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部活動日誌
(高)サッカー部が矢板市文化スポーツ複合施設でアスリートチェックを実施しました。
9月4日、本校サッカー部は矢板市文化スポーツ複合施設にてアスリートチェックを受けました。
まず、身長・体重・体組成の測定を行い、日々取り組んできた食事管理やトレーニングの成果を数字で確認することができました。今回の結果を踏まえ、試合で走り負けず、競り負けない選手を目指して、さらにトレーニングに励んでいきます。
続いて、20メートル走や垂直跳びなど、4種目の測定を実施しました。まるでプロのアスリートのような本格的な測定で、生徒たちは楽しみながら真剣に取り組んでいました。後日、測定結果に基づいたフィードバックをいただける予定です。今後はそのアドバイスを練習に生かし、より質の高いトレーニングを積み重ねていきます。
茶道部
私たち茶道部は、8月30日(土)の矢東祭でお茶会を開催しました。日ごろの稽古の成果を披露することができて、ほっとしています。そして、お越しいただいたお客様と一緒に楽しいひと時を過ごせたことが嬉しかったです。
また、稽古や事前準備などでお世話になった外部講師の方々や顧問の先生方には、感謝しています。ありがとうございました。
矢東祭が終わり、3年生は引退となりました。1・2年生合わせて6名での活動となっていきます。新体制となり不安もありますが、これまで以上に稽古に精進していきます。
文責 板垣 結衣
美術部 活動報告
8月2日(土)~3日(日)高知県で行われたまんが甲子園に出場しました。6月の予選を突破したチームのメンバーは、2年生の黒澤菜々美さん、菊池恵生さん、1年生の小川木実さん、髙根澤風花さん、鈴木唯菜さんの5名です。各5時間半の第一試合・第二試合を経て、「第2位」「全日空賞」を受賞しました。
この日を迎えるにあたって、チームで話し合い、数多くの原案を出しては直前まで修正を繰り返し、実技の通し練習を重ねました。また栃木県より出場した4校合同で講習を受ける機会を得るなど心強いサポートもありました。その他にもたくさんの方々の支えがあったからこそ、栄誉ある賞をいただくことができました。心より感謝申し上げます。チーム一同、今後も気持ちを引き締めて学業と両立しながら、少しでも良い作品を制作すべく研鑽を積んでいきたいと思います。(文責:美術部顧問 市川ひとみ)
【写真上より 会場入りの様子/入場行進/試合の様子/全日空賞受賞作品/第2位受賞作品】
(高)3年生の船木陽くんが世界ユース選手権で5位入賞しました!
本校入学後、スポーツクライミングでめざましい活躍を見せてきた3年生の船木陽くんが、7月28日(金)から8月3日(日)にかけて行われた「IFSC 世界ユース選手権2025(フィンランド・ヘルシンキ)」に出場し、5位入賞しました。
※関連記事URL(https://www.climbers-web.jp/news/20250803-1/)
世界の猛者92名が集う国際大会での素晴らしい結果です。
船木くんは、先立って開催された「第13回リードユース日本選手権佐賀・多久大会」において、男子U-19カテゴリーで見事に優勝を果たし、日本代表に選出され、今大会はスポーツクライミング日本ユース界の総大将として臨みました。
一昨年(高校1年次)は日本選手権in南砺大会で第3位となって参加した、世界選手権in韓国・ソウルで25位。昨年(高校2年次)は日本選手権inいわて盛岡大会で第3位となって参加した、世界選手権in中国・貴陽で3位。着実にステップアップしてきた中で、今回は悲願の世界一を見据えての参戦でしたが、惜しくもあと一歩(あと一手)届きませんでした。
表彰台に登った3名の到達地点は同高度であり、船木くんはそこにあと一手だけ届かなかったという、大接戦でした。
大会の様子はYouTubeでライブ配信されました。担当も時差7時間、深夜から早朝にかけての配信に連日熱狂しました。
※アーカイブ配信はこちら
・準決勝(21分50秒頃から船木くん登場):https://www.youtube.com/live/P3oVHc8uj4k?si=UL0sfqLypIOQG_QJ
・決勝(52分50秒頃から船木くん登場):https://www.youtube.com/live/7LFaRJFYoJs?si=lYH7dLQZ5M1k1aBb
初日の予選は19位/92名(24位までが準決勝進出)と出遅れましたが、2日目の準決勝では2位/24名(8位までが決勝進出)と調子を上げ、最終日の決勝では船木くんらしいダイナミックでスピーディーなクライミングで会場を魅了する様子が画面越し、実況・解説から伝わってきました。
今大会は船木くんにとって初のヨーロッパへの遠征でした。また、日本チャンピオンとして臨んだ初の大会でもありました。
関連行事への参加や学業との両立、緊張やプレッシャーがある中で、それらを見事にやり遂げ、環境に適応した、素晴らしいチャレンジだったように感じます。
3年間、船木くんの担任として国内大会の引率をしたり、大会の様子をライブ配信等でチェックしたりする中で、生徒の変容・成長を間近で見ることができ、素晴らしい経験をさせていただいております。
なお、船木くんは8月20日(水)~8月24日(日)に開催される、「IFSCクライミングユースアジア選手権(貴陽)2025」に派遣されることが決定しました。連戦となりますが、活躍が期待されます。
引き続き、さまざまな大会での活躍を応援していきたいと思います。ご声援、ありがとうございました。
文責:担任 星野廣之
※写真は本人提供
全国高等学校歴史学フォーラム2025 参加報告
8月2日に九州国立博物館で開催された、全国高等学校歴史学フォーラム2025にリベラルアーツ同好会の生徒2名が参加しました。
このフォーラムは、全国から選ばれた10チームが前半と後半に分かれてポスターセッションを行います。本校は前半のグループとして発表しましたが、多くの聴衆の前でポスターセッションを行うことが初めてだったこともあり、とても緊張しました。
発表後の質疑応答では、様々な意見をいただくことができ今後の研究の励みになりました。そして何より、他校の素晴らしい研究内容に触れたことはとてもよい刺激となりました。
また、フォーラム開始前の太宰府天満宮見学や、ワークショップでの甕棺墓の中に入る体験など、九州国立博物館でしかできない体験をすることができ、改めて歴史の面白さに気付くことができました。
太宰府天満宮参拝 九州国立博物館前
ポスターセッションの様子
全国高等学校社会科学・郷土研究発表大会栃木大会参加報告
7月29日に開催された、全国高等学校社会科学・郷土研究発表大会に、栃木県代表としてリベラルアーツ同好会の3チームが参加しました。本大会はライトキューブ宇都宮で開催され、【地理・産業】【歴史・考古】【公共・政策】の3部門に分かれて研究発表を行いました。
結果は、2年生4名で発表した【地理・産業】部門において、全国2位となる優秀賞を受賞することができました。
今回の発表に至るまでに、多くの方々から支援をいただきました。特にインタビュー調査を快く引き受けてくださった地域の方々、大変お世話になりました。
11月には次年度の栃木県代表を決める研究発表大会があります。今回の経験を活かして、よりよい発表ができるよう、今後も取り組んでいきます。
(高)野球部~選手権栃木大会を終えて~
終業式から1週間が経ち、夏季補講が終わりました。
午前中はグラウンドや体育館、音楽室から「解放感」ともとれるようなにぎやかな声が聞こえてきますが、午後の校舎にはひとときの静けさがあります。いよいよ今年も本格的な夏休みに入ったな、と感じさせられる今日この頃です。
さて、高校野球部より、7月10日(木)から7月27日(日)にかけて行われた、「第107回全国高等学校野球選手権栃栃木大会」の報告となります。
今大会では、本校マネージャーの田邉知佳さん(3年)が開会式で総合司会を務めました。積極的に大会運営に携わる大会補助員として活躍してきた実績を評価されての抜擢で、華々しくも規律のとれた開会式を見事に進行していました。その堂々とした姿は、顧問として、大変誇らしく感じました。
(記事URL:https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/1147956)
本校(黒羽高校との連合チーム)の初戦は、7月13日(日)、宇都宮高校との試合でした。
結果としては、残念ながら、持ち味を出せずに大敗を喫し、一回戦敗退となりました。しかしながら、大会に向けての過程の中で、「今しかできない」高校野球を楽しんでくれたように感じます。
試合後のミーティングでは、生徒たちに「ひたむきさ」と「損得感情なしに応援してもらえること」が高校野球の魅力だと諭しました。
これからの人生でも、泥臭く汗をかき、一生懸命に頑張ることを恥ずかしいと思わずに、ひたむきに物事に取り組み、周りの人から応援される人間になれるよう、願いました。
吹奏楽部、生徒会をはじめとする学校のみなさま、保護者、OBのみなさまなど、多数の方々に応援に駆けつけていただきました。選手たちは、本当に心強かったことと思います。感謝申し上げます。
日頃より、選手たちには《野球における「人間が得点する球技」であることの特異性》について、意識づけてきました。
野球は、人間がときに自己犠牲をともないながら自分以外の人間を進め、自分以外の人間がホームベースを無事に踏んで得点したときに一緒になって喜びを分かち合うスポーツです。逆に言えば、自分だけではなかなか成功がおさめられず、得られる喜びも少なく、いろいろな意味で効率の悪いスポーツです。しかし、それだけに得られる喜びもひとしおです。
部活動での経験を通して、「一見無駄に見えるものの中にある豊かさ」について、少しでも感じることがあったならば、と願うばかりです。
今大会をもって、3年生4名(選手3名、マネージャー1名)は引退となりました。1年生8名(選手7名、マネージャー1名)、2年生4名(選手1名、マネージャー3名)の計12名での新チーム発足となります。
末筆にはなりますが、今大会の運営にあたってくださった高野連理事ならびに加盟各校の顧問の先生方、保護者、学校関係者のみなさまに感謝申し上げ、活動報告といたします。
今後とも、矢板東高校野球部をどうぞよろしくお願いします!
文責:顧問(監督)星野廣之
※記事写真は下野新聞社様から二次利用許可許諾済みです。
(高)3年生が国連大学でのフォーラムに参加しました!
3年生の和久真由子さんが、7月20日(日)に東京都渋谷区・国連大学にて開催された「第14回日本東リジョン・ユース・フォーラム」(主催・国際ソロプチミストアメリカ日本東リジョン、後援・文部科学省・東京都教育委員会・日本ユニセフほか)に参加しました。
このフォーラムは、「私たちが変える未来:気候変動と女性の力」をテーマに開催されました。
事前に同テーマを題材にした論文コンテストに出品した栃木県の高校生の中から10名が宇都宮・護国会館に集い、論文要旨発表とディスカッションによる選考で3名が選出され、今回のフォーラムに参加することになりました。
当日は、1都8県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県・新潟県)から約90名の高校生が参加し、基調講演やグループワークショップが行われました。
午前中の基調講演では、江守 正多氏(東京大学未来ビジョン研究センター教授、IPCC第5次および第6次評価報告書主執筆者)から、世界の気候変動対策の第一線で活躍されている研究者ならではの貴重なお話を聞くことができました。
午後に行われたグループワークショップでは、江守氏から与えられたテーマに基づき、グループごとに白熱したディスカッションを繰り広げていました。
参加生徒は、自身の興味関心に基づき、社会課題に目を向ける中で、様々な同世代の人々とかかわり合い、新たな発見や知見の深化があったのではないでしょうか。
また、指導担当、引率教諭として、今回のイベントに参加し、若者の力がこれからの社会や世界を創っていくことを再認識させられました。
「私たちが変える未来:気候変動と女性の力」について、矢東生の皆さんも、自身の考えをまとめ、クラスの仲間や友達と話してみるとよいのではないでしょうか。
文責:指導担当 星野廣之
美術部 活動報告
令和8年1月に日光市・宇都宮市において開催される令和7年度全国高等学校総合体育大会第75回全国高等学校スケート競技・アイスホッケー競技選手権大会のポスター部門で、2年生の中村俐亜さん、入賞メダル図案で1年生の小川木実さんがそれぞれ優秀賞を受賞しました。
6月27日(金)にユウケイ武道館で行われた表彰式には、最優秀賞や優秀賞を獲得した他校の皆さんも集まり、本校生にとっても大きな刺激になりました。このような貴重な機会を得られたのも、様々な方々のお力添えがあってこそのことだと思います。美術部一同、感謝の気持ちを次の作品に繋げていけるよう、それぞれの制作に励んでまいります。(文責 美術部顧問 市川ひとみ)
[写真:上段左より 中村さんのポスターデザイン、小川さんのメダルデザイン、中・下段 表彰式の様子]
(高)本校の「総合的な探究の時間」の取り組みがメディアに掲載されました。
本校の「総合的な探究の時間」における取り組みが、6月20日付の毎日新聞(全国版)に掲載されました。
(記事リンク:https://mainichi.jp/articles/20250620/ddm/010/100/012000c)
本校における総合的な探究の時間は、一年次に「興味関心型」、二年次に「課題探究型」の活動を意識しています。三年次には、これらを進路研究と絡めていきます。
「総合的な探究の時間」の学習指導要領には、課題を「自己の在り方生き方を考えながら、よりよく課題を発見し解決していく」とあり、それまでの「よりよく課題を解決することを通して自己の生き方を考えていく」からより「在り方と生き方」を絡めた課題設定が求められています。
本校では、自己理解と他者理解、そして、社会課題の理解を徹底して行うことで、「探究学習をキャリア教育・進路指導へつなげる」ことを指導上の重点課題と捉えています。
自分の強みや弱みを考えさせるだけでなく、社会の課題を知り、その上で将来なりたい自分像を想像させることで、「やりたいこと」と「できること」と「求められていること」の重なる部分を認識させることができると考えています。
今後とも、本校の探究活動にご注目いただけると幸いです。
文責:総合的な探究の時間係・主任 星野廣之
※画像については、毎日新聞様に著作物二次利用申請済みです。