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進路関係
附属中保護者WSで話してきました
附属中保護者対象のワークショップで
今の大学事情や学生事情を中心に、
情報提供をしてきました。
ただ、あくまで今の状況です。
お子様が進学する4~6年後は、
また様子が変わると思います。
(保護者の感想から抜粋)
○生きる力とか、これからの学び方、学ぶ姿勢について、再認識できました。
○子ども同様に親の知識のアップデートの必要性。大学•企業が求めている人材などを知ることが出来た。
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以下の話は余談です。
このWSの翌日、
都内の某私立大学のオープンキャンパスに行きました。
プログラムの中に保護者ガイダンスがあり、
予備校職員が講演しておりました。
私も視聴しましたが、
100人以上は参加していたでしょうか。
圧倒的に母親が多かったです。
進路室コラム16
特別活動の意義
1学期が終わりました。
この間、コロナは比較的落ち着いていたので、
気を使いながらも
多くの学校行事が行われました
(現在は第7波が始まったので、
今後の行事がどうなるのかは判断いたしかねます)。
つい最近も
合唱コンクールが行われ、
合唱部×教員有志のコーナーで
私も混ぜてもらいました。
やるからには本気。
歌詞を暗記して舞台に立ちました。
このような形で歌を歌うなんて
何十年ぶりでしょうか。
コンクール翌日の清掃の時間に
進路室担当の生徒に話しかけました。
「合唱コンクールできてよかったね」
その生徒は笑顔を浮かべていました。
窮屈な日常を過ごしている中、
ちょっと一服になったのではないかと推察しました。
体育大会の時もそうでしたが、
私はこのような行事があるとき、
生徒の座席後方から生徒の様子を見るようにしています。
そして気づいたことがあれば、
担任に報告したり質問したりしています。
新採の先生方(教え子の中にいるので)、
教材研究も重要ですが、
生徒を見ることもお忘れなく。
生徒にとって
教室での勉強も大切だけど、
行事も大切。
進路という立場上、
こんな問題を考えました。
「学校教育における特別活動の意義について論じなさい」
学習指導要領を読めば書いてあるのでしょうが、
高校生にはそのようなむずかしい話は抜きで考えてください。
字数制限をつければ小論文の問題になるし、
口頭試問でグループディスカッションのお題にもなる。
教育学部の入試問題にしやすいが、
他の学部でも出題できる
(今年の慶應義塾大学の看護医療学部の小論文の課題文は教育がテーマだった)。
大学の入試担当の先生、
入試問題になりませんかね?
夏休みが始まるにあたり、
振り返ってみました。
中学校訪問
本校の案内と来年の高校入試について
説明をしてきました。
進路担当という立場から、
他校との違いについても
併せて話をしてきました。
対応してくださった先生方、
どうもありがとうございました。
学年保護者会で来校した保護者の方から
こんな話を聞きました。
「中学校の先生からの評判が芳しくないんですよ。
実際そんなことないのに。」
今の指導者層(中堅、ベテラン)の中には
かつて本校で学んだ卒業生も多くおられることでしょう。
もしかして、
古い記憶のままだったりしていませんか。
今月上旬、
現在大学3年生の本校卒業生と情報交換をしました。
この卒業生は
自分の経験から
後輩には絶対本校を薦めないと考えていました。
私から現在の取り組みについて説明したところ、
次のように返してくれました。
「なぜ私たちのときにそれをやってくれなかったんですか。
タイミング悪すぎ。今の様子であれば、後輩に紹介します。」
本校の取り組みの一部は
就職活動のプロセスと重なるとも言っていました。
今では
成人式後に晴れ着姿を見せに来る卒業生もいます。
野球の応援に球場へ足を運ぶ卒業生もいます。
大学で学んでいることを後輩に話に来てくれる卒業生もいます。
このような様子からも
本校の今を想像していただければ幸いです。
1年保護者進路説明会
高校入学後初めての保護者進路説明会を実施しました。
出席率は8割を超え、
高い関心を寄せていただいていることがわかりました。
本校の保護者進路説明会は
保護者のための学びの場とお見知りおきくださると幸いです。
説明会終了後に個別相談に対応しました。
非常に熱心に質問されていたので、
その方にとっては
全体会よりも深い学びにつながったかもしれません。
モヤモヤ感がクリアになったとおっしゃっていました。
今回で
1学期に行われる学年別保護者会は一区切りです。
何かお気づきの点がありましたら、
夏休み中に行われる
クラス担任との懇談の折にお話ください。
よろしくお願いいたします。
2年保護者進路説明会
2年保護者進路説明会を開催しました。
多くの保護者の皆様に参加していただきました。
事後アンケートで
「勉強になった」という声をいただいております。
どうもありがとうございました。
現在、
今春卒業した生徒たちが本校に入学して以来蓄積してきたデータで
いろいろリサーチをしているのですが、
その一部を「初蔵出し」という形で紹介しました。
一緒に視聴する職員にとって現職研修になることも
目指したつもりです。
説明会でも申し上げましたが、
資質・能力の育成には
ご家庭の協力が必須です。
引き続き、
どうぞよろしくお願いいたします。
3年保護者進路説明会
3年保護者を対象に
進路講演会を開きました。
GWの谷間にもかかわらず来校くださった皆様、
どうもありがとうございました。
わざわざ来ていただいたお返しではありませんが、
表出ししていない情報もお伝えいたしました。
報告用の資料を作成することは
私共の指導の振り返りでもあります。
この4月から運用開始となった
新学習指導要領では
以前と比べて
資質・能力の面が強調されております。
今後ますます求められる汎用的な力。
受かった落ちたの議論もいいけれど、
リテラシーコンピテンシーの伸長につながる指導を
心がけたいと思っております。
保護者の皆様にもその視点を持っていただき、
受験を通して成長できたなと思える1年を
送ってほしいと切に願っております。
これは生徒保護者双方にあてはまりますが、
途中しんどくなって、
安きに走りたくなる瞬間が来るかもしれません。
そのときは問うてください。
「その選択で後悔しませんか。本当にいいんですか。」
3年進路講演会
外部講師を招いて進路講演会を実施しました。
私立大学に限って言えば、
全体の入学定員充足率は100%を割り込んでいる。
定員割れの大学は277校(全私立大学の46%)にのぼる。
選ばなければどこでも行ける。
じゃあ、
あなたはそれでいいのか。
大学入学共通テストの出題傾向も
以前のセンター試験と比べれば、
かなりかわってきている。
毎日の学習姿勢が問われる。
漫然としていると脱落していく。
受かっただの、落ちただの、
それだけを追求する受験勉強はやめてほしい。
試行錯誤するプロセスも大切にしてほしい。
それが
リテラシーコンピテンシーを伸ばすのである。
今春、国公立大学後期入試で合格した卒業生も
コンピテンシーの大切さを強調していた
(詳しくは6月発行の進路資料を見てほしい)。
さて本格的に授業が始まった。
心して刻苦勉励すべし。
進路室コラム15
祝入学、そして新課程始まる
1年生のみなさん、
そして保護者の皆様、
本日のご入学、おめでとうございます。
また、
多くの高校の中から
本校を選んでくださったことに
感謝申し上げます。
率直に伺います。
なぜ本校を選ばれたのでしょうか。
理由をお聞かせ願いたく存じます。
保護者の皆様には
学年保護者会でもお目にかかるので、
その折にご教示いただければ幸いです。
手前どもの話で恐縮ですが、
新課程を見据えて
3年前から校内で始めたことがあります。
当時は
ほとんどの職員に理解されませんでした
(直接言ってきた職員もいます)。
今、複数の職員から仕事上の質問・相談を受けますが、
3年間の仕込みとほとんど関連づけが可能です。
それについては、
6月の学年保護者会で触れたいと思います。
これから3年間、
本校の教育活動にご理解ご協力を賜りますよう
どうぞよろしくお願いいたします。
進路室コラム14
2022年度大学入試終了
今春の大学入試も終わった。
国公立大学の前期試験に不合格で、
中期・後期試験を受けた者、
最後までよくやりきった。
あなたは勇者である。
結果報告に訪ねてきてくれたときの表情は
「やりきった感」で充実しているように見えた。
1年前
「単に受かる落ちるだけの議論はやめてほしい。」
と述べたのを覚えているだろうか。
私が獲得してほしいと思っているものを
あなたは獲得できたと思う。
一方、
もう1年やることになった者へ。
1年余計に勉強するのだから、
来年の今頃、
学びに向かう態度、学力、心身、
すべてにおいて成長した姿を見せてほしい。
今年2浪の末、
医学部医学科に合格した者が以下のように述べた。
「私は現役の時、あまり勉強しなかった。
浪人して初めて
『きちんとやれば、学びは面白い』ということがわかった。
周りの受験生の意識の高さも刺激になった。」
たぶん、頭の中で
「知のネットワーク」が形成されていったのだろう。
知識がつながる瞬間のインパクトは計り知れない。
充実した1年にするか、無為な1年にするか、
それはあなた次第である。
親が高い金を払って学ばせてくれることに感謝せよ。
そしてまた
明日から新たな3年生を相手にする。
どういう手でいこうかな。
進路室コラム13
会話という名の薬
併願先から合格をもらって
悩んでいる者もいるだろう。
妥協する道を選ぶか、
あなたの人生観が試されている。
最後までやり抜いた事実は
脳にとってはコミュニケーションになっていないということ。
これからの活躍を祈念する。
最後にもう一度。
卒業おめでとう。