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食品科学科の日誌

食品科学科・【デコレーションケーキ実習】

 12月15日(水)、17日(金)に食品科学科1・2・3年生で『デコレーションケーキ実習』を行いました。
 スポンジケーキは食品製造実習で製造した物を使用しました。
 1年生は基本的なデコレーションを、2・3年生はそれぞれ工夫をして自由にデコレーションをしました。

 1年生は均等にスポンジをカットしたり、パレットナイフでクリームを塗っていく「ナッペ」が初めてだったりと悪戦苦闘していましたが、回転台を上手に使いながら一生懸命取り組み、きれいなケーキに仕上げました!
     
    丁寧にスポンジをカット! クリームをホイップしてナッペしていきます!
  
 きれいに仕上がりました☆

 2・3年生は好きな果物や飾りを持参し、さまざまなデコレーションに仕上げていきました。
 シンプルなデザインから可愛らしいデザイン、大人なデザインまで各自、趣向を凝らしたケーキとなりました!
   
 2・3年生はナッペが手早い!!上部のアレンジもさすがです!!

   
   
 フルーツたっぷりや、切り株風、犬のデザイン・・・と、様々です☆☆

 実習終了後にはクラスメートと出来上がったケーキを見せ合いながら、こだわったポイントやイメージしたこと、工夫したところなどの話をしていました。
 全員、とてもステキなデコレーションケーキになり、笑顔で実習を終了しました!

食品科学科・のざわ特別支援学校との交流会

 12月10日(金)に食品科学科3年食品製造分会の生徒が、のざわ特別支援学校高等部のみなさんとオンラインを用いて交流会を行いました。

 食品製造分会の生徒は、地域の方や他学科と連携をして取り組んでいる『宮レモンパン』や『米粉パン』について、のざわ特別支援学校のみなさんは『SDGs』についての研究発表を、それぞれクイズ形式で行いました。
  

 各学校・学科が日頃から取り組んでいる研究について理解を深めることができ、とても有意義な交流会となりました。
 のざわ特別支援学校のみなさん、ありがとうございました。

食品科学科・2年総合実習【食品製造】

  2年生「総合実習・食品製造」で、『スポンジケーキ製造実習』を行いました。

 ”スポンジケーキ”は、卵の気泡性を利用し膨らませ焼き上げた、洋菓子の基礎となる菓子のひとつです。
 生地が出来上がってからオーブンに入るまで時間が経ってしまうと、気泡がつぶれてしまうために膨らまず口当たりが悪い生地になってしまうので、手早い作業が求められます。
 
 事前に準備をしたデコ型に、縦型ミキサーで作った生地を協力しながら手早く流し入れ、表面の生地をならし、軽く空気を抜く工程を行いオーブンで焼成しました。
 焼成後に放冷をして完成です。ひび割れや凹みも無く、ふっくらと膨らんだスポンジケーキが完成しました。
  
  
 今回の実習で製造したスポンジは、『デコレーションケーキ実習』に使用します。

食品科学科・農業と環境【秋冬野菜収穫実習】

 1年生「農業と環境」の実習で、秋冬野菜として作付をした『ハクサイ・ダイコンの収穫実習』を行いました。

 9月中旬に定植・播種をし、その後、間引きや追肥・土寄せ・中耕・除草作業などの管理実習を行い、今月無事に収穫時期となりました!
   

 ハクサイは大きく立派に締まり良く結球し、ダイコンもしっかりと太く生長しました!!
 ハクサイの根元を切り、持ち上げようとした時の重量感に生徒たちは驚き”大きくて重い!!”との声を圃場であげながら、作物収穫の喜びを感じていました。
   
  

 食品製造に使用する原材料の生産過程や作物栽培の大変さ、生産者への感謝の気持ちを持つ大切さなど様々な事を感じ取ることが出来た実習になりました。

食品科学科・3年食品化学【食品添加物の検出実験】

 3年生「食品化学」の授業で『食品添加物の検出実験』を行い、今回は添加物の中でも”発色剤”についての実験を行いました。
 試料として”ロースハム”や”豚バラ肉”を使用し、発色剤の検出や効果を観察しました。
 検出実験では、ロースハムから抽出した液体と蒸留水にテスターを浸し、反応の違いを観察しました。
    
   
 
 また、豚バラ肉を発色剤を使って茹でたときと、使わずに茹でたときの肉の違いも観察し、発色剤の効果を体感しました。
 茹でた肉を並べてみたときの色の違いに生徒たちは大変驚いて、各班で様々な感想や意見を出し合っていました。
   
                                                   発色剤有  無

 肉加工製品のみで無く、いろいろな製品の食品表示を見るきっかけになった実験だったのではないかと思います。