植物科学科の活動

植物科学科日誌

本校農場での実習2【植物科学科】

植物科学科1年生の「農業と環境」の授業で、前回の作業に引き続きトウモロコシの管理を行いました。

先週17日(水)は、マルチングをはがして追肥しました。また、発根を促進させるために土寄せもしました。

本日24日(水)は、雄穂(ゆうすい)を切除しました。
花粉がほぼ飛び終わり雄穂は役割を果たしたため、害虫のアワノメイガが寄ってこないようにするための作業です。

7月上旬に収穫予定です。
期末テストが7月の第2週に迫っていますが、テスト対策をしつつトウモロコシの管理作業にも継続して取り組んでいきましょう。

本校農場での実習【植物科学科】

植物科学科の1年生が「農業と環境」「総合実習」の授業でトウモロコシの栽培管理を行いました。

作業に入る前に、現在のトウモロコシの状況や作業の内容(その作業の意味)、実習中の注意点について、先生から説明を受けてから作業開始です。


株元に追肥をしています。窒素(N)は葉や茎、リン酸(P)は花、カリ(K)は根の成長を促します。


雄穂が出てきている個体には、アワノメイガの侵入を防ぐために薬剤散布をしました。


7月中旬の収穫を目指して、これからも継続した管理作業に取り組みます。熱中症に気をつけながら頑張っていきましょう!

岩舟総合実習【植物科学科】


岩舟農場にて1年生初めての総合実習・オリエンテーションが行われました。


岩舟農場内の施設や圃場を回り、農場内で守ってもらいたいことや注意すること等、学習しました。

その後、各部門で行っている管理作業を学習しました。

作物部門では、代表生徒にワグネルポットにコシヒカリの苗を植えてもらいました。


今後、葉に印をつけて、草丈や葉の枚数など生育観察を行って行きます。

果樹部門では岩舟農場にある梨・ブドウの品種の説明をしました。
実際、梨園に入り現在の豊水・にっこりの大きさを見てもらい
今月から行う梨の本摘果の説明をしました。


今後も実習を行いながら、生育観察、一般管理等学習していきます!!

収穫


今年度”初”生徒達が収穫から袋詰めまでを行いました。

昨年度まで大玉トマトを栽培していた方法とは違い、新しく養液栽培での栽培となりました。
また、品種の方も麗妃から桃太郎ネクストに変え昨年度との比較をしてみることにしました。

トマトの収穫作業【植物科学科】

今週から授業が少しずつ始まりました。
本日はトマトの収穫日でしたので、植物科学科の2年生5名が始業前に収穫を行いました。


収穫後、教員数名が集まって調整や袋詰めをおこないました。
本日の日課(時間割)に、生徒達の実習ができる農業科目がなかったためです・・・残念絵文字:絶望
  

  

トマトが入っている袋には『QRコード』が貼り付けられています。
QRコードを読み込み、学校のHPにアクセスしていただくと、その商品の品種名や播種日、使用した農薬などがご覧いただけます。


これからも『安全・安心』な農産物の生産・販売に取り組んでいきます絵文字:重要

メロンの玉拭き【植物科学科】


メロンの病気予防・ネットをきれいに出す目的で玉拭きを行いました。

ゴム手袋・軍手を着用し薄めた農薬を付けて1個1個丁寧に磨きました。

着々と大きくなっています。温室の外からも確認可能ですので生徒の皆さんはぜひ学校に登校した際には様子を見に来てみてくださいね!
     

ホウレンソウにオスとメス!?【植物科学科】

調査研究中のホウレンソウも生徒を待っています…。しかし、いつの間にか花をつけてしまいました。


そんなホウレンソウ、よーく見ると…絵文字:虫眼鏡絵文字:虫眼鏡

こちらがオス『雄株』


一方こちらが『雌株』


普段食べているホウレンソウではどちらなのかは分かりません。しかし、オス・メスが約半々で存在しているそうです。

ホウレンソウのタネを取る時、新たな品種を改良するときにはオスとメスが必要です。なかなかここまで育ったホウレンソウを見ることがないので珍しいホウレンソウでした。
 

春の農場には生きた教材がたくさんあります絵文字:良くできました OK

メロンの花が咲きました【植物科学科】


3月に定植したメロン。本校では今年から土耕栽培を行っています。品種はアールスナイト早春晩秋系、マスクメロンです絵文字:キラキラ
今年は天気も良く、暖かい日が多いせいか早くも先週から花が咲き始めました絵文字:晴れメロンの花は、トマトやイチゴと違って主に2種類の花があります。

左右の花の違いがどこか分かりますか?
左の花は雄しべが発達した『雄花(おばな)』、右の花は雌しべが発達した『雌花(めばな)』といいます。
右側の雌花をよく見ると、花びらの下が少しふっくらしています。これは『子房』と言って、将来メロンの果実になる、メロンの赤ちゃんです。

メロンも雄しべと雌しべで受粉・受精を行いますが、メロンは同じ株の雌花と雄花では
受粉・受精がうまくいかない『自家不和合性(じかふわごうせい)』という性質を持っています。そこで、本校では人の手による人工授粉を行っています。

雄花の花びらを除き、雌花の中心に雄花の花粉をつけます。受粉・受精が正常に行われると、子房がほんの少し大きくなります。
さらに、この作業は受精が正常に行われるよう朝のうちに行います。
また、栽培している品種によって受粉から収穫までにかかる期間が違うため、いつ受粉させたかを分かるようにします。
本校の品種は収穫まで受粉後約55日かかります。約1ヶ月半をかけて成長・成熟していきます。

まだマスクメロン特有のネットは形成されていません。どうやってネットが形成されるのか…こうご期待絵文字:一人
温室メロンは1つの株から1つしか収穫しません。温度や光、水などの栽培環境をメロンにとって快適な環境に調節し、甘いメロンをつくる。とても大変です。

作物報告(収穫祭準備)


1年生の総合実習にて収穫祭用のお米の精米・袋詰めの実習を行いました。


玄米を精米することで、白米と糠にわけられます。
精米を行いながら、白米の中に不純物が入っていないか再度確認しています。


クラス名と配布する量を袋に記載しました。


計量器を使って重さ計り、袋詰め行いました。

収穫祭当日各クラスに配布されます。
おいしく炊けるといいですね!

ハクサイ定植【植物科学科】


植物科学科の1年生が農業と環境の授業でハクサイの定植をおこないました。

夏休みに自分たちで播種し、無事に大きくなった苗を定植しました。





先日の雨で地面がぬかるんだ中での作業でしたが約700株を一生懸命定植してくれました。
種から育てて収穫までを1年生で行う予定です。
愛情込めて育てていきましょう!