動物科学科の活動

2021年7月の記事一覧

牛産まれますよメール【動物科学科】

岩舟農場で、「牛温恵」というICT機器を導入しました。
これは、牛の膣内に温度センサーを挿入して、リアルタイムでその牛の体温が分かる機器です。分娩予定の牛に挿入して、体温の変化を見ていきます。牛は分娩24時間前になると体温が0.5~1.0℃程度下がるので、下がると機器がそろそろ産まれるよという「分娩段取りメール」を管理者に送ってくれます。さらに分娩が始まり、破水すると「分娩駆けつけメール」を送信してくれます。

7月12日、「めぐみ」にセンサーを挿入しました。

挿入後の温度変化グラフになります。
12日挿入後、14日の15時に「段取りメール」、15日の0時に「駆けつけメール」が届きました。
  

今回のメールは深夜であったため、気が付かなかったという失態がありましたが、朝5時に職員が無事に分娩が済んでいることを確認しました。
「牛温恵」のおかげで、夜や休日の牛舎見回りから解放されそうです。ちなみに、産まれた子牛は、隆之国産子です。
来年の鹿児島全共(和牛の全国大会)出場目指して管理してきます!!