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部活動日誌
美術部 活動報告
8月2日(土)~3日(日)高知県で行われたまんが甲子園に出場しました。6月の予選を突破したチームのメンバーは、2年生の黒澤菜々美さん、菊池恵生さん、1年生の小川木実さん、髙根澤風花さん、鈴木唯菜さんの5名です。各5時間半の第一試合・第二試合を経て、「第2位」「全日空賞」を受賞しました。
この日を迎えるにあたって、チームで話し合い、数多くの原案を出しては直前まで修正を繰り返し、実技の通し練習を重ねました。また栃木県より出場した4校合同で講習を受ける機会を得るなど心強いサポートもありました。その他にもたくさんの方々の支えがあったからこそ、栄誉ある賞をいただくことができました。心より感謝申し上げます。チーム一同、今後も気持ちを引き締めて学業と両立しながら、少しでも良い作品を制作すべく研鑽を積んでいきたいと思います。(文責:美術部顧問 市川ひとみ)
【写真上より 会場入りの様子/入場行進/試合の様子/全日空賞受賞作品/第2位受賞作品】
(高)3年生の船木陽くんが世界ユース選手権で5位入賞しました!
本校入学後、スポーツクライミングでめざましい活躍を見せてきた3年生の船木陽くんが、7月28日(金)から8月3日(日)にかけて行われた「IFSC 世界ユース選手権2025(フィンランド・ヘルシンキ)」に出場し、5位入賞しました。
※関連記事URL(https://www.climbers-web.jp/news/20250803-1/)
世界の猛者92名が集う国際大会での素晴らしい結果です。
船木くんは、先立って開催された「第13回リードユース日本選手権佐賀・多久大会」において、男子U-19カテゴリーで見事に優勝を果たし、日本代表に選出され、今大会はスポーツクライミング日本ユース界の総大将として臨みました。
一昨年(高校1年次)は日本選手権in南砺大会で第3位となって参加した、世界選手権in韓国・ソウルで25位。昨年(高校2年次)は日本選手権inいわて盛岡大会で第3位となって参加した、世界選手権in中国・貴陽で3位。着実にステップアップしてきた中で、今回は悲願の世界一を見据えての参戦でしたが、惜しくもあと一歩(あと一手)届きませんでした。
表彰台に登った3名の到達地点は同高度であり、船木くんはそこにあと一手だけ届かなかったという、大接戦でした。
大会の様子はYouTubeでライブ配信されました。担当も時差7時間、深夜から早朝にかけての配信に連日熱狂しました。
※アーカイブ配信はこちら
・準決勝(21分50秒頃から船木くん登場):https://www.youtube.com/live/P3oVHc8uj4k?si=UL0sfqLypIOQG_QJ
・決勝(52分50秒頃から船木くん登場):https://www.youtube.com/live/7LFaRJFYoJs?si=lYH7dLQZ5M1k1aBb
初日の予選は19位/92名(24位までが準決勝進出)と出遅れましたが、2日目の準決勝では2位/24名(8位までが決勝進出)と調子を上げ、最終日の決勝では船木くんらしいダイナミックでスピーディーなクライミングで会場を魅了する様子が画面越し、実況・解説から伝わってきました。
今大会は船木くんにとって初のヨーロッパへの遠征でした。また、日本チャンピオンとして臨んだ初の大会でもありました。
関連行事への参加や学業との両立、緊張やプレッシャーがある中で、それらを見事にやり遂げ、環境に適応した、素晴らしいチャレンジだったように感じます。
3年間、船木くんの担任として国内大会の引率をしたり、大会の様子をライブ配信等でチェックしたりする中で、生徒の変容・成長を間近で見ることができ、素晴らしい経験をさせていただいております。
なお、船木くんは8月20日(水)~8月24日(日)に開催される、「IFSCクライミングユースアジア選手権(貴陽)2025」に派遣されることが決定しました。連戦となりますが、活躍が期待されます。
引き続き、さまざまな大会での活躍を応援していきたいと思います。ご声援、ありがとうございました。
文責:担任 星野廣之
※写真は本人提供
全国高等学校歴史学フォーラム2025 参加報告
8月2日に九州国立博物館で開催された、全国高等学校歴史学フォーラム2025にリベラルアーツ同好会の生徒2名が参加しました。
このフォーラムは、全国から選ばれた10チームが前半と後半に分かれてポスターセッションを行います。本校は前半のグループとして発表しましたが、多くの聴衆の前でポスターセッションを行うことが初めてだったこともあり、とても緊張しました。
発表後の質疑応答では、様々な意見をいただくことができ今後の研究の励みになりました。そして何より、他校の素晴らしい研究内容に触れたことはとてもよい刺激となりました。
また、フォーラム開始前の太宰府天満宮見学や、ワークショップでの甕棺墓の中に入る体験など、九州国立博物館でしかできない体験をすることができ、改めて歴史の面白さに気付くことができました。
太宰府天満宮参拝 九州国立博物館前
ポスターセッションの様子
全国高等学校社会科学・郷土研究発表大会栃木大会参加報告
7月29日に開催された、全国高等学校社会科学・郷土研究発表大会に、栃木県代表としてリベラルアーツ同好会の3チームが参加しました。本大会はライトキューブ宇都宮で開催され、【地理・産業】【歴史・考古】【公共・政策】の3部門に分かれて研究発表を行いました。
結果は、2年生4名で発表した【地理・産業】部門において、全国2位となる優秀賞を受賞することができました。
今回の発表に至るまでに、多くの方々から支援をいただきました。特にインタビュー調査を快く引き受けてくださった地域の方々、大変お世話になりました。
11月には次年度の栃木県代表を決める研究発表大会があります。今回の経験を活かして、よりよい発表ができるよう、今後も取り組んでいきます。
(高)野球部~選手権栃木大会を終えて~
終業式から1週間が経ち、夏季補講が終わりました。
午前中はグラウンドや体育館、音楽室から「解放感」ともとれるようなにぎやかな声が聞こえてきますが、午後の校舎にはひとときの静けさがあります。いよいよ今年も本格的な夏休みに入ったな、と感じさせられる今日この頃です。
さて、高校野球部より、7月10日(木)から7月27日(日)にかけて行われた、「第107回全国高等学校野球選手権栃栃木大会」の報告となります。
今大会では、本校マネージャーの田邉知佳さん(3年)が開会式で総合司会を務めました。積極的に大会運営に携わる大会補助員として活躍してきた実績を評価されての抜擢で、華々しくも規律のとれた開会式を見事に進行していました。その堂々とした姿は、顧問として、大変誇らしく感じました。
(記事URL:https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/1147956)
本校(黒羽高校との連合チーム)の初戦は、7月13日(日)、宇都宮高校との試合でした。
結果としては、残念ながら、持ち味を出せずに大敗を喫し、一回戦敗退となりました。しかしながら、大会に向けての過程の中で、「今しかできない」高校野球を楽しんでくれたように感じます。
試合後のミーティングでは、生徒たちに「ひたむきさ」と「損得感情なしに応援してもらえること」が高校野球の魅力だと諭しました。
これからの人生でも、泥臭く汗をかき、一生懸命に頑張ることを恥ずかしいと思わずに、ひたむきに物事に取り組み、周りの人から応援される人間になれるよう、願いました。
吹奏楽部、生徒会をはじめとする学校のみなさま、保護者、OBのみなさまなど、多数の方々に応援に駆けつけていただきました。選手たちは、本当に心強かったことと思います。感謝申し上げます。
日頃より、選手たちには《野球における「人間が得点する球技」であることの特異性》について、意識づけてきました。
野球は、人間がときに自己犠牲をともないながら自分以外の人間を進め、自分以外の人間がホームベースを無事に踏んで得点したときに一緒になって喜びを分かち合うスポーツです。逆に言えば、自分だけではなかなか成功がおさめられず、得られる喜びも少なく、いろいろな意味で効率の悪いスポーツです。しかし、それだけに得られる喜びもひとしおです。
部活動での経験を通して、「一見無駄に見えるものの中にある豊かさ」について、少しでも感じることがあったならば、と願うばかりです。
今大会をもって、3年生4名(選手3名、マネージャー1名)は引退となりました。1年生8名(選手7名、マネージャー1名)、2年生4名(選手1名、マネージャー3名)の計12名での新チーム発足となります。
末筆にはなりますが、今大会の運営にあたってくださった高野連理事ならびに加盟各校の顧問の先生方、保護者、学校関係者のみなさまに感謝申し上げ、活動報告といたします。
今後とも、矢板東高校野球部をどうぞよろしくお願いします!
文責:顧問(監督)星野廣之
※記事写真は下野新聞社様から二次利用許可許諾済みです。
(高)3年生が国連大学でのフォーラムに参加しました!
3年生の和久真由子さんが、7月20日(日)に東京都渋谷区・国連大学にて開催された「第14回日本東リジョン・ユース・フォーラム」(主催・国際ソロプチミストアメリカ日本東リジョン、後援・文部科学省・東京都教育委員会・日本ユニセフほか)に参加しました。
このフォーラムは、「私たちが変える未来:気候変動と女性の力」をテーマに開催されました。
事前に同テーマを題材にした論文コンテストに出品した栃木県の高校生の中から10名が宇都宮・護国会館に集い、論文要旨発表とディスカッションによる選考で3名が選出され、今回のフォーラムに参加することになりました。
当日は、1都8県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県・新潟県)から約90名の高校生が参加し、基調講演やグループワークショップが行われました。
午前中の基調講演では、江守 正多氏(東京大学未来ビジョン研究センター教授、IPCC第5次および第6次評価報告書主執筆者)から、世界の気候変動対策の第一線で活躍されている研究者ならではの貴重なお話を聞くことができました。
午後に行われたグループワークショップでは、江守氏から与えられたテーマに基づき、グループごとに白熱したディスカッションを繰り広げていました。
参加生徒は、自身の興味関心に基づき、社会課題に目を向ける中で、様々な同世代の人々とかかわり合い、新たな発見や知見の深化があったのではないでしょうか。
また、指導担当、引率教諭として、今回のイベントに参加し、若者の力がこれからの社会や世界を創っていくことを再認識させられました。
「私たちが変える未来:気候変動と女性の力」について、矢東生の皆さんも、自身の考えをまとめ、クラスの仲間や友達と話してみるとよいのではないでしょうか。
文責:指導担当 星野廣之
美術部 活動報告
令和8年1月に日光市・宇都宮市において開催される令和7年度全国高等学校総合体育大会第75回全国高等学校スケート競技・アイスホッケー競技選手権大会のポスター部門で、2年生の中村俐亜さん、入賞メダル図案で1年生の小川木実さんがそれぞれ優秀賞を受賞しました。
6月27日(金)にユウケイ武道館で行われた表彰式には、最優秀賞や優秀賞を獲得した他校の皆さんも集まり、本校生にとっても大きな刺激になりました。このような貴重な機会を得られたのも、様々な方々のお力添えがあってこそのことだと思います。美術部一同、感謝の気持ちを次の作品に繋げていけるよう、それぞれの制作に励んでまいります。(文責 美術部顧問 市川ひとみ)
[写真:上段左より 中村さんのポスターデザイン、小川さんのメダルデザイン、中・下段 表彰式の様子]
(高)本校の「総合的な探究の時間」の取り組みがメディアに掲載されました。
本校の「総合的な探究の時間」における取り組みが、6月20日付の毎日新聞(全国版)に掲載されました。
(記事リンク:https://mainichi.jp/articles/20250620/ddm/010/100/012000c)
本校における総合的な探究の時間は、一年次に「興味関心型」、二年次に「課題探究型」の活動を意識しています。三年次には、これらを進路研究と絡めていきます。
「総合的な探究の時間」の学習指導要領には、課題を「自己の在り方生き方を考えながら、よりよく課題を発見し解決していく」とあり、それまでの「よりよく課題を解決することを通して自己の生き方を考えていく」からより「在り方と生き方」を絡めた課題設定が求められています。
本校では、自己理解と他者理解、そして、社会課題の理解を徹底して行うことで、「探究学習をキャリア教育・進路指導へつなげる」ことを指導上の重点課題と捉えています。
自分の強みや弱みを考えさせるだけでなく、社会の課題を知り、その上で将来なりたい自分像を想像させることで、「やりたいこと」と「できること」と「求められていること」の重なる部分を認識させることができると考えています。
今後とも、本校の探究活動にご注目いただけると幸いです。
文責:総合的な探究の時間係・主任 星野廣之
※画像については、毎日新聞様に著作物二次利用申請済みです。
(高)3年生のエッセイが「第31回小諸・藤村文学賞」で佳作に選出されました!
高校3年生の長谷川七海さんのエッセイ「私の新しい原点」が「第31回小諸・藤村文学賞」で二次にわたる予備審査を通過し、最終審査で【佳作(4席)】に選出されました。(全体3,466編、高校生の部1,437編)
「第31回小諸・藤村文学賞」入選作品一覧(令和7年6月2日/長野県小諸市・小諸市教育委員会:https://www.city.komoro.lg.jp/soshikikarasagasu/kyoikuiinkaijimukyoku/bunkazai_shogaigakushuka/2/1/1/2/tousonbungaku/16413.html)
この文学賞は、1992年(平成4年)に島崎藤村生誕120年、没後50年を記念して創設されました。今では海外の方々にも親しまれ、太田 治子氏(作家・父は太宰治)が審査委員長を務める、薫り高い文学賞です。
長谷川さんは、自身のボランティア活動での経験で抱いた感情を、高校生らしい等身大の表現と読み手に没入感を与える緻密な構成で、エッセイを書き上げました。
8月21日(島崎藤村の命日)には長野県小諸市・JA佐久浅間ベルウィンこもろで表彰式が行われます。また、入賞作品が作品集としてまとめられ、全国の学校の図書館に並ぶとのことです。
今後も、文章添削指導を通して、生徒一人ひとりが自分の思いや考えを言葉で表現する力を養うとともに、他者の立場や感情に寄り添う姿勢を育み、豊かな情操を培っていけるよう努めてまいります。
文責:指導担当 星野廣之
※画像は今年度のもの。
男子バレーボール部 活動報告
3年生が引退し、1、2年生による新チームが発足しました。2年生が中心となって、自分たちの課題を分析し、練習前のストレッチや基礎練習を重点的に行うなど、工夫しながら日々練習しています。練習試合では、6月まで出場機会がなかった選手も活躍しており、これまでの地道な練習の成果が芽を出し始めました。
8月5日、6日には北部総体が予定されています。これまでと変わらぬご声援をお願いいたします。
(文責:森本聖也)
大阪・関西万博 YABUSAME EXPO内における動画上映について
6月18日に、大阪・関西万博フェスティバルステーションで開催された、YABUSAME EXPOにおいて、リベラルアーツ同好会OBが作成した動画が上映されました。
この動画作成は、馬探2022において、「馬頭観音を活用した地域活性化案」をテーマとした同好会の作品が株式会社アイススタット賞を受賞したことがきっかけです。
今回の万博のYABUSAME EXPO馬探ブースでは、この受賞作品をリメイクし、英語による字幕を挿入しました。
卒業後も、学業+αで取り組んでいる先輩の活躍は、本校にとってもうれしい限りです。
応募作品概要については、十和田流鏑馬観光連盟のHPでもご覧になれます。
(高)野球部~選手権大会の組み合わせが決定!~
七十二候でいう「腐草為螢(くされたるくさ、ほたるとなる)」を過ぎました。古くは、暑さに蒸れて腐った草や竹の根がホタルになる、と信じられていたそうです。
「夏は夜。月のころはさらなり。やみもなほ、蛍の多く飛びちがひたる。(中略)雨など降るもをかし」は、清少納言の『枕草子』における有名な一節です。
ホタルは、一年近くを幼虫として過ごし、成虫として生きられる期間はわずか2週間程度とされています。
一年間の積み重ねを経て、夏、約2週間にわたって必死に輝く高校球児に姿を重ねずにはいられません。
さて、高校野球部は現在、本校16名(選手11名、マネージャー5名)、黒羽高校5名(選手3名、マネージャー2名)の連合チームで活動しています。
休日は練習試合を精力的に重ね、一戦一戦、チームとして成熟していっているように感じています。前回のホームページ更新以降(5月下旬以降)、以下の学校と練習試合をしていただきました。関係の皆様、ありがとうございました。
・5月25日(日)vs. 矢板・黒磯南連合@矢板東高校
・6月1日(日)vs. 鹿沼南@矢板東高校
・6月7日(土)vs. 真岡北陵@矢板東高校
・6月15日(日)vs. さくら清修@矢板東高校
そして、6月18日(水)には栃木県総合教育センターにて、「第107回全国高等学校野球選手権栃木大会」の抽選会が開催され、初戦の相手が決定しました。
・7月13日(日)第一試合(9:00-)vs. 宇都宮高校@エイジェックスタジアム(栃木県総合運動公園:県営球場:栃木県宇都宮市西川田4-1-1)
※組み合わせはコチラ:https://www.tochigi-koyaren.net/report/107ch/tournament.pdf(栃木県高野連HP)
現在、本校は期末テストに向けた部活休止期間です(本日からテストです)。生徒たちはバットを握りたい気持ちを抑えてをシャーペンを握り、白球に食らいつきたい気持ちを抑えて机に食らいつき、学力と精神力を鍛えていることと思います。
テスト明けには、一回り成長した生徒たちと、いよいよ選手権大会に向かっていきます。さらに暑い日も増えてきますが、安全第一で活動していきます。
これからも矢板東高校野球部をどうぞよろしくお願いいたします!
文責:顧問(監督)星野廣之
男子バレーボール部 大会報告
6月8日にインターハイ県予選に参加しました。今回の大会は、3年生最後の試合でした。
栃木高校を相手に、何とか食らいつきましたが、結果的に負けてしまいました。しかし、試合の内容は今までで一番良かったと思います。試合に出ている人も出ていない人も声を出し、「チーム矢東」の雰囲気を作ることができました。また、3連続サービスエースをした場面もあり、3年生もいつも以上の力を発揮し、練習の成果を出し切れたと思います。
僕が入部したときは、同級生が2人しかいませんでした。先輩も2人しかおらず、大会に出られるかという問題以前に、男子バレーボール部が存続できるか、という問題がありました。しかし、少しずつ仲間が増え、引退まで部活動を続けることができました。今の男子バレーボール部があるのは、みんなの協力があったからだと思います。僕たちの代には経験者が居らず、バレーボールが強いとは言えないチームでしたが、決してあきらめない、精神力が強いチームだと思います。仲間とともに、このようなチームを作り、3年間ともに活動できてよかったです。
最後に、支えてくださった先生方、保護者の方々、先輩・後輩たちに感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございました。
(文責:郡司凰輝)
一般社団法人日本考古学協会主催高校生ポスターセッション参加報告
5月25日、筑波大学で開催された、一般社団法人日本考古学協会主催高校生ポスターセッションにリベラルアーツ同好会が参加しました。
このポスターセッションは、考古学に関する調査・研究をテーマとしており、本校は御前原秘匿飛行場に関する戦争遺構について発表しました。
当日は、専門家からの意見を聞くことができたり、他校の発表を聞くことができたりしたことで、知見を広めることができました。
今回の発表を通して得た気付きを踏まえて、研究を深化させていきたいです。
矢板市生涯学習フェスティバルスピンオフ企画アカデメイアやいたL参加報告
5月22日、矢板市生涯学習館で開催されたアカデメイアやいたLにリベラルアーツ同好会の2グループが参加しました。
今回披露させていただいた研究発表は、7月に宇都宮で開催される「令和7年度全国高等学校社会科学・郷土研究発表栃木大会」に向けての現時点での内容です。
当日は、参加していただいた市民の皆様から話を聞くことができ、貴重な体験となりました。
この経験を活かし、7月の全国大会でも上位進出を目指します。
参加していただいた皆様、大変ありがとうございました。
インターハイ予選1回戦の結果報告
5月28日(水)、本校サッカー部は令和7年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)栃木県予選の1回戦において、小山高等学校と対戦いたしました。
本試合は、延長戦の末、PK戦により惜しくも敗戦という結果となりました。小山高校とは4月の関東大会予選でも対戦しており、その際はPK戦で本校が勝利を収めました。今回も両校の実力は拮抗しており、最後まで緊張感のある白熱した試合となりました。
3年生にとっては、6月に行われるリーグ戦2試合が高校生活最後の公式戦となります。6月8日(日)に足利清風高等学校と、6月15日(日)に益子芳星高等学校との対戦を予定しております。(両日ともに本校会場です。)これまでの集大成として、3年生が悔いのない形で引退を迎えられるよう、チーム全体で全力を尽くしてまいります。
今後とも変わらぬご声援をよろしくお願い申し上げます。
令和7年度 サッカー部前期リーグ戦 結果報告
5月6日(火)、5月11日(日)、5月18日(日)に本校サッカー部は前期リーグ戦を戦ってきました。結果は以下の通りです。
5月6日(火) vs矢板中央D(1-4 敗北)
5月11日(日) vs真岡工業 (1-0 勝利)
5月18日(日) vs足大付B (1-0 勝利)
今週からはインターハイ予選に集中して目標であるベスト8に向けて練習を続けていきます。引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします。
(高)3年生の船木陽くんが日本一に輝きました!(スポーツクライミングの日本ユース選手権で優勝!)
スポーツクライミングで活躍している3年生の船木陽くんが、5月18日(土)から19日(土)にかけて行われた「第13回リードユース日本選手権」に出場し、優勝しました。
【関連記事】
https://www.climbers-web.jp/news/20250518-2/
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/1113646
U-19カテゴリーは世界で活躍する猛者が集うカテゴリーで、厳しい戦いが予想されましたが、1日目の予選で安定した登りを見せ、2位で通過。上位8名が進んだ2日目の決勝では唯一の完登を達成しての逆転優勝でした。
船木くんは一昨年度の「第11回リードユース日本選手権南砺大会」で3位、昨年度の「第12回リードユース日本選手権いわて盛岡大会」で3位の成績を収めており、今回、念願の初優勝となりました。
世界ユースの優勝経験者2名をおさえての優勝は格別のものだったのではないでしょうか。
今大会の成績により、船木くんは7月末から8月頭にかけて行われる「IFSC 世界ユース選手権2025フィンランド・ヘルシンキ大会」の代表選手の内定をいただきました。
一昨年の「IFSC 世界ユース選手権2023韓国・ソウル大会」では25位、昨年の「IFSC 世界ユース選手権2024中国・貴陽大会」では3位の成績を残しており、さらなる飛躍が期待されます。
決勝当日にクラスメイトがネット中継での観戦で応援したり、週明けに登校した際には教室で祝福があったり、本校生らしい仲間を応援する素晴らしい様子も見られました。
なお、船木くんは、10月上旬に滋賀県で開催される国民スポーツ大会(旧・国民体育大会)の県代表にも選出されており、6月下旬には関東ブロック予選に臨みます。こちらでも活躍が期待されます。
高校入学後3年間の取り組みを担任として見届けておりますが、ユース世代の集大成を迎える今年度、さまざまな大会での活躍を引き続き応援していきたいと思います。
ご声援、ありがとうございました。今後とも、応援をよろしくお願いします。
文責:担任 星野廣之
(高)生徒総会を実施しました
4月24日(木)7時間目に、第1体育館にて高校の生徒総会を開催しました。この日のために生徒会役員が中心となって準備を進めていました。
総会では昨年度の生徒会の活動報告や会計決算・監査報告、今年度の生徒会の事業計画案及び会計予算案が提示され、審議の結果、いずれも承認されました。その後、同好会の継続について、校則の変更について提示されました。こちらも審議の結果承認されました。
今年度も生徒会を中心に学校をより良くしていきたいと思います。
よろしくお願いします。
(高)野球部~夏に向かって~
5月も下旬。暑い日も増え、陽がかなり伸びてきました。
田んぼに水が入り、田植えが済んだ稲田からはカエルの大合唱も聞こえる季節になりました。
校舎に巣を作ったツバメたちが、中庭で元気に飛び交っている様子が授業中の窓越しに見られます。
高校野球部は今年度、8名の部員(選手7名、マネージャー1名)を迎え、計16名(3年:選手3名、マネージャー1名、2年:選手1名、マネージャー3名)となりました。
春季大会は矢板高校、黒磯南高校、黒羽高校との4校連合で茂木高校に挑みましたが、残念ながら敗戦。
大型連休明けには中間テストがありました。生徒たちはグローブをシャーペンに持ち替え、ボールではなく机に食らいついて、精神力を鍛えたことと思います。文武両道を目指し、選手たちなりに学習にも一生懸命に取り組んでいます。
さて、今、夏に向けて動き出しています。選手権大会は黒羽高校との2校連合で臨むこととなりました。
現在、選手権大会に向けて、以下の2点を重点目標に掲げて活動しています。
①やりきる、やりぬく。自分を甘やかさない!
・勝っていても負けていても、うまくいってもいかなくても、しっかりやりきる、やりぬく!
(レジリエンス、セルフコントロール)
②「矢板東っていいな」と思ってもらえるような雰囲気作り
・連合チームのパートナー校の選手・顧問、観戦に来てくださっている保護者の方々、練習試合の相手校の選手・顧問、観戦に来てくださっている保護者の方々に、「矢板東っていいな」と思ってもらえるようなホスピタリティ。さわやかさ。ひたむきさ。
本校野球部のモットーは「野球《を》学び、「野球《で》学ぶ」です。
野球という球技は、多くの球技がボールの動きが得点になる中、「人」が得点になる稀有なスポーツです。
だからこそ、人づくり、組織作りが非常に重要なスポーツだと考えています。野球をうまくなることだけをめざすのではなく、野球を通して「人として」大きく成長していってほしいと願っています。
これから暑い日も増え、疲れもたまってくる季節になってきますが、安全第一で活動していきます。
これからも矢板東高校野球部をどうぞよろしくお願いいたします!
文責:顧問(監督)星野廣之
茶道部活動
茶道部は毎週水曜日に伝統文化室で活動をしています。新年度を迎え、部員は3年生5名、2年生4名、そして、1年生2名が加わり11名となりました。1年生の初々しさは私たち上級生を新鮮な気持ちにさせてくれます。そんな新入部員に感謝しつつ、茶道部は精進していきます。
私たちは新しい学年にも慣れ、1学期中は8月の矢東祭でのお茶会に向け1年生は作法や割り稽古、2・3年生はお点前のお稽古をしています。矢東祭(一般公開)でお待ちしていますので、ぜひお越しください。
文責 長谷川 七海
男子バレーボール部 大会報告
5月5日に県総体に出場し、宇都宮白楊高校と対戦しました。相手チームは、試合が始まる前のアップから大きな声が出ており、試合に臨む姿勢の違いを感じました。試合が始まると、相手はサーブ・レシーブ・スパイクすべてが僕らよりも上手で、自分達のしたいことが思うようにできませんでした。そのような中でも、入部した1年生たちのおかげで、今までとは違う攻め方ができたり、課題であったサーブレシーブを改善できたりしていました。
次の大会が終わると、3年生は引退します。3年間の集大成を出し切りたいと思います。最後の大会も応援のほど、よろしくお願いします。
(文責:郡司凰輝)
令和7年度 栃木県高等学校総合体育大会 サッカー競技 3回戦 結果報告
4月26日(土)、本校サッカー部は栃木県高等学校総合体育大会サッカー競技第3回戦において、小山南高等学校と対戦しました。
小山南高等学校は、昨年度のリーグ戦でも苦戦した相手であり、目標とするベスト8進出のために、絶対に勝利しなければならない重要な一戦でした。
試合は、前半から積極的に相手陣地へ攻め込み、先制点を挙げることができました。しかし、後半に立て続けに2失点し、苦しい展開となりました。そんな中、相手ゴール付近で得たフリーキックのチャンスを生かし、同点に追いついて延長戦へ突入しました。延長戦では一時は善戦したものの、結果として2-3で惜しくも敗戦となりました。
目標であったベスト8進出まであと一歩のところでの敗退となり、非常に悔しい結果となりましたが、この経験を今後の成長の糧として生かしていきたいと考えております。
引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします。
令和7年度 栃木県高等学校総合体育大会 サッカー競技 2回戦 結果報告
4月22日(火)、本校サッカー部は栃木県高等学校総合体育大会サッカー競技の第2回戦において、小山高等学校と対戦しました。
両校の実力は拮抗しており、試合は1対1のまま後半を終了。その後のPK戦の末、接戦を制して勝利を収めることができました。
次戦の相手は、昨年度のリーグ戦で苦しめられた小山南高等学校です。ベスト8進出をかけた重要な一戦となります。チームの目標であるベスト8まであと一勝。選手一人一人が力を尽くし、チーム一丸となって全力で挑みます。
引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします。
男子バレーボール部 大会報告
4月19日に北部支部春季大会に参加しました。初戦は矢板高校と対戦し、1セット目の序盤はリードしていましたが、逆転され第1セットを取られ、第2セットは相手の流れの流れを切ることができず負けてしまいました。次戦の大田原高校との対戦でも序盤はリードしていましたが、ミスなどが多く、敗戦しました。
どちらの試合でもサーブミスが多かったことが課題として挙げられます。トスのミスやサーブミスなどの小さなミスをなくして、当たり前のことを当たり前にできるチームにしていきたいと思います。次回の大会からは、新一年生も大会に参加するので、より良い雰囲気で大会に臨みたいと思います。応援よろしくお願いします。
(文責:郡司凰輝)
令和7年度 栃木県高等学校総合体育大会サッカー大会 結果報告
4月19日(土)に新1年生8名を含む25名で栃木県高等学校総合体育大会サッカー大会に出場いたしました。
新体制で初めての公式戦参加となりましたが、佐野高校相手に10-0で勝利をおさめることができました。2回戦は、4月22日(火)に小山高校と戦います。気温が上がりやすくなってきているので、体調管理に気を付けながら全力で戦ってきます。
応援よろしくお願いします。
令和7年度栃高体連北部春季ソフトテニス大会報告
新入生の4名を加えて計14名、12日(土)・13(日)・14日(月)の3日間に渡り北部春季大会に参加して参りました。
初日(12日)の個人戦は7ペア参加。予選リーグを突破したのは東・高久ペアの1ペアのみでした。決勝トーナメントでは敗退してしまい、入賞には至りませんでした。
2日目(13日)の団体戦は2チーム参加。悪天候のため、予選リーグのみを5ゲームで行いました。Aチームが翌日の予備日に行われる決勝トーナメントに駒を進めることができました。
3日目(14日)の団体戦決勝トーナメント。1回戦目の黒磯南に2-1で競り勝ち、ベスト4に進出。準決勝では優勝した大田原女子高校に敗れましたが、堂々としたプレイを見せてくれました。続く3位決定戦では、前日のリーグ戦で敗れている那須拓陽高校と再戦となりました。前日の結果を吹き飛ばすようなストレート勝ちで、完勝の3位入賞となりました。
最後になりますが、連日の応援に来ていただいた保護者、OGの皆様、本当にありがとうございました。今後は、さらに1年生も入部し、勢いを増して関東予選、インターハイ予選も頑張っていきます。引き続き応援よろしくお願いします。
第22回プロムナードコンサートのお知らせ
第22回プロムナードコンサートを開催いたします。
どの世代も楽しめるポップスや、クラシカルな合唱曲・吹奏楽曲もご用意しております。
吹奏楽部は毎年恒例のルパン三世のテーマ、合唱部はチェロとの共演もございます。
ぜひご来場ください♪♪
【日時】
2025年5月4日 (日)
開場12:30 開演13:00
【会場】
那須野が原ハーモニーホール 大ホール
(高)球春到来!~野球部2025シーズン始動~
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。在校生のみなさん、進級おめでとうございます。
矢板東高校野球部です。
校庭の桜が見頃を迎えつつあります。
東門の桜(4/7:入学式の日に撮影)
野球部ブルペン付近の桜(桜の下で投球練習)
練習の合間にグラウンドの芝生に目をやると、テントウムシが葉っぱの上を歩いている姿がありました。
春雨降る日も多く、三寒四温を繰り返しながらではありますが、本格的な春の訪れを感じる今日この頃です。
本校野球部は3月のシーズンイン(高校野球は全国一律で11月末から2月末まで対外試合禁止期間を定めています)以降、精力的に練習試合を重ね、成長を試みています。
3月9日(土):vs.宇都宮北(会場:宇都宮北高校)
3月15日(土):vs.宇都宮清陵・さくら清修連合(会場:宇都宮清陵高校)
3月20日(祝):vs.茂木(会場:茂木高校)
3月22日(土):vs.会津商業、vs.白河実業(会場:白河実業高校)
3月29日(土):vs.宇都宮白楊(会場:矢板東高校)
4月5日(土):vs.今市(会場:矢板東高校)
4月6日(日):vs.小山南(会場:小山南高校)
練習試合の様子(4/5:vs.今市高校@矢板東高校)
大会補助員として記録員や場内アナウンスを担当するマネージャー。練習試合中に記録の練習もします。
本校は現在、新3年生4名(選手3名、マネージャー1名)、新2年生4名(選手1名、マネージャー3名)の計8名で活動しており、単独で試合を行うことができないため、矢板高校・黒磯南高校・黒羽高校と「4校連合」を組んで、計14名で合同練習や練習試合を行っています。(※会場はおもに矢板東高校)
連合チームを組んで以降、本校の選手は他校の選手、マネージャー、指導者、保護者の方々に刺激をもらいながら、多くの成長の機会を得ていると感じています。
秋季大会に続き、来る4月13日(日)の春季大会1回戦(vs.茂木高校@真岡市ハイトラ運動公園市民球場)もこの「4校連合」で臨みます。応援のほど、よろしくお願いいたします。
さて、本校野球部は、野球の競技力を向上させることはもちろん、野球という競技を通して、主体性や協働性などを養い、計画力や持続力などを身につけることを目指す、「野球【を】学び、野球【で】学ぶ」をモットーに活動しています。
新入生の入部を心よりお待ちしております。
遠慮なく、部員・顧問にお声掛けいただいたり、グラウンドに足を運んでいただいたりしていただければと思います。よろしくお願いします。
冒頭の話題に戻りますが、テントウムシは世界各国で「幸せのシンボル」とされています。
小さなテントウムシがヨチヨチと葉っぱの上を歩いている姿を見ていると、何だかほっこりと幸せな気持ちになりますし、小さいながらも一生懸命に歩く身体を自分たちの姿と重ね合わせて、「よし、がんばろう」という気持ちにもなるものです。
本校野球部も、小さいながらも一生懸命に成長しております。本年も、グラウンドが、生徒たちが将来「幸せ」を掴むための【成長機会の場】となるよう祈念しつつ、年度当初のご挨拶および春休みの活動報告といたします。
今後とも、矢板東高校野球部をどうぞよろしくお願いいたします。
文責:顧問(監督) 星野廣之
日本森林学会大会「第12回高校生ポスター発表」参加報告
3月22日に、北海道大学で開催された日本森林学会大会「第12回高校生ポスター発表」にリベラルアーツ同好会の4名が参加しました。
「木質バイオマス発電を活かした未来とまちづくり」という題目で、現在探究している内容について、発表を行いました。
1時間のコアタイムでは、多くの来場者に聴いていただくとともに、専門的な助言をいただくことができ、今後の研究の励みとなりました。
日本地理学会2025年春季学術大会 高校生ポスターセッション
令和7年3月20日、駒澤大学駒澤キャンパスにて行われました表題の会におきまして、リベラルアーツ同好会1年の大島心緒さん、山寺紗耶さんの2名が研究発表を行って参りました。
研究は「地理院地図において地図記号で表示される病院とされない病院があるのはなぜか」という疑問から始まり、古い年代の地図や病院の沿革史などの文献にあたることで、明治期から現在までの矢板の医療体制の変遷の様相を明らかにする、というのものでした。
午前中の高校生同士で研究内容を発表しあう交流会を経て、午後は持参したポスターの前での発表を行いました。高校生や大学生、他校の先生方、大学の先生など、多くの方がポスターを観に来てくださり、その都度(のべ15回ほど)発表と質疑応答を行いました。発表の内容や態度は繰り返す度に洗練されていき、質疑応答を通して新たな研究の視点や方法に気づくなど、実り多き時間となりました。また、他校の高校生の発表にも触れ、さまざまな研究の切り口があることもあらためて学ぶことができました。今回得た知見を含め、さらに研究を深掘りさせていきたいと思います。
最後になりますが、今回の研究に際しまして多大なご協力をいただいた方々へ、感謝の意を申し上げます。今後とも、リベラルアーツ同好会をよろしくお願い致します。
男子バレーボール部 活動報告
3月は、ほぼ毎週末に練習試合を実施しており、これまで出場機会の少なかった1年生が活躍する場面も多く見られました。レシーブが上達していたり、他選手のミスをカバーできるようになったり、と成長が感じられます。
2年生は引退や受験勉強を意識するようになり、1年生は後輩ができることに楽しみ半分、不安も半分といった様子です。まもなく新年度を迎えますが、更なる飛躍を遂げてくれることを期待しています。
(文責:森本 聖也)
(高)【2年生】総合的な探究の時間【学年発表】
2学年「総合的な探究の時間」において、今年度に取り組んだ課題研究活動をプレゼンテーションする【学年発表会】を開催しました。
2年生徒は、昨年度、「興味探究型」と銘打ち、自身の興味のあることについてとことん探究(半径5mの探究)することで、「探究のサイクル」を回すことや、探究計画書、レポートの書き方等を練習しましたが、今年度は「課題解決型」と銘打ち、自身の興味と社会課題を関連させて考える探究(半径5mからの探究)を行ってきました。
1学期。生徒たちは1年次の探究テーマを踏まえて、8つのカテゴリーを選択し、ゼミに所属しました。
この8つのゼミは、2学年の担任・副担任・学年総副担任がファシリテーターを務め、生徒たちの探究活動を見守り、助言、支援しました。
2学期。生徒は夏休みや冬休みといった長期休業中、あるいは学期中の部活動や勉強の合間を縫って、フィールドワークやインタビュー等を行って、オリジナリティのある探究活動を目指してきました。
10月にゼミごとに行った<中間発表会>では生徒同士で議論をしたり、アドバイスを送り合ったりすることで、探究をより良いものにするために試行錯誤を繰り返してきました。
そして、3学期。1月中旬に実施した【ゼミ発表会】でゼミ生の投票やゼミ担当の教員の評価によって代表グループを決め、今回の【学年発表会】を開催しました。
学年発表会の以下の通りです。(発表順)
①検索機の可能性の追求
②高齢者を自動車事故から救う「ガルドシート」
③ピーマンパウダーの最適解
④茶殻の食材としての活用方法の提案
⑤プラスチック問題と酪農家が抱える問題を解決する新しい食品トレー「ReBone」
⑥納豆をヒーローに!!
⑦阿久津城の保存に向けて
⑧騒音を気にせず楽器の練習をする方法
⑨赤ちゃんから高齢者まで使える人形型ロボット「ハモリス」
⑩障がい×スポーツ×ボランティアで矢板市をつなぐ
どの発表もすばらしいプレゼンテーションで、質疑応答も活発に行われました。
生徒たちの取り組みを見ると、多くの生徒が熱心にグループメンバーやファシリテーターと対話し、調査や手法を再検討しながらアンケートや取材などの活動を行うことで、当初持っていた考えや仮説が覆され、新たな結論が導き出される様子が見られました。
これは活動の中で、生徒たちが「変容」していった結果です。
学年全体の取り組みとして、成果物の出来具合だけを見ると、まだまだ未熟な部分が多くあると思われます。しかし、今回の活動の過程によって自身の価値観が揺り動かされ、知的好奇心の涵養や進路研究の進展のみならず、一人一人が<どのような「人生」を送るか>について考えるきっかけになってくれれば、大げさかもしれませんが、担当としては嬉しいかぎりです。
末筆にはなりましたが、2学年の総合的な探究の時間の取組にご支援、ご協力いただいた、専門機関、地域、ご家庭の皆様方をはじめ、かかわって下さったすべての皆様に感謝の意を表し、実施報告とさせていただきます。
今後とも、本校の「総合的な探究の時間」の取り組みにご注目いただければ幸いです。
文責:総合的な探究の時間係・主任 星野廣之
(高)「第7回高校生サイエンス研究発表会2025」に2年生の3グループが参加しました!
3月20日(祝)に日本経済大学お茶の水キャンパスにて開催された「第7回高校生サイエンス研究発表会2025」(主催:第一薬科大学、日本薬科大学、横浜薬科大学)に、2年生の3グループが参加しました。
この発表会は、高校生のプレゼンテーション能力向上と研究・開発への意欲向上とを目的としたものであり、事前に「テーマ」と「発表要旨」を作成し、発表が認められた生徒が大学に赴いてポスター発表の機会が与えられるイベントです。
生徒たちはポスターの作成、発表の準備等を工夫して今回の発表会に臨むことができました。
準備には他の活動でポスター発表を経験したことのある同じ2年生の生徒数名がポスター作成や発表のアドバイスをしてくれました。「学年の皆で学び合っている様子」がうかがえて、担当として非常に嬉しい出来事でした。
当日は、緊張もある中、参加者や大学の先生方の質問にもよく考えて回答しました。発表後はたくさんのアドバイスをいただき、自身の研究の課題が明確になったり、今後の方向性を再確認したりすることができたのではないかと思います。
参加した生徒からは「ハイレベルな発表を聞くことができてすごく刺激になった」「こんなことに興味を持っている人がいるんだ、こんな世界があるんだ、ということが知れて面白かった」「また発表したい」といった感想がありました。
今回の経験を、3年生になってからの学習や、大学等の進路への展望に活かしていってもらえれば幸いです。
末筆になりますが、運営にご尽力いただいた主催者の皆様、研究活動にご協力いただいたすべての皆様に感謝の意を表し、参加報告といたします。
文責:指導担当 星野廣之
(高)2年生2名のグループが「中高生探究コンテスト2025」で【セミファイナリスト】に選出されました!
本校2年生の相ケ瀨大翔さん、石塚瑠斗さんが「中高生探究コンテスト」(主催:株式会社CURIO SCHOOL)で【セミファイナリスト】に選出されました。
「中高生探究コンテスト」は、全国の中高生が学校で取り組んだ探究内容について発表し、競うコンテストです。
相ケ瀨さん、石塚さんは、総合的な探究の時間で取り組んだ「大好きな納豆をとことん調べる!!」をテーマにした探究活動を発表し、参加生徒数10,117名の中から、188組のセミファイナリストに選出されました。
惜しくも10組のファイナリストには選出されませんでしたが、運営の方からオンラインでいただいたフィードバックの際には「紙一重。素晴らしい探究だった。下を向く必要はないので、これからも探究を続けてほしい」と激励していただきました。
相ケ瀨さん、石塚さんは、自分たちが興味を持ったことについて、「とことん」追究するために、多くの情報を調べ、実験したり、観察したりしながら試行錯誤を繰り返しました。
あえて失敗をさらけ出し、思考の跡を残したことが「高校生らしい」「等身大の」探究活動としての評価につながったのではないかと思います。
2人は今後も探究活動を継続し、自分たちが大好きな納豆を突き詰めていきたいと話しておりました。
サッカー部、バスケットボール部に所属する両名、勉強と部活動の合間を縫ってのナイスチャレンジだったと感じております。
末筆にはなりましたが、コンテストの運営にご尽力いただいた主催者の皆様、探究活動にご助言いただいた方々に感謝の意を表し、報告とさせていただきます。
今後とも、本校の探究活動へのご理解、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
文責:指導担当 星野廣之
(高)2年生5名のグループが「第4回高校生プレゼンテーションコンテスト」で【最優秀賞】を受賞しました!
2月8日(土)に麗澤大学にて行われた「第4回高校生プレゼンテーションコンテスト」に本校2年生のグループが出場し、【最優秀賞】と【国際学部生賞】を受賞しました。
⇒主催者による開催報告ホームページはコチラ(https://www.reitaku-u.ac.jp/news/event/1777757/)
本コンテストは、これからのグローバル社会を担う若者たちの自由で魅力的な発想を世界に発信していくことを目的に開催されているプレゼンテーションコンテストです。
書類審査を通過し、本選に出場した本校生のグループは、「ヴィーガン×地産地消~おいしく、健康に、持続可能な食事を~」をテーマに探究活動を行い、その成果をプレゼンテーションしました。
準備の過程で、ヴィーガン料理を提供しているレストランを訪問し、実際に自分たちで料理をしてみたり、インタビュー調査を実施したりすることで、社会課題を「自分ごと」として捉え、発信するために精力的に活動しました。
生徒たちは非常に緊張していた様子でありましたが、審査員や観客を惹きこむ素晴らしいプレゼンテーションを行い、審査の結果、見事【最優秀賞】と【国際学部生賞】をダブル受賞することができました。
全チームのプレゼンテーション終了後は出場者同士の交流も行われ、「今の日本は暮らしやすい?」をテーマにグループディスカッションが行われました。
日本語学校の生徒もおり、まさに「多様性をつなぐ」をテーマにした今回のコンテストにふさわしい交流会となりました。多様なバックグラウンドからの大変有意義な議論が行われ、生徒たちは非常に勉強になったのではないでしょうか。
本コンテストに参加したことにより、生徒たちは自分たちが興味を持っていたことについて調査し、深く考え、様々な議論を交わす経験をし、大きく成長してくれたことと思います。
末筆にはなりましたが、麗澤大学国際学部の教授、学生スタッフの皆様をはじめとして運営に携わってくださった方々に謝意を示し、活動報告とさせていただきます。
文責:指導担当 星野廣之
「国際学部生賞」は大学生が選出した賞。大学生から賞状を授与されました。
国際学部の学部長から賞状を授与していただき、学部長と記念撮影。
高校生国際シンポジウム
リベラルアーツ同好会の生徒5名が、2月19日(水)・20日(木)に鹿児島県で開催された「第10回高校生国際シンポジウム」に出場しました。
このシンポジウムは一般社団法人Glocal Academy主催によるもので、今年度は全国から112校402件の申請があり、書類選考を通過した145件が出場し発表しました。
本校はスライド部門に1グループ(2名)、ポスター部門に1グループ(3名)が出場し、日頃の探究成果を発表しました。
研究発表や交流会を通して、他県の高校生による探究内容の面白さを知ることができました。今後はシンポジウムを通していただいた助言をもとに、研究を深めていきたいです。
令和6年度 鳥居龍蔵記念 全国高校生歴史文化フォーラム
表題の大会におきまして、本校リベラルアーツ同好会の2作品を出品し、レポートによる1次審査で以下の成績を収めることができました。
優秀賞 印南侑璃、宇野歌恋、柿沼実來、杉山美嘉、田島 優
「その時、私たちの街では ―都市公園の石碑から探る日清戦争・日露戦争時の矢板―」
優秀賞 見山息吹、山口喜理
「JT(日本たばこ産業)跡地から探る矢板のたばこ産業」
1次審査にて優秀賞を受賞した両チームは、令和7年2月16日に徳島県立鳥居龍蔵記念館で行われました研究発表大会にて、研究内容のプレゼンテーションを行ってきました。他校の生徒との交流や発表後の質疑応答を通して、自分たちの研究のさらなる可能性に気づかされるとともに、研究への意欲を高めてくることができました。
研究に際し、多大なるご協力をいただいた皆様に、深く御礼申し上げます。今後とも本校リベラルアーツ同好会をよろしくお願いいたします。
美術部活動報告
美術部は今年度も体育大会、合唱コンクール、学校祭など様々な場面で作品発表の場を頂いてまいりました。日々の個人制作に加え、コンクール応募に挑戦する生徒や講習会に参加する生徒もおり、技術向上にも努めています。
12月には、美術部にとって最大の大会となる高校美術展に2年生7名、1年生1名が出品しました。そのうち2年2組 木村らら さんの絵画「自由に向かって」が奨励賞を受賞しました。
また、第36回読書感想画コンクールの栃木県審査会では、1年4組 菊池 恵生 さんの作品が優秀賞に選ばれ、中央審査会に出品されることとなりました。美術部一同更なる活躍を目指し、これからも精進してまいりたいと思います。(文責:顧問 市川ひとみ)
【写真】左より デッサン講習会の様子/読書感想画優秀賞受賞作品/高校美術展奨励賞受賞作品と講評会の様子
男子バレーボール部 大会報告(県新人大会)
1月25日に県新人大会が行われ、真岡高校と対戦しました。本大会に向けて、前回大会で課題となったサーブレシーブを集中的に練習しましたが、その成果を発揮できずに敗戦しました。
本大会で気づいたことは、相手は自分たちで声を出して、会場の声援を味方につけ、空気感を作っていたということです。私たちのチームは、相手と比較すると声がほとんど出ておらず、立ち上がりから負けていると感じました。次回の大会では、自分たちで良い空気感を作り、相手にプレッシャーをかけて初勝利を勝ち取ろうと思います。引き続き応援よろしくお願いします。
(文責:郡司 凰輝)
(高)2年生徒が世界知的所有権機関(国際連合専門機関)主催のプレゼンコンテストでファイナリストに選出されました!
1月17日(金)に国連大学にて行われた「Show and Tell プレゼンテーションコンテスト」(主催:国際連合専門機関・世界知的所有権機関(WIPO)日本事務所)に2年生の和久真由子さんがファイナリストとして参加しました。
「show and tell」とは、聴衆に対して何事かを示すプロセスで、日本語では「展示と説明」と訳されます。主に北米やオーストラリアでは教育科目の一つになっています。
今回のコンテストは、「イノベーション・クリエーションの素晴らしさをあなたの言葉で」というテーマに基づき、イノベイティブ、クリエイティブなアイディアをプレゼンテーションするコンテストでした。
和久さんは、「総合的な探究の時間」で取り組んでいる教育と社会のイノベーションをテーマにしたプレゼンテーションを動画で撮影して提出し、11月に行われた一次審査を通過し、ファイナリストとして最終審査に招待されました。
一次審査通過から最終審査までの間は、自身のプレゼンテーションに客観性をもたせるために、新たに論文を読んだり、大学の教授にアポイントをとってオンラインでインタビューしたりして準備を進めました。
また、国連の専門機関の主催ということもあり、「プレゼンテーションの言語は問わない」というレギュレーションだったので、【オール英語】でのプレゼンテーションにチャレンジすることを決め、こちらの準備にも励みました。
高校生・大学生の部で9名のファイナリストがおり、結果としては惜しくも金賞・銀賞を受賞することはできませんでしたが、【オール英語】で行ったチャレンジは、表彰式後の交流会の際に、審査員の方々や運営の皆様、来場者から称賛の声をかけていただきました。
国連大学という舞台で、素晴らしいファイナリスト、錚々たる審査員の方々と大変有意義な時間を共有することができたことは、生徒にとって大きな財産となったことでしょう。
末筆にはなりますが、運営にご尽力いただいた世界知的所有機関(WIPO)東京事務所の皆様、急なお願いにもかかわらず快くインタビューに答えていただいた京都女子大学発達教育学部の滝川国芳教授に謝意を示し、活動報告とさせていただきます。
文責:指導担当 星野廣之
※主催者によるイベント報告ページはコチラ
男子バレーボール部 大会報告(北部支部新人大会)
12月21日に北部支部新人大会に参加しました。今大会に向けて、熊木教頭先生から技術面や戦略の指導をしていただくことで、自分たちの課題点を改善することができました。また、一年生も技術的に成長したため、前回の大会よりもセンターからの攻撃を増やし、得点をとれるようになりました。そのため、今大会では個人として、またチームとしての成長を、より一層感じることができました。一方で、サーブカットが安定せず、得点を取られるシーンも何度かありました。その結果、新チーム初勝利とはならず、悔しい結果となりました。今回の大会を通して得られた課題を、次回の大会までに改善し、初勝利を目指して頑張っていこうと思います。引き続き応援よろしくお願いします。
(文責:郡司 凰輝)
(高)本校生の活躍が新聞に掲載されました!(「全国高等学校ビジネスアイディア甲子園」でグランプリ受賞)
先日、高校2年生のグループが「第23回全国高等学校ビジネスアイディア甲子園」で【グランプリ】を受賞した件(大会HPはコチラ:https://ouc.daishodai.ac.jp/general/est_training/business_idea/awarding/)について、ご報告しましたが、これに関連して、
①2024年12月27日付毎日新聞朝刊(https://mainichi.jp/articles/20241227/k00/00m/040/089000c)
②2025年1月11日付毎日新聞朝刊(https://mainichi.jp/articles/20250111/ddm/010/040/009000c)
にて、記事を掲載していただきましたので、ご紹介します。
これからも生徒の様々な活動を支援しつつ、生徒のがんばりを後押しする意味でも広報活動にも一層力を入れていきたいと考えています。
今後とも、本校の探究活動にご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
文責:指導担当 星野廣之
※本記事における図およびPDFリンクは、毎日新聞新聞社様から新聞記事の二次利用申請許諾を得て、同紙面に掲載されている他校(成蹊高等学校、和歌山市立和歌山高等学校)の関係者に連絡を入れた上で、掲載しています。
茶道部 活動報告
私たち茶道部は3年生が引退してから数か月が過ぎ、2年生5人、1年生4人の計9人での活動に慣れてきました。少ない人数ながら、日々のお稽古に励んでいます。寒さが厳しくなってきましたが、私たち部員は伝統文化室の畳のぬくもりを感じながら、お茶をいただく時間を楽しんでいます。最近では私たち2年生から見ていても、1年生のお点前が上達しているのが分かります。来年度の矢東祭(お茶会)が今から楽しみです。
3学期は活動日が少ないですが、できることをみんなで頑張っていきます。
親子で考え、体験するフードロス教室参加報告
12月26日にSLOW WORK YAITAで開催された、環境文化都市やいた創造会議PRESENTS「親子で考え、体験するフードロス教室」に、リベラルアーツ同好会の生徒が参加しました。
同好会の活動として、日頃から環境活動に取り組んでいることから、今回は講師としてこの企画に携わることになりました。
当日は、矢板市生涯学習課をはじめ地域の方々にも協力していただき、無事に運営することができました。
今後も機会があれば、このような場に参加することを通して、地域との交流を深めていきたいと考えています。
(高)「第23回全国高等学校ビジネスアイディア甲子園」で2年生の小沢さん、大山さん、大島さんがグランプリを受賞!
12月7日(土)、本校2年生の小沢絢子さん、大山紗和さん、大島唯羽さんのグループが、大阪商業大学にて開催された「第23回全国高等学校ビジネスアイディア甲子園」において、見事、【グランプリ(最優秀賞)】を獲得しました。(プレゼンタイトル:「高齢者を自動車事故から救う『ガルドシート』」
※当日の様子はコチラ ⇒ https://ouc.daishodai.ac.jp/general/est_training/business_idea/awarding/
このコンテストは、大阪商業大学、毎日新聞社主催、経済産業省ほかの後援で22年間実施されてきており、これまでに約12万件を超えるビジネスアイディアが提案されてきた、高校生を対象とした伝統あるビジネスアイディアコンテストです。
23回目となった本年も、6,305件の応募があり、三次にわたる書類審査を経て選出された7組が最終審査会に参加しました。
当日、本校生徒の発表順は7組中7番目であり、どのグループも非常に興味深いプレゼンテーションを繰り広げる中で、緊張が高まっている様子が感じ取れましたが、いざ自分たちの番となるとスイッチを入れて見事なプレゼンテーションを披露してくれたあたりにも、成長を感じることができました。
また、表彰式までの間、昼食の時間を利用して最終審査会に訪れていた高校生や大学の先生方との交流会も行われ、引率教員同士も「総合的な探究の時間」についての意見交換や、高大連携についての意見交換をすることができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
午後の表彰式でグランプリに選ばれた後、審査委員長の先生が講評で、「いざ自分が困らないと、人はなかなか困った人のことを真剣に考えられない。しかし、ここに集まったみなさんのアイディアは、どれも困っている人を助けてあげたいという真剣さがにじみ出ているアイディアだった」と述べておられたことが印象的でした。
指導担当としても、今、教育の現場、ひいては社会全体で求められている「課題を見つけ、それを解決していこうとする姿勢」を養っていくには、シンパシー(共感)で終わるのではなく、エンパシー(感情移入)を抱くことにヒントがあるのではないかと再認識させられました。
末筆になりましたが、本活動を進める際に、指導教員および生徒からの突然の連絡にも快く応じてくださり、貴重なアドバイスをくださった京都第二赤十字病院救急救命センターの石井先生、東京大学大学院の二瓶教授、小野研究員に感謝の意を表しつつ、コンテストの結果報告といたします。
文責:指導担当 星野廣之
※下記の新聞記事の画像については毎日新聞社様より新聞記事の二次利用申請許諾を得て掲載しています。
(高)「第15回全国高等学校選抜スポーツクライミング選手権大会」で2年生の船木さんが健闘!
12月21日(土)、22日(日)の二日間、本校2年生の船木陽くんが「第15回全国高等学校選抜スポーツクライミング選手権大会」に出場しました。
船木くんは、5月に「第12回リードユース日本選手権いわて盛岡大会」で第3位に入り、8月に日本代表に選出されて「IFSC 世界ユース選手権 貴陽 2024(リード競技)」でも第3位になるなど、平素より活躍しており、今大会は協会推薦出場となりました。
スポーツクライミングの選手は、普段、14歳または15歳は「ユースB」、16歳または17歳は「ユースA」、18歳または19歳は「ジュニア」とカテゴライズされていますが、今大会はこれらのカテゴリ分けをせず、高校1年生から高校3年生までが一堂に競う、まさに「高校生ナンバーワン」を決める大会です。
大会には各都道府県予選で2位以内に入った選手と協会推薦出場選手を加え、男子122名、女子97名が参加しました。初日は2本の違うコースを登り、男女それぞれ上位26名が二日目の準決勝・決勝へ進むルールです。
船木くんは初日の予選を、見事5位で通過。2つあるルートのうち、片方を完登することもできました。
迎えた勝負の二日目。難易度の高いルートセッティングに予選上位進出者が苦しむ中、船木くんも余力を残しながら中盤でミスをしてしまい、敗退となりました。本人は「もっといけたー!」と本当に悔しそうに話していました。
惜しくも入賞は逃しましたが、「第12位」という素晴らしい結果を残しました。昨年度は11位、今年度は12位ということで、高校生世代としての最終年度となる来年は、悲願の表彰台に期待したいと思います。
昨年度も引率しましたが、会場でのほかの選手とのコミュニケーションの取り方や、運営の方々とのやり取りの様子を見ていると、昨年に比べて大きく成長していることが感じ取れ、非常に嬉しく思いました。
また、普段の学校生活での穏やかな様子とはひと味違った「本気」の表情が垣間見え、「今」に情熱を燃やしている姿を見ることができ、自然と熱いものがこみ上げてきました。
引き続き、さまざまな大会での活躍を応援していきたいと思います。ご声援、ありがとうございました。
文責:引率(担任) 星野廣之
(高)「全国高校生ビジネスプランコンテスト」で2年生の渡辺さんが特別賞を受賞!
12月7日(土)、本校2年生の渡辺琴音さんが「2024年度日本経済大学全国高校生ビジネスプランコンテスト~SDGs:誰もが輝ける社会~」で第3位相当にあたる【特別賞】を受賞しました。(発表タイトル:夢の「レンズ豆納豆」プロジェクト-貧困問題の解決-)
このコンテストは、高校生が主体的で探究的な学びのもと、自らの未来と共に、2015年に国連が採択した「SDGs(持続可能な開発目標)」の考え方に沿った持続可能な社会の構築に向け、地域や社会の問題を解決するビジネスプランを募集するものです。
渡辺さんは「総合的な探究の時間」で設定したテーマにもとづき、夏休みを使って、自身で企業にアポイントをとってインタビューを行い、課題を聞き取って課題を解決するための方策を考えたり、実験と観察を行って自身の解決案を実証しようと試みたりしてきました。
また、自身のアイディアをビジネスプランにしていく上で、専門的な知識を補完するべく、経済学部の教授と5回にわたるZoomミーティングを行い、社会事情と照らし合わせながらアイディアを具体化していくことにもチャレンジしました。
結果はさることながら、このコンテストに臨むプロセスで積み重ねた多くの経験が、これからの学習活動をはじめとする様々な場面で活きてくることを期待したいと考えています。
協力してくださった地元企業の方々、大学教授の先生に、指導担当よりこの場を借りて感謝を示し、コンテストの結果報告といたします。
文責:指導担当 星野廣之
(高)「第12回とちぎアントレプレナー・コンテスト」で2年生の佐竹さんが優秀賞ほかを受賞!
12月14日(土)、本校2年生の佐竹舞音さんが、足利銀行本社にて開催された「第12回とちぎアントレプレナー・コンテスト」において、準グランプリに相当する「優秀賞」と、企業賞である「アシカブ賞」「山上建設賞」「栃木県信用保証協会賞」を受賞しました。
2学年では、公共の授業(や総合的な探究の時間)において、社会の変化に対応し、自立した人材の育成を目的とし、応用学習の一環として、実社会と結びついた「金融教育」に取り組んでいます。
今回のアントレプレナー・コンテストは、そうした学びの成果を試し、生徒たちの自立心やチャレンジ精神、問題発見能力、創造力、コミュニケーション力などを育てていく絶好の機会であると捉え、夏休み前に生徒に参加を呼びかけたところ、2年生から3組のグループがワークシートの作成に取り組み、9月に一次審査作品を提出しました。
どのプランも現状の課題を解決し、よりよい社会を創出していこうという気概に溢れるアイディアであり、見事、3組とも一次選考・二次選考を通過しました(ファイナリスト12組中3組が矢板東高校の2年生。大学院生・大学生も参加する中で、素晴らしいことだと思います!)。
最終審査会出場が決まった10月末からは、自分たちのアイディアをブラッシュアップするべく、運営が主催するセミナーに足を運んだり、論文やレポートを読み、執筆者にオンラインでインタビューしたりするなど、それぞれのグループが精力的に活動しました。
当日は、緊張もある中で、3組とも準備してきたプレゼンテーションをしっかりとやり切ることができました。佐竹さんが冒頭の優秀賞など、残る2組も「奨励賞」を受賞しました。
このコンテストに臨むにあたって様々な学校外の多くの大人たちとやりとりをして得た知見や、何度も壁にぶつかりながら一つのプレゼンテーションを作りあげた経験はこれからの様々な場面で生きてくることと考えます。
また、発表して終わり、ではなく、生徒たちへは教科「政治・経済」の観点からフォローアップもしていくことで、学習にもぜひ生かしてもらいたいと考えています。
3組のチャレンジに敬意を表しつつ、コンテストの結果報告とさせていただきます。
文責:指導担当 星野廣之
栃高文連社会部会研究発表大会参加報告
11月20日に開催された、令和6年度栃木県高等学校文化連盟社会部会研究発表大会にリベラルアーツ同好会が参加しました。
当日は、【歴史・考古分野】【地理・産業分野】【公共・政策分野】の3分野に分かれての審査でしたが、本校からは合計7チームが出場し、【地理・産業分野】【公共・政策分野】では最優秀賞を受賞することができました。また【歴史・考古分野】からも優秀賞を受賞することができ、来年度栃木県で開催される「全国高等学校社会科学・郷土研究発表大会」では、各部門に本校チームが出場することが決まりました。
次年度の大会に向けて、今後も研究を深化させていきたいと思います。