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5月14日(火)にオリオンスクエアにて開催された地域活性化フェスティバルで、食品科学科とキッチンカーがコラボしたメニューの販売が行われました。生徒のアイディアとキッチンカーの方々のアドバイスや技術によっておいしいクレープとトルティーヤが完成しました!
イベントでは、平日にも関わらず多くの地域の方々にご来場いただき、交流することができました。コラボを実現してくださった合同会社Y.T.U様 MOGUMOGU様 O.N.Y様、 G’sKitchen様 ありがとうございました。
「食品製造」の授業は、毎年恒例の【ジャム製造実習】から開始しました!
「食品製造」とは食品の特性や製造・加工の原理などについての知識を、座学や実習を通して学んでいく科目です。
今回は『マーマレードジャム製造・イチゴジャム製造』の実習を2・3年生が行いました。
どちらのジャムもまずは前処理を行いました。
甘夏は果皮と果肉に分けたり、ペクチン液の抽出をしたりし、イチゴはヘタ取り・洗浄を行い、ジャム内に異物混入が無いよう細心の注意を払いながら工程を進めていきました。
〈前処理の様子〉
その後、ペクチン液や砂糖などを添加しながら煮詰めていき、殺菌済みのジャム瓶に充填し、殺菌・冷却を行いました。
放冷後に異物混入の最終チェックやラベル貼りを行い、校内販売のための製品とする準備を進めました。
〈煮詰め・充填・ラベル貼りをして完成!〉
今後も様々な製造実習を行いながら、食品の衛生管理や安全性の確保、原材料から販売製品に加工するまでの工程などを学んでいきます。
地域活性化を目的に、今年度から食品科学科食品製造分会が、本校OBで合同会社Y.T.U様とともに、キッチンカーでのコラボメニュー開発をはじめました。
本日、コラボメニューのアイディアや打ち合わせを行い、今後試食検討などを重ね、5月14日(火)にオリオンスクエアで行われるオリスクマーケットでのコラボメニュー販売を目指しています!
コラボキッチンカー 米粉と豆乳を使用したクレープ「MOGUMOGU」様
トルティーヤサンド専門店「O.N.Yオンニ」様
打ち合わせの様子
4月12日・19日に1年生が「農業と環境」の圃場で『ジャガイモの植付け・トウモロコシの播種(はしゅ)実習』を行いました。(はしゅ:種をまくこと)
「農業と環境」とは、農業の基礎を授業や圃場での実習を通して学習していく科目です。植付けや播種をした作物が発芽し、どのように生長していくのかを授業実習を通して学び、食品製造で使用される原材料の生産過程などにも理解を深めていきます。
今年度栽培する品種は、ジャガイモは《キタアカリ》、トウモロコシは《ゴールドラッシュ・ホワイトコーン》です。
植付けと播種の前に〈種イモ〉と〈種子〉の観察をし、生徒同士で特徴などを話し合いながらスケッチを行いました。
〈使用した種イモ・種子です〉 〈よく観察しています!〉
生徒たちは実習が始まる時は緊張の表情をしていましたが、作業工程を確認し合ったり、先生に質問したりしながら丁寧に植付けや播種、覆土(ふくど:土をかぶせること)、灌水などの作業を進めていくうちに笑顔の表情に変化していきました。そして、周囲と協力しながら無事に実習を終了しました。
〈植付け・播種の様子〉
今後の圃場での実習は追肥や土寄せ、間引き、除草などの管理実習を行う予定です。
立派な作物が収穫できるよう、全員で一生懸命取り組んでいきましょう!!
食品科学科3年食品製造分会では、今年度も引き続き、地域種苗会社 株式会社「トーホク」様と連携し、その特性を活かした野菜のレシピ開発を進めていきます。4月12日(金)に本校に来校していただき、開発にむけた打ち合わせを実施しました。今回、これから収穫する「耐病ぼうず知らずねぎ関白」を持ってきていただきました。家庭菜園で主に作る野菜を中心に、食品科学科で学んだことを基にレシピ開発を進めていきたいです
開発に向けて打合せ ネギ
3月15日(金)1~4時限目に1年生が、関連上級学校見学として『学校法人三友学園IFC大学校・IFC栄養専門学校』に伺いました。
全体でIFC大学校・IFC栄養専門学校の特徴や学習内容の説明を聞いてから、生徒は自分の進路希望に沿ったコースに分かれ、講話・実習を体験させていただきました。
〈全体説明の様子〉
①調理・発酵コースでは、学習内容の説明をしていただき、「海老のマヨネーズ和え・中華まん(2種)」作り体験を行いました。調理の際には、先生から細かいポイントを教えていただきました。
〈調理・発酵コースの様子〉
②製菓・製パンコースでは学習内容や進路先の講話をしていただき、その後「ダックワーズ」を作りました。使用する器具の説明を受けながら実習を行いました。
〈製菓・製パンコースの様子〉
③栄養コースでは、栄養士と管理栄養士の違いや業務内容の違いなどを説明していただき、保育園でおやつとして提供されている「ひよこピザまん」を作りました。また、給食調理施設も見学させていただきました。
〈栄養コースの様子〉
各コースとも講話・実習体験終了後に、栄養バランスが考えられた昼食をいただきました。
今回の見学では、専門的な学習・実習を体験することが出来たとともに、進路実現への意識が高まりました。見学で学んだことを今後の学校生活や進路選択に活かしていきたいです。
今回の見学に協力してくださった学校法人三友学園IFC大学校・IFC栄養専門学校の先生方、ありがとうございました。
14日(木)栃木県めん類業生活衛生同業組合による後継者育成支援事業の一環として、食品科学科2年食品製造分会17名が、そばうどん屋(プロ)の講師を招き、うどん打ちの説明から実演、製造体験、意見交換などを実施しました。
次年度課題研究で、農業経営科の生産するトマトの規格外品を活用したうどんの製造開発に取組むグループもあるので、1グループはトマトのフリーズドライを添加した生地でうどんの製造を行いました。次年度の研究活動に今回学んだことを活かしていきたいです。指導してくださった八木澤様、藤田様、塩澤様、大森様ありがとうございました。
うどん打ちの実演 トマト入り! 伸ばし
切り出し 茹でます 完成!いただきます!
食品科学科の2年生を対象に宇都宮市保健所生活衛生課食品衛生グループの方々を講師に招き、食品安全ゼミナールを実施しました。
食品添加物や農薬、食中毒や食物アレルギー、HACCPまで食品の安全について、クイズを交えて体験的に学習しました。今回学んだことを今後の学習に活かしていきたいです。
講 話 5人1組でのクイズ
2月28日(水)に食品科学科2年生で『HACCP講習会』を実施しました。
栃木県保健福祉部生活衛生課の大森さん、中平さんを講師としてお招きし、「HACCP」による衛生管理についての講話や、食中毒菌汚染などの危害要因を分析・把握する講習も交えて学習しました。
グループワークの際には、生徒同士で様々な視点から危険要因となる事柄を出し合い、どのように管理するか・排除するかなどを話し合い、より深く食中毒や衛生管理について理解を深めようとする姿勢が見られました。
その他にも、衛生管理計画の策定方法や効果的な手洗い方法など、食品の安全性を確保する衛生管理方法を多く学ぶ事が出来、とても有意義な講習会となりました。
大森さん、中平さんお忙しい中ありがとうございました。
毎年1月中旬~2月上旬にかけて行っている恒例の『みそ仕込み実習』を、食品科学科全学年の実習で実施しました。
米を洗米・蒸米してから種麹を付け、”床もみ”や”切り返し”をして麹を作り、さらに塩と混ぜ合わせ「塩きり麹」とし、「蒸煮大豆」とよく混ぜ合わせ、にぎりこぶし大のみそ玉にしてから発酵容器内に空気が入らないよう隙間なく詰めていきました。
その後、塩でふたをしてから重石を乗せ、みその仕込みが終了しました。
みその原材料の米は、農業経営科が高根沢農場で栽培・収穫したものを使用しました。
〈麹作りの工程の様子〉
〈様々な工程を経てみそ仕込み終了!〉
麹作り実習では麹菌の菌糸の状態を観察し、仕込み実習では実際に手で蒸煮大豆と麹、塩を混ぜ合わせ生産する大変さを体感しました。また、異物の混入が無いよう衛生面にも細心の注意を払い、食の安全性・衛生管理の重要性も学びながら実習を進めていました。
今後は、麹菌の酵素や酵母・乳酸菌などの働きによって、発酵・熟成された美味しいみそが作られていきます。
今回仕込んだみその色や香りが発酵によってどのように変化していくのか、製品とした時はどのように変化したのかなどを、実習を通してよく観察し感じ取ってほしいです。
1月16日に食品科学科3年生の課題研究発表会が行われました。
「課題研究」とは、班または個人でテーマを決定し、研究活動を行う科目です。
何度も実験や試作を繰り返し行ったり、地域の方や他学科と連携を取ったりと、それぞれの班で活動を行ってきました。また、授業時間だけでは無く、放課後や夏休みなどの長期休業中も利用し、最後まで一生懸命取り組んできました。
発表会では、各班で取り組んだ研究内容や実験実習方法、結果のデータなどを先生方の指導を受けながらプレゼン資料を作成し、クラス全員の前で成果を発表しました。
生徒たちは緊張しながらも、堂々と発表していました!
3年生のみなさん、お疲れさまでした!!
1・2年生は後日、録画したビデオを授業で見る予定です。
【令和5年度の研究テーマ】
「食品製造分会」
〇新たなレモンの産地宇都宮から「宮れもん」を活用した商品開発!
~地域活性化と地産地消食育プロジェクト The Final~
〇地域連携!野菜の特性を活かしたレシピ開発!!
〇地域連携/学科間連携/地産地消/地域活性化アップサイクルプロジェクト
規格外トマトを活用した地産地消うどんの開発
「食品化学分会」
〇大豆石鹸について
〇ぬか漬けによるビタミンB1の移行について
〇食物繊維を摂取して健康な体を作ろう!
「微生物分会」
〇酵素シロップから乳酸菌を見つけよう
〇生きて腸まで届く乳酸菌
〇花酵母で作る化粧水
〇くんせいの静菌効果について
食品科学部の部員6名が、12月22日(金)終業式後に、簗瀬コミュニティセンターで地域の子育て世代とそのお子様を対象に「デコレーションケーキ講習会」を開催しました。授業で製造したスポンジケーキに生クリームを塗り、フルーツやお菓子を飾って、1家族1台デコレーションを実施しました。簗瀬小学校が母校の部員もおり、学科の学習で学んだことを基に地域の方々と交流を持つことができました。
デモンストレーション デコレーション
完成したケーキ
食品科学科1・2年生で『キムチ製造』実習を実施しました。
実習に使用した白菜は、1年生の農業と環境で栽培した物と、農業経営科野菜部で生産した物です。
はじめに白菜の下漬けとして、4つ割りの白菜に塩を塗ってから樽に隙間なく詰め、数日間重石を乗せ漬けこみを行いました。
〈白菜下漬けの様子〉
キムチの味付けに必要な「ヤンニョム」は、生徒が協力して野菜類を千切りにし、白菜とより密着するための糊や調味料などを混ぜ合わせて作り、水気を良く絞った下漬け後の白菜の葉の間に塗っていきました。全ての葉の間に均等に塗り付け、大きな葉で全体を包みキムチが完成しました!
〈様々な工程を経てキムチの完成です〉
生徒たちは持ち帰った後、2~3日味をなじませてから試食をするよう説明を受け、実習は終了しました。
栽培・生産された作物を、保存性をもたせるような食品加工の技術についても知識を得られた実習となりました。
食品科学科1・2・3年生で『デコレーションケーキ実習』を実施しました。
スポンジケーキは食品製造実習で製造した物を使用しました。
1年生は基本的なデコレーションをし、2・3年生は各自で工夫をしてデコレーションを行いました。
1年生は均等にスポンジケーキをカットしたり、パレットナイフでクリームを塗る「ナッぺ」が初めてだったりと悪戦苦闘していましたが、回転台を上手に使いながら一生懸命取り組んでいました。
〈1年生頑張ってナッぺをして綺麗に完成!〉
2・3年生は事前にイメージを考え、各自で好きな果物や飾りを持参し、様々なデコレーションに仕上げていました。シンプルなデザインから可愛らしいデザイン、果物たっぷりなデザインと、生徒一人ひとりが趣向を凝らしたデコレーションケーキとなりました。
〈2・3年生はカットもナッペも手早い!〉
〈いろんなデザインのデコレーションケーキが完成!〉
全員、とても素敵なデコレーションが完成し、笑顔で実習を終了しました!!
農林水産省の「米・米粉消費拡大対策事業」の一環として行われている「米・米粉消費拡大推進プロジェクト」の一つ「米粉タイムズ」(特設サイト)に食品科学科食品製造分会で開発した米粉と宇都宮市で生産がはじまった宮れもんを活用した「宮れもんパウンドケーキ」のレシピが掲載されました。宮れもんマーマレードは他のジャムでも代用できるのでみなさんも作ってみてください。(下記リンクからレシピが見られます)
https://komeko-times.jp/recipe/category1/
食品科学科2年キャリア形成支援事業で、栃木めん類業生活衛生同業組合の方々を講師に招き、そばの製造実習を実施しました。講師の先生方は、実際に宇都宮市や鹿沼市、栃木市で蕎麦屋を経営されている方々です。
最初にそばの歴史や栃木県でのそばの栽培状況、栄養や組合についてお話しいただき、デモンストレーションを実施後、班ごとに実際にそばの製造を行いました。水回しから切り出しまで、難しい工程がたくさんありましたが、講師の先生方のきめ細やかな指導の下、おいしいそばができました。
最後にそばの試食と意見交換などを行いました。普段の授業では学べない実践的な技術が学べる有意義な機会となりました。ご指導いただきた栃木めん類業生活衛生同業組合及び栃木県生活衛生営業指導センターの方々ありがとうございました。
11月28日(火) 食品製造分会の生徒15名がのざわ特別支援学校高等部3年生と、日頃の研究成果の発表及び交流会を行いました。
今年度もインフルエンザウィルス感染症の影響で、オンラインでの交流となりました。2学期にアクセスポイントの増設が行われ、校内ほとんどの場所でWiFiが使えるようになったので、いつも授業や活動を行っている実習室で交流会を行いました。
本校からは、地域との連携研究を中心に「宮れもんを活用した商品開発」「規格外トマトの有効活用」「地域の種苗会社との野菜レシピ開発」などを発表しました。のざわ特別支援学校からは「オーストリア」について様々な発表があり、意見交換や質問も積極的に行われ、大変有意義な交流会となりました。
【研究内容の発表】 【質疑応答】
11月24日(金)に3年生のキャリア形成支援事業を行い、IFC栄養専門学校の齊藤先生、鈴木先生、菊地先生を講師としてお招きし、『モッツァレラチーズ製造実習』を実施しました。
始めに斎藤先生から動画を交えながらモッツァレラチーズの製造工程を詳しく説明していただき、工程のポイント・注意点も合わせて教えていただきました。生徒たちは初めて見る作業工程が多くあるため、真剣な表情で聞き入っていました。
各班で作業を行う際にも、講師の先生方から分かりやすく指導を受けながら、真剣に取り組んでいました。
〈指導を受けながら取り組んでいます〉
〈様々な工程を行い完成しました!〉
生徒たちにとって、様々な事を学ばせていただいたとても有意義なキャリア形成支援事業となりました。
お忙しい中、齊藤先生、鈴木先生、菊地先生、大変ありがとうございました。
1年生の「農業と環境」で、秋冬野菜として作付けをした作物の『収穫実習』を実施しました。
9月中旬に播種・植付けをし、間引きや追肥、土寄せ、中耕、除草作業などの管理実習を定期的に行い、今月無事に収穫時期となりました。
ダイコンはしっかりと太く生長し、ハクサイも大きく立派に締まりよく結球しました!
生徒たちは、ダイコンを引き抜いた時の太さに驚いたり、ハクサイの根元を切り持ち上げようとした時の重量感に驚いたりと、作物収穫の喜びを感じている表情をしていました。
〈ダイコン収穫の様子〉
〈ハクサイ収穫の様子〉
食品製造に使用する原材料の生産過程や作物栽培の大変さ、生産者への感謝の気持ちを持つ大切さなど様々な事を感じ取る事が出来た実習となりました。
※白楊祭の期日が間違っておりました。大変申し訳ございません。訂正いたしました。よろしくお願いいたします。
私たち食品科学科が継続研究してきた、農業経営科生産トマトの規格外品と宇都宮市産小麦(さとのそら)を使用した「白楊トマト宮うどん」(干しうどん)が、宇都宮市/JAうつのみや/モリ産業株式会社様/株式会社オニックスジャパン様など地域の方々の協力を得ていよいよ18日(土)白楊祭にて販売します。
※販売の詳細は下記参照 ※パッケージラベルは流通経済科の研究班が作成
※11日(土)産業教育フェアでは展示します。
重要!令和5年度 白楊祭 食品科学科加工品販売について
食品科学科では、生徒が製造した菓子パン(あんぱん/クリームパン)・食パン/赤飯と地域と連携し開発した『白楊トマト宮うどん』(干しうどん)を数量限定で18日(土)白楊祭にて販売いたします。販売時間と場所は以下の通りです。
販売開始時間:10:30~ 販売場所:北棟1階調理食品加工実習室
※売り切れ次第終了となりますので、ご了承ください。
菓子パン焼き立てをご提供するため、販売開始時間が白楊祭開始時間とは異なりますのでお気を付けください。また食品科学部の販売も10:30~になりますのでご了承ください。ご来場お待ちしております。
「白楊宮トマトうどん」 あんぱんとクリームパン
:
食品科学科2年総合実習(食品製造)の授業でスポンジケーキの製造(大量生産)を実施しました。ミキサーでスポンジ生地を製造し、5号デコ缶(デコレーションケーキ型)に分注、オーブンで焼成します。出来上がったスポンジケーキは、冷凍保存し12月のデコレーション実習で利用します!
縦型ミキサー 生地の分注 焼成後のスポンジケーキ
食品科学科食品製造分会・食品化学分会で地域の種苗企業「株式会社トーホク」と連携し、栗みやこ(かぼちゃ)、ゴールデンビーツ、うまいゴボウを使用したオリジナルレシピを開発しました!以下のリンクからレシピが見られます。これからも「食」を通して地域に根ざした活動を展開していきたいです!
〇ほくほく南瓜栗みやこで作る満足カボチャプリン(食品製造分会) https://tohokuseed.co.jp/recipe/kurimiyakopudding.html
〇ゴールデンビーツを使ったきんぴらビーツ(食品製造分会)
https://tohokuseed.co.jp/recipe/beetskinpira.html
〇うまいごぼうのフロラタン(食品化学分会)
「食品製造」の実習で、『リンゴジャム製造実習』を行いました。
リンゴジャムに使用する品種は《紅玉》で、香りがよく酸味も強いなどの特徴があり調理加工に適しています。
製造の前処理として、まずはリンゴの洗浄やカットの調整を行いました。リンゴは褐変しやすいため、手早い作業が必要になります。
皮や芯の除去、均等幅にカットするなどの工程を、異物混入しないよう注意を払いながら各班協力して進めていました。
〈前処理の様子〉
調整終了後に”アク”を丁寧に除去しながら煮詰めをし、その後、殺菌済みジャムビンへ充填、殺菌・冷却を行いました。
ジャムビンを拭き上げ、異物混入の最終確認をし、ラベルを貼りつけて校内販売用の製品として完成しました!
〈煮詰め・充填して完成〉
今年も美味しそうな「白楊高校食品科学科・リンゴジャム」が出来上がりました!!
1年生が「農業と環境」の圃場で『秋冬野菜の管理実習』として、ハクサイの追肥・中耕・土寄せを行いました。
追肥に使用する肥料はどのような成分なのか、追肥・土寄せで注意する事は何かなどを確認してから作業を開始しました。
追肥をする場所を確認しながら肥料をまき、立ち鎌で中耕・土寄せをしていきました。葉に肥料や土が乗らないよう注意を払いながら丁寧に作業を進めて行き、また、除草も合わせて行ったのできれいな圃場となりました。
〈立ち鎌で中耕・土寄せをしています〉
〈順調に生長しています!圃場もきれいになりました!〉
その後、ハクサイとダイコンの観察とスケッチも行いました。
播種・定植実習をしてから40日程経過し、現在の葉数がどれくらいなのか、葉の形状・大きさはどうか、色はどうなのかなどの変化や特徴などを観察しながらスケッチをしていました。
ハクサイは結球が開始している株も見られ、順調に生長している様子を生徒たちは良く観察していました。
〈観察・スケッチの様子〉
〈生徒たちのスケッチ〉
収穫時期には立派な作物の収穫が報告できるよう、頑張って実習に取り組んでいきましょう!
食品科学科食品製造分会では、地域の種苗企業「株式会社トーホク」と連携し、今年度から野菜を活用したオリジナルレシピの開発を行っています!
10月3日(火)に実際に圃場や施設を訪問し、実際に品種開発(品種育種)の様子を見学させていただきました。
新たな品種が生み出される過程や家庭用野菜と業務用野菜の違いなど詳しく教えていただきました。また、今後のレシピ開発の打合せも行いその方向性を話し合いました。
品種育苗圃場見学 レシピ開発打合せ
10月1日(日)宇都宮城址公園で開催された「第18回うつのみや食育フェア」に参加してきました。
製造したクリームパンとあんぱん、宮れもんパウンドケーキは開始1時間弱で完売し、雨天にも関わらず大好評でした。地域の食に関するブースも多数出ており、栄養や地産地消について学ぶことも多かったです。
また、食品科学科生徒3名がボランティアとして宇都宮市食生活改善推進協議会ブースの補助として活躍しました。
クリームパンやあんぱんは、11月18日(土)の学校祭でも販売予定です。お待ちしております。
製造品販売 ブース補助ボランティア
総合実習「食品製造」で、食パン・菓子パン(あんぱん/クリームパン)の製造を実施しました。衛生管理を徹底し、製造原理や工程を理解しながら授業を展開しています。
今回行ったパンの製造実習の流れを説明します!
一次発酵を終えた生地を分割し丸めた後、ベンチタイムを経てそれぞれ成形・包餡を実施
します。
食パンの分割・丸め 成形(型詰め)
成形後の生地は、ホイロに入れ最終発酵を行います。
あんぱんのごま付け クリームパンの成形
最終発酵後、オーブンで焼成し袋詰めして完成です!
焼成前の食パン 袋詰め
食品科学科2年総合実習は12~13名程度の少人数で実験実習を展開しています。
10月1日(日)うつのみや食育フェアや11月18日(土)学校祭でも販売を予定しています!
お待ちしております!
食品科学科では、農業経営科が生産したトマトの規格外品を活用してうどんの開発をすすめてきました。今年度は宇都宮市城山地区で本校OBが生産される小麦(里のそら)を使用し、トマトの配合について実験を行いオール宇都宮のうどんが商品化に向けて動き出しました。
9月26日(火)に宇都宮市中里町にある株式会社オニックス様を訪問し、商品化に向けてその形状や量等の最終打合せを実施しました。パッケージについては、デザイナーさんと打ち合わせを実施し流通経済科の研究班を中心にすすめています。
うどんコンセプト説明 試食・打ち合わせ
9月15日(金)に、1年生が「農業と環境」の圃場で『秋冬野菜の作付け実習』として、ダイコンの播種(はしゅ:種をまくこと)、ハクサイの定植を行いました。
今年度の品種は、ダイコンは《三太郎》、ハクサイは《きらぼし》です。
ダイコンの種子は小さいので播種の場所以外に落とさないよう気を付け、ハクサイは植え付ける深さや間隔、ペーパーポットを外す際に根を切らないなど様々な事に注意をしながら、生徒たちは丁寧に作業をすすめていきました。
〈今年度の品種〉
〈播種・定植実習の様子〉
〈播種・定植後の圃場の様子〉
播種・定植後は、ジョウロでかん水をしたり使用道具の整頓をしたりと、生徒たち同士で協力しながら最後まで一生懸命取り組んでいました。
今後の圃場での実習は「追肥・間引き・土寄せ・除草」などの管理を行う予定です。
立派な作物が収穫できるよう、全員で協力して実習に取り組んでいきましょう!!
9月6日(水)に2年生が関連上級学校見学で、「TBC学院国際テクニカル調理製菓専門学校」に伺い、見学・調理実習を行いました。
調理実習では西洋料理「牛肉のハンバーグステーキ~シャンピニオンソース・ポテトリヨネーズ添え~」と、製菓「カスタードプリン」の2種類を調理しました。
講師の小口伸考先生と阿久津沙季先生によるデモンストレーションを全員で見学し、調理工程や使用器具の扱い方などのお話をお聞きしてから調理実習を開始しました。
学生のみなさんにアシスタントとして各班に入っていただき、わからない工程や大切なポイントを優しく教えていただきながら調理を進めていきました。
〈調理実習の様子〉
小口先生からは『ハンバーグに使用する調味料の役割』や『調理中の音を良く聞く大切さ』などを、阿久津先生からは『盛り付ける際の彩りのバランス』など、調理を行う際にとても重要なアドバイスも教えていただきました。
〈出来上がりました!〉
ハンバーグとプリンの盛り付けが完成し、生徒たちは笑顔で試食をしていました。
本格的な設備が整う中で調理実習を行うことが出来、生徒たちにとってはとても有意義な時間となりました。今後の進路選択や学校生活にも活かしていきたいです。
お忙しい中、校長の小林先生、講師の小口先生、阿久津先生、学生のみなさん、貴重な体験をありがとうございました。
7月22,23日にみずほの自然の森公園で開催されたパワフルアグリフェアに私たちが担い手支援課のブースで宮れもんパウンドケーキを販売しました。活動を紹介するパネル展示やアンケートも実施し、販売だけではなく農家の方々と意見交換など交流をもつ有意義なイベントとなりました。
販売の様子
7月13日(金)に、3年生で菓子製造講習会を行いました。
今回は、国際TBC調理・パティシエ専門学校の雨笠先生に講師をお願いし、4名の学生の方にもご指導いただきながら『スフレチーズケーキ製造』を行いました。
雨笠先生のデモンストレーションを見学しながら作業工程やポイント、注意点などを細かく教えていただきました。生徒たちはプロの技術を目の前で見られるということで、真剣な表情で見入っていました。
各班で作業を行う際には、学生の方から機械の使用方法や工程の細かいポイントを優しく・丁寧に教えていただきながら取り組んでいました。
〈実習の様子〉
オーブンで焼成の間には、雨笠先生から原材料の特徴やレシピ開発についての失敗やおもしろさ、チャレンジする楽しさなどを実体験も交えながらお話をしていただきました。
生徒たちは授業実習だけでは得られない様々な事を、見て・感じて・学ばせていただき、とても有意義な講習会となりました。
お忙しい中、雨笠先生、学生のみなさん、貴重な体験をありがとうございました。
1年生の「農業と環境」で、春夏野菜として作付けをした『ジャガイモ・トウモロコシの収穫実習』を行いました。
ジャガイモ・トウモロコシともに4月中旬に植付け・播種をしてから84日程経過し、無事に収穫の時期をむかえました!
両作物とも、追肥や除茎・土寄せ・間引き・除草などの管理実習が実を結び、強風や病気にも負けず、立派に生長しました!!
ジャガイモ収穫では、各自の場所を剣先スコップで掘り起こすと次々にジャガイモが出てくることに驚き、トウモロコシ収穫では、自分の身長ほどに生長した茎から子実をもぎ取るたびに、収穫が出来る嬉しさに声を上げていました。
〈ジャガイモ収穫の様子〉
〈トウモロコシ収穫の様子〉
生徒たちは、自分自身で作物の生長過程を観察したり、日々の管理実習を行ったりした作物の収穫が出来た喜びを感じながら、実習に取り組んでいました。
食品科学科食品製造分会で地域の種苗企業「株式会社トーホク」と連携し、どでかピーマンを活用したオリジナルレシピを開発しました!以下のリンクからレシピが見られます。これからも「食」を通して地域に根ざした活動を展開していきたいです!
https://tohokuseed.co.jp/recipe/dodekapeperoncino.html
どでかピーマンを使った和風ペペロンチーノ
食品科学科3年食品製造分会宮れもん班が、7/4(火)、3年ぶりの開催となった第19回栃木県米粉食品普及推進協議会での試食会に栃木県産米粉を使用した「宮れもんパウンドケーキ」を出展しました。試食した会員の方々から「米粉なのにしっとりしている」や「甘すぎずレモンの風味がさわやかでおいしい」など大変好評でした!様々な米粉食品も試食し、交流を通して多くのことを学びました。今後の活動に活かしていきたいです!
試食会(宮れもんパウンドケーキの説明)
前回に引き続き、2年生の総合実習の授業風景です。
今回の「食品微生物」では、『手指細菌について』の実験を行いました。
実験の目的や培地調整方法の説明、手指細菌についての説明などを聞いてから、実験を開始しました。
はじめに培地の調整・溶解・滅菌の工程を行い、滅菌シャーレに分注して”平面培地”を作成し、生徒自身の[洗浄無し]・[水のみで洗浄]・[石鹸で洗浄]の手指を培地に押し当てました。
〈授業実験風景の様子〉
その後は一定の温度で培養し、どのように変化をしているかの観察を行います。
今回の実験では、培地の調整方法や分注の仕方、器具やクリーンベンチの基本的操作などを学習しました。
前回に続き、2年生の総合実習の授業風景です。
今回の「食品化学」の実験は『有機酸の定量実験」を”中和滴定法”を用いて行いました。今回は《食酢》を試料として使用しました。
同じ班の生徒同士で手順を確認しながら滴定を行い、どれくらいの酢酸が含まれているのかを求めていきました。
〈授業実験風景〉
中和滴定法の原理や使用する薬品の取り扱い方、器具の使用方法なども実験を通して学習しました。
「総合実習」とは、「食品製造」「食品化学」「食品微生物」の3分野に分かれ、それぞれの授業で学んだ基本的内容を実験実習を通して体験的に学習する科目です。
今回の「食品製造」の実習は、『菓子パン製造実習(あんパン・クリームパン)』を行いました。
あんパン製造では包む際にあんこが出ないよう丁寧に成形していき、クリームパン製造では発酵後の生地を麺棒でのばし、その上にクリームをのせ丁寧に成形し、スケッパーで切り込みを入れクリームパン特有の形にしていきました。
〈製造実習の様子〉
天板に並べ発酵させた後オーブンで焼き上げ、その後冷却、販売製品にするための包装を行いました。
〈焼成前のクリームパン・包装して完成!〉
焼成中の甘い香りが製造室からしていて、”パンの製造実習をしているんだね!”などと他学科の生徒や職員から声をかけられている様子も見られました。
1年生「食品化学」の授業で『タンパク質の定性実験』を行いました。
「食品化学」という科目は、食品成分についての知識や役割、栄養成分の基礎、分析実験の基本操作などを学ぶ科目です。
今回の実験の目的や使用する器具・試薬の取り扱い方法、注意事項などの説明を受けてから実験を開始しました。
各班で実験内容や手順を確認し合い、協力しながら真剣に取り組んでいました。
反応が出た試験管を各班で観察しながら、含まれている成分について話し合ったり、色の変化を比較したりして、結果をレポートにまとめていました。
食品科学科1年生の「農業と環境」で『トウモロコシの間引き・追肥』と『観察・スケッチ』実習を行いました。
”間引き(まびき)”とは、複数発芽した株の中から良い株(病害虫の被害が無い、茎が太いなど)を残し、生長が良くない株を引き抜く作業です。2粒播種しているので、今回は間引きをして1株にします。
どのような手順で行うのか、注意するポイントはどのようなことかなどの説明を受けてから実習を開始しました。
残す株をどちらにするのか、各自で葉や茎の状態を良く観察しながら作業を進めていきました。他にも追肥や除草作業も行い、圃場全体がとてもきれいになりました!
〈間引きの様子〉
〈間引く前・後の株〉
その後、作物の観察・スケッチを行いました。葉の枚数を数えたり、茎の太さ、草丈、色を確認したり、クラスメイトの株と比較したり…と、各自で良く観察をし、作物の特徴や気になったことなども記録していました。
〈観察の様子〉 〈ジャガイモも順調!〉
〈生徒のスケッチ〉
トウモロコシもジャガイモも、日々順調に生長しています。
収穫に向けて、今後もしっかりと管理実習に取り組んでいきましょう!!
5月16日に行われた地域の活性化を目的に行われているオリスクマーケットで、食品科学科が商品開発に取り組んだ「宮れもんパウンドケーキ」を販売しました。
連携している宇都宮市経済部農林生産流通課の方々と本校流通経済科の研究班とともに、実際に地域の方々とふれあい販売することができよかったです。今後も宮れもんについて知っていただくために地域のイベントや販売会に参加していきたいです。また、農業経営科の生産した「トマト」の販売も併せて行い、大好評にて開始30分での完売となりました。
5月10日(水)に食品科学科2年生でキャリア形成支援を実施しました。
今回は、宇都宮市保健所健康増進課の宮下さんと村上さんに講師をお願いして【食育】・【栄養バランスの良い食事とは?】などの身近な食事や栄養についての講話や、野菜がたっぷり食べられるヘルシーメニューの調理実習を行いました。
講話では『朝食の大切さ』や『不足しがちな栄養素とは』『宇都宮市の食育推進計画』などを、実際に食材を用いたり資料を使用したりしながら、食事の重要性を実感出来るよう分かりやすく説明していただき、また、日常の食事でも簡単に取り入れられる工夫も教えていただきました。
〈講話の様子〉
調理実習では《野菜たっぷり!!塩分控えめ!》をテーマにしたヘルシーメニューの調理を行いました。
食材を大きめに切ることによって食感を楽しめるだけではなく、食べ過ぎを防いだり、塩分を控える代わりに、酢の酸味やごま油の風味で美味しく食べられたりなどの工夫も教えていただきながら調理を進めていきました。
〈調理実習の様子〉
他にも、管理栄養士・栄養士についてや、行政栄養士の業務内容などのお話もしていただいき、生徒たちは真剣な表情で講話を聞き、実習に臨んでいました。
授業だけでは学べない知識を得ることが出来、とても有意義な時間となりました。
宮下先生、村上先生、ありがとうございました。
今年度も「食品製造」の授業実習は、毎年恒例のジャム製造から開始しました!
「食品製造」とは、食品の特性や加工の原理などについての知識を授業実習を通して学んでいく科目です。
今回は『マーマレードジャム製造・イチゴジャム製造』の実習を2・3年生が行いました。
どちらのジャム製造もまずは《前処理》を行いました。
マーマレードジャムに使用する甘夏は果皮と果肉に分け、その後ペクチン液の抽出などを、イチゴジャムはへた取り・洗浄をし、異物混入が無いよう細心の注意を払いながら工程を進めました。
〈甘夏前処理の様子〉
〈イチゴ前処理の様子〉
その後、ペクチンや砂糖などを加えながら煮詰めていき、殺菌済みのジャム瓶に充填をし、殺菌・冷却を行いました。放冷後に異物混入の最終チェックやラベル貼りを行い、校内販売のための製品とする準備を進めました。
〈マーマレードジャム製造工程〉
〈イチゴジャム製造工程〉
今後も様々な製造実習を行いながら、食品の衛生管理や安全性の確保、原材料から販売品に加工するまでの工程などを学んでいきます。
食品製造分会と本校流通経済科研究班で、宮れもん農家を訪問しました。宮れもん(璃の香)を丸ごと使って製造した無添加マーマレードの試食及び製造法説明を行い、農家さんの加工所での商品化に向けた打ち合わせ及び意見交換会を実施しました!温室ではレモンの花が咲き、実をつけはじめました。宮れもんの輪が地域に少しずつ広がっています!
(宮れもん農家 試食会と商品化打ち合わせ) (宮れもん温室見学)
4月21日に1年生が「農業と環境」で『ジャガイモの植付け』と『トウモロコシの播種』の実習を行いました。(※播種(はしゅ)とは種をまくこと)
今年度栽培する品種は、ジャガイモは《キタアカリ》、トウモロコシは《ゴールドラッシュ》です。
1年生は初めての圃場での実習ということで緊張した様子も見受けられましたが、クラスメイトと声を掛け合ったり、先生に質問をしたりしながら植付け・播種を行いました。
覆土(※ふくどとは土をかけること)や鎮圧、灌水などの初めて聞く言葉の説明も真剣な表情で聞きながら丁寧に作業を行い、最後は笑顔で実習を終了しました。
〈トウモロコシの播種の様子〉
〈ジャガイモの植付けの様子〉
「農業と環境」という科目は、農業の基礎を授業や実習を通して学習していきます。植付け・播種をした作物がどのように成長していくのかを授業実習を通して自ら感じ、学んでいきます。
また、食品製造・加工で使用される原材料の生産過程などについても理解を深めていきます。
今後の圃場での実習では作物の観察やスケッチ、追肥や土寄せ、間引き、除草などの管理実習を行う予定です。
立派な作物が収穫出来るよう、クラス全員で協力して頑張っていきましょう!!
3月22日(水)4~6時間目に食品科学科1年生が、関連上級学校見学として
「学校法人三友学園 IFC大学校 IFC栄養専門学校」に伺いました。
見学用に準備していただいたバスに乗り、到着後、栄養バランスが考えられた昼食(チキンのトマト煮~バターライスを添えて~サラダ)をいただき、全体的なオリエンテーションを実施していただきました。
全体説明が終わると、次はいよいよ自分の進路希望に沿ったコースでの講義と実習体験です。
①製菓製パンコースでは、分野の講話をしていただき、スイーツバーガー作り体験を実施しました。
作り方のコツだけではなく、科学的な理論もあわせて教えていただきました。
②栄養コースでは、栄養士・管理栄養士の仕事についての講和や保育園のおやつ作り体験を実施しました。
栄養士と管理栄養士の違いやその仕事内容などを説明していただき、保育園でおやつとして求められる工夫を施した蒸しパンを作りました。
③調理・発酵コースでは、分野や進路先の講和をしていただき、厚焼き玉子づくりを体験させていただきました。
普段家庭で作る卵焼きとは一味違うプロの仕上がりで、苦戦しながらも教えていただき作り上げることができました。また、お店で見るフルーツのカッティングも体験させていただきました。
この見学で、自分の希望するコースでより進路に沿った専門的な学習を体験することができたとともに、進路の具体化が図れました。今日学んだことを今後の進路選択や学校生活に活かしていきたいです。
本日の見学に協力してくださった学校法人三友学園 IFC大学校 IFC栄養専門学校の方々ありがとうございました。
食品科学科2年生において、宇都宮市保健福祉部保健所の安達さん、齊木さんに講師をお願いし、『食品安全ゼミナール講習会』が行われました。
冊子やスライドを用いて「食品添加物」や「食物アレルギー」など、食に関する様々な事を解説していただき、生徒たちはクイズ形式で分かりやすく学んでいきました。
また、食中毒の事例を説明していただきながら、予防方法や食品製造に従事する際の注意事項をお話ししていただき、身近な事柄だと改めて実感する事が出来ました。
生徒から〈食品表示〉について質問が出た際にも、表示の見方のポイントや食品を購入する際のアドバイスをしていただき、より詳しく【食の安全】について学ぶ事が出来ました。
食品製造実習に取り組む時や日常生活を営む上でも、大変重要な事を学べる講習会となりました。
安達さん、齊木さん、ありがとうございました。
一昨年前から地域の方々とともに食品科学科食品製造分会で活動を始めた、
「新たなレモンの産地宇都宮から『宮れもん』を活用した商品開発!~地域活性化と地産地消食育プロジェクト~」
この取り組みをJA家の光協会「地上」4月号と食から日本を考える「NIPPON FOOD SHIFT」事例紹介にて掲載していただきました。多くの方々にこの活動を知っていただき、今後も農と食から地域づくりにつなげられるよう地域の方々とともにさらに活動を進めていきます。
3月2日(木)、食品科学科2年生において『うどん製造講習会』を行いました。
栃木県めん類業生活衛生同業組合の方々6名にお越しいただき、指導をしてしてもらいました。
講師の先生のデモンストレーションを見ながら製造工程や手の動かし方などの説明を聞いてから、実習を開始しました!
〈デモンストレーションの様子〉
生徒たちは初めてのうどん製造ということで、生地の扱い方や麺棒の使い方、麺の切り出し方などを質問しながら、講師の先生方に丁寧に分かりやすく教えてもらい工程を進めていました。
〈製造実習の様子〉
その後、事前に準備していただいた”鶏汁”で試食を行いました。麺の太さはバラバラでしたが、《自分たちで製造したうどん》と思うと美味しさも倍増だったようです!!
〈茹で上げ・試食の様子〉
日頃なにげなく口にしているうどんですが、この様な工程で製造されていることを知ることが出来、また、プロの技術を間近で見ることが出来た、大変貴重な講習会となりました。
講師の先生方、ありがとうございました。
食品科学科2年生において、栃木県保健福祉部生活衛生課の大森さん、荒川さんを講師としてお招きし、『HACCP』による衛生管理についての講話、また、異物混入や食中毒菌汚染などの危害要因を把握・分析する事など、演習も交えて学習しました。
グループワークの際には様々な視点から危害要因となる事柄の意見を出し合い、生徒たちからはより理解を深めようとする姿勢が見られました。
食品製造をするにあたり、製品の安全性を確保する衛生管理方法など大切な事を多く学べるとても有意義な講習会となりました。
大森さん、荒川さん、ありがとうございました。