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動物科学科日誌
牛肉販売会の実施(報告)
本校の和牛を高島屋で購入いただき販売会を実施しました。
10月4日(木)
高島屋 新宿店(精肉販売)
10月12日(日)
高島屋 玉川店(精肉販売)
高島屋 日本橋店(弁当・惣菜販売)
販売会に参加した生徒は多くの消費者と交流を持ち、自分たちの和牛の説明をしていました。
様々な視点の意見を聴き、今後の教育活動の糧になりました。
この場をお借りして企画・計画を実施していただいた関係者の皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。
切らずに牛の中身(サシ)を見る!
9月24日(水)の授業でアイミートを実施しました。
農業振興事務所や畜産酪農研究センターの方の協力を得て実施しました。
(アイミートを行う機械は高額すぎて購入できません。)
今回は第9回和牛甲子園の出品牛を選定する基準の1つとして行います。
和牛は枝肉(屠畜して処理した状態)にしないとサシの入り具合がわかりません。そのため外貌や血統で判断していましたが、今は超音波を用いて牛が生きている状態でお肉のサシや厚みを測定することで枝肉にしなくても出品牛を決めることができるようになりました。
方法は出品候補牛を保定し超音波が出る機械を牛に当てます。その際、空気の層を無くすために油(食用)を当てる場所に塗ります。超音波で画像を撮影し、肉のサシ、厚みの具合を見て判断する。といった流れです。
後日、資料が届くのでその資料を活用して出品牛判断となります。楽しみです。
以下、実施の写真です。
全日本ホルスタイン共進会 県予選会の参加
9月18日(木)に全日本ホルスタイン共進会の栃木県予選が行われ、
本校からはホルスタイン2頭を出品しました。
結果は予選敗退でしたが、普段の飼養管理や調教などで牛との信頼関係を築き、生徒は多くのことに取り組み学ぶことができました。
開会式 毛刈り
共進会の様子
ミルルン アオイ
宇都宮動物園視察研修に行ってまいりました!
先日、動物科学科3年生が宇都宮動物園に現場視察研修に行ってまいりました。
始めに園長先生の講話を聴きました。講話の内容は日本における動物園の成り立ちについてでした。かつての動物園は人々の娯楽の目的の意味合いが強く、狭いケージでの飼育や習性を無視した飼育方法を行っており動物福祉への配慮はほとんどされていなかったそうです。
しかし現在では、動物の福祉を重視した飼育方法へと大きく変化しているそうです。たとえば、野生環境に近づけるために自然の木材を用いた立体構造物を設置し、木登りや採食行動などの本来の行動を引き出せる工夫がなされています。また集団で生活する動物に対しては、群れで過ごせるような広い飼育スペースを設けるなどの配慮も行われているようです。
講話の後は動物園内の見学を行いました。まずはバックヤード見学として、肉食大型動物(ハイエナ・ライオン・トラなど)、草食大型動物(カバ・キリン・ゾウなど)の飼育施設の裏側を見せていただきました。普段立ち入ることのできない場所を見学できたことは非常に貴重な経験となりました。
そのあとの自由見学では、モルモットとのふれあいやリスザルとのふれあいをそれぞれが楽しみながら学ぶことができました。動物の展示方法やふれあい時の注意事項なども大変参考になりました!
11月には栃農祭で飼育している小動物の展示やふれあい体験を行う予定のため、この経験を生かして準備を進めていきたいですね!
【農業クラブ】栃木県学校農業クラブ連盟 家畜審査競技会(肉牛の部)の参加と勉強会の実施
先日、競技会に向けて地元の(株)サイトウ農場で研修をさせていただきました。
農場の繁殖和牛をお借りして齋藤様より牛の見方や審査の際の注意点など講習いただきました。
齋藤様、従業員の皆様、お忙しい中お時間を作っていただきありがとうございました!!
講習の様子です。
研修の数日後、家畜審査競技会が開催されました。
優秀な繁殖牛を見分けて審査する競技会になります。
本校からは動物科学科の1~3年生の合計6名が参加しました。
結果は1年生と2年生の3名が優秀賞に入賞しました!!
1・2年生はこれからに向けてとてもいい経験になりました。
改めて講習会や活動に協力いただいた農場や関係各位の皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
競技会の様子等
《のうくっく》は本校卒業生が制作