拓陽日記

拓陽のできごと

令和3年度1学期始業式_学校長あいさつ

おはようございます。コロナウイルス感染症と向き合って一年経過しました。なかなか手強く、今年も正しく恐れながら、できることを着実に進めていく一年となると思います。みなさん一人一人の意識と行動がその原動力となりますのでよろしくお願いします。

 

◆さて、今日は年度初めということで、身近に季節を感じることもあるのではないかと思います。そのようなことに目を向けてほしいと思い、お話をします。

(別に資料を配付しましたので、後でご活用ください。)

 春と言えば桜、ソメイヨシノの開花が目につきます。誰もが春が来たと感じる毎年の出来事です。今年は例年より2月、3月の気温が高かったこともあり、拓陽高の桜は花も散り始め、葉桜となっています。

このような生き物が関わる季節感は、日本の伝統的な農業、稲作にとって大切なもので、一年を七十二に区分した「七十二候(しちじゅうにこう)」といものがあります。そして、桜の開花のたよりが聞かれるようになる3月25日頃を「桜始開(さくらはじめてひらく)と呼ぶそうです。

私が生まれた1960年代の宇都宮のソメイヨシノの開花日の平均は46日でした。今は2020年までの30年平均で開花の平年値が41日となっています。この50年で5日以上早まっています。先ほどの七十二候が一つずれる、季節感が変わってしまうことを意味します。

この気候変動は、日本だけではなく、地球規模で起こっているのではないかという問題意識が2000年代から一般的となっています。そして、国際的な枠組みで気候変動対策をしようという機運も高まっています。国・地方公共団体や企業もSDGs(エスディージーズ)を掲げ、再生可能エネルギー、気候変動対策、循環型社会を目指した施策や取り組みを進めています。

◆最近、SDGsのカラフルなロゴを目にする機会が増えてきました。そして、国内で最も関心を持っているのは大学生、高校生という調査結果もありますので、皆さんの取り組みに期待が高まります。

◆身近に感じる季節感から気候変動、SDGsと話は広がりましたが、「サステイナブル(持続可能)」は現在、そして未来を大切にして環境、社会、生活と向き合う上での大切な視点です。私たち一人一人の考え方や日々の取り組みが日本中、世界中に広がるということは、けっして夢物語ではないと思います。

●季節も変わる年度初め、気持ちを切り替えて取り組むチャンスです。そして、皆さん一人一人がアクションを起こす主体です。それぞれのゴールを定めて、今日がその一歩となるよう取り組みましょう。

 

[令和3年4月8日 学校長]

PTA春季支部会の開催について

  時下、皆様におかれましては益々御清祥のこととお喜び申し上げます。日頃よりPTAの活動に御協力を賜り誠にありがとうございます。
  さて、恒例の春季支部会を開催することになりましたので、万障お繰り合わせの上御出席くださいますようよろしくお願いいたします。
 日時・会場等については、こちらをクリックしてご確認ください。

乃木農場【春の便り】

◆令和元(2019)年は、暖冬で雪の少ない冬でした。今年12月は16日から日本海側で大雪を伴う強い寒気、1月は10日を中心に九州までの広い範囲で強い寒気と記録的な大雪となりました。
◆2月の気温は北海道と東北で平年並の予想、北陸は平年より高い予想、関東・甲信から九州は平年並または高い予想、沖縄・奄美は平年より高いと予想されています。(1月25日気象庁発表)
◆2月中旬からいわゆる「三寒四温」、寒い日と暖かい日が混在するようになります。いよいよ春が近づきます。

★乃木農場の梅(主に白加賀[しらかが])が開花しました。6月の収穫が楽しみです。

「海からの贈り物(ウニ)」

●1年生の普通科の授業でウニ(バフンウニ)の発生実験を行いました。
●小学校ではメダカの発生のようす、中学校では生殖と発生のしくみを学んでいます。
●保健体育ではヒトの誕生について学びます。
★このような学習と関連づけて、今回、海の生物であるウニの発生について学びました。
(予定)実習がうまく進むと、以下のような変化が観察できます。
Step1 受精のようすの観察、初期発生の観察
    (左:未受精卵 右:受精卵 ※形成された受精膜と周りに精子が見られる)

Step2 幼生の飼育 受精後11日経過のプルテウス幼生(4腕から6腕へ)
 
Step3 飼育途中の幼生の観察(3月2日 受精後約4週間経過)
    液晶液晶ディスプレーで観察しました。
    ※状態が悪化ぎみです。飼育終了としました。(3月5日)
 

    
(紹介)
◆今回の実習は、お茶の水女子大学の海洋教育促進プログラム(日本財団助成事業)に応募して行うことができました。
◆実習の様子は、本校のホームページで紹介するほか、お茶の水女子大学湾岸生物教育センターにも報告します。
(コロナウイルス感染症対策)
※緊急事態宣言下のため、生物工学科から顕微鏡観察装置をお借りし、液晶ディスプレーで提示する形式で行いました。

家庭科【食物文化科】便り〔1月〕

★テーブルコーディネート班
・今月のテーマは「キャラ弁」です。
・「キャラ弁」とは、
弁当の中身を漫画、アニメ、芸能人等のキャラクター、乗り物、風景などに模してつくるものです。
・第二次世界大戦後
から、子供向けの弁当を作る際に子供を喜ばせたり、嫌いなものも自主的に食べるようにするために、おかずなどのデザインを工夫することが行われてきましたが、「キャラ弁」と呼ばれるようになったのは比較的新しいことです。
・課題研究で「キャラ弁」に注目して研究しているグループが、今回、校長室のテーブルコーディネートに取り組みました。実際につくったお弁当の写真を添え、模型を飾ってくれました。

 

今月のテーブルコーディネート       メンバー

ハーバリウム班
・ハーバリウムとはガラスの可愛い小瓶にお花をオイル漬けしたもので、手入れせずともお花の美しい姿を保ち続けるというものです。
・おうち時間が増えたこともあり、観葉植物の栽培と並んでハーバリウム制作が注目されています。
・課題研究で取り組んでいる生徒の皆さんが、校長室に届けてくれました。
・オイルは家庭で使わなくなったベビーオイルを回収して用いました。 


 
メンバー                 校長室に展示しているハーバリウム

(学校長コメント)
・今月は特別企画の展示となりました。
・「キャラ弁」と「ハーバリウム」を課題研究で取り組んでいる二つの班が、校長室に作品を展示してくれました。
・校長室にいらっしゃるお客様、先生方、清掃班の生徒たちにも好評です。
・1月21日の発表会も楽しみです。



生徒会・農業クラブ・家庭クラブ 役員認証式

令和3年1月12日(火)13:10~ 校長室にて

 〇生徒会長1名、副会長2名 〇農業クラブ会長1名、副会長2名 〇家庭クラブ会長1名、副会長2名

令和3年1月13日(水)13:00~ 会議室(1階)にて

 〇生徒会書記2名、会計3名、庶務6名、会計監査3名

 〇農業クラブ書記3名、会計2名、庶務3名、会計監査3名

 〇家庭クラブ書記2名、会計2名、会計監査3名

(学校長よりメッセージ)

・コロナウイルス感染症の影響で私たちは,今まで経験したことのない生活を送ることになりました。

・例年通りの活動はできませんでしたが、ここまでの半年間できることを工夫して取り組みました。

・生徒会、農業クラブ、家庭クラブの三つの組織はそれぞれ目的をもって活動していますが、よりよい学校にしたいという思いは共通です。

それぞれの組織のリーダーがリーダーシップを発揮し、メンバーがフォロワーシップを発揮することを期待しています。先生方もそれを応援しますので、みんなで頑張りましょう。

年末年始の子牛(仔牛)誕生

年末の12月17日(木)誕生の子牛(左写真)と新年の1月3日(日)に誕生の子牛(右写真)を紹介します。ねずみ年最後に生まれた牛と丑年最初に生まれの牛となりました。

・この写真は1月5日に撮影したもので、生後3週間目と1週目という違いです。
・「なぜ、右の子牛はタオル地の服のようなものが巻かれているのか?」と疑問を持たれるかもしれません。これは、
生まれてすぐの子牛は皮下脂肪が少なく、体温を保持するために必要な処置を行っているからです。
・右の子牛だけ大切に扱っているのではありませんのでご安心ください。
・母牛は本能的に生まれた子牛をなめる「リッキング(licking)」という行動を行います。飼育下では、人が手助けのため拭いてタオルを巻きます。
・今年の冬は子牛にとっても厳しいかもしれません。コロナウイルス感染症第三波の中ですが、新しい命の誕生はうれしいものです。元気に育ってほしいと思います。

(豆知識)子牛と成牛とでは身体の大きさ(体重や体積)が違います。「生物の身体は小さい方が熱を奪われやすい」という現象は、生物学の中ではベルクマンの法則あるいはアレンの法則などの説明でも登場します。
(※さらに学びたい人は、数学や理科の先生に質問してください。)
これは最近の中学入試でも題材として取り上げられているようです。高校生の学習の題材としても興味深いということで、大学の先生が紹介している例もあります。
自然現象を数学を用いて解明する発展的教材(岐阜大)



校長あいさつ(要約)第3学期始業式

コロナウイルス感染症に対する県の警戒度が高まっている中で3学期がスタートすることになりました。「あせらず」、「着実に」をモットーとして頑張るよう、以下のようなメッセージを伝えました。

 
(式辞概要)

◆第3学期は、新年のスタートでもあり、年度末でもあります。2学期までのまとめをもとに着実にレベルアップを図って、4月につなげてください。

◆3年生は卒業に向けて頑張るということになります。大学入学共通テスト(その後の国公立・私立等個別試験を含む)に臨む生徒のみなさんは気力、体力を整えて、勉強に集中してください。また、課題研究のまとめ、最後の定期試験、卒業後に向けての準備など、しっかり取り組んでください。

◆一方、1、2年生は、まだ、仕上げの段階ではありません。しっかり力をつけるときですが、この時期にどのように力をつけていったらよいか悩むところでもあります。

目の前に試験がある、大きな大会がある。そのような状況に置かれれば、誰でも頑張ります。目の前の目標が見えにくいとき、気持ち、モチベーションを落とさないこと、各自の取り組みを持続させることが大切です。

◆2学期の振り返りとして、1点押さえてほしいことがあります。

学習に関するアンケートの次のような問いです。
 
「授業ではノートを取るなど真面目に取り組んでいますか?」
 
「平日(休日)において、1日の家庭学習時間はどれくらいですか?」

学科より数値は異なりますが、授業は真剣に取り組んでいるけれど、家庭学習の時間がなかなかとれていないという回答になっています。

本校は5学科6クラスあり、入学時の目標、卒業後の進路希望も様々です。自ずと各自の目標設定、アプローチの仕方も異なります。しかし、どの教科・科目においても、学んだことを生活の中で活用したり、家庭学習で定着したりすることを想定しているはずです。

◆就職・進学の試験のため、受験のためという動機に加えて、学ぶ内容と向き合い、授業の中で「なぜ?どうして?」という疑問(問い)を見つけてください。家で何をやればよいのか分からないという人がいますが、実は、各自の学びのヒントは授業以外の部活動にもあります。「授業で学んだことが部活動に活かせる」、「部活動で気付いたことが学びに活かせる」、そのようなことを家に帰って確認してもよいと思います。

◆自ら学ぶというスタイルを高校時代につくったら、一生役立ちます。

「この三学期、学校で取り組んだことを活用、定着する時間、家庭学習時間を増やしてみませんか?」

   【令和3年1月8日 学校長】

保護者・地域の皆様への御礼【全国高校駅伝出場】

◆12月20日(日)に京都市で開かれた男子第71回全国高校駅伝競走大会に本校陸上競技部が出場しました(3年連続11回目)。
◆多くの方々からあたたかい励ましのお言葉とご支援をいただき、選手たちを送り出すことができました。
◆例年と異なり、男子の出場メンバーと最小限のサポートメンバーだけが京都に入ってレースに臨みました。校長の私も、残った部員たちとともに静かに見守りながらの応援となりました。
◆出場した陸上競技部の生徒、顧問だけでなく、全校生徒、教職員にとってもかけがえのない機会であったと思います。
◆学校長として、保護者並びに地域の皆様に心から御礼を申し上げます。

消毒用のアルコールを寄付いただきました(12/17)

 今年度、果樹専攻の3年生がお世話になっている「菊の里酒造」(大田原市片府田)社長の阿久津 信 様が来校され、消毒アルコールを寄贈してくださいました。新型コロナウイルス感染症の第三波がおさまらない状況で三学期を迎えなければなりませんので、たいへん心強いご支援となりました。
 
  
    消毒用アルコール

 社長の阿久津 様からは、今後も地域連携の取り組みを通して交流を続けていただけるというお話をいただきました。今年度、本校は栃木県教育委員会の指定を受けて「未来を創る高校生地域連携・協働推進事業」をスタートさせました。「菊の里酒造」の皆さんとの縁を、来年度に繋いでいきたいと思います。

【果樹専攻3年生の取り組み紹介】

 ◆7月から果樹専攻の3年生も作業に参加させていただいた梅酒造りですが、無事、完成しました。
 ◆新型コロナウイルスの影響で行き場を失っていた那須拓陽高の梅。このピンチが縁となって始まった交流が実を結びました。

 ⇒地元紙にも紹介されました。

「那須拓陽高産で梅酒 使い道失い…ピンチが縁に 大田原の酒造、生徒も作業」(7月6日下野新聞記事のタイトル)
「産学連携で梅酒造り 2次加工品も視野」(10月22日下野新聞記事のタイトル)
「コラボ梅酒が完成 那須拓陽高と菊の里酒造 同校産梅、ラベルもデザイン」(12月21日下野新聞記事のタイトル)




校長あいさつ(要約)第2学期終業式

 保護者地域の皆様の御理解、御協力に支えられ、本日の終業式を迎えることができました。
 各部長の先生方から、学習、生活、部活動などの諸活動に取り組む際に留意すべきポイントの説明がありました。
 私からは、年末年始を迎えるにあたっての心の持ち方について、生徒たちに次のようなお話をしました。

【式辞概要】 
2学期も今日で終了です。「新型コロナウイルスに負けないよう緊張感を持ってみんなでがんばろう。」このような呼びかけを皆さん一人一人がしっかり受け止めて、各自がやるべきことに取り組んできたと思います。
◆そして、この冬休みもやらなければならないことがたくさんあると思います。3年生は進路決定や新しい生活に向けての準備、1・2年生は勉強や部活動など。
われわれが学校や社会の中で生きていると、常に「やらなければならないこと」が頭から離れません。一生懸命やろうとするあまり、いつのまにか表情が険しくなることがあります。時には苛立ちを周りの人にぶつけてしまいそうになることもあります。

もし、そのように感じたなら、年末年始は少しだけ心と体を休めてみてください。頑張ろうとしている人たちには、「校長がそんな生ぬるいこと言っていたのではだめじゃないか」としかられるかもしれません。しかし、自らの内側の声に耳を澄ませようというメッセージと受け止めてもらえないでしょうか。
◆年末年始「何もしていない」と感じる時間を少し作ってください。すると、何かしたくなります。何かやらねばという気持ちを再確認できます。そして表情も変わり、周りとの関係も変わります。自分の心持が変わるだけで周りも変わります。
「メリハリをつける」という言葉もあります。日常生活においては、集中して頑張る時間と力を抜いて休む時間をはっきり分けることが大切です。 (※睡眠と同じように、長すぎるとリズムを壊します。)
◆ぜひ、一年の終わりと始めのこのタイミングでこの感覚をつかんでください。「間(ま)」を生活にうまく組み込むことができると、皆さんはさらに大きく成長することができると思います。
◆2021年、一人一人が「自らなすべきこと」に取り組み成長できる一年となることを願い、18日の再会を楽しみにして終業式のあいさつとしたいと思います。
   【令和2年12月18日 学校長】

家庭科【食物文化科】便り〔12月〕クリスマスのテーブルコーディネート

12月の中旬は二十四節気の大雪。昼の気温が10を下回る日も。

校長室のテーブルコーディネートはクリスマスのものに変わりました。


今月のテーブルコーディネート


メンバー


(校長コメント)

・この季節になると、「公式・サンタクロースからの手紙」の申込み案内が、個人宛てメールに届きます。我が家の子どもたちが成人してしまっても配信停止を依頼していないため毎年送られてきます。

・さて、このコロナ禍でサンタクロースはどのように対応するのか?心配するところですが、「今年のクリスマスは中止しないよ」というメッセージがWeb上に出されているようで、少し安心しました。

・サンタクロースを信じるかどうかは個人の問題ですが、未来に希望を持つ気持ちは全世界で共有したいものですね。

・今年のクリスマスは、静かに“stay home”で。

雪化粧の拓陽高

◆那須連山、高原山も雪雲に覆われ、午前7時半頃からの積雪で薄らと雪化粧しました。
◆この季節、宇都宮から北上すると大きな川を渡たびに景色が変わることがあります。
◆今日は、那須野が原の自然を感じることができました。しかし、夕方から明日朝の路面には注意しましょう。

大山門から正門ロータリー付近


全国高等学校駅伝競走大会 激励会

 12月9日(水)に全国高等学校駅伝競走大会へ出場を決めた陸上部へ向けて、JAなすの様より激励会を開催していただきました。



組合長の菊地様より激励の言葉と激励品としてお米をいただきました。



大会出場に際して、地域の方々より多大なるご支援をいただき、誠にありがとうございます。

男子第71回 全国高等学校駅伝競走大会
12月20日(日)男子:12時30分出発

祝 全国高校駅伝大会出場!

 去る11月3日(火)に実施された栃木県駅伝大会において、本校陸上部男子長距離チームが悲願の3連覇を果たし、12月20日(日)に京都にて行われる全国高校駅伝大会に栃木県代表としてに出場させていただくことになりました。(栃木県大会で男子チームの3連覇は20年ぶりだそうです。)
 これも日頃から多くの皆様のご指導ご鞭撻のお陰と感謝申し上げます。出場に際し、本校同窓会・PTAの全面バックアップのもと、大会で選手達が十分に力を発揮できるよう、準備を進めているところではありますが、もし高校駅伝にご興味があり、ご支援いただける場合は、学校(0287-36-1225)までご連絡ください。別途、詳細についてご連絡させていただきます。
 今後とも陸上部長距離チームへのご声援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

家庭科【食物文化科】便り〔11月〕冬のテーブルコーディネート

「朝夕の寒さが身にしみる今日この頃」、「枯葉の舞い散る折」

などの挨拶がふさわしい季節となりました。

◆校長室のテーブルコーディネートは白を基調としたものに変わりました。


今月のテーブルコーディネート





(校長コメント)

・11月に入ると「今年の冬は寒冬? 暖冬?」という話題がよく聞かれるようになります。気象庁からは平年並みという3か月予報が出されています。

・縄文時代前期(約6,000年前)頃は地球の気候が最も暖かかった時期で、現在よりも平均で2度ほど気温が高かったそうです。南極や他の大陸の氷河が溶け出して、当時の日本列島は大きな影響を受けたようで、海面の高さが現在よりも4~6mほど高くなっていたそうです。現在の栃木県は海なし県ですが、縄文時代には渡良瀬遊水地付近は海に面していたようです。

・そういえば、私が小学生の頃は、氷河期(氷期)に向かっているのではないかという少年マンガの文章がありました。根拠は不明でしたが、雪の日に読んだので妙に説得力があったのを覚えています。そのときから50年。地球温暖化が止まらない状況になるとは思っていませんでした。
人の一生は100年、人類の歴史は数千年。これに対して大自然は数万年という単位で大きく変動しています。地球温暖化の脅威を心配するならば、毎年、「寒さ」を感じられることは喜ぶべきことかもしれませんね。



家庭科【食物文化科】便り〔10月〕秋のテーブルコーディネート

各地より紅葉の便りが聞かれる季節となりました。
季節は錦秋から立冬へと進んでいきます。
最低気温が10℃を下回る日がもうすぐです。
校長室のテーブルコーディネートのコーナーはハロウィン(ハロウィーン)のかぼちゃが並びました。


今月のテーブルコーディネート


メンバー




(校長コメント)

★ハロウィンの発祥は、古代ケルト人と言われています。

★秋の収穫や宗教的な儀式として行われていたもので、カブやサトウダイコンの中をくり抜いてランタンを作り、飾っていたようです。

★ハロウィンがアメリカに伝わった際に、カブの代わりにたくさん獲れていたカボチャを使うようになったそうです。

★このアメリカ式が世界中に広まったため、ハロウィンのカボチャが定着したといわれています。

★日本で注目されるようになったのは1990年代以降です。東京でのハロウインの仮装は、近年、社会問題となっています。新しい生活様式の下、日本でどのように定着していくのか、これからも工夫が必要ですね。



大山農場見学

 10月22日(木)5校時に理科の授業で1年5・6組(普通科)の生徒が大山農場を見学しました。ビオトープや有機栽培水田、大山記念館について、農業科の教員から説明を受け、見学しました。

 



 10月27日(火)に収穫祭が行われ、本校生が生産した牛肉や米、野菜の命に感謝をしながら全校生で特製のお弁当を食べました。

ペンタゴンプロジェクト発表会

 10月21日(水)にペンタゴンプロジェクト発表会が行われました。
 各学科の特色ある活動を互いに発表し合うことで、一体感を醸成し、5学科の「調和と共生」を推進することを目的に行われています。
 食品化学科、農業経営科、生物工学科、食物文化科、普通科、農業クラブの生徒の皆さんが各学科の取り組みを紹介しました。
 

 体育館の後方には各学科が作成した掲示物も掲示されていました。

 

収穫祭


 

・ 今年はコロナウイルス感染症の影響で収穫祭の実施も危ぶまれましたが、
形式を変えて実施することができました。

・ 春からの農場の実習お疲れ様でした。
休業中の農場の管理、今回の収穫祭を工夫して下さった先生方、
たいへんご苦労様でした。

・ 日々の生活を支える食物と農業への感謝の気持ちを大切にしながら、
みんなでお弁当を味わい、収穫を祝うことができました。

 (食材)
  白菜20個 ダイコン20本 ネギ200本(農業と環境) 

白米100kg(作物部)牛肉100kg(畜産部)








家庭科【食物文化科】便り〔9月〕秋のテーブルコーディネート

3年生の課題研究のメンバーが校長室のテーブルコーディネートのコーナーの模様替えに取り組みました。
◆季節は秋。富士山の初冠雪、日光の最低気温が10℃を下回ったことなどが伝えられています。紅葉、月見だんごなど、「和」を感じさせるテーブルに変わりました。

今月のテーブルコーディネート

今月のメンバー

(校長コメント)

★お月見とは、一般的には旧暦8月15日の「十五夜」をさします。2020年の十五夜は、10月1日(木)です。
★十五夜は秋の美しい月を観賞しながら、秋の収穫に感謝をする行事で、
「中秋の名月」と呼ばれています。現段階では天気が心配される予報です。夜、回復することを期待しています。
★大山農場の稲刈りの様子もアップされていますので、ちょうど季節に合ったテーブルコーディネートですね。


就職希望生徒面接指導

令和2年9月14日(月)、3年生の就職希望生徒を対象にした面接指導を、外部講師の方をお招きして実施しました。


【面接の作法・心得を丁寧にご教示くださる講師の方】

講師の方、ありがとうございました。

稲刈り

那須拓陽高校の秋の風物詩、稲刈りを大山農場で行いました。









実りの秋ですね。
今年は、新型コロナウィルスの影響で例年より遅めの田植えでしたが、無事に収穫することができて何よりです。

文理選択ガイダンス

令和2年9月7日(月)、外部講師の方をお招きして、普通科1年生を対象とした文理選択ガイダンスを実施しました。


【講師の方の熱心なお話に引き込まれる生徒たち】

将来の仕事や進学先などを総合的に考えた上で慎重に検討する、文系・理系を問わず学習時間を増やすなど、進路意識が高まるような講話をいただきました。今日のガイダンスは、今後、文系に進むのか理系に進むのかを決める際の大きな手がかりになると思います。講師の先生方、ありがとうございました。

家庭科【食物文化科】便り〔8月〕夏のテーブルコーディネート

3年生の課題研究のメンバーが校長室のテーブルコーディネートのコーナーの模様替えに取り組みました。
◆7月のアサガオから、今月は黄色のひまわり。麦わら帽子(straw hat)にも小さなひまわり添えられ、アクセントになっています。

今月のテーブルコーディネート



今月のメンバー

(校長コメント)
・毎月、どのようなテーブルになるか楽しみにしています。
・次のように、想像力を働かせると世界が広がります。
ルノワールの絵に「麦わら帽子の女」がありますが、この帽子のイメージとは少し違いますね。一方、ひまわりと言えばゴッホの絵が有名です。
★「麦わら帽子」も向日葵(ひまわり)も夏の季語です。
残念ながら、「一句」浮かんできません。

 

校長あいさつ(要約)第2学期始業式

例年より短い夏休みが終了し、本日より2学期がスタートしました。
始業式のあいさつでは、以下の二点をお話ししました。
(1)2学期のスタートにあたって
 1学期終業式にお願いした「『自分の力で何かやった』という手ごたえをつかめるよう意識して取り組んでください。」というメッセージを振り返ってお話しました。

◆新しい生活様式の下、制限の多い中ですが、授業、学校行事、部活動、さらにうちでの過ごし方など、仕切り直しのために身の回りを再確認することをおすすめします。
◆周りは変わっていないけれど、「自分との向き合い方」、「心の持ち方や物事に取り組む姿勢」を変えてみてはどうでしょうか。

(2)文科大臣のメッセージについて

 「コロナ感染者への差別や中傷しないで」文科省の緊急メッセージ (R2.8.25.)配付させていただきました。ぜひ、ご家庭でもご一読ください。
 https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_00122.html


◆これまでの歴史の中でも、不測の事態が生じて、人々の間に不安が広がり、他者を思いやる心を失ってしまったのではないかと感じる出来事が数多く起こりました。 

広島、長崎の原爆投下、終戦の日など、夏休み中、我々日本人が忘れてはいけない日がありました。地元の新聞にも、宇都宮空襲当時の写真、カラーの再生の記事が第一面に出ました。
◆平和に思える日本ですが、この夏休み中も相変わらず放送やネット上で、
対面あるいはSNS上で人の心を傷つけるような言動が話題になりました。
◆身近な学校、家庭でのコミュニケーションが基本であることを忘れないようにしましょう。


(関連する内容が8月28日付で県のホームページに掲載されましたのでご紹介します。)

栃木県知事のメッセージとともに、「新型コロナとの闘いを乗り越えるオールとちぎ宣言」が県と市町の共同で示されました。

また、これを受けて保護者の皆様向けに県教育委員会の人権教育室が資料を作成しました。こちらはお子様を通じて配付させていただきます。

 

(引用)県ホームページより(http://www.pref.tochigi.lg.jp/c07/alltochigisengen.html)

新型コロナウイルス感染症が拡大する中、感染された方や最前線で治療にあたる医療従事者、その家族等への偏見や差別、心無い誹謗中傷などが問題となっています。

 新型コロナウイルス感染症を理由とした偏見や差別、いじめなどは決して許されません。

 これからも続く新型コロナウイルス感染症との闘いを、おもいやりやさしさを持って乗り越えていくために、8月21日の市町村長会議において、県と市町が共同して「新型コロナとの闘いを乗り越えるオールとちぎ宣言」を実施しました。

 県民の皆様にも、この宣言の思いを受け止めていただき、一緒に新型コロナとの闘いを乗り越えていきましょう。(栃木県知事 福田 富一)

 

【新型コロナとの闘いを乗り越えるオールとちぎ宣言】

  新型コロナは、誰もが感染しうる病気です。私たちが闘っているのは、ウイルスであり、人ではありません。 

  感染された方やその家族等への偏見や差別、誹謗中傷等は、対象となる人の心身を深く傷つけ、平穏な生活を脅かすばかりでなく、差別を恐れて受診をためらうなどの行動に繋がり、更なる感染の拡大という負の連鎖を招きかねません。

  県と市町は、県民の皆さまと一緒に、大切な人やくらしを守るため、おもいやりやさしさを持って、新型コロナとの闘いを乗り越えていくことをここに宣言します。

感染された方やその家族などに対する差別、誹謗中傷等は、決して許しません!

医療従事者をはじめ、わたしたちの健康やくらしを支えるために奮闘されている方々に心から感謝し、エールをおくります!

県外から来られる方々を非難せず、お互いに尊重し合います!

県民の皆さまとともに、互いの立場を思いやる心とやさしさを忘れず、新型コロナとの闘いを乗り越えていきます!

(令和2(2020)年8月21日)

(http://www.pref.tochigi.lg.jp/c07/documents/alltochigisengen.pdf)



校長あいさつ(要約)第1学期終業式

◆具体的な説明は、学習指導、生徒指導、進路指導の各係から行いました。
◆保護者の皆様には、お子様を通じて「PTA夏季支部会資料」を配付させていただきました。
◆学校長からは、以下の四点についてお話ししました。
(1)SNSは補助的なコミュニケーションのツールです。SNSの世界だけで解決しようとしないことが大切です。
(2)
夏季休業中は各自のペースで過ごす日々となります。生活リズムを整えて、自律的に行動することが大切です。新型コロナウィルス感染症や熱中症に備えるためにも、犯罪・トラブルに巻き込まれないためにも、日々の行動、習慣は大切です。
(3)9
月からの学校行事について、先生方が検討を重ねています。この後の状況の変化によって、計画通りできるか心配な点も多々あります。代替案も含め、みんなで知恵を出し合って取り組んでいきたいと思いますので、皆さんの頑張りと協力に期待しています。
(4)この夏休み、「自分の力で何かやった」という手ごたえをつかめるよう意識して取り組んでください。3年生は各自の進路実現に向けて、2年生は学科や部活動などの中核的な存在として力をつけてください。1年生は向上心をもって様々な分野にチャレンジしてください。

【令和2年8月5日 学校長】


家庭科【食物文化科】便り〔7月〕夏のテーブルコーディネート

◆3年生の課題研究のメンバーが校長室のテーブルコーディネートのコーナーの模様替えに取り組みました。
◆6月のアジサイに続き、今月は青の朝顔。ガラスの器やビー玉とともに涼感を誘います。
◆貝殻がちりばめられていて、リボン付きのガラス瓶にはメッセージが入れられていてます(message in a bottle )。想像力をかき立てる演出です。


今月のテーブルコーディネート

今月のメンバー

(校長コメント)今週も梅雨が続きますが、担当の皆さんがいち早く夏の演出をしてくださいましたので、来週の終業式には梅雨明けが期待できそうですね。拓陽SOYプロジェクトもスタートし、大山農場の大豆も梅雨明けを待っているかのようです。(追加情報:私事ですが)いただいた2種の大豆を、先週自宅畑に播種しました。発芽し始めましたので、後日、生育情報をお伝えします。

教室に海を”プロジェクトによるウニの発生実験(夏季)

  
湾岸生物教育研究センター(清本先生・和田先生)お世話になりました。
“教室に海を”プロジェクトによるウニの卵や標本など海洋教材提供を受けて授業を実施しました。
《生物実験室》7月16日・木、17日・金、20日・月
 
「まず最初にZoomの画面で御挨拶」      「各自受精の観察にチャレンジ」
  

上の目盛りは接眼ミクロメーター   見ている間に表面に浮き上がるように受精膜が形成される
(1目盛りおよそ10㎛=0.01mm)   (1重数秒で目に見える変化がある)


◆ウニの受精と初期発生の様子を観察しました。
◆2年生の普通科理型選択者のクラスでは、大学の先生とのオンライン授業を行い、実験の様子を見ていただき、キョク皮動物に関する様々な疑問にも答えていただきました。
 例:ウニは何年くらい生きるのか?寿命はあるのか?
   日本で水揚げされるウニの寿命は、約7~15年と言われています。
    中には200年以上も生きる種類もある。
    一生、生殖能力も衰えないそうです。
    ほ乳類のような「寿命」や「老化」というとらえ方が当てはまらないなかまです。

◆五放射対称形の体のつくりに注目し、タコノマクラの標本(殻)を観察しました。
   ⇒食用で知られているムラサキウニやバフンウニとは若干形が異なります
★1年生の希望者対象のmini特別講座も開催しました。
◇2日目には原腸胚、3日目にはプリズム幼生、4日後にはプルテウス幼生にまで発生が進みました。
 
 受精後40時間ほど経過した原腸胚      受精後3日目の幼生
(内部に原腸が見られる。)     (内部に骨片や消化器官が見られる。)

※素朴な疑問に答えてくださったお茶の水女子大学湾岸生物教育センターの清本先生、和田先生に感謝いたします。
 1月にはバフンウニを教材として幼生飼育にもチャレンジする予定です。


交通・生活安全講話

令和2年7月14日(火)、「交通・生活安全講話」を実施しました。

目的は、「交通および生活安全(防犯)に関する講話を聞くことにより、命の尊さを再確認させるとともに毎日の生活をより安全に、よりしっかり送ろうとする意識・態度を培わせる」というものです。

那須塩原警察署の交通課と生活安全課から講師をお招きして、交通安全や生活安全についてご講話いただいたり、DVDを視聴したりしました。


【講師の先生方】


【交通安全のDVDを見せていただきました】


【交通安全について、わかりやすく説明していただきました】


【麻薬中毒者を収監したときの実体験も交えながら、麻薬の恐ろしさを教えていただきました】

生徒・教職員一同大変勉強になりました。那須塩原警察署の講師の先生方、ありがとうございました。

1学期期末テスト

梅雨でじめじめとした天気が続くなか、令和2年度の1学期期末テストが始まりました。


【1年生にとっては高校生活はじめての定期テスト!】

1学期のあいだ勉強した成果を、存分に解答用紙にぶつけてほしいと思います。がんばってください!

《昼の英会話》

令和2年7月7日、《昼の英会話》第1回を実施しました。

那須拓陽高校では、毎週火曜日のお昼休み、10分程度の時間をとって英会話をする会を開いています。これはALT(外国語指導助手)と英語科の教員が主宰しているもので、参加したい生徒は誰でも参加でき、皆でディスカッションや雑談などを英語で行います。


【今日のお題は"Tanabata"でした。英語で説明するのがなかなか難しい…】

今日は2年生と3年生の合わせて7名の生徒が参加してくれました。なかには、数学科や国語科の教員の姿も。

ぜひ、英会話を得意にするきっかけにしてくださいね!

未来を創る高校生地域連携・協働推進事業の指定校に採択されました

《本校のテーマ・概要》
 「持続可能な食・農・環境・地域を目指す拓陽アクションプラン」というテーマを設定し、令和2年度から4年度の3年間の事業をスタートさせます。
 令和4年度からの新しい学習指導要領の完全実施に向けて、総合的な探究の時間と課題研究を柱として地域との連携・協働体制を生かした様々な活動に展開し、「食」・「農」・「環境」をキーワードに地域ブランドを創出しようとする生徒の意欲、職業人としての資質、起業家精神などを高める体系的なキャリア教育を推進します。
 校内では、五学科の特性を生かした連携の枠組み(ペンタゴンプロジェクト)を活かして推進します。

 持続可能な食・農・環境・地域を目指す拓陽アクションプランの概要.pdf

《事業の趣旨》

 新しい学習指導要領では、「社会に開かれた教育課程」の実現を目指すために、学校と社会が連携・協働しながら新しい時代に求められる資質・能力を育むことが求められています。
 栃木県教育委員会では、高等学校において、地域と連携・協働しながら教育課程に位置付けた探究的な学びを実現するために、地域への課題意識や貢献意識をもち、地域課題の解決や地域ブランドの開発等に取り組むことで、将来、地域ならではの新しい価値を創造し、新たな時代を地域から支えることのできる人材育成のために本事業を実施することになりました。

《令和2年度の採択校》
 3か年の予算措置を伴う事業であるため、多数の応募校がある中で本校を含む4校が採択されました。那須拓陽高校の他、三つの高校が採択されて、地域と連携した学校の特色づくりに取り組みます。これらの学校とも連携して、事業の成果を発信していきます。


性に関する講話

令和2年6月25日、第一学年において性に関する講話を実施しました。県専門医派遣事業による、産婦人科の医師の方に講演いただきました。

妊娠や中絶、デートDVなどの性犯罪の実態や被害、様々な性のかたちや性感染症、育児放棄といった多岐にわたる内容の講演で、生徒からは「知らなかったことを知ることができてよかった」等の感想がありました。

講演してくださった先生、ありがとうございました。


【講演中①】


【講演中②】

第1回漢字テスト

那須拓陽高校では、年に数回、全校一斉で漢字テストを実施しています。

今日、6月19日には、新型コロナウィルスによる臨時休業で延期となっていた、令和2年度の第1回目の漢字テストを行いました。


【テスト中の風景①】


【テスト中の風景②】

担任と副担任が採点して、答案が返却されます。


【2年生用の問題です】

年間を通して成績優秀な生徒は表彰されます。栄冠目指して、がんばろう!

令和2年度家庭クラブ総会【代議員】

令和2年6月16日(火)15:40~ 会場:家庭経営デザイン実習室
◆内容
 1 開会の言葉  2 生徒会長あいさつ  3 役員紹介  4 議長選出  
 5 議事
  (1) 令和元年度事業報告  (2) 令和元年度決算報告  (3) 会計監査報告
  (4) 令和2年度事業計画案審議  (5) 令和2年度予算案審議  (6) 閉会のことば
◆生徒総会と同様に、コロナウイルス感染症防止の観点から、代議員と役員による総会としました。
◆クラス代表の代議員が、質問や意見を持ち寄って行われました。
  
 

授業の様子_その1_教室・農場【6月第3週】

◆感染防止の3つの基本を意識しながら、6月3週目の授業が行われています。
 ①身体的距離の確保、②マスクの着用(室内)、③手洗い
◆いわゆる「新しい生活様式」に基づいて、登下校の際には周囲の方々への気遣いも忘れないよう生徒の皆さんに呼びかけています。
◆授業の様子
 [2年生:マスクづくり ★食物文化科]
  
 ※2年生の調理実習は7月から実施予定です。

 [3年生:食物調理・一級検定の実習に向けて ★食物文化科]
 

 ※3年生は食物調理・一級検定に向けて少しずつ始めます。

 [3年生:物理、古典 ★普通科]

  
 ※選択の授業では、人と人との距離もとれるため、積極的に発言できます。
  ただし、対話的な授業は控えています。

[大山農場の授業 1年:農業と環境 ★農業経営科]

   
 ※隣接する乃木農場へは徒歩または自転車で移動します。。
  令和2年度 FFJ 環境調査「タンポポ調査」を授業でも取り上げています。
  ⇒日本学校農業クラブ連盟(FFJ:Future Farmers of Japan
  調査についてはこちら www.natffj.org/activity/survey/
 (補足)100年以上の歴史を持つ乃木農場周辺には在来種のタンポポ(ニホンタンポポ、カントウタンポポなどと呼ばれる)が生育しているようです。

 [乃木農場の授業 3年:課題研究 ★課題研究]
  (追加情報)6月11日(木)仔牛が生まれました。
 ※牛舎の外は30℃を超えるため、対面を避け、人との距離をとり、マスクを外して実施します。
 



 

 

向陽の庭の野草(ネジバナ、別名:モジズリ)

◆この季節(6月から7月)に、向陽の庭の芝生に咲く可憐な花があります。
◆「向陽の庭」について
 第1校舎と第2校舎の間、昇降口の東側に「向陽の庭」と名付けられた庭園があります。創立50周年の際に整備されました。中央に若者のブロンズ像があります。
 
和名:ネジバナ、別名:モジズリ(綟摺) 

 科名 / 属名:ラン科 / ネジバナ属 学名:Spiranthes sinensis var. amoena

◆なんと尾瀬の湿原にも生育しています。
 ネジバナは低地から亜高山帯までの、芝生や湿地帯の明るい場所に普通に見られる多年草です。葉は濃い緑色で根元に集まってつき、1~8本の株立ちになります。地下には多肉質の太い根が10~15cmほど伸びています。株の中心から高さ15~40cmの花茎をまっすぐに伸ばして、らせん形に花をつけます。1つの花は5mm弱ですが、明るい桃色と独自の形で目立ちます。
◆古くから知られている植物です。
 「みちのくの しのぶもじずり 誰ゆえに 乱れそめにし 我ならなくに」(百人一首)
 「みちのくの しのぶもじずり 誰ゆえに 乱れむと思ふ 我ならなくに」(古今和歌集)

 この「しのぶもじずり」がネジバナの別名の「モジズリ」のことであろうと言われています。
 ⇒詳しいことは国語の先生に質問してください。
 

家庭科【食物文化科】便り〔6月〕

◆3年生の課題研究がスタートしました。
◆5名のメンバーが校長室のテーブルコーディネートのコーナーの模様替えに取り組みました。


 

 活動の様子 指導者とメンバー

(校長コメント)梅雨の季節となりましたが、生徒の皆さんに爽やかさを演出してもらえました。来校される方々にも紹介したいと思います。

モーニングスピーチ

那須拓陽高校では、英語のリスニング力の向上を図るために、1ヶ月に2回程度、朝の時間を活用して、ALT(外国語指導助手)による「モーニングスピーチ」を実施しています。

具体的にどのようなものかと言うと、ALTのエマ先生が、英語によるスピーチ原稿を校内放送で読み上げ、最後にT&Fクエスチョンで生徒が内容を確認する、というものです。


【スピーチ中のエマ先生】


【生徒たちも一生懸命集中して聞いています】

今日のテーマは Coronavirus でした。以下、スピーチの全文と、質問項目です。

Around spring time this year, we all learned abouta new virus that has spread all over the world; This is the Coronavirus. It is a very serious virus that many people around the world have gotten sick from.Luckily, we have learned ways to keep the Coronavirus from spreading, this means keeping the virus from getting to other people.
There are three important health rules to follow; the first, everyone must wash their hands as much as possible, keeping our hands clean will help keep ourselves and other people from getting sick. Second, we have to keep a safe distance away from each other. And the third rule is we should be wearing face masks when we go outside. All of these rules are so we can stay safe and stop the Coronavirus from spreading.
If everyone listens to and follows these health rules, we can stop the Coronavirusfrom getting everyone sick. This is a very important issue, but if we all worktogether we can beat the Coronavirus.


We should NOT wash our hands or wear face masks. FFALSE:間違い)
If we follow the health rules the Coronavirus cannot spread. TTRUE:正しい)

1学年合同LHR(進路)

令和2年6月8日の7時限目に、1学年の合同ロングホームルーム(進路)が実施されました。

目的は「職業理解や働くことの意味を考え、勤労観や職業観を養う。また、自己の将来についてどのような目標を持ち、それに向けての高校生活のあり方を考える」というものです。

外部講師の先生をお招きし、働くことについて講演いただきました。


【講演中】

コミュニケーションの大切さ、働くことと学校生活の共通点等を、とてもわかりやすく教えていただきました。講師の先生、ありがとうございました。

田植え実習!

令和2年6月5日、第1学年の田植え体験学習が実施されました。

目的は、「『田植え』を体験することで、自然に親しみながら作物を愛する心豊かな人間の育成を図るとともに、クラス内での親睦を深め学校生活の充実深化を図る」というものです。

大山農場1号田(20a)に、クラスごとに横一列になって稲の苗を植えます。田んぼの中に入って苗を植える生徒たちは、いきいきとしていました!

秋に行われる本校の収穫祭では、今日植えたお米をいただきます。


【水田に横一列に並ぶ第1学年の生徒たち】


【自らも田植えをなさる校長先生から、講話をいただきます】


【第3学年の作物専攻生が後輩をサポートします】


【田植えスタート!】


【苗の植え方を作物専攻生が伝授しながら】


【田植え中】

農業科がある那須拓陽高校ならではの実習でした!一年生の皆さん、この稲のようにすくすくと大きく育ってくださいね。

令和2年度生徒総会【代議員】

令和2年6月3日(水)1250~ 会場:2棟3階特別教室
◆内容
 1.開会  2.学校長挨拶  3.生徒会長挨拶  4.議事  5.閉会
◆実施方法
 ・前日に
総会資料を配布する。  
 ・代議員(各クラス)、生徒役員が意見用紙を用いて寄せられた意見を集約する。 

 ・代議員による総会実施し、決算、予算、計画等を審議する。

 ・意見書への回答は後日クラス掲示する。 


※例年と異なる形式でしたが、クラスの代表として代議員の生徒たちは真剣に総会に臨みました。

令和2年度新任式

6月1日(月)、新任の先生方をお迎えする新任式が、校内放送により実施されました。
新任の先生方、どうぞよろしくお願いします!


【新任の先生方の代表教員によるあいさつ】


【生徒会長あいさつ】


【学校長あいさつ】
・新型コロナウィルスへの対策や、SNSの利用法の注意点等についてお話しいただきました。

6月~8月の行事予定について

6月~8月の行事予定改定版を作成しましたので、ログインして確認下さい。


主な予定は次の通りです。
・7/9(木)期末テスト日課、7/10(金)~7/14(火)期末テスト
・8/5(水)1学期終業式
・8/6(木)~8/26(水)夏季休業
・8/12(水)~8/14(金)学校閉庁日
・8/27(木)2学期始業式

創立記念日(5月28日)について

本校の創立記念日は528日です。本校が那須農学校として開校した昭和20528日に開校式が実施されたことをうけて、この日を創立記念日としています。今年は、61日(月)からの通常登校に向けての分散登校期間(第三段階)であるため、創立記念式(5月25日)は中止としました。

 本校は、日本史及び世界史の大きな転換点である1945年に栃木県立那須農学校として開校し、今年で創立75年になります。生徒の皆さんと祝うことができず残念ですが、来週、学校の沿革とともにあらためてご紹介します。 

(補足)5月25日に予定されていた芸術鑑賞会も中止となりました。

                                                    【学校長】


新聞記事(5月25日下野新聞)および資料の紹介

本日、下野新聞の第一面「雷鳴抄」の文章の中で、関東農政局の「百花繚乱」という冊子の発刊を取り上げていて、那須拓陽高の「牛部」、白楊高の「棚田の再生活動」が紹介されています。県内の新規就農者の減少という課題はあるものの、就農した卒業生からのメッセージにも触れ、農業関係高校への期待を記事にしていただきました。

 ぜひ、新聞記事、下記の資料をお読みいただけると幸いです。

 

     関東農政局のwebページより引用

【資料紹介】

百花繚乱・栃木県内の農業関係高校を紹介します

栃木県拠点では、栃木県及び栃木県高等学校教育研究会農業部会等のご協力をいただき、栃木県内に所在する農業高校等を対象に、先進事例の視察、教材等の情報提供、関東農政局とちぎ地域情報ネットワーク(ホームページ)を活用した情報発信等の連携強化に向けた取組を推進しております。次世代を担う農業の担い手として、個々の進路実現に果敢にチャレンジしている栃木県内の農業関係高校を紹介いたします。

 

冊子「百花繚乱2020・栃木県内の農業関係高校を紹介します」を発行しました

 以下のwebページから資料ダウンロードできます。

https://www.maff.go.jp/kanto/chiikinet/tochigi/shiryo.html