文字
背景
行間
動物科学科の活動
動物科学科日誌
宇都宮動物園視察研修に行ってまいりました!
先日、動物科学科3年生が宇都宮動物園に現場視察研修に行ってまいりました。
始めに園長先生の講話を聴きました。講話の内容は日本における動物園の成り立ちについてでした。かつての動物園は人々の娯楽の目的の意味合いが強く、狭いケージでの飼育や習性を無視した飼育方法を行っており動物福祉への配慮はほとんどされていなかったそうです。
しかし現在では、動物の福祉を重視した飼育方法へと大きく変化しているそうです。たとえば、野生環境に近づけるために自然の木材を用いた立体構造物を設置し、木登りや採食行動などの本来の行動を引き出せる工夫がなされています。また集団で生活する動物に対しては、群れで過ごせるような広い飼育スペースを設けるなどの配慮も行われているようです。
講話の後は動物園内の見学を行いました。まずはバックヤード見学として、肉食大型動物(ハイエナ・ライオン・トラなど)、草食大型動物(カバ・キリン・ゾウなど)の飼育施設の裏側を見せていただきました。普段立ち入ることのできない場所を見学できたことは非常に貴重な経験となりました。
そのあとの自由見学では、モルモットとのふれあいやリスザルとのふれあいをそれぞれが楽しみながら学ぶことができました。動物の展示方法やふれあい時の注意事項なども大変参考になりました!
11月には栃農祭で飼育している小動物の展示やふれあい体験を行う予定のため、この経験を生かして準備を進めていきたいですね!
※全国農業クラブマスコット
《のうくっく》は本校卒業生が制作
《のうくっく》は本校卒業生が制作
4
2
8
0
7
3
7