最新情報

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一日体験学習

8月21日(火)に一日体験学習が行われました。
校長あいさつの後、特色選抜の変更点について説明し、学校紹介、卒業生・在校生の体験談、部活動紹介が行われ、授業見学の後、吹奏楽部の演奏を聞いていただきました。
本日体験学習に参加してくださった中学3年生の皆さん自分の将来についてよく考え、納得のいく進路を選択してください。また保護者の皆様、お子様の進路について本人と十分に相談していただき、お子様の能力を最大限に伸ばせる進路を選択できますようご検討ください。本日は本校にお越しいただきありがとうございました。
 

 

 

 

 

 

アメリカ研修⑪<最終回> 無事帰着しました!

 平成30年度大田原高等学校アメリカ研修は無事終了いたしました。
 
 7月23日(月)午後5時45分頃、職員・保護者が出迎えるなか、生徒を乗せたバスが本校に到着しました。長旅の疲れはあるものの、全員元気な様子でした。9日間の研修期間、一人も体調を崩すことなく過ごすことができました。

 英語クラス、カフェテリアでの交流、午後や夜のアクティビティでは、生で異文化を体験しながら、楽しく充実した時間を過ごしたと思います。その一方で、悔しい思いをしたこともあるかもしれません。しかし、生徒の表情には、やり遂げたという思いが現れていたようです。本研修の大きな成果を、今後の学校生活において生かし、さらに羽ばたいてもらいたいと思います。

 本研修の実施にあたっては、(株)ISA高崎支店様にお世話になりました。特に、添乗員の明山様には、現地での指導はもちろんのこと、連日詳細な報告書と写真を送っていただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。

アメリカ研修⑨ 自主研修

 ボストンでの研修の最終日、今日は生徒達が一番楽しみにしてきた市内自主研修が行われます。今朝もまた、到着日の朝と変わらず、澄んだ青空、爽やかな風が吹いています。

 

 早々に朝食を済ませ、緊急携帯の掛け方や迷子になった際の対処法などを確認した後、班ごとにタフツ大学のキャンパスを後にし、ボストン市内中心部に向かっていきました。班の中には、昨日お会いしたMITの鵜飼氏にお勧めのレストランやお土産などを聞き、それを元に行程変更をした班もあり、適応力と柔軟性に感心させられました。主な訪問先は、「ボストン美術館」「ニューイングランド水族館」「ボストンコモン」「トリニティチャーチ」「ニューベリーストリート」「クインシーマーケット」等です。途中の昼食は班ごとに摂ることになっており、中には「ロブスターロールとクラムチャウダー」といった、ボストンの名物料理を堪能しようとしているグループもいました。

 

 自主研修中は、引率者も市内中心部で緊急携帯を持って待機しましたが、生徒からの連絡は一切なしで、皆安全で順調に行程をこなしていました。再集合は、17:30~18:00の間にタフツの寮に戻ってくることになっていました。再集合時間ちょうどに戻ってきたのは2年生バスケットボール部メンバーのいる班で、今夜は中国人生徒とバスケットボールの試合をする約束をしていたそうです。女子高生のように、ペンギンやロブスターのぬいぐるみを両手に2つ抱えて戻ってきた班もありました。3つの班は時間内に帰着できましたが、1つが遅刻となってしまいました。道に迷ってしまい、正しい場所・ルートに戻るまで1時間かかってしまったようです。今回の失敗でむしろ学ぶところが大きかったと思われ、良い経験、成功体験だけでなく、失敗をしたことも胸に刻み、教訓として、今後の学校生活に前向きに役立ててもらえたらうれしいです。

 

 夕食後のアクティビティは、明日、出発が早いこともあり、途中で切り上げて寮に戻りました。出発に向けた最終確認と連絡をし、荷造り、出発準備を完璧にし、早朝4:15の集合に備えることとします。これで、EmbassySummer Schoolでのすべてのプログラムは終了しました。期間中、体調不良者やトラブルは一切なく、元気で精一杯プログラムを楽しむことが出来ました。そして、生徒全員の成長を感じられる中身の濃い、充実した1週間であったことは間違いありません。
  

アメリカ研修⑧ 修了証書授与式、MIT、PPAP

 本日が語学学校Embassy Summerの英語クラス最終日となりました。ここまで病気・怪我、遅刻・忘れ物ゼロ出来ています。

 

 午前中の授業の後半は、図書館の屋上、ボストンの高層ビル群が一望できるテラスで、修了証書授与式が行われました。授業終了後、クラスごとに談笑しながら会場に向かって丘をあがってくる様子は、この月曜日に初めて対面したとは思えない雰囲気を出していました。屋外で修了証書を渡すのには、良すぎるほどの素晴らしい天気で、差すような強烈な日差しの下、各クラスの指導教員が名前を呼び、修了証書を渡していきました。

 修了証書を手にした生徒たちは、4日間、国籍や文化背景、年齢だけでなく、性別(男子高生には結構重要)の差を乗り越え、同じ教室で学び友情を育んだ自信が見えてきました。

   

 午後は、マサチューセッツ工科大学(MIT)を訪問し、博士課程在籍中の鵜飼貴也氏の案内で、キャンパスツアーと質疑応答を行いました。鵜飼氏は、東京大学を卒業後、Purdue University School of Aeronautics and Astronautics 修士課程を終了後、MITの宇宙工学科博士課程に在籍し、専門は人工知能(AI)機械学習の研究をされています。ギリシャ神殿風の柱に支えられた重厚なロジャービルディングから見学が始まり、卒業式の行われる青い芝生がまぶしい「キュリアンコート」、MIT在校生が仕掛ける、素晴らしいいたずらの「ハック」で、テトリスとなったビル、世界最先端の研究をしており、所長・副所長が共に日本人という事でも有名な、MITメディアラボを見学しました。

 その後、個性的な外観のスタータ・センターの教室へ移動して質疑応答を行いました。生徒達からの質問は、例えば「日米の大学教育の比較」、「研究分野の人工知能」、「英語の学習や高校時代の学習」、「鵜飼氏自身の人生」等に関するものでしたが、多岐にわたる質問に対して、瞬時に、そして真摯に答えていただきました。
 
  
 挙手をして質問をしたのは、約半数の7~8名の生徒で、しかもそのほとんどが複数回、中には5回以上も質問をする生徒もいました。月曜日、ハーバード大学見学の際の質疑応答ではだれも挙手をせず、質問が全くなかったことを考えると、この1週間の変貌ぶりは全く別人になってしまったかのように思えるほどでした。

 

 夕食後は、今週サマースクールに在籍をする約180名が集まり、”Friday Night Party”が行われました。参加生徒がカラオケや出し物を披露し盛り上がりながら歓談をするという物で、大田原高校生は、ウケるかどうか一発勝負で、ピコ太郎のPPAPダンスを即興でやったところ、会場は拍手と大歓声で大いに盛り上がりました。秋田高校の生徒は、歌以外にも剣道や柔道の型を披露し、会場を沸かせ居ていました。その後、全員参加のダンス大会へと変わっていきましたが、ラテン系・アフリカ系の生徒に比べると、日本の生徒はどうしても奥手で、一緒に輪の中に入って踊るまではいきませんでしたが、その場の雰囲気を味わい、皆楽しそうに周りを囲んでいました。
 
 他国生とお互いに写真を取り合う中、女の子の方から「一緒に写真を撮ってください」と声を掛けられたうらやましい生徒もいました。寮の前まで戻って来てからも、明日でプログラムが終わるのを惜しんでいるようで、消灯時間の11時ギリギリまで、楽しそうな談笑の声が聞こえていました。

   


 このダンス大会をもって、Embassyの授業・アクティビティは終了し、残すところは土曜日の自主研修のみとなりました。