動物科学科の活動

2023年10月の記事一覧

専門学校連携授業⑤【動物科学科】

 中間試験が終わり、社会動物コースの10月最初の実習は連携授業で始まりました!


 今回は、つくば国際ペット専門学校より北川先生・蛯名先生にご来校いただき、3年生を対象に、アニマルセラピーについて授業を行っていただきました!

 

 動物が人に与える効果は

①  心理的影響:リラックス効果や自己肯定感・自尊感情の回復

②  生理的・身体的効果:血圧や心拍の低下・ストレスホルモンの低下

③  社会的効果:社会とつながるきっかけとなり、社会的潤滑油になる。

の三つがあることが分かっているそうです。

このような効果を期待して、治療やレクリエーションなど様々な目的に合わせたアニマルセラピーの活動が行われているそうです。

 

また実際にアニマルセラピーを行う場合には、良い効果だけに目を向けるのではなく、動物と人がかかわることで起こりうる危険性を予想してリスクマネジメントを行うことの大切さも学ばせていただきました。

 

授業の後半では、本校の実習犬に対してしつけ技能テストと動物の活動適正テストを行わせていただきました。

しつけ技能テストは、座れ・待て・伏せ・来いなどの基本的なしつけができるか、また人に慣れているかの評価を行います。

 

 

活動適正テストは、様々な状況の中で犬がストレス反応(吠える・震えるなど)を示さないか、体中を触ったり車いすに乗せたりして評価しました。

 

 

テストの結果により、様々な課題を発見することができました。

 

本校でも、動物とともに交流活動を行うことがあるので今回の結果を踏まえて準備等進めていきたいと思います。

北川先生・蛯名先生お忙しいなかありがとうございました。