動物科学科の活動

2021年10月の記事一覧

ハクサイ植え付け後の作業 [農業と環境]


1年2組「農業と環境」の実習の様子です

 

今回の実習は、立ち鎌(ホー)を使いハクサイの中耕・除草・土寄せを一連の作業として行いました。

中耕・除草は、空気や水の通りをよくし雑草の発生を抑えるために株と株の間や畝間を軽く耕す作業です。

土寄せは株をより安定させるために行う作業です。

 

ハクサイも大きくなり始めたのでキズつけないように注意しながら作業を行ってくれました。中にはハクサイをキズつけないよう手で作業をする生徒も見られました。

 また、ハクサイは「マルチでの栽培」、「マルチなしでの栽培」と比較栽培を行うということで、植え付けから1ヶ月半経ったハクサイの様子です。

   
マルチでの栽培      マルチなしでの栽培 
 
特に、大きな差は見られていません。
今後も比較を行いながら収穫まで管理していきましょう。

 

見えないものを見る【動物科学科】

和牛は、出荷して枝肉にならないと中身の良さが分かりません。見た目だけでは、5等級なのか4等級なのかは、…?です。
牛っぷり(牛の姿)や血統からある程度は予測できますが、期待通りの時もあったり、大外れしたりすることがあります。
そこで、1月に開催される和牛甲子園に向けて、どの牛が良い肉になるかを予測するために、超音波(エコー)を使って、肉質を診断することにしました。
診断には、高価な機械と熟練した技術が必要であるため、「栃木県畜産酪農研究センター」の方々に依頼し実施しました。
今回の診断結果を用いて、和牛甲子園にどの牛をエントリーするか決めたいと思っています。

 

☆専門学校との連携授業⑤【動物科学科】


先日、TBC学院国際ペット総合専門学校より碓井先生にご来校頂きました。
バリカン(クリッパー)についての知識を教えて頂き、種類の多さを知りました。

本校の実習犬を使って、日常ケアとして行う、足裏とおなかの毛の刈りかたについて
教えて頂きました。

 

犬種に合ったカットやクリッピングについても教えて頂きました。
生徒たちは緊張しながらも、楽しく行うことができました!
「楽しかった!もっとやりたい!」という声も聞こえてきて、生徒たちにとって
大切な時間となりました。

 

碓井先生、丁寧なご説明とプロの技術を見せて頂き、本当にありがとうございました!!

和牛の健康調査(血液分析)【動物科学科】

 

 JA東日本くみあい飼料 北関東支店 木田様を講師に、「血液分析を活用した高品質肥育牛の生産」と題して講話いただきました。今年度、本校で3回の血液分析を実施して、その結果を和牛の飼育方法にどのように活かすかについて教えていただきました。本校牛のVA、T-cho、γ-GTP、β-カロテンの分析値と推奨値を比較したところ、まずまず理想に近い形で推移していました。夏場の暑さの影響で6~8月は、コレステロール値が少し低下していることが気になりました。
 和牛甲子園に向けて、今後も継続してモニタリングして、高品質の和牛生産を目指していきます。
 来週は、超音波装置(アイミート)で肉質の調査を実施します。