植物科学科の活動

植物科学科日誌

水田内の土の採取【植物科学科】

次年度の準備が始まりました!

岩舟農場にて、植物科学科1年生が水田内の土を採取しました。
採取したサンプルは土壌診断にかけられ、その結果をもとイネに必要とされる肥料成分がわかります。これにより、翌年の施肥計画を立てることができるのです。

まずは土の採取です。1田区につき5カ所、移植ごてを使って表層1cmを取り除き、その下の層15cm程度採取しました。

土はとてもゴロゴロしていて硬く、掘ることが大変。


採取した土を細かく砕きます。水分も多くなかなか細かくなりませんでした。


この後、ハウス内でさらに土を乾燥させ、パサパサの状態にします。


乾燥させたものを土壌診断にかけ、その結果を見て肥料過多や不足をデータとしてみて、次年度の肥料散布計画に役立たせます。

植物栽培に重要な「土づくり」を学んでいます!!!

ベジタブルプラント今福の見学【植物科学科】

12月4日(金)に足利市の「ベジタブルプラント今福」を見学しました。

レタスの植物工場として、下野新聞に記事が掲載され(2019.11.26)ずっと気になっていた企業です。

敷地面積は35坪ほどで、整理整頓されたきれいな環境でレタスが栽培されています。
 

たねまき後、約40日で収穫できるとのことで施設の能力を最大限に発揮し、限られた空間で効率よく生産することの重要性を再確認しました。
 

収穫・袋詰めしたレタスは、品質を2週間保つことができると聞き、驚きました。


お忙しい中、見学させていただき代表の長山様、そしてベジタブルプラント今福の皆さま、ありがとうございました。

栃木西中学校出前授業(フラワーアレンジメント)

 
 本日、植物科学科1年生アレンジメント3人娘は栃木西中学校へ出前授業にいってきました。中学2年生17名を対象に、ボックスフラワーアレンジメントについて授業を行いました。
 ボックスフラワーとは、箱の中に花をアレンジメントした人気の高いフラワーギフトです。
使用した花材は、本校で栽培したトルコギキョウと千日紅、カーネーション、カスミソウです。大きい花トルコギキョウ➫カーネーション➫千日紅➫カスミソウの順番にさしていきます。
 はじめは、緊張しているせいかなかなかお花をさせませんでしたが、徐々にコツをつかむとみなみさん上手にアレンジすることができまた。 
栃木西中学校のみなさん、ありがとうございまいた。

  

麦の播種【農業科・植物科学科】

11月中旬、岩舟農場にて農業科3年生、その翌日に植物科学科1年生による小麦の播種を行いました。

播種時は非常に雨が少なく乾燥した土だったため、3年生が播種を行う際には足下の土がかなり緩く、うまく播くことができませんでした。
一度機械で締め固め翌日1年生で再チャレンジ!


締め固めた効果もあり、1年生ではうまく播くことができました。
前の人が歩いた後のマーカーを目印にして、前の人を追うようにして歩きました。
機械を持って歩くと、播種→覆土→沈圧と播種機が自動で行ってくれます。
「ちょっと曲がった」とか「播種機使って播けて楽しかった」と生徒の声。

2週間後、3年生・1年生で発芽している状況を確認しました。


またこの日は改めて播種した面積も計測しました。


この後、生育調査やその後の管理について学んでいきます!

ケイトウとヘリクリサムの観察(無菌播種)【植物科学科】

10月26日(月)2年1組の「植物バイオテクノロジー」の授業で行った、無菌播種したケイトウとヘリクリサムの様子です。

約1ヶ月でこんなに成長しました!(左の二つがケイトウ、右の二つがヘリクリサムです。)



下の写真のように雑菌に汚染されてしまったもの(カビが生えてしまったもの)もありましたが、全体の8割くらいは成功することができました!



播種したものは、このような培養室で温度や照度を一定に保ち、管理しています。



今後もすくすくと成長することを期待しましょう♪