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食品科学科の日誌

食品科学科・オリスクマーケット開催!宮れもんパウンドケーキを販売!

 5月16日に行われた地域の活性化を目的に行われているオリスクマーケットで、食品科学科が商品開発に取り組んだ「宮れもんパウンドケーキ」を販売しました。

 連携している宇都宮市経済部農林生産流通課の方々と本校流通経済科の研究班とともに、実際に地域の方々とふれあい販売することができよかったです。今後も宮れもんについて知っていただくために地域のイベントや販売会に参加していきたいです。また、農業経営科の生産した「トマト」の販売も併せて行い、大好評にて開始30分での完売となりました。

食品科学科・2年生キャリア形成支援を実施!

 5月10日(水)に食品科学科2年生でキャリア形成支援を実施しました。

 今回は、宇都宮市保健所健康増進課の宮下さんと村上さんに講師をお願いして【食育】・【栄養バランスの良い食事とは?】などの身近な食事や栄養についての講話や、野菜がたっぷり食べられるヘルシーメニューの調理実習を行いました。

 講話では『朝食の大切さ』や『不足しがちな栄養素とは』『宇都宮市の食育推進計画』などを、実際に食材を用いたり資料を使用したりしながら、食事の重要性を実感出来るよう分かりやすく説明していただき、また、日常の食事でも簡単に取り入れられる工夫も教えていただきました。

     

                     〈講話の様子〉

 調理実習では《野菜たっぷり!!塩分控えめ!》をテーマにしたヘルシーメニューの調理を行いました。

 食材を大きめに切ることによって食感を楽しめるだけではなく、食べ過ぎを防いだり、塩分を控える代わりに、酢の酸味やごま油の風味で美味しく食べられたりなどの工夫も教えていただきながら調理を進めていきました。

     

                    〈調理実習の様子〉

 他にも、管理栄養士・栄養士についてや、行政栄養士の業務内容などのお話もしていただいき、生徒たちは真剣な表情で講話を聞き、実習に臨んでいました。

 授業だけでは学べない知識を得ることが出来、とても有意義な時間となりました。

 宮下先生、村上先生、ありがとうございました。

 

食品科学科・食品製造【ジャム製造実習】

  今年度も「食品製造」の授業実習は、毎年恒例のジャム製造から開始しました!

 「食品製造」とは、食品の特性や加工の原理などについての知識を授業実習を通して学んでいく科目です。

 今回は『マーマレードジャム製造・イチゴジャム製造』の実習を2・3年生が行いました。

 どちらのジャム製造もまずは《前処理》を行いました。

 マーマレードジャムに使用する甘夏は果皮と果肉に分け、その後ペクチン液の抽出などを、イチゴジャムはへた取り・洗浄をし、異物混入が無いよう細心の注意を払いながら工程を進めました。

     

              〈甘夏前処理の様子〉

    

                〈イチゴ前処理の様子〉

 その後、ペクチンや砂糖などを加えながら煮詰めていき、殺菌済みのジャム瓶に充填をし、殺菌・冷却を行いました。放冷後に異物混入の最終チェックやラベル貼りを行い、校内販売のための製品とする準備を進めました。 

     

                 〈マーマレードジャム製造工程〉

     

                  〈イチゴジャム製造工程〉

 今後も様々な製造実習を行いながら、食品の衛生管理や安全性の確保、原材料から販売品に加工するまでの工程などを学んでいきます。

 

食品科学科・宮れもん農家訪問!「温室見学と商品化打ち合わせ」を実施

 食品製造分会と本校流通経済科研究班で、宮れもん農家を訪問しました。宮れもん(璃の香)を丸ごと使って製造した無添加マーマレードの試食及び製造法説明を行い、農家さんの加工所での商品化に向けた打ち合わせ及び意見交換会を実施しました!温室ではレモンの花が咲き、実をつけはじめました。宮れもんの輪が地域に少しずつ広がっています!

 

      

 (宮れもん農家 試食会と商品化打ち合わせ)          (宮れもん温室見学)

食品科学科・農業と環境【春夏野菜作付け実習】

 4月21日に1年生が「農業と環境」で『ジャガイモの植付け』と『トウモロコシの播種』の実習を行いました。(※播種(はしゅ)とは種をまくこと)

 今年度栽培する品種は、ジャガイモは《キタアカリ》、トウモロコシは《ゴールドラッシュ》です。

   

 1年生は初めての圃場での実習ということで緊張した様子も見受けられましたが、クラスメイトと声を掛け合ったり、先生に質問をしたりしながら植付け・播種を行いました。

 覆土(※ふくどとは土をかけること)や鎮圧、灌水などの初めて聞く言葉の説明も真剣な表情で聞きながら丁寧に作業を行い、最後は笑顔で実習を終了しました。

    

       〈トウモロコシの播種の様子〉

   

        〈ジャガイモの植付けの様子〉

 「農業と環境」という科目は、農業の基礎を授業や実習を通して学習していきます。植付け・播種をした作物がどのように成長していくのかを授業実習を通して自ら感じ、学んでいきます。

 また、食品製造・加工で使用される原材料の生産過程などについても理解を深めていきます。

 今後の圃場での実習では作物の観察やスケッチ、追肥や土寄せ、間引き、除草などの管理実習を行う予定です。

 立派な作物が収穫出来るよう、クラス全員で協力して頑張っていきましょう!!

食品科学科・関連上級学校(学校法人三友学園 IFC大学校/IFC栄養専門学校)見学を実施!

3月22日(水)4~6時間目に食品科学科1年生が、関連上級学校見学として

「学校法人三友学園 IFC大学校 IFC栄養専門学校」に伺いました。

見学用に準備していただいたバスに乗り、到着後、栄養バランスが考えられた昼食(チキンのトマト煮~バターライスを添えて~サラダ)をいただき、全体的なオリエンテーションを実施していただきました。

  

全体説明が終わると、次はいよいよ自分の進路希望に沿ったコースでの講義と実習体験です。

①製菓製パンコースでは、分野の講話をしていただき、スイーツバーガー作り体験を実施しました。

作り方のコツだけではなく、科学的な理論もあわせて教えていただきました。

  

②栄養コースでは、栄養士・管理栄養士の仕事についての講和や保育園のおやつ作り体験を実施しました。

栄養士と管理栄養士の違いやその仕事内容などを説明していただき、保育園でおやつとして求められる工夫を施した蒸しパンを作りました。

  

③調理・発酵コースでは、分野や進路先の講和をしていただき、厚焼き玉子づくりを体験させていただきました。

普段家庭で作る卵焼きとは一味違うプロの仕上がりで、苦戦しながらも教えていただき作り上げることができました。また、お店で見るフルーツのカッティングも体験させていただきました。

  

 この見学で、自分の希望するコースでより進路に沿った専門的な学習を体験することができたとともに、進路の具体化が図れました。今日学んだことを今後の進路選択や学校生活に活かしていきたいです。

本日の見学に協力してくださった学校法人三友学園 IFC大学校 IFC栄養専門学校の方々ありがとうございました。

 

食品科学科・食品安全ゼミナール講習会実施!

 食品科学科2年生において、宇都宮市保健福祉部保健所の安達さん、齊木さんに講師をお願いし、『食品安全ゼミナール講習会』が行われました。

 冊子やスライドを用いて「食品添加物」や「食物アレルギー」など、食に関する様々な事を解説していただき、生徒たちはクイズ形式で分かりやすく学んでいきました。

    

 また、食中毒の事例を説明していただきながら、予防方法や食品製造に従事する際の注意事項をお話ししていただき、身近な事柄だと改めて実感する事が出来ました。

 生徒から〈食品表示〉について質問が出た際にも、表示の見方のポイントや食品を購入する際のアドバイスをしていただき、より詳しく【食の安全】について学ぶ事が出来ました。

 食品製造実習に取り組む時や日常生活を営む上でも、大変重要な事を学べる講習会となりました。

 安達さん、齊木さん、ありがとうございました。

食品科学科・『地上』4月号/「NIPPON FOOD SHIFT」に私たちの取組が紹介されました!

 一昨年前から地域の方々とともに食品科学科食品製造分会で活動を始めた、

「新たなレモンの産地宇都宮から『宮れもん』を活用した商品開発!~地域活性化と地産地消食育プロジェクト~」

 この取り組みをJA家の光協会「地上」4月号と食から日本を考える「NIPPON FOOD SHIFT」事例紹介にて掲載していただきました。多くの方々にこの活動を知っていただき、今後も農と食から地域づくりにつなげられるよう地域の方々とともにさらに活動を進めていきます。

食品科学科・うどん製造講習会実施!

 3月2日(木)、食品科学科2年生において『うどん製造講習会』を行いました。

 栃木県めん類業生活衛生同業組合の方々6名にお越しいただき、指導をしてしてもらいました。

 講師の先生のデモンストレーションを見ながら製造工程や手の動かし方などの説明を聞いてから、実習を開始しました!

   

                 〈デモンストレーションの様子〉

 生徒たちは初めてのうどん製造ということで、生地の扱い方や麺棒の使い方、麺の切り出し方などを質問しながら、講師の先生方に丁寧に分かりやすく教えてもらい工程を進めていました。

    

   

         〈製造実習の様子〉

 その後、事前に準備していただいた”鶏汁”で試食を行いました。麺の太さはバラバラでしたが、《自分たちで製造したうどん》と思うと美味しさも倍増だったようです!!

   

            〈茹で上げ・試食の様子〉

 日頃なにげなく口にしているうどんですが、この様な工程で製造されていることを知ることが出来、また、プロの技術を間近で見ることが出来た、大変貴重な講習会となりました。

 講師の先生方、ありがとうございました。

 

食品科学科・HACCP講習会実施!

 食品科学科2年生において、栃木県保健福祉部生活衛生課の大森さん、荒川さんを講師としてお招きし、『HACCP』による衛生管理についての講話、また、異物混入や食中毒菌汚染などの危害要因を把握・分析する事など、演習も交えて学習しました。

 グループワークの際には様々な視点から危害要因となる事柄の意見を出し合い、生徒たちからはより理解を深めようとする姿勢が見られました。

 食品製造をするにあたり、製品の安全性を確保する衛生管理方法など大切な事を多く学べるとても有意義な講習会となりました。

 大森さん、荒川さん、ありがとうございました。