動物科学科の活動

2022年11月の記事一覧

和牛甲子園にむけて①【動物科学科】

第6回和牛甲子園が来年1月に開催が予定されています。

現在出品に向けて牛を管理していますが、そろそろどの牛を大会にエントリーするか決める時期となっています。

候補牛を選ぶ際のポイントは、①牛の姿がよい。(エサをたくさん食べて、プリっとしている)②血統がよい。(親が優秀で、きっと子もよいだろう)の2点です。

しかし、実際の肉質は、出荷して「と畜」しないと分かりません。よいと期待していても、悪い肉質の時があり、逆に期待していない牛が、よい肉質だったりもします。

そこで、牛にエコー(超音波)をかけ、見た目からは分からない肉の中の脂肪(サシ)を判断することにしました。これをすることで、良い結果が出るであろう牛を選ぶことができます。診断には特別な装置が必要で、栃木県畜産酪農研究センターの研究員の方に依頼し、実施いただきました。生徒たちも診断画像を注意深く見ていました。

アイミート1 アイミート2

今回の結果を参考に甲子園の出品牛を決定します。