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学校通信

【理科・化学基礎】ラムネを作ってみました

毎日暑い日が続いていますが、授業時の理科室からは元気な声が聞こえてきます。

暑い日には涼しい実験を!ということで、吸熱反応の実験を2種類行いました。

まずは、クエン酸と炭酸水素ナトリウム(重曹)をひとさじ両手にのせて、何滴か水を足らします。すると、しゅわしゅわと反応し一気に手のひらは冷え冷えに!あちらこちらから「冷たーい!」という声が。

 

しゅわしゅわの泡と粉をきれいに洗い流してもらい、今度は2つ目の実験へ。お菓子の「ラムネ」を作ってみます。

先ほどの実験でも使用した、クエン酸と炭酸水素ナトリウムを1:1で計量し、美味しくするために粉砂糖も加えます。極々少量の水を加えて、だまがなくなるまで根気よく混ぜていきます。

まだパサパサかな?というところで一度手を止め、ラムネらしく形を作っていきます。今回は小さい計量スプーンで成型しました。

白くてちょっと見づらいですが、しっかり形の整ったラムネができました。

最後は味見ですが…

「先生、口の中すごいことになります!」と生徒たち。

実はこのラムネ、市販品よりもかなり強力に発泡します。そのしゅわしゅわ具合に生徒たちもびっくりのようです。

身をもって吸熱反応を体験してもらった1時間でした。