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食品科学科3年「食品製造」の授業で「ソーセージ製造実習」を実施しました。
豚ひき肉に食塩や香辛料などを添加し、煉り合せたソーセージ生地を羊腸に充填し、5cm程度に編み、湯煮、フライパンで焼いて試食しました。
食塩や氷水を添加する理由や製造工程、湯煮の目的などを理解しながら製造した無添加のソーセージの味は、格別でした。
12月10日(土)14:00~放送のミヤラジ「Teen’s Boogie」に食品科学科 食品製造分会の4名が生出演しました。
そこで、先月商品化を達成した「宮れもんパウンドケーキ」の開発経緯や今までの宮れもんを活用した商品開発への取り組み、今後の展開、食品科学科の学習などについて、パーソナリティの方とともに話しました。
多くの方々に番組を聞いていただき、私たちの活動について知っていただける機会を設けてくださったミヤラジの方に感謝いたします。
番組出演の様子
地産地消の一層の推進を図るため、栃木県内において地産地消活動に意欲的かつ主体的に取り組んでいる団体の取組を表彰する「とちぎ地産地消夢大賞」の授賞式が、12月10日栃木県庁において行われました。
食品科学科の【新たなレモンの産地宇都宮から「宮れもん」を活用した商品開発!~地域活性化と地産地消食育プロジェクト~】への1年間の活動が、評価され優秀賞を受賞しました。また、農業経営科ユウガオチームの【ユウガオチームのかんぴょう剝きの取り組み】も奨励賞を受賞しました。
表彰式にて
11月25日(金)に本校食品科学科食品製造分会13名がのざわ特別支援学校高等部6名と研究発表交流会を実施しました。
本校は、「宮れもんを活用した商品開発を通した地域活性化/食育活動」と「本校農業経営科が生産したトマトの規格外品の活用法」をテーマに発表を行いました。コロナウィルス感染症の影響でオンラインでの交流となりましたが、多くの意見交換ができ大変有意義なものになりました。
研究発表 意見交換
1年生「農業と環境」で、秋冬野菜として作付けをした『ダイコン・ハクサイの収穫実習』を行いました。
9月中旬に播種・定植をし、その後、間引きや追肥・土寄せ・中耕・除草作業などの管理実習を定期的に行い、今月無事に収穫時期をむかえました!
ダイコンはしっかりと太く生長し、ハクサイも立派に締まりよく結球しました!!
〈ダイコン・ハクサイ収穫適期です!〉
ダイコンを引き抜いた時や、ハクサイを持ち上げた時の重量感に生徒たちは驚きの表情をし、”太くてびっくり!”・”ずっしりと重い!!”などの声を圃場であげながら、クラスメイトと作物収穫の喜びを感じていました。
〈ダイコン収穫の様子〉
〈ハクサイ収穫の様子〉
「農業と環境」の科目を通して、食品製造に使用する原材料の生産過程や作物栽培の大変さ、生産者への感謝の気持ちを持つ大切さなど様々なことを考え、感じ取ることが出来た実習となりました。
11月13日に宇都宮城址公園で開催された「第17回うつのみや食育フェア」で「宮れもんパウンドケーキ」を販売しました。
米の消費拡大を目的に、米粉と宮れもんを一年中楽しめるようにマーマレードに加工したものを原材料に使用しました。地域の人々の思いが詰まったケーキとともに本校流通経済科作成のパンフレットの配布も行いました。地元新聞にも取り上げられ、多くの方々が来場し、ふれあい交流/販売することができました。
食育フェア販売 宮れもんパウンドケーキ
2年生の「食品製造」の実習で、『みその樽詰め』『包装(ラベル貼り)』を行いました。
約9ヶ月の間、麹菌の酵素や酵母・乳酸菌の働きで、発酵・熟成されたみそが完成しました。
大樽の中からみそを出し、機械で濾してから内容量を計測し、製品用の樽に丁寧に詰める作業を行いました。
〈濾している様子〉 〈樽に詰めている様子〉
その後、”容器に汚れが付着していないか”、”フタがきちんと閉められているか”などを慎重に確認し、ラベル貼りの包装工程を行い、校内販売のための製品として完成しました。
〈ラベル作成〉 〈ラベル貼りの様子〉 〈校内販売用製品完成〉
生徒たちは、みその発酵・熟成した香りや変化した色味などを観察し、「発酵の良い香りがしている」「色が淡い赤色に変わっている」などとそれぞれの感想を話していました。
食品がどの様な工程を通過して製品になるのかを、食品製造の授業実習を通して学習しました。
今年度も良く熟成し、美味しそうなみそが出来上がりました!
「食品製造」の実習で、『リンゴジャム製造』を行いました。
今回のリンゴジャムには、香りが良く酸味が強めで調理加工に適している【紅玉】を使用しました。
まずはリンゴの前処理として、洗浄やカットなどを行いました。
丁寧に芯の部分や皮を除去し、5ミリ幅にカットしていきます。種や皮などの異物混入が無いよう注意を払いながら、また、リンゴの褐変が進まないよう各班で協力して手早く作業を進めていました。
前処理終了後には”アク”を丁寧に除去しながら煮詰めていき、殺菌済みのビンに充填、その後、殺菌・冷却を行いました。
最後に校内販売用の製品とするため、ジャムビンを拭き上げ、異物混入の最終確認をし、ラベル貼りの工程を行いました。
今年度も美味しそうなリンゴジャムが出来上がりました!!
1年生の「農業と環境」で、秋冬野菜として作付けをしたダイコン・ハクサイの管理実習を行いました。
今回の実習内容は『間引き・追肥・土寄せ・除草』の管理です。
ダイコンは本葉の枚数や大きさなどを観察し、”間引く株”と”残す株”を決めて間引きを行いました。残す株にダメージが無いよう根元を押さえながら慎重・丁寧に作業を進め、その後、追肥、土寄せを行いました。
ハクサイには葉の部分に肥料がかからないよう、根本部分を良く確認しながら追肥、土寄せを行いました。
〈間引き前のダイコン〉 〈間引き後のダイコン〉 〈間引いている様子〉
〈土寄せの様子〉
除草作業も生徒全員で協力して取り組んだので、圃場全体がとてもきれいになりました!
間引き実習も春夏野菜の管理実習で行っていたため、生徒たちは周囲のクラスメイトと声をかけあいながら積極的に実習に取り組んでいました。
〈管理後の圃場の様子〉
2学期がスタートし、1年生が「農業と環境」の圃場で『秋冬野菜の作付け実習』を行いました。
品種は、ダイコンは《おでん大根味福》、ハクサイは《お黄にいり》です。
2学期初めての圃場での実習は、6日にダイコンの播種(はしゅ:種をまくこと)を行いました。ダイコンの種子はとても小さいため、播種の場所以外に落とさないよう気を付けながら丁寧に作業を進めました。
〈播種の様子〉
13日はハクサイの定植を行いました。ハクサイは夏季休業中にペーパーポットに播種を行い、本葉が5枚ほどに生長した苗を定植しました。
植付ける深さや間隔、ペーパーポットを外す際に根を切らないなどに注意をして、定植作業を進めて行きました。
〈定植の様子〉
〈定植完了!きれいな列です!〉
ハクサイ定植実習の日には、1週間前に播種をしたダイコンが発芽していたので観察も行いました。生徒たちは無事に発芽したことに安心し、笑顔で観察をしていました。
〈発芽したダイコンの様子〉
播種・定植後は、かん水をしたり使用道具を片付けたりと生徒たちは、周囲と協力しながら実習に取り組んでいました。
今後の圃場での実習は、追肥・土寄せ・間引き・除草などの管理を行う予定です。
立派な作物が収穫出来るよう、全員で協力して実習に取り組んでいきたいです!!
本日、食品製造分会宮レモン商品開発班で、開発中の「宮レモンケーキ」の風味や食感等の課題解決に向けて、地域の製菓店に赴き技術指導していただきました。解決に向けたアドバイスをいただき、これから改良を重ねていきたいです!また、流通経済科の研究班とともにパッケージシールも着々と作成が進んでいます!商品化に向けて頑張ります!
地域製菓店技術指導 パッケージシールの検討
(流通経済科)
9月7日(水)に2年生のキャリア形成支援事業として、TBC学院国際テクニカル調理製菓専門学校の見学・調理実習を行いました。
調理実習は西洋料理「牛肉のハンバーグステーキ~マッシュルームソース~」と、製菓「ブランマンジェ・ココ」の2種類を調理しました。
はじめに、講師の小口伸考先生と宮本知穂先生によるデモンストレーションを全員で見学し、使用する材料や調理工程などのお話をお聞きしてから調理実習を開始しました。
〈デモンストレーションの様子〉
学生のみなさんにアシスタントとして各班に入っていただき、分からない工程や大切なポイントを優しく分かりやすく教えていただきながら調理を進めて行きました。
〈 各班での調理実習の様子〉
調理実習を行いながら小口先生からは、包丁の種類や扱い方、引き切りの技法についてのお話や、『料理の面白さを感じながら調理をして欲しい』、『シェフは盛り付けた時の出来上がりや味を常にイメージしながら調理をしている』などの貴重なお話もしていただきました。
ハンバーグとブランマンジェ・ココの盛り付けが完成し、お楽しみの試食の際には”とっても美味しい!””お店の味がする!”との声を生徒たちはあげていました。
〈美味しそうに出来上がりました☆〉
本校とは全く違う設備が整っている中で実習をすることが出来、生徒たちにはとても有意義な時間となりました。
専門学校校長の小林先生、講師の小口先生、宮本先生、学生のみなさん、貴重な体験をありがとうございました。