スーパーサイエンスハイスク-ル(SSH)に関するお知らせです
SS校外研修を実施しました。
○6月2日(木)に、2学年生徒全員を対象に、
本校SSH事業の一環として、「SS校外研修」が実施されました。
生徒の希望に基づいた6コースに分かれ、様々な施設を訪問、見学させていただきました。
Aコース
東京ガス(株)日立支社工場→日立市郷土博物館→日立パワーソリューションズ大沼工場
Bコース(a,bは選択)
(a)木質バイオマス発電所/(b)原子力科学研究所
→原子力科学館→那珂核融合研究所
Cコース
積水ハウス㈱関東工場→LIXIL→食と農の科学館
Dコース(a,bは選択)
(a)日本ジェネリック株式会社/ (b) 理化学研究所バイオリソースセンター
→安藤ハザマ技術研究所Eコース
安藤ハザマ技術研究所→インテル株式会社
Fコース
JICA筑波→ランチミーティング→地質標本館→サイエンス・スクエアつくば+メガソーラー
理化学研究所バイオリソースセンターでの見学の様子
○6月9日(木)に、クラス別に体験報告会を実施しました。
コースごとに研修内容や気づき、学びなどを5分間で報告し、体験を共有しました。
報告会での発表の様子
平成27年度 SSH研究成果発表会
平成27年度 SSH研究成果発表会
2月20日(土)に行われました。
12:25 全体会1が始まりました。
校長挨拶 司会進行の生徒たち
科学技術振興機構 主任調査委員 関根康介様の挨拶です。
生徒会長挨拶
次にSSHの4つの行事報告です。
マレーシア海外研修報告 サイエンスラボラトリー実施報告
SS校外研修実施報告 SS基礎実施報告
13:50 3カ所に分かれて自由見学となります。
◎SSHクラブによる研究発表(講堂)
物理(3),化学(1),生物(1) ,数学(1)の6グループが発表しました。
◎SS発展プレゼン(本館2階の4教室)
2年生1人1研究。20の研究を各教室で発表しました。
◎SS発展ポスターセッション(第2体育館)
2年生1人1研究。30の研究をそれぞれのブースに
分かれて発表しました。
◎サイエンスラボ,協働まつり等のポスター展示
もありました。(第2体育館)
15:00 全体会2です。
SSHクラブによる研究報告が行われました。
物理分野 圧電素子による発電
化学分野 植物中のリン酸の研究
生物分野 グリーンヒドラの培養と駆除
数学分野 グラフの中に方程式の虚数解を探す研究
来賓の皆様です。
最後に
運営指導委長 若狭湾エネルギー研究センター所長
中嶋英雄様より指導講評がありました。
SSH授業開発 バフンウニ
昨年3月初旬に受精させたウニは、3匹が年を越しました。
撮影は1月15日なので、約10ヶ月たったことになります。
変態後は、ずっとこのプラスチックシャーレで育ててきました。
ウニの卵と精子、餌と海水はお茶の水女子大臨海実験所の提供です。
昨年の6月より、18℃に設定した恒温器内で飼育しています。
シャーレ内の3匹のウニです。大きさは13~15mmあります。
五放射が星のように美しいバフンウニ2匹です。
餌はプラスチック板に繁殖させたピンク色の石灰藻です。
マレーシア海外研修 五日目
今日は、UKMの付属高校(PERMATA Pintar Negara)を訪問し研究発表と交流を行います。
その後、夕食をとりクアランブール空港から日本へ帰ります。
UKM付属高校に到着。校舎は自然に囲まれ、とても素晴らしい環境です。
敷地も栃高よりもかなり広い!!!
午前中は、日本語の勉強をしている現地の高校生との交流会です。
まずは互いに自己紹介。現地の高校生は、日本語で自己紹介をしてくれました。
その後は、グループに分かれてゲームなどをしながらの交流。
昼食後は、マレーシアの楽器の演奏。
現地の高校生によるキャンパスツアー。陸上競技場、プールなどに案内していただきました。この学校は全寮制の学校だそうです。マレーシアの各地から優秀な高校生が集まってくるそうです。
午後は研究発表です。当初は20名程度の高校生を前に発表すると聞いていましたが、200名を超える高校生と先生方に集まっていただきました。想定外の状況の中、生徒たちは英語で一生懸命発表していました。
全ての研究発表で質問が出て、それに対して生徒たちは一生懸命英語で答えていました。
また、最後に現地の高校生によるレーシングカーのボディの形状に関する研究発表が行われました。とても素晴らしい発表でした。
現地の高校生による、音楽の演奏とダンス。予定外の演出に感激。
日本の文化紹介ということで、けん玉と空手を披露しました。大変盛り上がりました。
最後に記念写真。こんなに多くの方々に歓迎していただきました。生徒たちはとても感激していました。
マレーシア最後の食事です。マレー鍋(スチームボート)です。
クアラルンプール空港に到着です。これから帰国します。
五日間お世話になったガイドのライさんともここでお別れです。
本当にお世話になりました!!!!
朝、6時30分に成田に到着。
出発したときクアラルンプールは気温30℃でしたが、成田の気温は-1℃でした。
寒い!!!
栃高に到着。校長先生に帰着を報告。
以上で本年度のマレーシア海外研修は終了しました。
多くの方々のご支援に感謝いたします。
ありがとうございました。
テリマカシ。
マレーシア海外研修 四日目
本日は、マレーシア国民大学(UKM)に訪問します。
UKMのFaculty of Science & Technologyに到着。ここでは、生徒たちが英語で研究発表を行います。生徒たちはとても緊張しています。
研究発表の会場です。研究発表には、物理、化学、生物、数学を専門とする各先生たちに参加していただきました。こちらとは対照的に、すべて女性の先生でした。各自が自己紹介をした後に、とても和やかな雰囲気の中で研究発表はスタートしました。
各自の研究発表の様子です。皆、英語でしっかりと発表することができました。また、各発表ごとに質問やアドバイスが多く出て、予定時間を大きくオーバーしました。生徒にとって充実した発表会となりました。
研究発表の最後に全員で記念写真を撮りました。
UKM内のChocolate Labを訪問しました。チョコがとてもおいしい!!!
昼食は、学食でマレー料理をいただきました。机の上にあるお茶はなぜか甘いです・・・。皆、少しずつマレー料理になれてきた様子です。
午後は、UKMの説明をしていただきました。歴史のある大学のようです。
建築工学科のギャラリーの見学。
ホテルに帰着後は、明日の研究発表に向けての準備です。
UKMでいただいた多くのアドバイスを元に修正します。
明日は、いよいよ最終日です。
UKMの付属高校を訪問し、研究発表や現地の高校生との交流を行う予定です。
マレーシア海外研修 三日目
今日は、ペトロナスツインタワーの見学後、班別に現地の大学生と市内を散策します。
そして、夕食後はセランゴール蛍園に行きました。
8:15にホテルを出発し、徒歩でペトロナスツインタワーに向かいます。
道路は通勤ラッシュの車で大混雑。マレーシアは車優先の社会なので、横断歩道でも注意が必要です。信号は青なのになかなか渡れません・・・・。
約30分くらい歩いてペトロナスツインタワーに到着。
入場ゲートでは、X線によるセキュリティチェックが行われます。
まずは、ツインタワーの40階での見学。生徒も引率教員もまだまだ元気です。
最上階の展望ルームからの眺望です。クアラルンプール全体を見渡すことができました。右の写真の茶色い二つのタワーが私たちの宿泊しているペルジャヤ・タイムズ・スクウェアホテルです。
その後は、3つの班に分かれて現地の大学生の案内の下、市内散策をしました。
生徒たちは、チャイナタウン、国立モスク、ブキビンタン、KLCC水族館などに訪れたようです。
最後にセントラルマーケットに集合して、セランゴール蛍園に向かいます。
蛍の鑑賞の前に夕食です。本日は、川の見えるレストランで海鮮中華をいただきました。Very delicious!!
いよいよ、セランゴール蛍園にて蛍の鑑賞です。ライフジャケットを着用して四人乗りボートに乗り込みスタート。まるでクリスマスツリーの電飾のような、数多くの蛍を干渉することができました。写真でお見せできないのが残念です。
明日は、いよいよマレーシア国民大学での研究発表です。
練習の成果を発揮してほしいと思います。
以上
マレーシア海外研修 二日目
朝6:30起床で7:00から朝食です。
ブュッフェスタイルの朝食です。
ホテルを8:15に出発。マレーシア森林研究所(FLIM)を訪れました。
まず、ばじめに二名の研究員の方に森林研究所の説明をしていただきました。
説明の後はジャングルトレッキング。30mを超える木々に圧倒されました。今日の気温は35℃ですが、ジャングルの中は少し涼しく感じられました。
ジャングルを歩いていると突然・・・・1.5mくらいの巨大なトカゲに遭遇!!!
それ以外にも、巨大なアリ、巨大な魚に遭遇しました!!!!
生徒たちは驚いていました。
本日の昼ごはんです。本日はおいしくいただけました。
昼食後は、マレーシアのICT技術の開発特区であるサイバージャヤにあるサイバービュー社を訪問しました。社員の方から、マレーシアが実現しようとしているICTを利用した将来像について説明していただきました。生徒たちは、英語でのプレゼンに真剣に聞き入っていました。
次にサイバージャヤあるNTTコミュニケーションズを訪問しました。
現地で働く4名の日本人社員の方々からのお話は、会社の事業内容にとどまらず、キャリアプランニングや人生哲学についてなど進路選択の糧になるものでした。生徒たちは、海外で働くということをとても身近に感じることができたようです。
その後、ホテルに戻り夕食をとりました。
今日の夕食は各自がホテル近隣のレストランで好きなものを食べました。
本日のスケジュールは以上で終了です。
みんな元気です。
マレーシア海外研修 一日目
栃木高校を朝6:00に出発し成田空港へ。そして、飛行機でマレーシアの首都クアラルンプールに向かいました。
成田に到着。出発まで一時間ほど待ち、飛行機へ搭乗。一路マレーシアへ!!!
天気がとても良く飛行機からの眺めは最高でした。機内食は和食メニュー。デザートにはアイスクリームなどもあり生徒たちはみんな大満足。
クアラルンプールまでは約7時間のフライトでしたが、映画を見たり、本を読んだり、勉強したりと、退屈することなく時間を過ごすことができました。
クアラルンプール空港に到着。当然ですが、夕方なのにかなり蒸し暑いです・・・。
空港出口で、今回ガイドをしていただくライさんと合流。
ライさんはとても気さくなガイドさんで、日本語もとても上手です。
ライさんと合流後、サロマレストランで少し遅い夕食。マレー料理をいただきました。
味は・・・・・・・
さらに、マレー料理をいただきながらマレー舞踊ショーも見ることができました。
ショーの後半には、生徒の多くがステージに上がりマレー舞踊に挑戦しました。
初日からマレーシアの文化に触れることができ、良い経験ができました。
夕食後ホテルに到着。ライさんからホテルでの注意事項を説明いただきました。
最後にミーティングを行い、本日のスケジュールは終了となりました。
スケジュールは順調にすすんでおります。全員元気です。明日も頑張ります。
以上
SSHクラブの最近の活動
〇日本学生科学賞 栃木展覧会 結果報告
SSHクラブ物理班が研究している「圧電素子による発電」が、最優秀賞(県議会議長賞)を受賞しました。圧電素子を使った音波発電機や床発電機の研究に取り組み、高評価をいただきことができました。なお、この作品は東京で行われる中央審査に進み全国の舞台で評価されることになります。全国で入選できるように現在準備を進めているところです。
〇とちぎ協働まつりへの参加
SSHクラブ物理班の三名が、10/25(日)に開催された「とちぎ協働まつり」に参加してきました。キッズワークエリア内で科学実験教室を行い、18名の小学生に楽しい科学実験を体験していただきました。今年は、「分光器」「水笛」「トルネードボトル」を小学生に作ってもらい実験するという内容でした。
〇科学の甲子園 栃木県予選
11/1栃木県総合教育センターで開催された、科学の甲子園 栃木県予選に参加してきました。生徒たちは、筆記競技(物理、化学、生物、地学、数学、情報)、実技競技(パラシュートの落下競技)に取り組みました。結果は11月下旬に発表されます。
第3回栃木高校SSH科学実験教室
第3回栃木高校SSH科学実験教室
本校では24年度から文部科学省よりSSH事業の指定を受け、
様々な科学関連の事業を企画・実施しています。今年度もその
一環として、主に科学に興味を持つ中学生を対象に、
「第3回栃木高校SSH科学実験教室」を
11月7日(土)9:30~12:00に開催しました。
講座担当の本校生徒はSSHクラブに所属する21名です。
・日程は次のように行われました。
9:00~ 受付
9:30~ 開会式 日程の説明
9:50~ 移 動 本校生が各会場へ誘導します
10:00~ 科学実験教室 開始
11:40 アンケート記入
11:50 講堂へ移動後閉会式
12:00 科学実験教室終了
・中学校の参加生徒数です。
1.圧電素子 19名
2.LEDライト 1 名
3.分子模型 3名
4.イシクラゲ 5名
5.呼吸基質 2名
合計 30名
講座の様子を紹介します。
受付 ポスター
開会式 SSH部長挨拶 校長挨拶
○実験講座1 圧電素子による発電器の製作
本校のSSH物理班では、圧電素子を使って、踏むことで発電できる発電床
音波 をぶつけることで発電できる音波発電の研究を行っています。今回は、
その研究内容の紹介と圧電素子を使ってLEDを光らせることができる発電器
を製作しました。
○実験講座2 LEDの電圧-電流測定とLEDライトの製作
電球に代わってどんどん広まっているLED。この講座では、LEDに加える
電圧と流れる電流との関係を調べ、LEDの特徴を学んだ後、まとめとして
LEDライトを製作して、お土産として持ち帰ってもらいました。
○実験講座3 分子模型をつくろう
水や二酸化炭素、アミノ酸、etc。わたしたちの身のまわりにはたくさんの
分子が あふれています。色をつけた発泡スチロールを使って様々な分子
をつくってみました。
○実験講座4 イシクラゲ(ネンジュモ)の観察と培養
栃高の校庭には、シアノバクテリアの仲間のイシクラゲが豊富に繁殖
しています。私たちは、この生物を研究しています。今回は、顕微鏡を
使った観察と培養方法の実験を行いました。
○実験講座5 呼吸基質を調べよう
私たちは、呼吸により食べたものを分解しそのエネルギーを利用して
います。 脂肪の燃焼にこれが良いとか、あの運動が良いとかいいます
が、脂肪と炭水化物の利用状況を測定してみましょう。
閉会式の様子です。生徒代表がお礼のあいさつをしました。
最後に集合写真を撮りました。