栃農給食DAY

栃農給食DAY【第五小にて試食】

7月12日に栃木第五小にて栃農給食DAYが行われました。

今回の給食DAYでは栃農で栽培飼育製造した「トマト」「タマネギ」「エダマメ」「ジャガイモ」「豚肉」「ゆずマーマレード」の6品を提供し「鶏肉の栃農柚子マーマレード焼」「栃農産ゆで枝豆」「栃農産野菜のポークビーンズ」として小学生の給食に出されました。

本校から植物科学科野菜班と食品科学科農業環境部が試食に伺わせていただきました。

試食が終わったあと実際に小学生が食べている様子を見学させていただきました。

小学生からは「おいしいー!!」「作ってくれてありがとうございます!!」などの感想をいただきました。

このような感想を直接言っていただけると作る側としては「作ってよかった!」「次も提供できるように頑張ろう!」と思えます。

また、インタビューもさせていただき高校生からは「どれが一番おいしかった?」「また食べてみたい?」などの質問をさせていただきました。小学生からも「どうやって栽培するのですか?」「苦労したことは?」など栽培飼育製造のなかで疑問に思ったことを聞いてくださりお互いに良い交流時間をいただくことができました。

今回関係してくださった方々、お忙しい中このような機会を設けていただきありがとうございました。

栃木農業高校の農生畜産物は栃農給食DAY以外にも微力ですが市内の給食に提供させていただいております。

これからも市内の給食に農生畜産物を提供できるように取り組んでいきますので提供された際にはおいしく味わっていただければ幸いです。

※2023年7月14日の下野新聞に今回の記事が掲載されました。

栃農給食DAY【思いは届きました!】

先日、提供したお肉を食べた小学校より、たくさんのお手紙をいただきました。その小学校ではお肉を食べた後、このHPの牛の出荷動画記事などを活用し、食育の授業をされたそうです。多くの児童が、おいしかったという感想や感謝の思いを綴ってくれていました。いくつか紹介させていただきます。

・命と食べ物について考える機会をくださってありがとうございます。

・高校生が育てていた牛と聞いて、命の大切さと出荷する牛と知っていて育てる側の気持ちを考えてみると、なんだか複雑な気持ちになりました。

・HPを見て、大切に育てていたというのが伝わってきました。

・一つの命と共に過ごし育ててきた皆さんの思いを受け取ることができました。

・いつも食べているお肉と同じなのに、なぜかみどりちゃんの方が気をつかって食べてしまいました。もちろん、とてもおいしかったです。

心温まる多くのメッセージありがとうございました。

今後もおいしい食材が提供できるように頑張っていきたいと強く思いました。また、食育の重要性を改めて確認できました。

栃農給食DAY【おいしい給食になりました】

11月21日(月)、大平地区の小学校4校、中学校2校で栃農給食DAYを実施しました。

献立は、もち麦入りごはん(お米・もち麦)、サイコロステーキ(とちぎ和牛匠)、サラダ(ブロッコリー・キャベツ)、みそ汁(みそ・ネギ・白菜・大根)です。牛乳以外は、栃農産です。

「もち麦ごはんがモチモチしておいしかった。」

「普段あまり野菜を食べない子が、全部食べた。」

「食材を作った高校生は、さすがだ。」

「これまで食べたお肉の中で一番おいしい。」など、うれしい声がたくさん聞けました。

先生方からも

「栃農給食DAY、企画も味も最高でした。」

「栃農さんの力を感じました。」お褒めの言葉いただきました。

関係者の方々のご協力の下、給食DAYが無事に実施でき、大成功に終わって感謝しております。

小中学校の皆さんには、今回の給食を通じて少しでも食に関心を持ってもらい、食について考えるきっかけになってくれればと思っております。作り手側の本校生徒にとっても、自分たちの学習成果が確認でき、今後の農業学習の励みにしていきます。双方にとって良い取り組みとなりました。

 

栃農給食DAY【出荷準備完了!!】

栃農給食DAYに提供する食材の準備がすべて完了しました。並べてみると、栃農の生産力の高さに自分たちも驚きです。私たちが一生懸命育てたお米、もち麦、牛肉、味噌、キャベツ、ブロッコリー、ネギ、ダイコン、ハクサイを使った給食、楽しみですね~。いよいよ来週月曜日に登場します!! 

栃農給食DAY【ブロッコリーの収穫】

本日、栃農給食DAYに提供するブロッコリーを収穫しました。今回準備する食材の中で、もっともタイミングを合わせるのが難しかったです。ブロッコリーは、茎や葉がある程度大きくなり、寒さにあたると花芽ができます。花芽が成長し、花のつぼみ(花蕾)になって、食べることができます。なかなか花蕾が大きくならず、出荷に間に合わないかと心配でした。予定より収穫量は少ないですが、何とか47kg出荷することができました。

 

栃農給食DAY【ダイコンの収穫】

今回は『ころっ娘』(ころっこ)という品種のミニダイコンを収穫しました。

ミニハクサイ同様、使い切りに向いていることから、最近直売所などでの販売の機会が増えている品種です。

                    

地上部に出てきたダイコンの太さをしっかり確認し、収穫しました。

中には、ミニではないくらい成長したものもありました。

     

給食に提供するダイコンとして通常サイズの品種も栽培しています。

納品日の当日に収穫する予定です。

栃農給食DAY【栃農産食材を使った給食】

11月21日の栃農給食DAYのみならず、積極的に学校給食へ食材を提供しています。給食センターより、栃農産食材を使った給食の写真とコメントをいただきましたのでご紹介いたします。

【栃木第五小学校、栃木西中学校】

★栃農産牛肉を使ったビーフシチュー(11/14)

ビーフシチュー

「とてもお肉が柔らかく、こども達も喜んでおりました。」

 

【大平東小、大平南小、大平西小、大平中央小、大平中、大平南中】

★栃農産もち麦を使ったミネストローネ(11/15)

「もち麦のプチプチした食感がミネストローネに合っていて、体も心も温まりました。」

 

地産地消は、生産者の私たちも食材の感想をいただけて、作る喜びが実感できるよい取り組みです。

 

 

栃農給食DAY【栃農祭準備】

栃農給食DAYに提供するネギとキャベツを一足先に栃農祭で販売するために収穫を行いました。

 

 

今年度ネギは”元倉根深葱”、キャベツは”彩峰”という品種を栽培しています。

栃農祭で販売するのに収穫時が丁度良く、また冬は生育は遅いですが寒さで甘みが増します。

ですので、小中学生の皆さんが食べるときには生育も味も丁度良いものを提供できると思います!

栃農給食DAY【ハクサイの収穫】

夏休みに種まきを行い、約3ヶ月が経ち、いよいよ野菜の収穫が始まりました。

今回はミニハクサイの収穫を実施しました。

 

ミニハクサイは1kg前後のハクサイで、昨今の食品ロスを減らす取り組みから

使い切りに向いていることから注目されているハクサイの品種です。

ハクサイを上から押さえ硬く結球しているものを選び、収穫しました。

  

 

給食に提供するハクサイは、ミニハクサイではない品種の提供を目指しています。

ハクサイは大きいものでは6kg超えになるものもあります。

大きく立派なハクサイを提供できるよう引き続き管理していきます。

 

味噌こしから樽詰め【食品科学科】

10月31日に味噌こしと樽詰めを行いました。

今年の1月に仕込んだ味噌を、食品科学科の2年生で樽詰めまで行いました。

まず、樽の中の味噌を生徒で混ぜ、その後機械でこして細かくしていきました。こすことで残った大豆の形が崩れ、皆さんがよく見る味噌の形になっていきます。その後、販売用の樽に手作業で1㎏ずつ詰めました。約400個ほど行ったので丸一日かけて生徒が作業しました!味噌こし

味噌混ぜ販売用樽詰め

栃農給食DAY 【米 コシヒカリ】

先日、県内にある農業高校7校の「作物」を担当する職員が集合し、研修を行いました。

そこで毎年、それぞれが栽培した米を持ち寄り、食味分析を行っています。

 

食味分析とは、「米のおいしさ」を表す指標のようなものです。

水分、タンパク質、アミロース、脂肪酸度(玄米のみ)を計測し総合的に判断しスコア値が表示されます。

 

日本人は一般的に、粘りのあるご飯を美味しいと感じます。タンパク質・アミロース含有量の低いお米は美味しいと感じ、タンパク質は8%以下・アミロースは18%以下が良いとされ、総合評価のスコア値は70~やや良い、80~良いとされています。(今回分析に利用した機器での数値です)

栃農高で栽培したコシヒカリですが、タンパク質含有は6.3%、アミロース含有は17.0%、スコア80の評価をいただくことができました。

昨年度は2位という結果でしたが、今年度は県内7校の農業高校の中で第一位となりました。

 

岩舟農場の水田は、とっても広いので大型機械を使います。

田植え 

田植えのひと時

生徒たちは「たくさん機械に乗りたい!使いたい!」と言いながら、田植えをし、その後は暑さにも負けず栽培管理をし収穫まで育ててきました。本校にも小さな水田があり、こちらは昔ながらの手植えでどろんこになりながら田植えをしました。

給食にお出しするお米は岩舟農場でとれた新米「コシヒカリ」です。

稲刈り 

 

栃農給食DAY【サツマイモ】

今年のサツマイモは、「紅はるか」という品種を栽培しました。

このサツマイモの特徴として、蒸した時の甘みが強く見た目もよいことが知られています。

果肉はやや黄色みがかっており、加熱するとしっとりとした食感になります。焼いた時は、あの安納芋と

比較されるほど甘みを増すサツマイモです。

定植  収穫

今回は水平植えで定植しました。お芋の数を確保したい場合には有効な植え方です。

 

一概にサツマイモとは、「甘藷」(かんしょ)と呼ばれ、甘みのある芋という意味で呼ばれています。

甘さだけでなく、栄養も豊富でNASAに宇宙食として研究されるほど美容や健康に効果的な食材です。

美肌効果・抗酸化作用に期待されるビタミンCはリンゴの約5倍!

食物繊維やヤラピン(体内の老廃物排出を促したり、お肌のターンオーバーをサポートしてくれたりする成分)も

豊富で腸内環境も整えてくれます。

また、体内のむくみを予防してくれるカリウムは米飯の18倍も含まれているんです!

 

食物繊維やヤラピンなどの栄養素は皮の近くに多く含まれています。

皮ごと食べることでサツマイモの栄養を無駄なくとることができるので、ぜひ「焼いて」食べていただくことを

オススメします。焼き芋を作る際は、ぬれた新聞紙に包んでからアルミホイールで覆い焼くことで皮もかたくならず

おいしくいただけると思います。試してみてくださいね。

私たちが育てました!植物科学科

 

 

 

栃農給食DAY【みどり号の結果】

本日、みどり号のセリが行われました。

本校の和牛は、出荷 → 東京都中央卸売市場食肉市場 搬入 → 翌日:と畜 → 翌日:セリ取引

という流通経路をたどります。市場に出荷された和牛は、姿・形、肉質がそれぞれ違うため、1頭ずつセリにかけられ、値段が付き販売されます。(セリ取引…1番高い値段を付けた人が購入するしくみ)

そのセリの様子を見学に行ってきました。初めて見る人は驚くと思いますが、冷凍庫の中で「枝肉」という姿に変わっていました。

みどり号は、なんと最高ランクA5の格付け評価をいただくことができました。さらに、BMS11であったため「とちぎ和牛匠」にも認定されました。とてもありがたい結果でした。

  

 

栃農給食DAY【みどり号出荷】

10月25日、いよいよ「みどり号」の出荷です。

出荷は、だいたい早朝に行われることが多く、今回も朝5時の集荷でした。日のあがる前からブラッシングをして体をきれいにし、出荷の準備をしました。別れを惜しみ、トラックへの積み込みを嫌がるウシは、多いのですが…。

「みどり号」は、どうだったでしょう。その様子は、動画をご覧になって下さい。

おいしいお肉となって、皆様に喜んでもらえますように。感謝!!

動画1「みどり出荷その1」

動画2「みどり出荷その2」

栃農給食DAY【もち麦「もち絹香」】

給食dayで提供するもち麦は、栃木県オリジナルの「もち絹香」という品種です。

2018年に品種登録された新しいもち麦です。

 

大麦の中でも、もち性に優れた「もち絹香」は、βーグルカンが多く含まれています。

βーグルカンとは、水溶性の食物繊維のひとつで、高脂血症や糖尿病の予防の効果が期待されています。

また、ぷちぷちした食感があり、炊飯後も変色がほとんどなく、大麦特有の匂いの原因となる酵素もないので、

食べてよし!見てもよし!それが「もち絹香」の特徴です。

 

本校では岩舟農場で栽培しています。今年度は275kgの収穫量となりました。

播種(種まき)から収穫の刈り取りまで、一生懸命取り組んで育てました。

ぜひ味わって食べてくださいね。

 

収穫の様子     私たちが育てました!植物科学科 作物専攻

栃農給食DAY【ハクサイ・ブロッコリー・ダイコン】

栃農給食DAYまで約1ヶ月になりました。

現在の野菜(ハクサイ・ブロッコリー・ダイコン)の生育状況をお知らせします。

 

ハクサイは、広がって成長していた葉がこのように結球(ハクサイが玉状になること)してきました。

  

 

ブロッコリーは、花らい(食べる部分)が出現してきました。この花らいは寒さにあたることで出現してくるものです。

  

     

ダイコンは、上部の方が地上にひょっこり伸び出してきました。この部分が日に当たり緑色に変化し、青首ダイコンになります。

  

 

この3種の野菜は1年生全クラスで丁寧に栽培管理しています。

おいしい野菜がお届けできるよう引き続き管理をしていきます。

今年も栃農給食DAYやります!!

6月より栃木市内の学校給食へ食材を提供してきました。

地元の小中学校の児童・生徒に食べてもらうため、安心で安全な農畜産物を心掛け、愛情かけて育てました。昨年度よりも多くの学校(調理場)に使用していただきました。

 

6月 豚肉     450kg 13調理場

   ジャガイモ  100kg 栃木第五小学校

   キャベツ   208kg  6調理場

7月 ジャガイモ  245kg 10調理場

   豚肉     334kg  8調理場

   トマト     85kg 13調理場

   トウモロコシ 240本  栃木第五小学校

   エダマメ    34kg 栃木第五小学校

豚 キャベツの収穫 

     栃農高の豚さん         キャベツの収穫    

エダマメの収穫    トマトの収穫

     エダマメの収穫          トマトの収穫

トウモロコシの収穫 ジャガイモの収穫

 トウモロコシの収穫       ジャガイモの収穫

 

昨年12月に大平地区で、学校産の食材を58%使った「栃農給食DAY」を実施しましたが、今年はその数値を上回ることができる企画を現在検討中です。乞うご期待下さい。

栃農給食DAY【当日】

栃農給食デー当日

栽培(野菜・米)・飼育管理(豚)・食品製造(味噌)を行った代表生徒で大平中学校に視察訪問しました。

生徒は中学校での給食の雰囲気を思い出していました。

本日の献立はこちら
 
ご飯 牛乳 岩下の新・生姜焼き こんにゃくサラダ 味噌汁
納品時に予定数より多い数の野菜を納品した事もあり、野菜が豊富!!!

 
具だくさんの給食を食べた中学生は
「美味しかった。また食べてみたい。」
「同じ中学校の卒業生が作ってくれて感謝の気持ちです。」
などど生徒にとって嬉しい声が聞こえました。

 
本校の生徒も試食させていただき、
「野菜が多く美味しい。自分達で栽培・飼育したものが実際に給食となって提供できて嬉しい。」
と達成感を味わいながら、久し振りの給食をいただきました。

「食」を通じて地域の中学校と交流を行うことができました。

今後も地産地消活動を推進していくため、食材提供の品目を少しずつ増やし、徐々に提供地域を広げて活動していく予定です。

また、本日の栃農給食DAYのため、多くのご協力を頂きました。
献立を作成してくれた中田様をはじめ、栃木市教育委員会事務局様、調理して下さった大平給食センター職員の皆様方に厚く御礼申し上げます。
本日はありがとうございました!