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1月16日に食品科学科3年生の課題研究発表会が行われました。
「課題研究」とは、班または個人でテーマを決定し、研究活動を行う科目です。
何度も実験や試作を繰り返し行ったり、地域の方や他学科と連携を取ったりと、それぞれの班で活動を行ってきました。また、授業時間だけでは無く、放課後や夏休みなどの長期休業中も利用し、最後まで一生懸命取り組んできました。
発表会では、各班で取り組んだ研究内容や実験実習方法、結果のデータなどを先生方の指導を受けながらプレゼン資料を作成し、クラス全員の前で成果を発表しました。
生徒たちは緊張しながらも、堂々と発表していました!
3年生のみなさん、お疲れさまでした!!
1・2年生は後日、録画したビデオを授業で見る予定です。
【令和5年度の研究テーマ】
「食品製造分会」
〇新たなレモンの産地宇都宮から「宮れもん」を活用した商品開発!
~地域活性化と地産地消食育プロジェクト The Final~
〇地域連携!野菜の特性を活かしたレシピ開発!!
〇地域連携/学科間連携/地産地消/地域活性化アップサイクルプロジェクト
規格外トマトを活用した地産地消うどんの開発
「食品化学分会」
〇大豆石鹸について
〇ぬか漬けによるビタミンB1の移行について
〇食物繊維を摂取して健康な体を作ろう!
「微生物分会」
〇酵素シロップから乳酸菌を見つけよう
〇生きて腸まで届く乳酸菌
〇花酵母で作る化粧水
〇くんせいの静菌効果について
食品科学部の部員6名が、12月22日(金)終業式後に、簗瀬コミュニティセンターで地域の子育て世代とそのお子様を対象に「デコレーションケーキ講習会」を開催しました。授業で製造したスポンジケーキに生クリームを塗り、フルーツやお菓子を飾って、1家族1台デコレーションを実施しました。簗瀬小学校が母校の部員もおり、学科の学習で学んだことを基に地域の方々と交流を持つことができました。
デモンストレーション デコレーション
完成したケーキ
食品科学科1・2年生で『キムチ製造』実習を実施しました。
実習に使用した白菜は、1年生の農業と環境で栽培した物と、農業経営科野菜部で生産した物です。
はじめに白菜の下漬けとして、4つ割りの白菜に塩を塗ってから樽に隙間なく詰め、数日間重石を乗せ漬けこみを行いました。
〈白菜下漬けの様子〉
キムチの味付けに必要な「ヤンニョム」は、生徒が協力して野菜類を千切りにし、白菜とより密着するための糊や調味料などを混ぜ合わせて作り、水気を良く絞った下漬け後の白菜の葉の間に塗っていきました。全ての葉の間に均等に塗り付け、大きな葉で全体を包みキムチが完成しました!
〈様々な工程を経てキムチの完成です〉
生徒たちは持ち帰った後、2~3日味をなじませてから試食をするよう説明を受け、実習は終了しました。
栽培・生産された作物を、保存性をもたせるような食品加工の技術についても知識を得られた実習となりました。
食品科学科1・2・3年生で『デコレーションケーキ実習』を実施しました。
スポンジケーキは食品製造実習で製造した物を使用しました。
1年生は基本的なデコレーションをし、2・3年生は各自で工夫をしてデコレーションを行いました。
1年生は均等にスポンジケーキをカットしたり、パレットナイフでクリームを塗る「ナッぺ」が初めてだったりと悪戦苦闘していましたが、回転台を上手に使いながら一生懸命取り組んでいました。
〈1年生頑張ってナッぺをして綺麗に完成!〉
2・3年生は事前にイメージを考え、各自で好きな果物や飾りを持参し、様々なデコレーションに仕上げていました。シンプルなデザインから可愛らしいデザイン、果物たっぷりなデザインと、生徒一人ひとりが趣向を凝らしたデコレーションケーキとなりました。
〈2・3年生はカットもナッペも手早い!〉
〈いろんなデザインのデコレーションケーキが完成!〉
全員、とても素敵なデコレーションが完成し、笑顔で実習を終了しました!!
農林水産省の「米・米粉消費拡大対策事業」の一環として行われている「米・米粉消費拡大推進プロジェクト」の一つ「米粉タイムズ」(特設サイト)に食品科学科食品製造分会で開発した米粉と宇都宮市で生産がはじまった宮れもんを活用した「宮れもんパウンドケーキ」のレシピが掲載されました。宮れもんマーマレードは他のジャムでも代用できるのでみなさんも作ってみてください。(下記リンクからレシピが見られます)
https://komeko-times.jp/recipe/category1/
食品科学科2年キャリア形成支援事業で、栃木めん類業生活衛生同業組合の方々を講師に招き、そばの製造実習を実施しました。講師の先生方は、実際に宇都宮市や鹿沼市、栃木市で蕎麦屋を経営されている方々です。
最初にそばの歴史や栃木県でのそばの栽培状況、栄養や組合についてお話しいただき、デモンストレーションを実施後、班ごとに実際にそばの製造を行いました。水回しから切り出しまで、難しい工程がたくさんありましたが、講師の先生方のきめ細やかな指導の下、おいしいそばができました。
最後にそばの試食と意見交換などを行いました。普段の授業では学べない実践的な技術が学べる有意義な機会となりました。ご指導いただきた栃木めん類業生活衛生同業組合及び栃木県生活衛生営業指導センターの方々ありがとうございました。
11月28日(火) 食品製造分会の生徒15名がのざわ特別支援学校高等部3年生と、日頃の研究成果の発表及び交流会を行いました。
今年度もインフルエンザウィルス感染症の影響で、オンラインでの交流となりました。2学期にアクセスポイントの増設が行われ、校内ほとんどの場所でWiFiが使えるようになったので、いつも授業や活動を行っている実習室で交流会を行いました。
本校からは、地域との連携研究を中心に「宮れもんを活用した商品開発」「規格外トマトの有効活用」「地域の種苗会社との野菜レシピ開発」などを発表しました。のざわ特別支援学校からは「オーストリア」について様々な発表があり、意見交換や質問も積極的に行われ、大変有意義な交流会となりました。
【研究内容の発表】 【質疑応答】
11月24日(金)に3年生のキャリア形成支援事業を行い、IFC栄養専門学校の齊藤先生、鈴木先生、菊地先生を講師としてお招きし、『モッツァレラチーズ製造実習』を実施しました。
始めに斎藤先生から動画を交えながらモッツァレラチーズの製造工程を詳しく説明していただき、工程のポイント・注意点も合わせて教えていただきました。生徒たちは初めて見る作業工程が多くあるため、真剣な表情で聞き入っていました。
各班で作業を行う際にも、講師の先生方から分かりやすく指導を受けながら、真剣に取り組んでいました。
〈指導を受けながら取り組んでいます〉
〈様々な工程を行い完成しました!〉
生徒たちにとって、様々な事を学ばせていただいたとても有意義なキャリア形成支援事業となりました。
お忙しい中、齊藤先生、鈴木先生、菊地先生、大変ありがとうございました。
1年生の「農業と環境」で、秋冬野菜として作付けをした作物の『収穫実習』を実施しました。
9月中旬に播種・植付けをし、間引きや追肥、土寄せ、中耕、除草作業などの管理実習を定期的に行い、今月無事に収穫時期となりました。
ダイコンはしっかりと太く生長し、ハクサイも大きく立派に締まりよく結球しました!
生徒たちは、ダイコンを引き抜いた時の太さに驚いたり、ハクサイの根元を切り持ち上げようとした時の重量感に驚いたりと、作物収穫の喜びを感じている表情をしていました。
〈ダイコン収穫の様子〉
〈ハクサイ収穫の様子〉
食品製造に使用する原材料の生産過程や作物栽培の大変さ、生産者への感謝の気持ちを持つ大切さなど様々な事を感じ取る事が出来た実習となりました。
※白楊祭の期日が間違っておりました。大変申し訳ございません。訂正いたしました。よろしくお願いいたします。
私たち食品科学科が継続研究してきた、農業経営科生産トマトの規格外品と宇都宮市産小麦(さとのそら)を使用した「白楊トマト宮うどん」(干しうどん)が、宇都宮市/JAうつのみや/モリ産業株式会社様/株式会社オニックスジャパン様など地域の方々の協力を得ていよいよ18日(土)白楊祭にて販売します。
※販売の詳細は下記参照 ※パッケージラベルは流通経済科の研究班が作成
※11日(土)産業教育フェアでは展示します。
重要!令和5年度 白楊祭 食品科学科加工品販売について
食品科学科では、生徒が製造した菓子パン(あんぱん/クリームパン)・食パン/赤飯と地域と連携し開発した『白楊トマト宮うどん』(干しうどん)を数量限定で18日(土)白楊祭にて販売いたします。販売時間と場所は以下の通りです。
販売開始時間:10:30~ 販売場所:北棟1階調理食品加工実習室
※売り切れ次第終了となりますので、ご了承ください。
菓子パン焼き立てをご提供するため、販売開始時間が白楊祭開始時間とは異なりますのでお気を付けください。また食品科学部の販売も10:30~になりますのでご了承ください。ご来場お待ちしております。
「白楊宮トマトうどん」 あんぱんとクリームパン
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