食品科学科の活動

2023年6月の記事一覧

HACCP講習を受けました!

食品の安全に関する普及啓発事業の一環として、
栃木県生活衛生課から講師を招いて「HACCP」についての講習を受けました。

HACCPとは?
⇒「Hazard Analysis and Critical Control Point」の略で、
 直訳すると「危害要因分析重要管理点」という意味です。
 食品事業者が食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因を把握した上で、
 原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために
 特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保する衛生管理の手法です。

平成30年6月に食品衛生法が改正されたことにより、
全ての食品事業者に「HACCP」に基づく衛生管理が義務付けられました。
今回は実際に食品事業者が実施する衛生管理について、
講義やグループワークを通して学ぶことができました。

コピー食品作りに挑戦!!

1学年の食品化学の授業でコピー食品作りに挑戦しました。
今回は架橋反応について学ぶため、人工いくらを作りました!

架橋反応とは?
⇒分子鎖(分子が鎖状に長くつながったもの)の間にけるように
 他の種類の分子がつながる反応のこと

今回の実験ではアルギン酸ナトリウムと乳酸カルシウムを反応させて、
カルシウムイオンがアルギン酸同士を橋渡しすることを利用。

今回はアルギン酸ナトリウム溶液に食用色素を入れて着色しました。
1班2色(1色は赤色、1色は自由に選ぶ)で着色を行いました。
用意した色は赤色、黄色、青色。
限られた色素の中で色を混合するなど試行錯誤しながら
各班でオリジナルな色を作り出していました。