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食品科学科の日誌

食品科学科・宇都宮大学コラボレーションフェア出展!

 9月20日(金)に第5回宇都宮大学コラボレーションフェアが開催されました。 ポスターセッションに農業系学科から、農業経営科、生物工学科とともに我が食品科学科も出展してきました。食品科学科は「地域資源を活用した商品開発による持続可能な社会を目指して」というテーマ⁻で、

   Ⅰ地産地消・地域活性化・アップサイクルプロジェクト(白楊トマトうどん)

   Ⅱ白楊舞の副産物酒かすと米粉を活用した商品開発プロジェクト(酒かすと米粉のマドレーヌ)

の2つの研究チームが参加しました。来場された方々に活動について説明させていただいたり、連携の機会やアドバイスをいただいたりしました。この機会を大切にし活動をさらに発展させてい行きたいです。

  

  会場入り口にて       ポスターセッションの様子

食品科学科・オリスクマーケットにて酒かすと米粉のマドレーヌを商品化!

 農業経営科生産の酒米「五百万石」を使用した日本酒「白楊舞」製造時に出て、そのほとんどが廃棄されている酒かすを活用して、昨年12月から商品開発に取組んできた「酒かすと米粉のマドレーヌ」が地域の皆様のご協力を得てついに、オリスクマーケットにて商品化しました。

 販売時間より前から並んで購入してくださった方々も多く、開始30分で完売しました。また、コラボ商品としてキッチンカーで、酒かすと米粉のマドレーヌを使った米粉クレープの販売も併せて実施されました。少しでも多くの方に食べていただき、私たちの活動を知ってもらいたい!この酒かすと米粉のマドレーヌは、10月26(土)、27日(日)の全国産業教育フェア(マロニエプラザ)、および11月16日(土)の白楊祭にても販売いたします。この機会にぜひご賞味ください。

また、全国産業フェアと白楊祭では、地域の小麦と白楊産トマトの規格外品を活用した干しうどんの販売も予定しております。ご来場をお待ちしております。

          

 マドレーヌの製造     マドレーヌ販売     キッチンカーコラボ   酒かすだZクレープ      

食品科学科・1年農業と環境【秋冬野菜作付け実習】

 2学期がスタートし、1年生が「農業と環境」の圃場で『秋冬野菜の作付け実習』を行いました。

 品種としてハクサイは《お黄にいり》、ダイコンは《三太郎・耐病干し理想》です。

 2学期初めての圃場での実習は、6日にダイコンの播種(はしゅ:種をまくこと)を行いました。ダイコンの種子はとても小さいため、播種の場所以外に落とさないよう気を付けながら丁寧作業を進めていきました。

   

               〈ダイコンの播種の様子〉

 13日はハクサイの定植を行いました。ハクサイは夏季休業中にペーパーポットに播種を行い、本葉5枚ほどに生長した苗を定植しました。植付ける深さや間隔、ペーパーポットを外す際に根を切らないように注意をして作業を進めていきました。

 生徒たちは播種・定植後、灌水をしたり使用道具を片付けたり、周囲と協力しながら最後まで実習に取り組んでいました。

     

      〈土詰め・ハクサイの播種の様子〉         〈ハクサイ定植の様子〉

  

    〈定植完了!ダイコンも無事発芽!〉

 ハクサイ定植実習の日には、1週間前に播種をしたダイコンが発芽していたので観察も行いました。生徒たちは無事に発芽したことに安心し、笑顔をみせていました。

 今後の圃場での実習は、追肥・間引き・土寄せ・除草などの管理を行う予定です。

 立派な作物が収穫出来るよう、全員で協力して実習に取り組んでいきたいです!!

食品科学科・2年生【キャリア形成支援事業】TBC学院見学実施!

 2年生のキャリア形成支援事業として、TBC学院国際テクニカル調理製菓専門学校の見学・調理実習を行いました。

 調理実習は西洋料理「ビーフハンバーグ~マッシュルームソース~」と、製菓「ブランマンジェ・ココ」の2種類を調理しました。

 はじめに講師の小口伸考先生と阿久津沙季先生によるデモンストレーションを全員で見学し、使用する材料や調理工程などのお話をお聞きしてから調理実習を開始しました。

   

          〈先生方のお話・デモンストレーション〉 

 学生のみなさんにもアシスタントとして各班に入っていただき、分からない工程やポイントを優しく教えていただきながら調理を進めていきました。

    

    

      〈アドバイスをしていただきながら調理中です!フランベも頑張りました!〉

 調理実習を行いながら小口先生・阿久津先生からは、引き切りの技法についてや使用する材料の役割、デザートの盛り付けは三角形を意識するなどの大切なポイントもお話していただきました。

 ハンバーグとブランマンジェ・ココの盛り付けが完成し、お楽しみの試食の際には”お店の味がする!・ソースが美味しい!!”などの声を生徒たちは上げながら笑顔で試食をしていました。

     

               〈盛り付けが完成して試食タイム!!〉

 充実した設備の中で実習を行うことが出来、生徒たちにはとても有意義な時間となりました。

 小林校長先生、小口先生、阿久津先生、学生のみなさん、貴重な体験をありがとうございました。

【食品科学科】商品化に向けて食品表示講習会を実施!

 9月6日(金)5~6時間目に栃木県保健福祉部医薬・生活衛生課の中平様と佐藤様を講師に招き、食品製造分会生徒17名と職員3名を対象に、食品表示講習会を実施しました。

 はじめに、食品表示の意義や目的、改正点やルールを教えていただき、実際に、私たちが商品開発で取り組んだ開発品の原材料をもとに、演習を実施し、食品表示を完成させました。

 この学びを活かして開発した商品をオリスクマーケットや産業教育フェア、学校祭等で販売予定です!

  

  食品表示講話        表示作成演習

 

【食品科学科・流通経済科】オニックスジャパン株式会社商品開発打合せ!

 9月3日(火)オニックスジャパン株式会社(宇都宮市)に伺い、食品科学科食品製造分会が昨年度から取り組んでいる「白楊産トマトの規格外品と宇都宮市産小麦(さとのそら)」を使用した干しうどんの開発について、今までの研究発表と今年度の干しうどんについての太さや厚みなど、商品化の向けた打ち合わせを行いました。また、流通経済科の研究班は、パッケージのプロよりアドバイス等をいただき、パッケージラベルの作成をはじめます。地域や学科間連携を通して、地域課題の解決に向けて取り組み、地域活性化に繋げていきたいです!完成したうどんは、10月に開催されるさんフェアとちぎ、白楊祭にて販売予定です!

    

    商品開発打合せ    オニックスジャパン株式会社

【食品科学科】農業クラブ関東大会出場!

8月22日(木)~23(金)に千葉県成田市で開催された「第75回関東地区学校農業クラブ連盟大会令和6年度千葉大会」に

区分 Ⅰ類 「農業生産・農業経営」意見発表 で 食品科学科3年 土方さん

   Ⅱ類 「国土保全・環境創造」意見発表 で 生物工学科1年 石原君

が出場し、7分間という限られた時間の中で、練習の成果を発揮し優秀賞を受賞することができました。

この経験を今後の学校生活に活かしていきたいです!

  

   発表の様子        受賞記念

食品科学科・サマースクール(1年ロールパン製造)開催!

 夏休みに入り、7月24日(水)、29日(月)の2日間にわたり食品科学科1年生41名が2班に分かれてロールパンの製造実習を行いました。

 2学期からパン製造実習を行う上で、パンの全製造工程と原理を理解するために、小麦粉から手ごねでロールパンを製造しました。はじめての工程がたくさんありましたが、2人1組で協力しながら完成させることができました。パンを一からつくるのは時間はかかりますが、その分工程ごとの生地の違いやその原理を学ぶことができ、おいしさもひとしおです。2学期からの生産実習も頑張ります!

      

      パン生地の分割/丸め      成 形

      

     最終発酵後、オーブンへ   焼き立てロールパン

食品科学科・1年農業と環境【春夏野菜収穫実習・調理実習】

 1年生の「農業と環境」で春夏野菜として作付けをした『ジャガイモ・トウモロコシの収穫実習・調理実習』を行いました。

 ジャガイモ・トウモロコシともに4月中旬に植付け・播種をしてから80日~85日程経過し、無事に収穫の時期をむかえました!

 それぞれ追肥や除茎・土寄せ・間引き・除房・除草などの様々な管理実習が実を結び、強風や病気にも負けず立派な作物に生長しました!!

 ジャガイモ収穫では、各自の場所を剣先スコップで掘り起こすと次々にジャガイモが出てきて”何個あるの?”、”大きいジャガイモ!!”などの声があがり、トウモロコシ収穫では、自分の背丈ほどに生長した茎からわくわくした笑顔でもぎ取っていました。

    

              〈ジャガイモ収穫の様子〉

    

              〈トウモロコシ収穫の様子〉

 生徒たちは、自分自身で作物の生長過程を観察したり、管理実習を定期的に行ったりして収穫が出来た喜びを感じながら、笑顔で収穫実習に取り組んでいました。

 そして、自分たちで栽培した作物を使用して調理実習も行いました。

 ジャガイモは《ポテトサラダ》、トウモロコシは《コーンスープ》に調理をしました。作物を丁寧に調理し、美味しくいただけるまでの過程を自ら経験して学習しました。

    

              〈調理実習の様子〉

   

   〈完成!美味しくいただきました!!〉

 畑から食卓に上がるまでの大変さやありがたさ、食材を無駄にしないための工夫など様々なことを考える重要な実習となりました。

食品科学科・3年生【菓子製造講習会】実施!

 7月9日(火)に3年生で菓子製造講習会を行いました。

 今回は、国際TBC調理・パティシエ専門学校パティシエ学科の菊池裕一先生に講師をお願いし、3名の学生の方にもご指導をいただきながら『シュー・ア・ラ・クレーム』の製造実習を行いました。

 菊池先生のデモンストレーションを見学しながら作業工程やポイント、注意点を細かく教えていただきました。生徒たちはプロの技術を目の前で見られるという事で、真剣な表情で見入っていました。 

  

    〈デモンストレーションの様子〉

 各班で作業を行う際には、学生の方からも工程の細かいアドバイスを優しく丁寧に教えていただきながら実習に取り組んでいました。

       

                      〈各班での実習の様子〉

  

     〈クリームを詰めて完成!!〉

 菊池先生からその他にも、菓子製造に使用する原材料にはそれぞれ意味や役割がある事や、クリームの扱い方、絞り袋などの使用道具の扱い方など様々なお話もしていただきました。

 生徒たちにとって授業実習だけでは得られない多くの事を見て、感じて学ばせていただき、とても有意義な講習会となりました。

お忙しい中、菊池先生、学生のみなさん、貴重な体験をありがとうございました。

食品科学科・地域の種苗会社との連携!レシピ完成!

 食品科学科食品製造分会で地域の種苗企業「株式会社トーホク」と連携し、耐病ぼうず知らずねぎを活用したオリジナルレシピを開発しました!

以下のリンクからレシピが見られます。これからも「食」を通して地域に根ざした活動を展開していきたいです!

https://tohokuseed.co.jp/recipe/negisalad.html

https://tohokuseed.co.jp/recipe/negisyumai.html

開発したシャキシャキサラダとネギシュウマイ

 

食品科学科・宇都宮市小麦農家訪問!うどん開発に向けて

 食品科学科食品製造分会うどん班5名が、本校OBで宇都宮市内で小麦を生産されている農家を訪問して、宇都宮市の小麦の生産についてお話を伺い、これからのうどん開発について意見交換を行いました。また、小麦の収穫の最盛期でしたが、この日は雨でしたので、収穫に使用するコンバインや収穫する小麦畑で説明いただきました。雨の日の小麦は、水分を含んで膨らんでいます。収穫した小麦をこれから製粉し、規格外トマトを練りこんだうどんの開発につなげていきます。OBの安納さん、ありがとうございました。

  

 小麦「さとのそら」    収穫「コンバイン」    収穫前の小麦畑 

食品科学科・米粉食品普及推進協議会試食会に参加!

 栃木県米粉食品普及推進協議会試食会に食品製造分会7名が参加しました。本校生産酒米から製造された日本酒「白楊舞」からでる酒かすと協議会から提供された米粉を活用して開発中の「酒かすと米粉のマドレーヌ」を会員の方々に試食していただき、ご意見をいただきました。ここでいただいた米粉のプロや会員の方々のご意見をもとに、商品化に向けて頑張っていきます!また、とちぎテレビ「イブ6プラス」「とちテレNEWS9」でこの様子が取り上げられました。

  

  試食会の様子       取材の様子      プロジェクトメンバー

食品科学科・宇都宮酒造酒蔵見学&酒かすマドレーヌ試食会!

 食品科学科では、本校生産酒米五百万石より宇都宮酒造株式会社様より製造された日本酒「白楊舞」の副産物である「酒かす」を活用して、マドレーヌを開発中です。酒かすは、需要量が年々減少しており、そのほとんどが栄養価が高いにもかかわらず廃棄されている現状です。その酒かすと米粉を活用したマドレーヌの試作品を宇都宮酒造株式会社代表取締役菊地様をはじめ皆様にご試食、ご意見をいただきました。試食後は、製造方法・酒蔵見学を杜氏の玉山様より行っていただきました。酒造りは奥深く、造り手の思いなど実際に伺わなければ分からないこともたくさんありました。いただいたご意見をもとに商品化に向けて取り組んでいきたいです!

         

   試作品試食     本校生産酒米「五百万石」   酒造りのプロ 杜氏

  

   酒蔵見学        記念写真 鏡開き! 

食品科学科・1年ソフトビスケットの製造実習!

 食品科学科1年生が、食品製造の授業で食品衛生管理等のオリエンテーション後、初めての実習「ソフトビスケットの製造」を実施しました。小麦粉や油脂の特性、膨張剤(炭酸水素ナトリウムの熱分解)など製造原理を理解しながら、実習を進めていきます。

   

     混合         伸展/型ぬき        完成!

 1年生は、農産物(穀類)の加工を中心に、座学で学んだ知識や技術を実習で実践し、学びを深めていきます。

食品科学科・1年食品化学【タンパク質の定性実験】

 1年生「食品化学」の授業で【タンパク質の定性実験】を行いました。

 「食品化学」とは、食品の成分や栄養の基礎などを学ぶ科目です。

 1年生は初めての食品化学実験室での授業・実験なので、緊張した様子の生徒も数人見受けられました。実験の目的や使用する薬品の取り扱い方法、注意事項などの説明を聞いてから実験を開始しました。

 各班、実験内容や手順を生徒同士で良く確認し、協力しながら実験に取り組んでいました。

   

              〈授業・実験の様子〉

 結果が出た試験管を各班で観察しながら、含まれている成分について話し合ったり、色の変化を比較したりしていました。

 

  〈結果を確認中!〉

 これからも様々な実験を行う予定です。全員でしっかり取り組んでいきましょう!!

 

食品科学科・2年生【キャリア形成支援事業】実施!

 5月29日(水)に2年生においてキャリア形成支援事業を実施しました。

 今回は宇都宮市保健所健康増進課の枝さん、村上さんに講師をお願いし、『栄養と健康』についての講話や野菜たっぷりな『ヘルシーメニュー』の調理実習を行いました。

 講話では「食育とは」や「朝食の大切さ」・「年代にあわせた栄養バランス」など身近な事柄をテーマに資料や展示物などを使用して、分かりやすく説明していただきました。

    

                    〈講話の様子〉

 調理実習では野菜たっぷりで栄養満点な献立を調理しました。

 メニューは「餃子風あんかけご飯」「もやしのゆかり和え」「ミルク豚汁」「フルーツヨーグルト」でした。

 ちょっとしたひと工夫で減塩でも美味しくなるポイントや、食べ過ぎ防止の工夫なども教えていただきながら調理を行いました。

    

              〈調理実習の様子〉

    

     〈完成!美味しくいただきます!〉           

 その他にも、宇都宮市が行っている取り組みや栄養成分表示を見る大切さ、間食しすぎない工夫、また、行政栄養士の業務内容についてなど授業だけでは得られない知識をお話していただき、とても有意義な時間となりました。

 今回教えていただいた事を、今後の生活に活かしていきたいです。

 枝先生、村上先生、ありがとうございました。

 

食品科学科・地域活性化フェスティバルinオリオンスクエア

 5月14日(火)にオリオンスクエアにて開催された地域活性化フェスティバルで、食品科学科とキッチンカーがコラボしたメニューの販売が行われました。生徒のアイディアとキッチンカーの方々のアドバイスや技術によっておいしいクレープとトルティーヤが完成しました!        

 イベントでは、平日にも関わらず多くの地域の方々にご来場いただき、交流することができました。コラボを実現してくださった合同会社Y.T.U様 MOGUMOGU様 O.N.Y様、 G’sKitchen様 ありがとうございました。

  

食品科学科・食品製造【マーマレード・イチゴジャム製造実習】

 「食品製造」の授業は、毎年恒例の【ジャム製造実習】から開始しました!

 「食品製造」とは食品の特性や製造・加工の原理などについての知識を、座学や実習を通して学んでいく科目です。

 今回は『マーマレードジャム製造・イチゴジャム製造』の実習を2・3年生が行いました。

 どちらのジャムもまずは前処理を行いました。

 甘夏は果皮と果肉に分けたり、ペクチン液の抽出をしたりし、イチゴはヘタ取り・洗浄を行い、ジャム内に異物混入が無いよう細心の注意を払いながら工程を進めていきました。

    

                     〈前処理の様子〉

 その後、ペクチン液や砂糖などを添加しながら煮詰めていき、殺菌済みのジャム瓶に充填し、殺菌・冷却を行いました。

 放冷後に異物混入の最終チェックやラベル貼りを行い、校内販売のための製品とする準備を進めました。

     

             〈煮詰め・充填・ラベル貼りをして完成!〉

 今後も様々な製造実習を行いながら、食品の衛生管理や安全性の確保、原材料から販売製品に加工するまでの工程などを学んでいきます。

 

 

 

食品科学科・キッチンカーとコラボ販売!

 地域活性化を目的に、今年度から食品科学科食品製造分会が、本校OBで合同会社Y.T.U様とともに、キッチンカーでのコラボメニュー開発をはじめました。

 本日、コラボメニューのアイディアや打ち合わせを行い、今後試食検討などを重ね、5月14日(火)にオリオンスクエアで行われるオリスクマーケットでのコラボメニュー販売を目指しています!

   コラボキッチンカー  米粉と豆乳を使用したクレープ「MOGUMOGU」様

              トルティーヤサンド専門店「O.N.Yオンニ」様

  

              打ち合わせの様子