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進路関係
令和5年度始動
最後のブースター
令和5年度が本格始動しました。
今年度も進路室HPを
どうぞよろしくお願いいたします。
4月13日(木)、
外部講師を招いて
高校3年生対象の進路講演会を実施しました。
昨年度の2学期末に1度、
受験生への切り替えを促す講演会を実施しました。
それによって
受験に向けて自律的に動き始めた生徒もいますが、
これからエンジンをかける生徒もいるので、
今回新しい情報も交えて
2度目の講演会を行った次第です。
以前の記事で
卒業生の顔つきの話をしました。
3年生の表情がどのように変わるのか楽しみです。
卒業生の皆様へ
今年も咲きました
2023年度入試が終わりました。
先日、ある卒業生と話をする中で
「○○君はどうしましたか。」
と後輩を気遣う質問をされました。
たまたま一緒に撮った写真を持っていたので見せたところ、
「あんなに小さかったのに、大きくなりましたね。」と
附属中の頃を回想しながら、しみじみ語っておりました。
もしキャンパスで今春の卒業生に会うことがありましたら、
よろしくお願いいたします。
卒業生と話して思いました
自らを追い込んで学んだ者は顔つきが違う
先日OBOG講演会の報告をアップしたところですが、
それとは別に
この時期は
多くの卒業生が
春休みを利用して訪ねてきます。
彼らの話を聴くことは、
持っている情報の更新になりますし、
元気をもらえたりします。
その中からある2名の卒業生に共通して感じたことを話します。
1人は医学部に通う学生、
もう1人は1年多く受験勉強に励んだ卒業生。
両名とも顔つきが精悍になり、
自信をもって話をしていました。
医学部の学生からは
とにかく覚えることが多い、
テキストが難解で頭に入ってこない等
大変な様子を聴きました。
でも学びが蓄積されていくと、
過去の学びで理解に苦しんだところがどんどん繋がり、
わかった!という手応えが得られたとのことです。
浪人生は、
計画を立てることの重要性と
粘りの根性が必須であることを説いていました。
それと
「感謝、素直、自立」の気持ちが大切であると話していました。
現役時代苦手にしていた数学は、
当時の教科担任の話をきちんと受け止め、
1年間毎日取り組んだ結果、
共通テスト本番で昨年の2倍超の点数をとることができたと
喜んでいました。
今度、数学検定に挑戦したいとも語っていました。
こうも人は変わるんですね。
嬉しい報告のおすそわけでした。
卒業式を終えて
つらかったのは生徒だけではない
令和4年度も残り1ヶ月。
去る3月1日に卒業式が行われました。
卒業といっても
次の進路が確定していない生徒は
国公立大学後期試験に向けて
今日も登校して勉強しています。
このもうひと踏ん張りが
大学に入ってからの、
そして社会人になってからのGRITにつながります。
高校入学時点からコロナで制約の多い学校生活を送った生徒達については
報道等でたくさん取り上げられていますが、
しんどかったのは生徒だけではありません。
保護者もまた然り。
卒業式後、
例年と比べて多くの保護者から個別にお声かけをいただきました。
話の内容から、
この日が迎えられたことに安堵している様子がうかがえました。
ニュースではあまり取り上げられませんが、
全国の高校3年生の保護者の皆様の労苦と学校への協力に
敬意と感謝の念をお伝えしたく存じます。
進路室コラム17
共通テスト振り返りに思う
今日から
国公立大学一般選抜の出願受付が始まります。
ちょうど1週間前は
共通テストの自己採点でした。
その後、大手予備校の志望校判定を受け取り、
受験生たちは悩みの真っ只中にいます。
本校では自己採点終了後に
テストの振り返りを行っています。
生徒全員分に目を通したのですが、
ある女子生徒が
以下のようなコメントを書いていました。
「当たり前のことだと思うのですが、
問題用紙を机に置いてもらう時は軽く会釈などするべきだと思います。
会釈せずえらそうにしている人が多くいたので、
矢東生はそのような人たちにならないでください。」
共通テスト受験前日、
私は毎年次の話をしています。
「休み時間、他校の受験生がうるさかったり、
マウントをとるような会話をしていても同調しないこと。
不快を感じたら自ら距離をとること。
感染症防止の観点から、
同じ試験を受ける者への配慮と
リスペクトの気持ちを持って試験に臨むこと。」
生徒たちのレポートからは
責任ある行動をとっていた様子がうかがえます。
まさにコンピテンシーを体現したものだと思います。
合否に関わる点数にはならないけれど、
この先の人生ではとても大切な資質です。
卒業後もその態度は持ち続けてほしい。
共通テストを受けた3年生へ
明日の持ち物確認をして早く寝てください
2日間おつかれさまでした。
蓄えてきた力を存分に発揮することはできましたか。
緊張しすぎて体調が悪くなったりしませんでしたか。
まずは2日間乗り切ったことを讃えてください。
その他の試験の様子は
明日の自己採点の際に教えてください。
今夜は明日の荷物を整えて
早く休んでください。
明日持ってくる物は
共通テストの冊子、ボールペン(赤黒青)、HB鉛筆、消しゴム
です。
毎年問題冊子を忘れる者がいます。
これだけは明朝も確認してください。
保護者の皆様へ
送迎、お昼の支度等ありがとうございました。
明日以降、
個別試験が控えております。
引き続き、
お子様の健康管理(保護者自身も)や
入学金・授業料の納付等でお世話になります。
支払い期限をまちがえて覚えていて
入学資格を取り消されるケースがあるそうです。
お気をつけ下さい。
進路部より
本年もどうぞご贔屓に
2023年が始動するにあたり、
ひとことご挨拶申し上げます。
本年も行事報告や雑感等、不定期にアップしていきますので、
お時間あるときにご笑覧くださると幸甚に存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。
ところで、
新聞の購読数が減少しているというニュースを
聞いたことがありますか。
最近では紙媒体ではなくて電子版を読むとか、
あるいは新聞自体をとらない家庭も増えているようです。
私はアナログ人間なので、
いまだに紙の新聞をとっております。
年初というのは、
この後ホットな話題になるかもしれない記事が載ることが多いのです。
この冬休み中にピンときたのは「タイパ」。
2022年の新語大賞だそうです
( https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/shingo/2022/best10/ )
現2年生以降の大学入試で話題になるだろうと予想しています。
他にもおもしろそうな記事は切り抜いておいて、
何かの折に生徒に読ませたり、掲示板に貼ったりしています。
広告もまた然り。
ある総合商社が全面広告を掲載しました。
そこにはこんなフレーズが載っていました。
「今、世界はかつてない転換期を迎えている。
新しい社会の、新しい課題。
これまでの常識が通じない、難問の数々を前に私たちは思う。
この変化の時代に、自分は何ができるだろうと。
(中略)
そう、どんな変革も、始まりは誰か一人の意志だから。
私たちは、その「最初の一人」でありたい。
前へ、わずかでも、前へ。その一歩一歩が、世界を動かしていく。
その志で、世界を動かせ。」
このフレーズと共に、
社員のひとことが写真と一緒に掲載されていました。
この広告に、
本校の教育目標と重なる部分を感じました。
私は何ができるだろうか。
あなたは何ができますか。
附属中第1学年保護者様へ
ご紹介ありがとうございます
左のメニューの「PTAより」の中に、
附属中第1学年保護者会の記事があります。
その中で、
進路部からの話に言及していただきました。
どうもありがとうございます。
あの日の講演では、
用意した原稿には全く触れておりません。
話したことはすべてアドリブです
(原稿は封印しております)。
もし気になる方がいらっしゃいましたら、
ママ友を誘って学年団へご相談ください。
附属中からリクエストがあれば、
その辺に落ちていない話をします。
よろしくお願いいたします。
2年進路講演会
修学旅行から帰ってきての「換気」は済みましたか
12月8日(木)、
外部講師を招いて
進路講演会を実施しました。
日頃の学習が受験勉強につながっているのは
もちろんですが、
受験に向けて本腰を入れる前に
日常生活をあらためてチェックしてください。
家で勉強を始める時間を固定する
スキマ時間を上手に活用する
苦手な科目に正面から向き合う
勉強すれば受かるとは限らない、
受かったのは勉強したからである。
勉強することは合格するための必要条件であって
十分条件ではない。
そして、
受かる・落ちるの
二元論はやめてもらいたい。
そこへ至る学びのプロセスにおいて
コンピテンシーを鍛える
残り1年にしてほしい。
2年保護者進路説明会・講演会
3年生に向けて
12月3日(土)、
2年生の保護者を対象に
講演会を行いました。
寒い中足を運んでいただき、
熱心に耳を傾けてくださって
どうもありがとうございました。
学年からは
2学期の行事と生活の様子、
ならびに模擬試験の結果を報告しました。
私からは
リテラシーとコンピテンシーの話を、
その後
外部講師から
「受験生の保護者心構え」について説いてもらいました。
私も会場後方で拝聴しておりましたが、
「保護者にもコンピテンシーを」
と考えておりました。
受験が終わるまでは時間の経過が遅く感じられるかもしれません。
気持ちがEasy な方向へ傾きかけたら
立ち止まって考えてください。
受験が終わってしまえば「あっという間」だったな、と感じられるでしょう。
この受験というイベントは
コンピテンシーを伸ばすのにちょうどよいと
最近思っています。
引き続き
ご理解を賜りますよう
よろしくお願いいたします。