動物科学科の活動

動物科学科日誌

牛洗い

2年生の総合実習で牛の体を洗いました!

 牛洗いを行うと、暑さで上がってしまった体温を水浴びによって下げることができます。

実際に体を濡らしてあげると、冷たい水が気持ちいいのかうっとりした顔を見せてくれました。

また、水にぬれて毛が寝るため体形のチェックや皮膚の観察などが行いやすくなります。

 

 

かわいらしい表情を見せる牛たちのために、びしょびしょになりながらも楽しそうに体を洗ってあげていました。

 

最後に少しだけ散歩して、牛舎に戻りました。

専門学校連携授業④【動物科学科】

先日、TBC学院国際ペット総合専門学校より、碓井先生、亀井先生、久我先生にご来校いただきました。

 

今回は、2年生を対象に本校の実習犬【オレオ】と【ティアラ】のグルーミング実習を行っていただきました!

爪切り、耳掃除、ブラッシング、シャンプーなどの全身のお手入れのことをグルーミングといいます。

  

授業の最初では爪切りの方法からご指導をいただきました。

犬の爪には血管と神経が通っているため、傷つけないように爪の様子をよく観察しながら切り進めていきます。

切りすぎると出血させてしまうため、真剣に取り組んでいました。

 

 

次に、耳掃除を行いました。耳掃除には耳毛抜きと耳垢の拭き取りの二つの工程があります。どちらも鉗子を使って行うため、まずは持ち方から確認して耳掃除に入ります。

 

 

 

 

 

ブラッシングをして、次はシャンプーに入ります。

 

 

あっという間に作業が進んでいきます。

シャンプー前のオレオちゃん

シャンプー後のオレオちゃん

まるでぬいぐるみのようですね!!

 プロの先生方により手早く作業が進んでいく様子を見て生徒たちは驚いていました。

 

碓井先生、亀井先生、久我先生

お忙しい中ご来校いただきありがとうございました!!

 

動物管理基礎実習①【動物科学科】

夏休みが明け、最初の実習を行いました!!

 今回は、モルモットの保定とシリンジを使用して薬を飲ませる実習でした。健康な子たちに行うので、今回の実習では薬ではなく青汁を使用して行いました。

 

青汁を使用するもう一つの理由として

小動物は臆病な性格であることが多いため、初めて見るものには警戒してしまいます。強引にシリンジで薬を飲ませようとすると暴れて飲めないことがあるので、健康なときから青汁や果実ジュースなどを使用してシリンジに馴らしておくと、緊急時でもすんなり薬を飲んでくれるようになります。

 

この実習で初めてシリンジを見るつむじちゃんです。

やはり最初は警戒して暴れてしまったため、ゆっくり口元にシリンジを近づけて青汁の味を確認させていきます。味を確認し、安全だと分かれば後は簡単です。

 

保定の練習もかねて、このまま薬(青汁)を少しずつ動物のペースに合わせて飲ませていきます。

この保定ができるようになると爪切りや健康観察に役立ちます。ちらっと見えるおなかがかわいいですね。

 

青汁が気に入って必死にシリンジにかじりつくパンダちゃんです。馴れてきた子は催促までしちゃいます。草食動物なので苦い青汁でもおいしいみたいです。

 

実際に動物が体調を崩してしまったときには生徒のみなさんにもやってもらうので、しっかり覚えてくださいね!

 

 

夏休みのシャンプー実習!【動物科学科】

夏休みでも、もちろん動物たちのお世話は通常営業です!!

社会動物コースを選択した2.3年生たちは、当番制で毎日実習に来てくれています。

ケージの掃除に、給餌、ブラッシングや曇りの日にはお散歩も欠かさずに行っています。

 

それ以外の実習として犬舎と小動物舎の大掃除、希望者のみにはなりますが犬たちのシャンプー実習も行いました。

 

今回は夏休み中のシャンプー実習についてご紹介させてください!

少人数の希望した生徒で行うため、2人で1匹もしくは1人で1匹を仕上げてもらいました。

 

毛のもつれや毛玉をほぐしながら【ブラッシング】をかけていく様子です。

 

先生から毛玉がないかチェックを受けた後は、いよいよ【シャンプー】に入ります。

 

 

 その後はドライヤーでしっかり全身を乾かしていきます。

 

 

さらさらふわふわに仕上がりました!

 

 

希望者生徒のみなさん、2時間近くの実習お疲れさまでした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

専門学校連携授業③【動物科学科】

先日、TBC学院国際ペット総合専門学校より鈴木先生にご来校いただきました。

 

今回は、3年生を対象に【犬の歯磨き・健康チェック】について授業と実習を行っていただきました。

 

実習に入る前に、犬の歯の構造や、歯周病とその予防について説明していただきました。

なんと、日本で飼われている成犬の約8割は歯周病(もしくは歯周病予備軍)といわれているそうです。

 また、歯周病が進むと頬に穴が開いてしまうことや顎の骨折のリスクが高まるそうです。想像するだけでもとても恐ろしいですね。

本校にも3歳以上の実習犬がいるので、積極的に歯磨きを行い予防していけたらと思います。

 その後は、お持ちいただいたガーゼや様々なブラシを使って歯磨きに挑戦しました。

犬用歯磨き粉の味が気に入ったのか、犬たちも楽しそうに歯磨きをすることができました。

 

 

授業の後半では、健康チェックの実習を行いました。

体重測定や体形の評価方法に加え、血圧の測定やバイタル測定などを行わせていただきました。

 

最後に保定法のひとつである【横臥位(オウガイ)】を体験しました。動物病院では、この保定法で看護師さんが犬を抑え、レントゲンや傷の処置などを行うそうです。

 いつもは大暴れのティアラちゃんも鈴木先生の技術でこの通りおとなしく保定されています!

生徒たちも苦戦しながらもなんとか成功できました!!

鈴木先生、お忙しい中ご来校下さりありがとうございました!!