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食品科学科の日誌

食品科学科・3年生課題研究発表会


 1月19日(火)5.6時限目に食品科学科3年生の課題研究発表会が行われました。
 『課題研究』とは、班または個人でテーマを決定し、研究活動を行う科目です。
 
 今年度は休校などもあり活動出来る時間が限られていましたが、その中でも様々な工夫をして、各班が最後まで取り組んできました。
 授業時間のみだけでは無く、放課後や夏休みなどの長期休業中もそれぞれ活動をしてきました。

 発表会では各班で制作したスライドを利用し、クラス全員の前で発表を行いました。
 各班の発表生徒は、始めは緊張した様子もありましたが、発表終了時には堂々とした表情に変わっていました!
   
   

 3年生のみなさん、お疲れさまでした!!
 1・2年生は後日、録画したビデオを授業で見る予定です。

 【今年度の研究テーマ】
 「食品製造分会」
  ○規格外トマトの利用
  ○米粉100%パンのレシピ研究
  ○ノンアレルゲンレシピの作成
 「食品化学分会」
  ○エディブルフラワーの活用
  ○栃の実石鹸の活用
  ○スイカの種で出汁をひく
 「微生物分会」
  ○米から得た乳酸菌の利用
  ○食品中に含まれる乳酸菌の測定と比較
  ○食酢の静菌作用の利用

食品科学科 おにぎりコンテスト最終審査

とちぎのおにぎりスター誕生!(第3回おにぎりコンテスト)の最終審査会が、
12月12日(土)にホテル東日本宇都宮において行われました。

応募数813点の中から、1次審査、2次審査を通過した5点の最終審査でした。

食品科学科の2年生が「やしおポークの炊き込みおにぎり」で最終審査に望み、
優秀賞をいただきました。

今年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向け、
使い慣れないホテルの厨房と道具を使い、学生自らが30人前の
おにぎりを作るという、調理技術も必要になるというコンテストになりました。

食品科学科「食品製造」授業風景(みそ実習)


 11月10日(火)、2・3年生の「食品製造」の授業実習で【みその樽詰め】【包装(ラベル貼り)】の実習を行いました。
 約7ヶ月の間、麹菌の酵素や酵母、乳酸菌の働きで発酵・熟成されていたみそが完成しました。
 大樽の中からみそを出し、機械で濾(こ)してから製品用の樽に詰めて行きます。
 内容量を計測しながら丁寧に作業を進めて行きます。
   

 その後、『汚れが付着していないか』『フタがきちんとされているか』などを慎重に確認し、ラベル貼りの包装工程を行い、校内販売のための製品として完成しました。
  

 生徒たちは、みその発酵・熟成した香りや変化した色味などをよく観察し、「発酵の良い香りがしている」「色が淡い赤色に変わっている」などとそれぞれの意見を話していました。
 食品がどの様な工程を通過して製品になるのかを、「食品製造」の授業実習を通して学習しました。

食品科学科・キャリア形成支援事業


 10月21日・28日の2回に分けて、食品科学科2年生はキャリア形成支援事業を行いました。
 宇都宮市保健所健康増進課の管理栄養士、枝さんと村上さんに講師をお願いして【食育について】・【栄養バランスの良い食事とは?】など”身近な食事や栄養”についての講習や、野菜がたっぷりとれるヘルシークッキング調理実習を行いました。

 枝先生、村上先生から『宇都宮市の食育推進計画』や『朝食の大切さ』『間食でのカロリー取り過ぎ注意』などのお話を、飲料水中の糖分量を表現したペットボトルを使用したり、様々な資料を使用したりと、食事の重要性を実感出来るよう分かりやすく説明して頂きました。
   
  
 

 調理実習では「餃子風あんかけご飯」「きゅうりのゆかり和え」「ミルク豚汁」「フルーツヨーグルト」の4品を作りました。
 酢の酸味やゴマ油の風味を利用したり、食材を大きめに切るなどの工夫をしたりすることで、塩分を控えることができ、また、食感が楽しめ食べ過ぎ防止につながるなどのポイントも教えていただきながら調理を行いました。
   

 その他にも、行政栄養士の業務内容や各世代の食事に対しての課題・改善点、栄養成分表示を見る大切さなどの説明もして頂きました。
 授業だけではなかなか得られない知識や技術を得ることができ、とても有意義な時間となりました。
 枝先生、村上先生、貴重な体験をありがとうございました。

食品科学科・農業と環境《ハクサイ収穫》


 10月27日(火)に1年生の「農業と環境」の授業実習で、秋冬野菜として作付したハクサイを収穫しました。
 9月中旬に植え付けをし、その後、追肥や土寄せ・中耕・除草作業などの管理実習を行い、無事に収穫期となりました。
   

 結球がしっかりと締まっていて、大きく立派なハクサイに生長しました!!
 そんなハクサイを収穫しながら生徒たちからは【大きくてビックリ!】【ずっしりしていて立派だね!】などと、圃場で声をあげながら収穫していました。

   
 
 今後は、「農業と環境」で栽培した秋冬野菜を使用して、調理実習を行う予定です。
 食品製造などに使用する原材料の生産過程や作物栽培の大変さ、生産者への感謝の気持ちを持つ大切さなど様々なことを感じ取ることが出来た実習になったと思います。