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1年生「農業と環境」で、秋冬野菜として作付けをした『ダイコン・ハクサイの収穫実習』を行いました。
9月中旬に播種・定植をし、その後、間引きや追肥・土寄せ・中耕・除草作業などの管理実習を定期的に行い、今月無事に収穫時期をむかえました!
ダイコンはしっかりと太く生長し、ハクサイも立派に締まりよく結球しました!!
〈ダイコン・ハクサイ収穫適期です!〉
ダイコンを引き抜いた時や、ハクサイを持ち上げた時の重量感に生徒たちは驚きの表情をし、”太くてびっくり!”・”ずっしりと重い!!”などの声を圃場であげながら、クラスメイトと作物収穫の喜びを感じていました。
〈ダイコン収穫の様子〉
〈ハクサイ収穫の様子〉
「農業と環境」の科目を通して、食品製造に使用する原材料の生産過程や作物栽培の大変さ、生産者への感謝の気持ちを持つ大切さなど様々なことを考え、感じ取ることが出来た実習となりました。
11月13日に宇都宮城址公園で開催された「第17回うつのみや食育フェア」で「宮れもんパウンドケーキ」を販売しました。
米の消費拡大を目的に、米粉と宮れもんを一年中楽しめるようにマーマレードに加工したものを原材料に使用しました。地域の人々の思いが詰まったケーキとともに本校流通経済科作成のパンフレットの配布も行いました。地元新聞にも取り上げられ、多くの方々が来場し、ふれあい交流/販売することができました。
食育フェア販売 宮れもんパウンドケーキ
2年生の「食品製造」の実習で、『みその樽詰め』『包装(ラベル貼り)』を行いました。
約9ヶ月の間、麹菌の酵素や酵母・乳酸菌の働きで、発酵・熟成されたみそが完成しました。
大樽の中からみそを出し、機械で濾してから内容量を計測し、製品用の樽に丁寧に詰める作業を行いました。
〈濾している様子〉 〈樽に詰めている様子〉
その後、”容器に汚れが付着していないか”、”フタがきちんと閉められているか”などを慎重に確認し、ラベル貼りの包装工程を行い、校内販売のための製品として完成しました。
〈ラベル作成〉 〈ラベル貼りの様子〉 〈校内販売用製品完成〉
生徒たちは、みその発酵・熟成した香りや変化した色味などを観察し、「発酵の良い香りがしている」「色が淡い赤色に変わっている」などとそれぞれの感想を話していました。
食品がどの様な工程を通過して製品になるのかを、食品製造の授業実習を通して学習しました。
今年度も良く熟成し、美味しそうなみそが出来上がりました!
「食品製造」の実習で、『リンゴジャム製造』を行いました。
今回のリンゴジャムには、香りが良く酸味が強めで調理加工に適している【紅玉】を使用しました。
まずはリンゴの前処理として、洗浄やカットなどを行いました。
丁寧に芯の部分や皮を除去し、5ミリ幅にカットしていきます。種や皮などの異物混入が無いよう注意を払いながら、また、リンゴの褐変が進まないよう各班で協力して手早く作業を進めていました。
前処理終了後には”アク”を丁寧に除去しながら煮詰めていき、殺菌済みのビンに充填、その後、殺菌・冷却を行いました。
最後に校内販売用の製品とするため、ジャムビンを拭き上げ、異物混入の最終確認をし、ラベル貼りの工程を行いました。
今年度も美味しそうなリンゴジャムが出来上がりました!!
1年生の「農業と環境」で、秋冬野菜として作付けをしたダイコン・ハクサイの管理実習を行いました。
今回の実習内容は『間引き・追肥・土寄せ・除草』の管理です。
ダイコンは本葉の枚数や大きさなどを観察し、”間引く株”と”残す株”を決めて間引きを行いました。残す株にダメージが無いよう根元を押さえながら慎重・丁寧に作業を進め、その後、追肥、土寄せを行いました。
ハクサイには葉の部分に肥料がかからないよう、根本部分を良く確認しながら追肥、土寄せを行いました。
〈間引き前のダイコン〉 〈間引き後のダイコン〉 〈間引いている様子〉
〈土寄せの様子〉
除草作業も生徒全員で協力して取り組んだので、圃場全体がとてもきれいになりました!
間引き実習も春夏野菜の管理実習で行っていたため、生徒たちは周囲のクラスメイトと声をかけあいながら積極的に実習に取り組んでいました。
〈管理後の圃場の様子〉