拓陽日記

拓陽のできごと

日伊の農業高校生による国際交流事業2025 ~イタリア アントニオ・トーシ農業技術専門高校とのオンライン交流が始まりました!~

 本校では今年度より、イタリアのアントニオ・トーシ農業技術専門高校とのオンライン交流を行うことになりました。

日本とイタリアの農業には、中小規模・家族経営の農業、少子高齢化、自然災害や気候変動など、共通する課題が多く存在します。将来の農業を担う高校生同士が国境を越えて交流することで、両国の農業技術、経営戦略、マーケティング手法、実践的な農業経営のノウハウ、食文化や加工品、マーケットの特徴、地域活性化の取り組み、持続可能な農業のあり方など、日常の学校生活では得難い知識や経験を共有し、国際的な視野を育むことを目的としています。

今年度の交流テーマは「発酵食品と私たちの郷土の食文化」です。

農業クラブ役員および食品化学科の生徒が、年間3回にわたって実施予定のオンライン交流会に参加します。農業クラブとしての初めての国際交流に向けて、生徒たちは緊張と期待を胸に準備を進めてきました。

10月16日(木)には、事務局の方とのオンライン事前研修を行い、イタリア語の基礎学習や日本とイタリアの文化の違いについて学びました。

そして、10月30日(木)、第1回目の交流会が開催されました。両校の所在地、地域の農業、学校行事、学科紹介、農業クラブの活動について発表を行い、発表後にはお互いの学校や今後の交流内容について、活発な質疑応答が交わされました。本校の生徒たちは、イタリアの高校での学びや取り組みに強い関心を寄せていました。

次回の交流では、「発酵食品・地域の特産品」をテーマに、さらに深い学びと交流を進めていく予定です。    

        オンライン事前研修の様子(10月30日)

           集合写真(10月30日)

        オンラインでの発表の様子(10月30日)