拓陽日記

拓陽のできごと

いざ!北海道へ!

 7月10日、北海道農業実習に参加する男子3名、女子4名、合計7名の生徒が、北海道に向けて出発しました。これから24日までの約2週間、北海道標津郡中標津町の農家の皆さんにお世話になりながら、牧草の乾燥調整、サイレージ調製、畑作管理、乳牛管理等の実習に取り組みます。
 生徒たちは、農家の家庭にそれぞれ宿泊しながら、朝から夜まで実習です。帰ってきたときには、一回りも、二回りも成長した姿を見せてくれることでしょう。健康には十分留意し、がんばってきてほしいと思います。
  
    【北海道に思いを馳せて】

那須塩原市農業委員会の皆さんとの意見交換会を実施しました

 7月9日、本校において、就農を希望する生徒19名と那須塩原市農業委員会の皆さんとの意見交換会を実施しました。生徒たちが感じている就農にあたっての不安や疑問について、農業委員会の皆さんがやさしく、そして、丁寧に応えてくれました。「女性の働きやすい農業の在り方は?」「規模を拡大し、法人化をするために必要なことは?」「研修のサポート体制は?」「補助金はどんなときにもらえるの?」といったように、授業では学べないことをたくさん教えていただきました。農業委員会の皆さんの農業に対する熱い思い、積極的な姿勢を生徒たちもたくさん感じ取っていたようでした。今後、生徒たちは、この那須地区、そして、日本の農業をさらに前進させてくれることでしょう。
   
   【農業委員会の皆さんと生徒たちが熱く語り合いました】

3年生、進路実現に向けて!

 7月8日のLHRの時間を利用して、3年生を対象に進路ガイダンスを実施しました。
 進学希望者、就職希望者に分かれて、それぞれの進路に応じたガイダンスでした。進学希望者に対しては、今後のスケジュール、奨学金等について、進路担当の先生から話がありました。就職希望者に対しては、就職試験に向けての心構え、履歴書、自己PRの書き方等について、専門学校の先生から話がありました。就職については、各社の求人票も集まりつつあり、いよいよ就職活動に突入です。進学については、この夏をどう過ごすかが大きな分かれ目になります。自分自身の進路希望を達成するために、自分に負けないようにがんばってほしいと思います。
   
  【就職試験に向けて、準備開始!】  【進学希望者も“待ったなし”です】

ニュージーランドに向けて出発!

 県内の農業高校に在籍し、希望者を対象とするニュージーランド派遣研修に、7月7日(日)出発しました。七夕の夜、天の川の彦星と織姫を横目にニュージーランドに向かいました。
 この派遣研修は、国際理解の深化と農業学習の意欲を高めるために、7月7日から18日までの12日間の日程で、ファームステイ、各種研修および見学が実施されます。本校生1名を含む県内の学校の生徒13名と引率の教員2名は、もうすぐ夏を迎える日本から、これから冬に向かうニュージーランドへと元気に出発しました。様々な体験をとおして、いろいろな思いを感じ、成長へとつなげてくれることでしょう!がんばれ!
  
 【出発前のワンショット!今はすでにNZ】

校内鑑定競技会開催

 7月5日の1、2時限目を利用して、農業クラブ校内鑑定競技会を実施しました。
 この鑑定競技会は、授業や農業クラブ活動をとおして得た知識、技術の成果を競い合うものです。競技は、農業コース、畜産コース、園芸コース、食品科学コースに分かれ、それぞれ3択問題および記述問題あわせて40問に答えていきます。この競技会の上位者から、各コース1名の全国大会出場者が選ばれます。全国大会は10月23日、山形県で実施されます。
 全国大会めざして、そして、日本一をめざしてがんばれ!
    
    【自身の専門分野の問題にチャレンジ!】
 農業関係学科が鑑定競技会を実施している隣の調理室では、食物文化科の3年生が食物調理技術検定の練習に取り組んでいました。
  
          【その眼差しは真剣そのもの】
 鑑定競技会の生徒たちも、食物調理技術検定の練習に取り組んでいる生徒たちも、その表情は真剣そのもの。凜々しさを感じます。どちらも、自分の限界をめざしてがんばれ!
    
   【時にはちょっと休憩も!おいしいにんじんスープで】

危機管理能力の向上をめざして!

 7月2日の4時限目には、生徒を対象に危機意識の高揚を図るために交通・生活安全講話を実施しました。同じ日、生徒が下校した後、今度は、先生方を対象に、先生方自身の危機管理能力の向上を図るために校内研修を実施しました。研修の講師として、学校安全課、総合教育センターの先生方をお招きしました。
   
     【熱心に取り組む先生方】
 ゲーム形式で危機に対する判断能力を向上させる研修に取り組みました。「放課後に大きな地震が起こった。生徒を屋内に待機させるか?外に避難させるか?」といったように、二者択一の問題について、それぞれの判断基準を説明しながら、グループで共有していく研修です。瞬時に判断すること、そして、他者の考えを理解し自身の判断基準の視点を広げることをめざした研修です。先生方は大変熱心に取り組んでいました。普段から危機意識の高い組織であると思いますが、より一層頼もしく感じました。今後も研鑽を重ね、危機の起こらない、そして、起こったとしても危機に強い学校になっていきたいと思います。
   
    【Yes、Noで判断!】       【活発に意見交換!】

交通・生活安全講話

 7月2日(火)、期末テスト終了後の1時間を利用して、交通・生活安全講話を実施しました。講師は、那須塩原警察署の交通総務課、生活安全課の方々にお願いいたしました。
 
 【貴重なお話を伺いました】
 交通講話では、「横断歩道だからといって安心しない、青信号だから心配ないは通用しない」とうショッキングなお話がありました。だからこそ、自分自身のことは、自分自身で守らなければならないとのことでした。また、栃木県の現状として、車が信号機のない横断歩道で止まってくれる割合は0.9%で全国最下位であるとの話もありました。なんと、100台のうち1台も止まってくれないとは…。ぜひ、生徒の皆さんには、将来、車の免許を取ったときには、この汚名を返上できる運転マナーを身に付けてほしいと思います。さらにDVD視聴後には、男子生徒2名による危険な自転車の乗り方についての指導もありました。「つい…」とならないように心がけましょう。
 生活安全講話では、主に薬物乱用に関するDVDを視聴し、その後、いくつかの注意点をいただきました。ここでも、「自分の身は自分で守る」という言葉がありました。薬物乱用、特殊詐欺などスマートフォンを介して様々な事件に巻き込まれることがあるそうです。巻き込まれないためには、やはり自覚を持つことしかありません。今後そのような事件、事故に巻き込まれないように、知識を身に付け、自分を守っていきましょう。
   
    【危険な二人乗り!】        【引き込まれるようにDVDに…】

トイレクリーンプロジェクト

 7月1日、生徒にとっては期末テスト第2日が終了です。残すところあと1日。これを乗り切れば、夏休みです。
 そして、この日の午後、健康指導部環境美化担当の先生方が、第1体育館脇のトイレのクリーンプロジェクトを実行しました。下の写真では、光の具合でわかりにくいですが、きれいなトイレになりました。担当の先生方お疲れ様でした。
    
        【before】        →     【after】
 トイレクリーンプロジェクトでは、まずはきれいに掃除をして、新聞紙やテープできれいに養生してからペンキを塗りました。やや薄汚れたオフホワイトの壁が、クリーム系の明るい色の壁に大変身!慣れている先生もいらっしゃいましたが、慣れない先生方も汗を流しながら、作業に取り組みました。その結果、明るくきれいなトイレが完成しました。生徒の皆さん、先生方の苦労に感謝しつつ、きれいに利用するとともに、ますますきれいなトイレにしていきましょう! 
     
 【まずはきれいにしてから】  【丁寧にペンキを塗っていきました】
     
   【隅々まで丁寧に…】      【なかなかの重労働でした】

1学期期末テストー悪戦苦闘中!

 6月28日から7月2日まで1学期期末テストを実施しています。学年、学科によっては、27日から実施しています。
 本年度1学期のまとめとなる期末テストです。しっかりと準備し、1学期に学んだ成果をテスト用紙にぶつけてほしいと思います。がんばれ拓陽生!
  
       【問題と格闘中!】

“ユリ”と“ブルーサルビア”

 本校正門を入って左手のところに、ユリとブルーサルビアが色鮮やかに咲いています。公仕の先生が一生懸命に手入れをしてくれているので、見事に咲いています。
 ユリの芳醇な香りと、ブルーサルビアの涼しげな佇まい。ぜひ、一度、ゆっくりご鑑賞ください。
  
 ユリは、ユリ科の球根植物で、茎が細く花が大きいので、風が吹くと花が揺れるところから「揺すり」といわれ、それが変化して「ユリ」と呼ばれるようになったそうです。白いユリの花言葉は「純潔」と「威厳」だそうです。
 ブルーサルビアは、シソ科アキギリ属の1種です。サルビアという名前は、ラテン語の「salvus(健康、安全、よい状態)」を語源とし、古代ローマ時代から薬草として用いられていたことが由来だそうです。青いサルビアの花言葉は「尊敬」と「知恵」だそうです。
    
   【芳醇な香りのユリ】     【涼しげな佇まいのブルーサルビア】

性に関する講話を実施しました

 6月20日(木)の5、6時間目を使って、第1学年の生徒を対象に、性に関する講話を実施しました。この講話は、人間の性を人格の基本的な部分として総合的にとらえ、科学的知識を身に付けるとともに、正しい異性観を持つことによって、自ら考え、判断し、意思決定の能力を身に付けていくことを目的に実施しました。
    
【先生のあついお話に生徒も引きつけられていました】
 講師は、那須塩原市内で産婦人科の医院を開業し、産婦人科医会那須郡市部会保健委員でもある、新宅芳行先生です。新宅先生には10年以上にもわたって、本校で講話をしていただいています。
 講話の内容は、「女性の妊娠適齢期」、「妊娠と避妊のおさらい」、「アフターピル」、「デートDV」、「さまざまな性」、「HPVワクチン」、「性感染症のおさらい」と多方面にわたりました。テンポ良く、わかりやすくお話しいただいたので、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
 先生もお話しされていましたが、こういう話を聞くことができるのは、一生のうちで今回が最後となります。あとは、今回の話を参考に、自分で判断し、行動していかなければなりません。後悔のない人生を送るためにも、ぜひ、今一度今日の話を振り返っておきましょう。
 新宅先生、貴重なお話をありがとうございました。

第70回栃木県学校農業クラブ連盟各種発表大会に参加してきました

 6月19日(水)に栃木県教育会館で行われた第70回栃木県学校農業クラブ連盟各種発表大会に参加してきました。
 プロジェクト発表では、農業経営科3年生の「飼料用米の利用拡大」、食品化学科3年生の「“拓陽キスミル”学校給食へ」、生物工学科3年生を中心とした「継ぐと繋がる良い話」を発表してきました。
 意見発表では、「私と父の大きな夢」、「サツマイモ農家の私」、「私と農業」というタイトルで3名の生徒が発表しました。
 それぞれ、日頃の活動や思いを、大勢の聴衆の前で堂々と発表してくれました。
 結果は、最優秀賞に、意見発表の部で「私と父の大きな夢」を発表した2年生のM.Gさん、「サツマイモ農家の私」を発表した3年生のH.Sさんが輝きました。この2名は8月に行われる関東大会に出場することになりました。また、優秀賞に、プロジェクト発表の部で「継ぐと繋がる良い話」を発表した生物工学科3年生を中心としたグループ、意見発表の部で「私と農業」を発表した3年生のM.Sさんが輝きました。
 この大会は順位がついてしまう大会です。しかし、どの発表も素晴らしく、聞いている者としては、どれも1等賞を与えたい発表でした。
 発表者の皆さんお疲れ様でした。これまで取り組んできたこと、思ってきたことを糧に今後に生かしてほしいと思います。それこそが、この大会の本当の趣旨だと思います。がんばれ!
  
    【プロジェクト発表:大舞台で堂々と発表してきました】
  
      【意見発表:自らの思いを精一杯伝えてきました】

”6月のメモリー”

 6月17日の1時限目、食物文化科3年生の生徒たちが、課題研究として取り組んでいるテーブルコーディネートの知識を活用して、校長室のテーブルを彩ってくれました。おしゃれな雑誌の一場面のようです。テーマは「6月のメモリー!」です。あじさいの花をあしらいながら、涼しげなサラダボールには季節の野菜が見えてきます。
   
 【5名の生徒たちが手際よく!】     【”6月のメモリー”】

キスミル報告会

 6月14日(金)の夕方、食品化学科3年生乳加工班の生徒たちが、那須塩原市教育委員会の先生方に、拓陽キスミルを那須塩原市内の小・中学校の給食に提供させていただいたことについて、小学生の声をまとめ、その結果を報告しました。
 小学生からは、「おいしい!また飲みたい!」という声を多数いただくとともに、少数ではありますが、「パッケージが開けにくい」、「少し甘すぎる」との改善点もいただきました。これらの声を元に、さらに改善を進めていきます。
        
    【ご存じ!拓陽キスミル】     【教育委員会の先生方に説明させていただきました】
 また、報告会の最後に、キスミルを使った卵焼きとナルムを試食していただきました。砂糖の代わりにキスミルを使うことで、甘みもまろやかになり、カルシウムを摂取できるなどの利点があることを、生徒から説明させていただきました。
 生徒たちは、今後も、キスミル自体の改善を進めつつ、キスミルの活用方法を広げていき、多くの方に手にとっていただけるようにしていくという強い意気込みもっています。
 今後とも、拓陽キスミルをよろしくお願いいたします!
    
    【まろやかな甘みの卵焼き】     【野菜嫌いのお子さんもOKナムル】

食品化学科3年生のあんパン!

 6月14日(金)の5、6時間目の総合実習の時間に、食品化学科の3年生が「あんパン」を作りました。できあがった「あんパン」は、職員室で先生方に振る舞われました。久しぶりにおいしい「あんパン」を食べることができました。ごちそうさまでした。
      
  【左がこしあん、右が粒あんの「あんパン」です】

栃木県国際理解英語弁論大会優秀賞に輝く

 6月6日(木)に実施された第39回国際理解英語弁論大会(栃木県高等学校国際教育研究協議会主催)に、本校普通科3年生のロセル希歩さんが出場し、見事に優秀賞(県で第2位に相当します)をいただきました。おめでとうございます。
   

ボランティア同好会による校内美化活動!

 6月12日(水)の放課後。梅雨の晴れ間に、ボランティア同好会のメンバーが、公仕の先生とともに校内の美化活動に取り組んでくれました。西側昇降口前、保健室前、第一体育館トイレの裏側にある花壇を整備し、新たにベコニアとサルビアを植えてくれました。
 明日から、また、気持ちよく登校できそうです。ボランティア同好会の皆さん、ありがとうございました。
    
        【まずは、それぞれ雑草を抜いて…】
    
    【配色よくベコニアとサルビアを植えていきました】

ウメ狩り & FCカフェ を開催しました

 6月8日(土)に本校大山農場において、「ウメ狩り」と「FCカフェ」を開催しました。
 
      
【多くの方にご参加いただきました】    【FCカフェも大盛況】
 ウメ狩りは、大山農場の果樹園で実施しました。前日に梅雨入りも発表され、悪天候が予想されましたが、雨も上がり、地域の方々に楽しんでいただきました。小さなお子さまから、ご年配の方まで150名を超える方に参加いただき、合計約450kgのウメを持ち帰っていただきました。本校のウメは、白加梅という品種で、梅酒造り、梅干しづくりに適しているそうです。収穫の喜び、作る喜び、そして、食べる喜びを存分に味わっていただければと思います。
 ウメ狩りにあわせて、大山農場の大山記念館において、大山記念館の一般公開とともに、食物文化科による「FCカフェ」を開催しました。コーヒー、紅茶のほかに、本校の生徒がレシピを考え、地元のお菓子屋さんとコラボレーションして作られた「りんく」と「とまりん」を提供しました。また、「FC弁当」の販売を行いました。ウメ狩り同様、FCカフェにも多くの方にご来場いただき、大盛況でした。ありがとうございました。次回のFCカフェは11月9日(土)即売会の日に開催します。
        
  【最初は生徒からの諸注意です】  【ビニール袋にたくさんのウメが…】
       
    【FCカフェ開店です!】      【おかげさまで大盛況でした】
     
  【FC弁当!かんぴょう入りチキンライス、ミルクポテトサラダ、チーズのせハンバーグ、
   ラタトゥイユ、かんぴょうとなすのペペロンチーノです】

読書会を実施しました

 6月6日の放課後、図書委員会の活動の一つとして、読書会を実施しました。
 今回の読書会は「紹介型読書会」と言われるもので、参加者一人一人が自分のおすすめの本のあらすじ、おすすめのポイントをみんなの前で発表してくれました。
 それぞれ興味深い本を紹介してくれました。ぜひ、面白そうだと感じた本は手にとってみましょう。
 読書については、「知らない世界を知ることができる」「先人の知恵から学ぶことができる」「新たな視点を得ることができる」「表現が豊かになる」「想像力が豊かになる」など、様々なところで様々な効果が言われています。まずは、自分の興味のあるジャンルから、ぜひ、本に親しんでみましょう。そのためにも、本校の図書館に足を運んでみてはいかがでしょうか。
  
 【みんなの前での発表はちょっと緊張!】

行列ができるプリン&パウンドケーキ!

 6月5日(水)の昼休みに、本校食品化学科が作っているプリンとパウンドケーキを校内で販売しました。本校の牛乳から作られたプリンとパウンドケーキは、毎回大好評で、生徒の大行列ができ、いつも完売となります。
 イベント等の際に販売することもありますので、ぜひ、ご賞味ください。
   
   【TAKUYO PURIN】      【パウンドケーキ】     【並んでも食べたい!】