている「ひよこピザまん」を作りました。また、給食調理施設も見学させていただきました。

   

              〈栄養コースの様子〉

 各コースとも講話・実習体験終了後に、栄養バランスが考えられた昼食をいただきました。

 今回の見学では、専門的な学習・実習を体験することが出来たとともに、進路実現への意識が高まりました。見学で学んだことを今後の学校生活や進路選択に活かしていきたいです。

 今回の見学に協力してくださった学校法人三友学園IFC大学校・IFC栄養専門学校の先生方、ありがとうございました。

 

食品科学科・うどん講習会実施!

 14日(木)栃木県めん類業生活衛生同業組合による後継者育成支援事業の一環として、食品科学科2年食品製造分会17名が、そばうどん屋(プロ)の講師を招き、うどん打ちの説明から実演、製造体験、意見交換などを実施しました。

  次年度課題研究で、農業経営科の生産するトマトの規格外品を活用したうどんの製造開発に取組むグループもあるので、1グループはトマトのフリーズドライを添加した生地でうどんの製造を行いました。次年度の研究活動に今回学んだことを活かしていきたいです。指導してくださった八木澤様、藤田様、塩澤様、大森様ありがとうございました。

   

   うどん打ちの実演     トマト入り!       伸ばし

   

    切り出し         茹でます      完成!いただきます!

 

食品科学科・食品安全ゼミナール開催!

 食品科学科の2年生を対象に宇都宮市保健所生活衛生課食品衛生グループの方々を講師に招き、食品安全ゼミナールを実施しました。                             

 食品添加物や農薬、食中毒や食物アレルギー、HACCPまで食品の安全について、クイズを交えて体験的に学習しました。今回学んだことを今後の学習に活かしていきたいです。

   

    講 話        5人1組でのクイズ

食品科学科・HACCP講習会実施!

 2月28日(水)に食品科学科2年生で『HACCP講習会』を実施しました。

 栃木県保健福祉部生活衛生課の大森さん、中平さんを講師としてお招きし、「HACCP」による衛生管理についての講話や、食中毒菌汚染などの危害要因を分析・把握する講習も交えて学習しました。

 グループワークの際には、生徒同士で様々な視点から危険要因となる事柄を出し合い、どのように管理するか・排除するかなどを話し合い、より深く食中毒や衛生管理について理解を深めようとする姿勢が見られました。

       

 その他にも、衛生管理計画の策定方法や効果的な手洗い方法など、食品の安全性を確保する衛生管理方法を多く学ぶ事が出来、とても有意義な講習会となりました。

 大森さん、中平さんお忙しい中ありがとうございました。

 

食品科学科・食品製造【みそ仕込み実習】

 毎年1月中旬~2月上旬にかけて行っている恒例の『みそ仕込み実習』を、食品科学科全学年の実習で実施しました。

 米を洗米・蒸米してから種麹を付け、”床もみ”や”切り返し”をして麹を作り、さらに塩と混ぜ合わせ「塩きり麹」とし、「蒸煮大豆」とよく混ぜ合わせ、にぎりこぶし大のみそ玉にしてから発酵容器内に空気が入らないよう隙間なく詰めていきました。

 その後、塩でふたをしてから重石を乗せ、みその仕込みが終了しました。

 みその原材料の米は、農業経営科が高根沢農場で栽培・収穫したものを使用しました。

     

                  〈麹作りの工程の様子〉

    

               〈様々な工程を経てみそ仕込み終了!〉

 

 麹作り実習では麹菌の菌糸の状態を観察し、仕込み実習では実際に手で蒸煮大豆と麹、塩を混ぜ合わせ生産する大変さを体感しました。また、異物の混入が無いよう衛生面にも細心の注意を払い、食の安全性・衛生管理の重要性も学びながら実習を進めていました。

 今後は、麹菌の酵素や酵母・乳酸菌などの働きによって、発酵・熟成された美味しいみそが作られていきます。

 今回仕込んだみその色や香りが発酵によってどのように変化していくのか、製品とした時はどのように変化したのかなどを、実習を通してよく観察し感じ取ってほしいです。

 

食品科学科・課題研究発表会

 1月16日に食品科学科3年生の課題研究発表会が行われました。

 「課題研究」とは、班または個人でテーマを決定し、研究活動を行う科目です。

 何度も実験や試作を繰り返し行ったり、地域の方や他学科と連携を取ったりと、それぞれの班で活動を行ってきました。また、授業時間だけでは無く、放課後や夏休みなどの長期休業中も利用し、最後まで一生懸命取り組んできました。

 発表会では、各班で取り組んだ研究内容や実験実習方法、結果のデータなどを先生方の指導を受けながらプレゼン資料を作成し、クラス全員の前で成果を発表しました。

 生徒たちは緊張しながらも、堂々と発表していました!

     

     

    

 3年生のみなさん、お疲れさまでした!!

 1・2年生は後日、録画したビデオを授業で見る予定です。

 【令和5年度の研究テーマ】

 「食品製造分会」

  〇新たなレモンの産地宇都宮から「宮れもん」を活用した商品開発! 

   ~地域活性化と地産地消食育プロジェクト The Final~

  〇地域連携!野菜の特性を活かしたレシピ開発!!

  〇地域連携/学科間連携/地産地消/地域活性化アップサイクルプロジェクト

   規格外トマトを活用した地産地消うどんの開発

 「食品化学分会」

  〇大豆石鹸について

  〇ぬか漬けによるビタミンB1の移行について

  〇食物繊維を摂取して健康な体を作ろう!

 「微生物分会」

  〇酵素シロップから乳酸菌を見つけよう

  〇生きて腸まで届く乳酸菌

  〇花酵母で作る化粧水

  〇くんせいの静菌効果について

食品科学科・出前講座『デコレーション講習会』を開催(食品科学部)

 食品科学部の部員6名が、12月22日(金)終業式後に、簗瀬コミュニティセンターで地域の子育て世代とそのお子様を対象に「デコレーションケーキ講習会」を開催しました。授業で製造したスポンジケーキに生クリームを塗り、フルーツやお菓子を飾って、1家族1台デコレーションを実施しました。簗瀬小学校が母校の部員もおり、学科の学習で学んだことを基に地域の方々と交流を持つことができました。

   

      デモンストレーション           デコレーション

 完成したケーキ

食品科学科・食品製造【キムチ製造実習】

 食品科学科1・2年生で『キムチ製造』実習を実施しました。

 実習に使用した白菜は、1年生の農業と環境で栽培した物と、農業経営科野菜部で生産した物です。

 はじめに白菜の下漬けとして、4つ割りの白菜に塩を塗ってから樽に隙間なく詰め、数日間重石を乗せ漬けこみを行いました。

   

             〈白菜下漬けの様子〉

 キムチの味付けに必要な「ヤンニョム」は、生徒が協力して野菜類を千切りにし、白菜とより密着するための糊や調味料などを混ぜ合わせて作り、水気を良く絞った下漬け後の白菜の葉の間に塗っていきました。全ての葉の間に均等に塗り付け、大きな葉で全体を包みキムチが完成しました!

    

   

  

          〈様々な工程を経てキムチの完成です〉

 生徒たちは持ち帰った後、2~3日味をなじませてから試食をするよう説明を受け、実習は終了しました。

 栽培・生産された作物を、保存性をもたせるような食品加工の技術についても知識を得られた実習となりました。

 

食品科学科・デコレーションケーキ実習実施しました!

 食品科学科1・2・3年生で『デコレーションケーキ実習』を実施しました。

 スポンジケーキは食品製造実習で製造した物を使用しました。

 1年生は基本的なデコレーションをし、2・3年生は各自で工夫をしてデコレーションを行いました。

 1年生は均等にスポンジケーキをカットしたり、パレットナイフでクリームを塗る「ナッぺ」が初めてだったりと悪戦苦闘していましたが、回転台を上手に使いながら一生懸命取り組んでいました。

   

  

         〈1年生頑張ってナッぺをして綺麗に完成!〉

 2・3年生は事前にイメージを考え、各自で好きな果物や飾りを持参し、様々なデコレーションに仕上げていました。シンプルなデザインから可愛らしいデザイン、果物たっぷりなデザインと、生徒一人ひとりが趣向を凝らしたデコレーションケーキとなりました。

   

   

       〈2・3年生はカットもナッペも手早い!〉

   

   

      〈いろんなデザインのデコレーションケーキが完成!〉

 全員、とても素敵なデコレーションが完成し、笑顔で実習を終了しました!!

 

食品科学科・米粉タイムズにレシピ掲載!

 農林水産省の「米・米粉消費拡大対策事業」の一環として行われている「米・米粉消費拡大推進プロジェクト」の一つ「米粉タイムズ」(特設サイト)に食品科学科食品製造分会で開発した米粉と宇都宮市で生産がはじまった宮れもんを活用した「宮れもんパウンドケーキ」のレシピが掲載されました。宮れもんマーマレードは他のジャムでも代用できるのでみなさんも作ってみてください。(下記リンクからレシピが見られます)

https://komeko-times.jp/recipe/category1/

 

食品科学科・プロ直伝!そば製造実習(キャリア形成支援事業)

 食品科学科2年キャリア形成支援事業で、栃木めん類業生活衛生同業組合の方々を講師に招き、そばの製造実習を実施しました。講師の先生方は、実際に宇都宮市や鹿沼市、栃木市で蕎麦屋を経営されている方々です。

    最初にそばの歴史や栃木県でのそばの栽培状況、栄養や組合についてお話しいただき、デモンストレーションを実施後、班ごとに実際にそばの製造を行いました。水回しから切り出しまで、難しい工程がたくさんありましたが、講師の先生方のきめ細やかな指導の下、おいしいそばができました。

   

 最後にそばの試食と意見交換などを行いました。普段の授業では学べない実践的な技術が学べる有意義な機会となりました。ご指導いただきた栃木めん類業生活衛生同業組合及び栃木県生活衛生営業指導センターの方々ありがとうございました。