拓陽日記

拓陽のできごと

家庭科【食物文化科】便り〔12月〕クリスマスのテーブルコーディネート

12月の中旬は二十四節気の大雪。昼の気温が10を下回る日も。

校長室のテーブルコーディネートはクリスマスのものに変わりました。


今月のテーブルコーディネート


メンバー


(校長コメント)

・この季節になると、「公式・サンタクロースからの手紙」の申込み案内が、個人宛てメールに届きます。我が家の子どもたちが成人してしまっても配信停止を依頼していないため毎年送られてきます。

・さて、このコロナ禍でサンタクロースはどのように対応するのか?心配するところですが、「今年のクリスマスは中止しないよ」というメッセージがWeb上に出されているようで、少し安心しました。

・サンタクロースを信じるかどうかは個人の問題ですが、未来に希望を持つ気持ちは全世界で共有したいものですね。

・今年のクリスマスは、静かに“stay home”で。

雪化粧の拓陽高

◆那須連山、高原山も雪雲に覆われ、午前7時半頃からの積雪で薄らと雪化粧しました。
◆この季節、宇都宮から北上すると大きな川を渡たびに景色が変わることがあります。
◆今日は、那須野が原の自然を感じることができました。しかし、夕方から明日朝の路面には注意しましょう。

大山門から正門ロータリー付近


全国高等学校駅伝競走大会 激励会

 12月9日(水)に全国高等学校駅伝競走大会へ出場を決めた陸上部へ向けて、JAなすの様より激励会を開催していただきました。



組合長の菊地様より激励の言葉と激励品としてお米をいただきました。



大会出場に際して、地域の方々より多大なるご支援をいただき、誠にありがとうございます。

男子第71回 全国高等学校駅伝競走大会
12月20日(日)男子:12時30分出発

祝 全国高校駅伝大会出場!

 去る11月3日(火)に実施された栃木県駅伝大会において、本校陸上部男子長距離チームが悲願の3連覇を果たし、12月20日(日)に京都にて行われる全国高校駅伝大会に栃木県代表としてに出場させていただくことになりました。(栃木県大会で男子チームの3連覇は20年ぶりだそうです。)
 これも日頃から多くの皆様のご指導ご鞭撻のお陰と感謝申し上げます。出場に際し、本校同窓会・PTAの全面バックアップのもと、大会で選手達が十分に力を発揮できるよう、準備を進めているところではありますが、もし高校駅伝にご興味があり、ご支援いただける場合は、学校(0287-36-1225)までご連絡ください。別途、詳細についてご連絡させていただきます。
 今後とも陸上部長距離チームへのご声援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

家庭科【食物文化科】便り〔11月〕冬のテーブルコーディネート

「朝夕の寒さが身にしみる今日この頃」、「枯葉の舞い散る折」

などの挨拶がふさわしい季節となりました。

◆校長室のテーブルコーディネートは白を基調としたものに変わりました。


今月のテーブルコーディネート





(校長コメント)

・11月に入ると「今年の冬は寒冬? 暖冬?」という話題がよく聞かれるようになります。気象庁からは平年並みという3か月予報が出されています。

・縄文時代前期(約6,000年前)頃は地球の気候が最も暖かかった時期で、現在よりも平均で2度ほど気温が高かったそうです。南極や他の大陸の氷河が溶け出して、当時の日本列島は大きな影響を受けたようで、海面の高さが現在よりも4~6mほど高くなっていたそうです。現在の栃木県は海なし県ですが、縄文時代には渡良瀬遊水地付近は海に面していたようです。

・そういえば、私が小学生の頃は、氷河期(氷期)に向かっているのではないかという少年マンガの文章がありました。根拠は不明でしたが、雪の日に読んだので妙に説得力があったのを覚えています。そのときから50年。地球温暖化が止まらない状況になるとは思っていませんでした。
人の一生は100年、人類の歴史は数千年。これに対して大自然は数万年という単位で大きく変動しています。地球温暖化の脅威を心配するならば、毎年、「寒さ」を感じられることは喜ぶべきことかもしれませんね。



家庭科【食物文化科】便り〔10月〕秋のテーブルコーディネート

各地より紅葉の便りが聞かれる季節となりました。
季節は錦秋から立冬へと進んでいきます。
最低気温が10℃を下回る日がもうすぐです。
校長室のテーブルコーディネートのコーナーはハロウィン(ハロウィーン)のかぼちゃが並びました。


今月のテーブルコーディネート


メンバー




(校長コメント)

★ハロウィンの発祥は、古代ケルト人と言われています。

★秋の収穫や宗教的な儀式として行われていたもので、カブやサトウダイコンの中をくり抜いてランタンを作り、飾っていたようです。

★ハロウィンがアメリカに伝わった際に、カブの代わりにたくさん獲れていたカボチャを使うようになったそうです。

★このアメリカ式が世界中に広まったため、ハロウィンのカボチャが定着したといわれています。

★日本で注目されるようになったのは1990年代以降です。東京でのハロウインの仮装は、近年、社会問題となっています。新しい生活様式の下、日本でどのように定着していくのか、これからも工夫が必要ですね。



大山農場見学

 10月22日(木)5校時に理科の授業で1年5・6組(普通科)の生徒が大山農場を見学しました。ビオトープや有機栽培水田、大山記念館について、農業科の教員から説明を受け、見学しました。

 



 10月27日(火)に収穫祭が行われ、本校生が生産した牛肉や米、野菜の命に感謝をしながら全校生で特製のお弁当を食べました。

ペンタゴンプロジェクト発表会

 10月21日(水)にペンタゴンプロジェクト発表会が行われました。
 各学科の特色ある活動を互いに発表し合うことで、一体感を醸成し、5学科の「調和と共生」を推進することを目的に行われています。
 食品化学科、農業経営科、生物工学科、食物文化科、普通科、農業クラブの生徒の皆さんが各学科の取り組みを紹介しました。
 

 体育館の後方には各学科が作成した掲示物も掲示されていました。

 

収穫祭


 

・ 今年はコロナウイルス感染症の影響で収穫祭の実施も危ぶまれましたが、
形式を変えて実施することができました。

・ 春からの農場の実習お疲れ様でした。
休業中の農場の管理、今回の収穫祭を工夫して下さった先生方、
たいへんご苦労様でした。

・ 日々の生活を支える食物と農業への感謝の気持ちを大切にしながら、
みんなでお弁当を味わい、収穫を祝うことができました。

 (食材)
  白菜20個 ダイコン20本 ネギ200本(農業と環境) 

白米100kg(作物部)牛肉100kg(畜産部)








家庭科【食物文化科】便り〔9月〕秋のテーブルコーディネート

3年生の課題研究のメンバーが校長室のテーブルコーディネートのコーナーの模様替えに取り組みました。
◆季節は秋。富士山の初冠雪、日光の最低気温が10℃を下回ったことなどが伝えられています。紅葉、月見だんごなど、「和」を感じさせるテーブルに変わりました。

今月のテーブルコーディネート

今月のメンバー

(校長コメント)

★お月見とは、一般的には旧暦8月15日の「十五夜」をさします。2020年の十五夜は、10月1日(木)です。
★十五夜は秋の美しい月を観賞しながら、秋の収穫に感謝をする行事で、
「中秋の名月」と呼ばれています。現段階では天気が心配される予報です。夜、回復することを期待しています。
★大山農場の稲刈りの様子もアップされていますので、ちょうど季節に合ったテーブルコーディネートですね。


就職希望生徒面接指導

令和2年9月14日(月)、3年生の就職希望生徒を対象にした面接指導を、外部講師の方をお招きして実施しました。


【面接の作法・心得を丁寧にご教示くださる講師の方】

講師の方、ありがとうございました。

稲刈り

那須拓陽高校の秋の風物詩、稲刈りを大山農場で行いました。









実りの秋ですね。
今年は、新型コロナウィルスの影響で例年より遅めの田植えでしたが、無事に収穫することができて何よりです。

文理選択ガイダンス

令和2年9月7日(月)、外部講師の方をお招きして、普通科1年生を対象とした文理選択ガイダンスを実施しました。


【講師の方の熱心なお話に引き込まれる生徒たち】

将来の仕事や進学先などを総合的に考えた上で慎重に検討する、文系・理系を問わず学習時間を増やすなど、進路意識が高まるような講話をいただきました。今日のガイダンスは、今後、文系に進むのか理系に進むのかを決める際の大きな手がかりになると思います。講師の先生方、ありがとうございました。

家庭科【食物文化科】便り〔8月〕夏のテーブルコーディネート

3年生の課題研究のメンバーが校長室のテーブルコーディネートのコーナーの模様替えに取り組みました。
◆7月のアサガオから、今月は黄色のひまわり。麦わら帽子(straw hat)にも小さなひまわり添えられ、アクセントになっています。

今月のテーブルコーディネート



今月のメンバー

(校長コメント)
・毎月、どのようなテーブルになるか楽しみにしています。
・次のように、想像力を働かせると世界が広がります。
ルノワールの絵に「麦わら帽子の女」がありますが、この帽子のイメージとは少し違いますね。一方、ひまわりと言えばゴッホの絵が有名です。
★「麦わら帽子」も向日葵(ひまわり)も夏の季語です。
残念ながら、「一句」浮かんできません。

 

校長あいさつ(要約)第2学期始業式

例年より短い夏休みが終了し、本日より2学期がスタートしました。
始業式のあいさつでは、以下の二点をお話ししました。
(1)2学期のスタートにあたって
 1学期終業式にお願いした「『自分の力で何かやった』という手ごたえをつかめるよう意識して取り組んでください。」というメッセージを振り返ってお話しました。

◆新しい生活様式の下、制限の多い中ですが、授業、学校行事、部活動、さらにうちでの過ごし方など、仕切り直しのために身の回りを再確認することをおすすめします。
◆周りは変わっていないけれど、「自分との向き合い方」、「心の持ち方や物事に取り組む姿勢」を変えてみてはどうでしょうか。

(2)文科大臣のメッセージについて

 「コロナ感染者への差別や中傷しないで」文科省の緊急メッセージ (R2.8.25.)配付させていただきました。ぜひ、ご家庭でもご一読ください。
 https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_00122.html


◆これまでの歴史の中でも、不測の事態が生じて、人々の間に不安が広がり、他者を思いやる心を失ってしまったのではないかと感じる出来事が数多く起こりました。 

広島、長崎の原爆投下、終戦の日など、夏休み中、我々日本人が忘れてはいけない日がありました。地元の新聞にも、宇都宮空襲当時の写真、カラーの再生の記事が第一面に出ました。
◆平和に思える日本ですが、この夏休み中も相変わらず放送やネット上で、
対面あるいはSNS上で人の心を傷つけるような言動が話題になりました。
◆身近な学校、家庭でのコミュニケーションが基本であることを忘れないようにしましょう。


(関連する内容が8月28日付で県のホームページに掲載されましたのでご紹介します。)

栃木県知事のメッセージとともに、「新型コロナとの闘いを乗り越えるオールとちぎ宣言」が県と市町の共同で示されました。

また、これを受けて保護者の皆様向けに県教育委員会の人権教育室が資料を作成しました。こちらはお子様を通じて配付させていただきます。

 

(引用)県ホームページより(http://www.pref.tochigi.lg.jp/c07/alltochigisengen.html)

新型コロナウイルス感染症が拡大する中、感染された方や最前線で治療にあたる医療従事者、その家族等への偏見や差別、心無い誹謗中傷などが問題となっています。

 新型コロナウイルス感染症を理由とした偏見や差別、いじめなどは決して許されません。

 これからも続く新型コロナウイルス感染症との闘いを、おもいやりやさしさを持って乗り越えていくために、8月21日の市町村長会議において、県と市町が共同して「新型コロナとの闘いを乗り越えるオールとちぎ宣言」を実施しました。

 県民の皆様にも、この宣言の思いを受け止めていただき、一緒に新型コロナとの闘いを乗り越えていきましょう。(栃木県知事 福田 富一)

 

【新型コロナとの闘いを乗り越えるオールとちぎ宣言】

  新型コロナは、誰もが感染しうる病気です。私たちが闘っているのは、ウイルスであり、人ではありません。 

  感染された方やその家族等への偏見や差別、誹謗中傷等は、対象となる人の心身を深く傷つけ、平穏な生活を脅かすばかりでなく、差別を恐れて受診をためらうなどの行動に繋がり、更なる感染の拡大という負の連鎖を招きかねません。

  県と市町は、県民の皆さまと一緒に、大切な人やくらしを守るため、おもいやりやさしさを持って、新型コロナとの闘いを乗り越えていくことをここに宣言します。

感染された方やその家族などに対する差別、誹謗中傷等は、決して許しません!

医療従事者をはじめ、わたしたちの健康やくらしを支えるために奮闘されている方々に心から感謝し、エールをおくります!

県外から来られる方々を非難せず、お互いに尊重し合います!

県民の皆さまとともに、互いの立場を思いやる心とやさしさを忘れず、新型コロナとの闘いを乗り越えていきます!

(令和2(2020)年8月21日)

(http://www.pref.tochigi.lg.jp/c07/documents/alltochigisengen.pdf)



校長あいさつ(要約)第1学期終業式

◆具体的な説明は、学習指導、生徒指導、進路指導の各係から行いました。
◆保護者の皆様には、お子様を通じて「PTA夏季支部会資料」を配付させていただきました。
◆学校長からは、以下の四点についてお話ししました。
(1)SNSは補助的なコミュニケーションのツールです。SNSの世界だけで解決しようとしないことが大切です。
(2)
夏季休業中は各自のペースで過ごす日々となります。生活リズムを整えて、自律的に行動することが大切です。新型コロナウィルス感染症や熱中症に備えるためにも、犯罪・トラブルに巻き込まれないためにも、日々の行動、習慣は大切です。
(3)9
月からの学校行事について、先生方が検討を重ねています。この後の状況の変化によって、計画通りできるか心配な点も多々あります。代替案も含め、みんなで知恵を出し合って取り組んでいきたいと思いますので、皆さんの頑張りと協力に期待しています。
(4)この夏休み、「自分の力で何かやった」という手ごたえをつかめるよう意識して取り組んでください。3年生は各自の進路実現に向けて、2年生は学科や部活動などの中核的な存在として力をつけてください。1年生は向上心をもって様々な分野にチャレンジしてください。

【令和2年8月5日 学校長】


家庭科【食物文化科】便り〔7月〕夏のテーブルコーディネート

◆3年生の課題研究のメンバーが校長室のテーブルコーディネートのコーナーの模様替えに取り組みました。
◆6月のアジサイに続き、今月は青の朝顔。ガラスの器やビー玉とともに涼感を誘います。
◆貝殻がちりばめられていて、リボン付きのガラス瓶にはメッセージが入れられていてます(message in a bottle )。想像力をかき立てる演出です。


今月のテーブルコーディネート

今月のメンバー

(校長コメント)今週も梅雨が続きますが、担当の皆さんがいち早く夏の演出をしてくださいましたので、来週の終業式には梅雨明けが期待できそうですね。拓陽SOYプロジェクトもスタートし、大山農場の大豆も梅雨明けを待っているかのようです。(追加情報:私事ですが)いただいた2種の大豆を、先週自宅畑に播種しました。発芽し始めましたので、後日、生育情報をお伝えします。

教室に海を”プロジェクトによるウニの発生実験(夏季)

  
湾岸生物教育研究センター(清本先生・和田先生)お世話になりました。
“教室に海を”プロジェクトによるウニの卵や標本など海洋教材提供を受けて授業を実施しました。
《生物実験室》7月16日・木、17日・金、20日・月
 
「まず最初にZoomの画面で御挨拶」      「各自受精の観察にチャレンジ」
  

上の目盛りは接眼ミクロメーター   見ている間に表面に浮き上がるように受精膜が形成される
(1目盛りおよそ10㎛=0.01mm)   (1重数秒で目に見える変化がある)


◆ウニの受精と初期発生の様子を観察しました。
◆2年生の普通科理型選択者のクラスでは、大学の先生とのオンライン授業を行い、実験の様子を見ていただき、キョク皮動物に関する様々な疑問にも答えていただきました。
 例:ウニは何年くらい生きるのか?寿命はあるのか?
   日本で水揚げされるウニの寿命は、約7~15年と言われています。
    中には200年以上も生きる種類もある。
    一生、生殖能力も衰えないそうです。
    ほ乳類のような「寿命」や「老化」というとらえ方が当てはまらないなかまです。

◆五放射対称形の体のつくりに注目し、タコノマクラの標本(殻)を観察しました。
   ⇒食用で知られているムラサキウニやバフンウニとは若干形が異なります
★1年生の希望者対象のmini特別講座も開催しました。
◇2日目には原腸胚、3日目にはプリズム幼生、4日後にはプルテウス幼生にまで発生が進みました。
 
 受精後40時間ほど経過した原腸胚      受精後3日目の幼生
(内部に原腸が見られる。)     (内部に骨片や消化器官が見られる。)

※素朴な疑問に答えてくださったお茶の水女子大学湾岸生物教育センターの清本先生、和田先生に感謝いたします。
 1月にはバフンウニを教材として幼生飼育にもチャレンジする予定です。