栃農給食DAY

栃農給食DAY【お米④】

7月(後半)
無人ヘリコプターによる薬剤散布
稲穂が出る頃に薬剤散布を行っています。
病気や害虫からお米を守るために行っています。
 

8月
開花の確認
穂が出て当日または翌日に上位部分より花が咲いていきます。
開花することにより花粉が柱頭に付き、受粉が行われます。
 

鳥よけの設置
支柱と反射テープを用いて鳥対策を行いました。
 

9月
稲刈り
コンバインを使用しイネの刈り取りを行いました。
コンバインの操作は私たちが行いましたが
刈り取りや脱穀(穂と茎に分ける)を自動で行ってくれます。
  

調整作業につづく

栃農給食DAY【エサ食べ放題】

豚の出荷日が決まりました!!
11月の19日を予定しております。

前回にも記事をアップしましたが、想像以上に生育がよく仕上がりが早いです。
通常豚は、5~6ヶ月齢で出荷になります。給食DAYの豚は、4~5ヶ月齢で仕上がる勢いです。

そこで、エサを食べ放題(「不断給餌(ふだんきゅうじ)」といいます)から、「制限給餌(せいげんきゅうじ)」に切り替えます。
エサは食べ放題ですと、豚同士がケンカせず、ばらつきなく育てることができます。
今後は、大きくなりすぎないよう、1日に決まった量しかエサを与えないように管理していきます。
豚にとってつらい日々になりそうですね。

栃農給食DAY【食欲の秋?】

豚の成長が止まりません。
ここにきてグングンと大きくなっています。
出産日から逆算して、栃農給食DAYの日程を決めたわけですが、予定より育ちが早くて困っています。

豚は、大きすぎると等級が下がります。(牛は、大きいほうが良いです…)
理由は、規格があるからです。スーパーで大きすぎる野菜が売ってないのと同じです。

10/12現在、平均97キロです。
このままでは、あと2週間程度で出荷できてしまいます。

 

栃農給食DAY【キャベツとブロッコリーのその後】

キャベツとブロッコリーは同じ仲間なので、苗の状態で見分けるのが難しいことを前回投稿しました。
植え付けその後の様子をご紹介します。

どちらが「キャベツ」、「ブロッコリー」だか分かりますか?
だいぶ野菜の特徴が現れてきましたね。

 

答えは、、、

前回の記事の順番と同じに並べてありますので、見比べて見て下さい。

栃農給食DAY【お米(生育調査編)】

今回は1本の苗の植え付けから出穂・収穫までの記録を紹介します。

生育の観察をよく行えるよう、5月の田植え時にワグネルポットといわれるポットにイネの苗を1本植えました。
ワグネルポットとは、
作物栽培をするための試験容器で縮尺の面積から、田んぼ等での肥料の量・生育の状態を予測することができるポットです。


草丈、葉の枚数、茎の数といった調査項目を毎週調査を行い、実際に育つ過程について学習しています。

 


   
上記写真は植え付けてからの生育過程になります。
イネは「分げつ」といって、生育が進むにつれて枝分かれをしていきます。
最初から数えて4枚目の葉がでると、1葉の付け根の節から枝わかれするといわれます。
1本の苗から新たな茎が多く出る事を確認できました。
また7月中旬以降、目には見えないですが穂が形成されていくため、水がなくならないよう注意しました。

*左から6月上旬 6月下旬 7月上旬 7月下旬
 
8月上旬いよいよお米となる部分「穂」が出てきました。
「出穂(しゅっすい)」といい、文字通り「穂が出ること」を意味します。
今年は天候があまりよくなかった事もあり、少し遅い出穂となりました。

 
写真は9月中旬

1日の平均温度や日長の長さ、天気にも左右されますが
出穂確認から約38日程度になると刈り取りが適期となります。


お米だけではないですが、植物全般「天気や環境」が重要になります。