植物科学科の活動

2020年10月の記事一覧

オーストラリアへのイチゴ輸出プロジェクト1【生工科・植物科】

7月17日の生物工学科のページに下野新聞社の取材について掲示しました。その続きになります。

このプロジェクトは、日本のイチゴをオーストラリアに輸出するための栽培管理マニュアルを作成することが目標です。

そして、オーストラリアのお客様が「購入され、召し上がり、体調を崩さない」という品質保持や食中毒防止についても調査・研究をしています。

露地栽培のイチゴは、オーストラリアは輸入しません。このことを想定して本校敷地内の温室で試験区(10月9日に定植)を設定し、生育調査を行っています。


現在、品質保持について果実の硬度ついて注目し、プランターごとに肥料成分の差をつけて調査しています。


実現まで数年はかかる見通しです。コツコツと頑張っていきましょう。

シャインマスカットの収穫【植物科学科】

植物科学科2年生の実習でシャインマスカットの収穫をしました。

袋の中のブドウが病害果の少ないもの、粒の形がいいものなどの確認をし収穫。


今年は7月の長雨と8月の猛暑により病気も多く出てしまいましたが、その中でもよい房を収穫しようと一生懸命作業に取り組みました。

実習の後半には自分たちで収穫したシャインマスカットを試食。


小さい粒、黄色の粒で味の違いが出るのかを確認しながら試食しました。
それぞれ好みが分かれたようですが、美味しいとの声が多く聞こえてきました。

作物部報告【農業科・植物科学科】

最近の作物部の実習内容について紹介します。

岩舟農場にて3年生による酒米・山田錦の稲刈りが始まりました。


3年生はコンバインに初めて乗車。先生の指示の下、刈り取り作業を行いました。


本校で手刈り実習を経験した事もあり、
「機械での収穫は早いですね。」
「怖かった。けど楽しかった。」
と生徒の声。とても良い収穫体験になりました!!!
酒米については収穫・調整後、例年通り飯沼銘醸株式会社様に納品。
栃農産酒米を使った日本酒になる予定になっています。


1年生の実習では精米について学びました!
玄米を精米すると、白米と糠にわかれます。
この日は精米を行い、白米の袋詰めを行いました。


白米を袋に入れ計量。その後蝶結びに縛りました。
「縛るのが難しい。けど慣れてきてうまくなってきた。」
「計量一回でぴったりになった。」
などと、生徒の声。楽しくまた正確に実習を行いました。


無事完成!!!
綺麗にできました!!!