部活動日誌

部活動日誌

(高)「第15回全国高等学校選抜スポーツクライミング選手権大会」で2年生の船木さんが健闘!

12月21日(土)、22日(日)の二日間、本校2年生の船木陽くんが「第15回全国高等学校選抜スポーツクライミング選手権大会」に出場しました。

 

船木くんは、5月に「第12回リードユース日本選手権いわて盛岡大会」で第3位に入り、8月に日本代表に選出されて「IFSC 世界ユース選手権 貴陽 2024(リード競技)」でも第3位になるなど、平素より活躍しており、今大会は協会推薦出場となりました。

 

スポーツクライミングの選手は、普段、14歳または15歳は「ユースB」、16歳または17歳は「ユースA」、18歳または19歳は「ジュニア」とカテゴライズされていますが、今大会はこれらのカテゴリ分けをせず、高校1年生から高校3年生までが一堂に競う、まさに「高校生ナンバーワン」を決める大会です。

 

大会には各都道府県予選で2位以内に入った選手と協会推薦出場選手を加え、男子122名、女子97名が参加しました。初日は2本の違うコースを登り、男女それぞれ上位26名が二日目の準決勝・決勝へ進むルールです。

 

船木くんは初日の予選を、見事5位で通過。2つあるルートのうち、片方を完登することもできました。

 

迎えた勝負の二日目。難易度の高いルートセッティングに予選上位進出者が苦しむ中、船木くんも余力を残しながら中盤でミスをしてしまい、敗退となりました。本人は「もっといけたー!」と本当に悔しそうに話していました。

 

惜しくも入賞は逃しましたが、「第12位」という素晴らしい結果を残しました。昨年度は11位、今年度は12位ということで、高校生世代としての最終年度となる来年は、悲願の表彰台に期待したいと思います。

 

昨年度も引率しましたが、会場でのほかの選手とのコミュニケーションの取り方や、運営の方々とのやり取りの様子を見ていると、昨年に比べて大きく成長していることが感じ取れ、非常に嬉しく思いました

 

また、普段の学校生活での穏やかな様子とはひと味違った「本気」の表情が垣間見え、「今」に情熱を燃やしている姿を見ることができ、自然と熱いものがこみ上げてきました

 

引き続き、さまざまな大会での活躍を応援していきたいと思います。ご声援、ありがとうございました。

 

文責:引率(担任) 星野廣之

 

(高)「全国高校生ビジネスプランコンテスト」で2年生の渡辺さんが特別賞を受賞!

12月7日(土)、本校2年生の渡辺琴音さんが「2024年度日本経済大学全国高校生ビジネスプランコンテスト~SDGs:誰もが輝ける社会~」で第3位相当にあたる【特別賞】を受賞しました。(発表タイトル:夢の「レンズ豆納豆」プロジェクト-貧困問題の解決-)

 

このコンテストは、高校生が主体的で探究的な学びのもと、自らの未来と共に、2015年に国連が採択した「SDGs(持続可能な開発目標)」の考え方に沿った持続可能な社会の構築に向け、地域や社会の問題を解決するビジネスプランを募集するものです。

 

渡辺さんは「総合的な探究の時間」で設定したテーマにもとづき、夏休みを使って、自身で企業にアポイントをとってインタビューを行い、課題を聞き取って課題を解決するための方策を考えたり、実験と観察を行って自身の解決案を実証しようと試みたりしてきました。

 

また、自身のアイディアをビジネスプランにしていく上で、専門的な知識を補完するべく、経済学部の教授と5回にわたるZoomミーティングを行い、社会事情と照らし合わせながらアイディアを具体化していくことにもチャレンジしました。

 

結果はさることながら、このコンテストに臨むプロセスで積み重ねた多くの経験が、これからの学習活動をはじめとする様々な場面で活きてくることを期待したいと考えています

 

協力してくださった地元企業の方々、大学教授の先生に、指導担当よりこの場を借りて感謝を示し、コンテストの結果報告といたします。

 

文責:指導担当 星野廣之

(高)「第12回とちぎアントレプレナー・コンテスト」で2年生の佐竹さんが優秀賞ほかを受賞!

12月14日(土)、本校2年生の佐竹舞音さんが、足利銀行本社にて開催された「第12回とちぎアントレプレナー・コンテスト」において、準グランプリに相当する「優秀賞」と、企業賞である「アシカブ賞」「山上建設賞」「栃木県信用保証協会賞」を受賞しました。

 

2学年では、公共の授業(や総合的な探究の時間)において、社会の変化に対応し、自立した人材の育成を目的とし、応用学習の一環として、実社会と結びついた「金融教育」に取り組んでいます。

 

今回のアントレプレナー・コンテストは、そうした学びの成果を試し、生徒たちの自立心やチャレンジ精神、問題発見能力、創造力、コミュニケーション力などを育てていく絶好の機会であると捉え、夏休み前に生徒に参加を呼びかけたところ、2年生から3組のグループがワークシートの作成に取り組み、9月に一次審査作品を提出しました。

 

どのプランも現状の課題を解決し、よりよい社会を創出していこうという気概に溢れるアイディアであり、見事、3組とも一次選考・二次選考を通過しました(ファイナリスト12組中3組が矢板東高校の2年生。大学院生・大学生も参加する中で、素晴らしいことだと思います!)。

 

最終審査会出場が決まった10月末からは、自分たちのアイディアをブラッシュアップするべく、運営が主催するセミナーに足を運んだり、論文やレポートを読み、執筆者にオンラインでインタビューしたりするなど、それぞれのグループが精力的に活動しました。

 

当日は、緊張もある中で、3組とも準備してきたプレゼンテーションをしっかりとやり切ることができました。佐竹さんが冒頭の優秀賞など、残る2組も「奨励賞」を受賞しました

 

このコンテストに臨むにあたって様々な学校外の多くの大人たちとやりとりをして得た知見や、何度も壁にぶつかりながら一つのプレゼンテーションを作りあげた経験はこれからの様々な場面で生きてくることと考えます。

 

また、発表して終わり、ではなく、生徒たちへは教科「政治・経済」の観点からフォローアップもしていくことで、学習にもぜひ生かしてもらいたいと考えています。

 

3組のチャレンジに敬意を表しつつ、コンテストの結果報告とさせていただきます。

 

文責:指導担当 星野廣之

栃高文連社会部会研究発表大会参加報告

11月20日に開催された、令和6年度栃木県高等学校文化連盟社会部会研究発表大会にリベラルアーツ同好会が参加しました。

 当日は、【歴史・考古分野】【地理・産業分野】【公共・政策分野】の3分野に分かれての審査でしたが、本校からは合計7チームが出場し、【地理・産業分野】【公共・政策分野】では最優秀賞を受賞することができました。また【歴史・考古分野】からも優秀賞を受賞することができ、来年度栃木県で開催される「全国高等学校社会科学・郷土研究発表大会」では、各部門に本校チームが出場することが決まりました。

 次年度の大会に向けて、今後も研究を深化させていきたいと思います。

第10回全国ユース環境活動発表大会関東地方大会参加報告

12月14日に開催された、第10回全国ユース環境活動発表大会関東地方大会にリベラルアーツ同好会が出場しました。

当日は、書類審査を通過した13チームによる発表が行われ。栃木県からは本校が唯一の参加校でした。

本校は「牛乳の消費量問題と廃棄量問題に挑む」というタイトルで、約2年間の活動内容を発表しました。結果は優秀賞でしたが、他県の独創性ある発表を聞くことができ、よい刺激となりました。