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食品科学科の日誌

食品科学科・2年生【キャリア形成支援事業】実施!

 5月29日(水)に2年生においてキャリア形成支援事業を実施しました。

 今回は宇都宮市保健所健康増進課の枝さん、村上さんに講師をお願いし、『栄養と健康』についての講話や野菜たっぷりな『ヘルシーメニュー』の調理実習を行いました。

 講話では「食育とは」や「朝食の大切さ」・「年代にあわせた栄養バランス」など身近な事柄をテーマに資料や展示物などを使用して、分かりやすく説明していただきました。

    

                    〈講話の様子〉

 調理実習では野菜たっぷりで栄養満点な献立を調理しました。

 メニューは「餃子風あんかけご飯」「もやしのゆかり和え」「ミルク豚汁」「フルーツヨーグルト」でした。

 ちょっとしたひと工夫で減塩でも美味しくなるポイントや、食べ過ぎ防止の工夫なども教えていただきながら調理を行いました。

    

              〈調理実習の様子〉

    

     〈完成!美味しくいただきます!〉           

 その他にも、宇都宮市が行っている取り組みや栄養成分表示を見る大切さ、間食しすぎない工夫、また、行政栄養士の業務内容についてなど授業だけでは得られない知識をお話していただき、とても有意義な時間となりました。

 今回教えていただいた事を、今後の生活に活かしていきたいです。

 枝先生、村上先生、ありがとうございました。

 

食品科学科・地域活性化フェスティバルinオリオンスクエア

 5月14日(火)にオリオンスクエアにて開催された地域活性化フェスティバルで、食品科学科とキッチンカーがコラボしたメニューの販売が行われました。生徒のアイディアとキッチンカーの方々のアドバイスや技術によっておいしいクレープとトルティーヤが完成しました!        

 イベントでは、平日にも関わらず多くの地域の方々にご来場いただき、交流することができました。コラボを実現してくださった合同会社Y.T.U様 MOGUMOGU様 O.N.Y様、 G’sKitchen様 ありがとうございました。

  

食品科学科・食品製造【マーマレード・イチゴジャム製造実習】

 「食品製造」の授業は、毎年恒例の【ジャム製造実習】から開始しました!

 「食品製造」とは食品の特性や製造・加工の原理などについての知識を、座学や実習を通して学んでいく科目です。

 今回は『マーマレードジャム製造・イチゴジャム製造』の実習を2・3年生が行いました。

 どちらのジャムもまずは前処理を行いました。

 甘夏は果皮と果肉に分けたり、ペクチン液の抽出をしたりし、イチゴはヘタ取り・洗浄を行い、ジャム内に異物混入が無いよう細心の注意を払いながら工程を進めていきました。

    

                     〈前処理の様子〉

 その後、ペクチン液や砂糖などを添加しながら煮詰めていき、殺菌済みのジャム瓶に充填し、殺菌・冷却を行いました。

 放冷後に異物混入の最終チェックやラベル貼りを行い、校内販売のための製品とする準備を進めました。

     

             〈煮詰め・充填・ラベル貼りをして完成!〉

 今後も様々な製造実習を行いながら、食品の衛生管理や安全性の確保、原材料から販売製品に加工するまでの工程などを学んでいきます。

 

 

 

食品科学科・キッチンカーとコラボ販売!

 地域活性化を目的に、今年度から食品科学科食品製造分会が、本校OBで合同会社Y.T.U様とともに、キッチンカーでのコラボメニュー開発をはじめました。

 本日、コラボメニューのアイディアや打ち合わせを行い、今後試食検討などを重ね、5月14日(火)にオリオンスクエアで行われるオリスクマーケットでのコラボメニュー販売を目指しています!

   コラボキッチンカー  米粉と豆乳を使用したクレープ「MOGUMOGU」様

              トルティーヤサンド専門店「O.N.Yオンニ」様

  

              打ち合わせの様子

食品科学科・1年農業と環境【春夏野菜作付け実習】

 4月12日・19日に1年生が「農業と環境」の圃場で『ジャガイモの植付け・トウモロコシの播種(はしゅ)実習』を行いました。(はしゅ:種をまくこと)

 「農業と環境」とは、農業の基礎を授業や圃場での実習を通して学習していく科目です。植付けや播種をした作物が発芽し、どのように生長していくのかを授業実習を通して学び、食品製造で使用される原材料の生産過程などにも理解を深めていきます。

 今年度栽培する品種は、ジャガイモは《キタアカリ》、トウモロコシは《ゴールドラッシュ・ホワイトコーン》です。

 植付けと播種の前に〈種イモ〉と〈種子〉の観察をし、生徒同士で特徴などを話し合いながらスケッチを行いました。

   

      〈使用した種イモ・種子です〉    〈よく観察しています!〉

 生徒たちは実習が始まる時は緊張の表情をしていましたが、作業工程を確認し合ったり、先生に質問したりしながら丁寧に植付けや播種、覆土(ふくど:土をかぶせること)、灌水などの作業を進めていくうちに笑顔の表情に変化していきました。そして、周囲と協力しながら無事に実習を終了しました。

    

                    〈植付け・播種の様子〉

 今後の圃場での実習は追肥や土寄せ、間引き、除草などの管理実習を行う予定です。

 立派な作物が収穫できるよう、全員で一生懸命取り組んでいきましょう!!