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植物科学科日誌
農業科課題研究発表会【植物科・農業科】
聴取者として植物科学科2年生が出席しました。
2年生は、次年度の課題研究の専攻班(作物・果樹・野菜・草花)を決定するという目的もあります。
話は変わりますが、明日19日(土)は、本校を会場にして危険物取扱者試験が行われます。
2学期に入ってから植物科学科1年生は、放課後に補習を受けて対策をしてきました。
丙種、乙種4類ともに受験者は合格を目指して最後まで頑張ろう!
水田内の土の採取【植物科学科】
岩舟農場にて、植物科学科1年生が水田内の土を採取しました。
採取したサンプルは土壌診断にかけられ、その結果をもとイネに必要とされる肥料成分がわかります。これにより、翌年の施肥計画を立てることができるのです。
まずは土の採取です。1田区につき5カ所、移植ごてを使って表層1cmを取り除き、その下の層15cm程度採取しました。
土はとてもゴロゴロしていて硬く、掘ることが大変。
採取した土を細かく砕きます。水分も多くなかなか細かくなりませんでした。
この後、ハウス内でさらに土を乾燥させ、パサパサの状態にします。
乾燥させたものを土壌診断にかけ、その結果を見て肥料過多や不足をデータとしてみて、次年度の肥料散布計画に役立たせます。
植物栽培に重要な「土づくり」を学んでいます!!!
ベジタブルプラント今福の見学【植物科学科】
レタスの植物工場として、下野新聞に記事が掲載され(2019.11.26)ずっと気になっていた企業です。
敷地面積は35坪ほどで、整理整頓されたきれいな環境でレタスが栽培されています。
たねまき後、約40日で収穫できるとのことで施設の能力を最大限に発揮し、限られた空間で効率よく生産することの重要性を再確認しました。
収穫・袋詰めしたレタスは、品質を2週間保つことができると聞き、驚きました。
お忙しい中、見学させていただき代表の長山様、そしてベジタブルプラント今福の皆さま、ありがとうございました。
栃木西中学校出前授業(フラワーアレンジメント)
本日、植物科学科1年生アレンジメント3人娘は栃木西中学校へ出前授業にいってきました。中学2年生17名を対象に、ボックスフラワーアレンジメントについて授業を行いました。
ボックスフラワーとは、箱の中に花をアレンジメントした人気の高いフラワーギフトです。
使用した花材は、本校で栽培したトルコギキョウと千日紅、カーネーション、カスミソウです。大きい花トルコギキョウ➫カーネーション➫千日紅➫カスミソウの順番にさしていきます。
はじめは、緊張しているせいかなかなかお花をさせませんでしたが、徐々にコツをつかむとみなみさん上手にアレンジすることができまた。
栃木西中学校のみなさん、ありがとうございまいた。
麦の播種【農業科・植物科学科】
播種時は非常に雨が少なく乾燥した土だったため、3年生が播種を行う際には足下の土がかなり緩く、うまく播くことができませんでした。
一度機械で締め固め翌日1年生で再チャレンジ!
締め固めた効果もあり、1年生ではうまく播くことができました。
前の人が歩いた後のマーカーを目印にして、前の人を追うようにして歩きました。
機械を持って歩くと、播種→覆土→沈圧と播種機が自動で行ってくれます。
「ちょっと曲がった」とか「播種機使って播けて楽しかった」と生徒の声。
2週間後、3年生・1年生で発芽している状況を確認しました。
またこの日は改めて播種した面積も計測しました。
この後、生育調査やその後の管理について学んでいきます!
ケイトウとヘリクリサムの観察(無菌播種)【植物科学科】
約1ヶ月でこんなに成長しました!(左の二つがケイトウ、右の二つがヘリクリサムです。)
下の写真のように雑菌に汚染されてしまったもの(カビが生えてしまったもの)もありましたが、全体の8割くらいは成功することができました!
播種したものは、このような培養室で温度や照度を一定に保ち、管理しています。
今後もすくすくと成長することを期待しましょう♪
いちごfarmo設置【植物科学科】
「いちごfarmo」を設置しました。
アプリをインストールしてセンサーを登録すると・・・
気温、クラウン(いちごの株元)の温度、地中温度、CO2濃度
湿度、日射量、飽差(水蒸気の空き容量)、土壌水分量
がわかります。
またアプリで「気温30℃以上」になると、お知らせが入るように
していますので、温室を見に行く回数(時間)がぐっと減ります。
ぐっと減るといいましても、必ず朝夕はイチゴとミツバチの状態を
観察・確認していますよ

本校水田にて(稲刈り・脱穀)【農業科・植物科学科】
10月初旬に2、3年生を中心にして稲刈り実習を行いました。
岩舟農場では機械による収獲、本校では鎌を使っての刈り取り実習でした。
「機械を使った方が早い」「収獲できて良かった」と、生徒は機械と手刈りの
どちらも経験し、労力や作業時間の違い等を学びました。
また、天日干ししておいた稲の脱穀実習が先日より始まりました。
脱穀すると穂(籾)と茎にわけられます。
生徒達は足踏み脱穀機を使用して、稲株を回しながら脱穀しました。
回転速度、稲株の量など生徒同士で考えながら実習を行いました。
この後、選別・調製作業を行い、収穫祭に使用する予定です!!!
植物科学科2年生インターンシップ代替行事【植物科学科】
下都賀地区の4Hクラブの方々をお招きし、働くことの意義や地域貢献、経営する大変さやこれまでの経験などについて話していただきました。
内容としては・・・
「イチゴのことは父親に聞くことができるため、私は普通科の高校に進学し、経営について研究するため都心の大学に進学しました。」「海外派遣研修を利用して、14か月間、海外の農業について学びました。今は英語が話せますが、高校時代の英語の成績はさんざんだったんですよ。」
などなど、今日に至るまでの経緯を生徒にわかりやすく赤裸々に語っていただきました。
生徒の感想では・・・
「農業はつらく、お金が稼げないイメージでしたが、工夫ひとつで農業は変わることがわかりました。」「海外の農業は耕地面積や農業機械が大きく圧倒されました。」「人生のターニングポイントについて話しを聞くことができました。このことをいかして自分の進路を実現したいと思いました。」
今回の行事によって、今後の高校生活や進路実現について、これまで以上に前向きに取り組もうとする生徒の様子がみられました。
4Hクラブ、下都賀農業振興事務所の皆様、お忙しい中、ありがとうございました。
土性の判定【植物科学科】
11月に入り作物の栽培管理が一時的に落ち着いてきたことから、
植物科学科1年生の「農業と環境」では、土壌について学習しています。
土壌は・・・
母材(岩石が風化を受け、小さな粒となったものや火山灰など)と
腐植(動植物など遺体が分解され、さらに微生物によって再合成されたもの)
によってできています。
地域によって土の特性はさまざまで、粒子についてみると、
その直径によって粘土・微砂(シルト)・細砂・粗砂と分類されます。
これらのさまざまな大きさの土の粒子が
どのような割合で混ざっているかを示したものを「土性」といいます。
(実教出版 農業と環境新訂版 より引用)
今日は、土性について判定試験を行いました。
サンプルは・・・
A:露地栽培の畑の土壌
B:ガラス室内(施設栽培)の土壌
C:本校水田の土壌(開墾して8か月)
の3つです。
グループに分かれて、生徒ひとりひとりがそれぞれの土壌を細長くしていきます。
その後、グループ内でA・B・Cのうちどの土壌が一番細くできたか、
できなかったかを確認しました。
来週の授業では「なぜ、このような差が現れたのか」について
検討する予定です。
ちなみに、一番細長くできた生徒は・・・こんな感じでした。
指先にあるのは比較として置いたシャーペンの芯です。
さて、来週の検討会が楽しみです
無菌播種の実験【植物科学科】
今回、実験に使用した植物は、ケイトウとヘリクリサムです。
無菌操作を行うため、クリーンベンチを使い、小さな種子を試験管内の培地に播種しました。
繊細な作業のため、緊張して手が震えてしまう生徒もいましたが、無事に終えることができました!
先週播種したヘリクリサムががこちらです。1週間でこんなに大きくなりました!今後の成長が楽しみです♪
ロックウール温室でのトマトの誘引作業【農業科・植物科】
『園芸植物コース(野菜・草花)』に分かれて学習します。
その中の野菜では、土壌の代わりにロックウールという資材を使ってトマトの栽培をしています。
今日は、農業科の3年生がトマトの誘引作業を行いました。
誘引のヒモを引っかけるパイプ(梁)よりもトマトが伸びています。
トマトの成長点を適当な高さまで下げて右側にスライドさせます。これを繰り返していきます。
黄色い紙を中心に見て、左の一列が誘引作業後、右の一列が誘引作業前です。
トマトの植物体の表面にはワックスのような成分があります。
管理作業後は指先がこのようになります。頑張った証ですね

また、今日は栃木地区の中学生が授業参観に来ました。
高校生の熱心に取り組む姿が中学生に伝わったことでしょう

とちぎものづくりフェスティバル《フラワー装飾》出場【植物科学科】
10月24日(土)に栃木県央産業技術専門校にて、植物科学科2年生大類なずなさん、若菜亜海さんが出場してきました。10月から計10回、放課後に練習してきました。
競技内容は、バスケットアレンジメントとブートニアです。バスケットアレンジメントでは、30分間でドーム型のアレンジメントを作成していきます。
県内の農業高校計8名が出場しました。
《バスケットアレンジメント》競技時間30分
《ブートニア 》競技時間20分
競技を終えて・・・
《大類なずなさん》
先週、私はフラワー装飾の大会に若菜さんと出場してきました。
大会の練習は一ヶ月ほど前から始め、お花の組み合わせやバランスなど何度も練習しました。
当日は、とても緊張しましたが、納得のいく作品ができたので満足しています。他の選手の作品は、非常に完成度が高く驚きました。練習期間から大会当日までとても良い経験ができました。
来年度も是非フラワー装飾に挑戦したいと思っています。指導して下さった先生に感謝したいです。
《若菜亜海さん》
練習している時は、決められた長さにカットしたり、花の配置に苦戦しまし時間内に完成するか不安でしたが、毎日練習することで少しずつ上達することができました。
本番では、周りの雰囲気に圧倒され、少し焦りましたが時間内に終わらせることができました。貴重な体験をすることができました。
来年度は、さらに練習して入賞できるように取り組んでいきたいと思います。
イチゴのマルチ張り【農業科・生工科・植物科】
定植は9月24日(木)に植物科学科2年生で作業を完了させています。
あれから1か月が経ち、根がしっかりと活着して植物体として成長が安定してきたため本日実施しました。
このあと花芽の発生にあわせて温室内にミツバチを導入します。
畑の途中報告【植物科学科】
あれから1か月から1か月半が経ち、小さかった植物体がそれらしい野菜のかたちになってきました。
手前や中ほどはダイコン。奥はサトイモ。
ハクサイ、ブロッコリー、レタスなど。
昨日(10/18)、男体山が初冠雪でした。季節が少しずつ冬に移り変わっていますね

オーストラリアへのイチゴ輸出プロジェクト1【生工科・植物科】
このプロジェクトは、日本のイチゴをオーストラリアに輸出するための栽培管理マニュアルを作成することが目標です。
そして、オーストラリアのお客様が「購入され、召し上がり、体調を崩さない」という品質保持や食中毒防止についても調査・研究をしています。
露地栽培のイチゴは、オーストラリアは輸入しません。このことを想定して本校敷地内の温室で試験区(10月9日に定植)を設定し、生育調査を行っています。
現在、品質保持について果実の硬度ついて注目し、プランターごとに肥料成分の差をつけて調査しています。
実現まで数年はかかる見通しです。コツコツと頑張っていきましょう。
シャインマスカットの収穫【植物科学科】
袋の中のブドウが病害果の少ないもの、粒の形がいいものなどの確認をし収穫。
今年は7月の長雨と8月の猛暑により病気も多く出てしまいましたが、その中でもよい房を収穫しようと一生懸命作業に取り組みました。
実習の後半には自分たちで収穫したシャインマスカットを試食。
小さい粒、黄色の粒で味の違いが出るのかを確認しながら試食しました。
それぞれ好みが分かれたようですが、美味しいとの声が多く聞こえてきました。
作物部報告【農業科・植物科学科】
岩舟農場にて3年生による酒米・山田錦の稲刈りが始まりました。
3年生はコンバインに初めて乗車。先生の指示の下、刈り取り作業を行いました。
本校で手刈り実習を経験した事もあり、
「機械での収穫は早いですね。」
「怖かった。けど楽しかった。」
と生徒の声。とても良い収穫体験になりました!!!
酒米については収穫・調整後、例年通り飯沼銘醸株式会社様に納品。
栃農産酒米を使った日本酒になる予定になっています。
1年生の実習では精米について学びました!
玄米を精米すると、白米と糠にわかれます。
この日は精米を行い、白米の袋詰めを行いました。
白米を袋に入れ計量。その後蝶結びに縛りました。
「縛るのが難しい。けど慣れてきてうまくなってきた。」
「計量一回でぴったりになった。」
などと、生徒の声。楽しくまた正確に実習を行いました。
無事完成!!!
綺麗にできました!!!
水田完成!【植物科学科】
新型コロナウイルス対策による休校期間中は、教職員が水田の枠作りから水口作りまでを行いましたが、その後の田植えからの調査・管理は農業科3年作物専攻生・植物科学科2年土地利用コース選択生で行いました。収穫まで残り2週間、多くの生徒・教職員の協力によって今日に至ります。心より感謝申し上げます。
イチゴの定植【植物科学科】
生食の他加工品に使っても甘みと酸味のバランスが良いとの理由で今年度も「とちおとめ」を栽培していきます。
朝夕や授業などで栽培管理を行っていき、良いイチゴを作っていけるように頑張りたいと思います!!
また並行してJGAPの維持にも取り組んでいきます。
無菌操作の実技テスト【植物科学科】
植物バイオテクノロジーの授業でよく使うのが、下の写真にあるクリーンベンチという実験装置です。
このクリーンベンチは、操作台内にきれいな空気を流すことで、菌のいない無菌環境を作り出すことができます。
植物バイオの多くの実験では、雑菌が混入しないよう正確な無菌操作が求められます。今後の実験に向けて、無菌操作の手順を学ぶことができました!
実験器具の殺菌 ガスバーナーの準備
ハクサイの定植【植物科学科】
セルトレイから苗を取り外し、根鉢を崩さないようにしてひとつひとつ丁寧に作業しました。少しヒョロッとした徒長ぎみの苗は、子葉の下まで土を盛って今後の成長を促します。
苗を運ぶ生徒、植え付ける場所にあらかじめ穴を掘る生徒、定植後の苗にジョウロやホースでかん水する生徒など、役割分担をして作業することができました。
クラスメイト同士で力を合わせて約400株を定植しました。また、この日はダイコンのたねまきから一週間後です。生徒たちがしっかりと朝のかん水を行った結果が現れました。
今後も管理作業が続きますが、粘り強く取り組んでいきましょう!
収穫始まりました!!【植物科学科】
梅雨が長引き、生育不良が心配されましたが無事収穫が行われています。
9/8(火) 植物科学科1年生の手刈り実習が行われました。
ほとんどの生徒が初めての稲刈り体験。
のこぎり鎌を使い、怪我をしないよう気をつけながら刈り取りを行いました。
その後イネを縛りひとまとめにし、天日干しする準備をしました。
「楽しかった、もっと刈りたかった」という生徒の声もあれば、
「鎌が怖かった、疲れました」という声もありました。
貴重な収穫体験となりました!
随時収穫を行って行きます!
ダイコンのたねまき【植物科学科】
1時間目は、たねまきに関する講義で「畝があることによって作土層を確保していること」や「嫌光性種子であるため土中のたねの深さやしっかりと覆土すること」などについて説明を受けました。
2時間目に畑に移動し、2人ペアになって作業開始です。指で穴をあけたり、たねをまき覆土するなど確認しながら丁寧に作業しました。
さて、大切なことはこの後の管理作業です。発芽し、土壌に活着する(根付く)までにかん水作業を継続して行います。
たねまきをした翌3日(木)から、当番制でかん水を行います。今日がその初日で、朝7:30に登校して作業しました。
発芽・活着後も病害虫の有無や薬剤散布など観察や管理作業があります。高品質のダイコンを目指して、みんなで協力して頑張っていきましょう!
水耕栽培温室トマト苗定植【植物科学科】
植物科学科1年生が26日(水)の「農業と環境」の授業で、水耕栽培の温室にトマト苗を定植しました。養液が循環するベッドの上に株間40cmの間隔で苗を置いていきます。
苗の位置が決まると次は誘引です。トマトの上部にクリップがついたヒモを設置して、主茎と葉を傷つけないようにしてクリップで留めました。
作業が一段落したら先輩の出番です。翌週31日(月)の「総合実習」で、農業科3年生の野菜専攻生が誘引の確認やトマトの成長にあわせてクリップを留め直しました。また、苗の先端付近にトップリングをつけ、トマトが真っ直ぐ伸びるように管理しました。
全体の管理作業をとおして、茎を折ってしまうことがありました。
1年生では実習後、折ってしまった苗の数を調べて収入として見込めなくなってしまった額について確認しました。
消費者に安全・安心の生産物を提供することを理解しつつ、しっかりとした農業経営の重要性も理解して実習に取り組んでいきましょう!
夏休みの出校(草花)【農業科・植物科学科】
下図は、ハボタン苗を鉢上げ(大きめのポットに移植している)している様子です。
農業科3年生がリーダーになって作業を行います(青色ポロシャツ農業科3年生、水色ポロシャツ植物科2年生、白色ポロシャツ植物科1年生)。
下図は、シクラメンの枯れ葉を取り除いているところです。
この後、シクラメンの中心部分にプラスチックのリングを設置して株元に光が当たるようにします。
3年生の指導の下、1年生が作業しています。
暑い中、おつかれさまでした。
次回は17日(月)です。体調管理やコロナ対策に気をつけて頑張りましょう!
巨峰の袋がけ【植物科学科】
巨峰の袋がけをしました。
雨よけ、日よけ、害虫防除、鳥害防止など多くの目的があり、ブドウの栽培管理にとって重要な作業です。
現在の巨峰の様子です。窓付きの袋を使用しているため袋を外さず中の様子を確認出来ます。
本校農場での実習2【植物科学科】
先週17日(水)は、マルチングをはがして追肥しました。また、発根を促進させるために土寄せもしました。
本日24日(水)は、雄穂(ゆうすい)を切除しました。
花粉がほぼ飛び終わり雄穂は役割を果たしたため、害虫のアワノメイガが寄ってこないようにするための作業です。
7月上旬に収穫予定です。
期末テストが7月の第2週に迫っていますが、テスト対策をしつつトウモロコシの管理作業にも継続して取り組んでいきましょう。
本校農場での実習【植物科学科】
作業に入る前に、現在のトウモロコシの状況や作業の内容(その作業の意味)、実習中の注意点について、先生から説明を受けてから作業開始です。
株元に追肥をしています。窒素(N)は葉や茎、リン酸(P)は花、カリ(K)は根の成長を促します。
雄穂が出てきている個体には、アワノメイガの侵入を防ぐために薬剤散布をしました。
7月中旬の収穫を目指して、これからも継続した管理作業に取り組みます。熱中症に気をつけながら頑張っていきましょう!
岩舟総合実習【植物科学科】
岩舟農場にて1年生初めての総合実習・オリエンテーションが行われました。
岩舟農場内の施設や圃場を回り、農場内で守ってもらいたいことや注意すること等、学習しました。
その後、各部門で行っている管理作業を学習しました。
作物部門では、代表生徒にワグネルポットにコシヒカリの苗を植えてもらいました。
今後、葉に印をつけて、草丈や葉の枚数など生育観察を行って行きます。
果樹部門では岩舟農場にある梨・ブドウの品種の説明をしました。
実際、梨園に入り現在の豊水・にっこりの大きさを見てもらい
今月から行う梨の本摘果の説明をしました。
今後も実習を行いながら、生育観察、一般管理等学習していきます!!
収穫
今年度”初”生徒達が収穫から袋詰めまでを行いました。
昨年度まで大玉トマトを栽培していた方法とは違い、新しく養液栽培での栽培となりました。
また、品種の方も麗妃から桃太郎ネクストに変え昨年度との比較をしてみることにしました。
トマトの収穫作業【植物科学科】
本日はトマトの収穫日でしたので、植物科学科の2年生5名が始業前に収穫を行いました。
収穫後、教員数名が集まって調整や袋詰めをおこないました。
本日の日課(時間割)に、生徒達の実習ができる農業科目がなかったためです・・・残念

トマトが入っている袋には『QRコード』が貼り付けられています。
QRコードを読み込み、学校のHPにアクセスしていただくと、その商品の品種名や播種日、使用した農薬などがご覧いただけます。
これからも『安全・安心』な農産物の生産・販売に取り組んでいきます

メロンの玉拭き【植物科学科】
メロンの病気予防・ネットをきれいに出す目的で玉拭きを行いました。
ゴム手袋・軍手を着用し薄めた農薬を付けて1個1個丁寧に磨きました。
着々と大きくなっています。温室の外からも確認可能ですので生徒の皆さんはぜひ学校に登校した際には様子を見に来てみてくださいね!
ホウレンソウにオスとメス!?【植物科学科】
調査研究中のホウレンソウも生徒を待っています…。しかし、いつの間にか花をつけてしまいました。
そんなホウレンソウ、よーく見ると…
こちらがオス『雄株』
一方こちらが『雌株』
普段食べているホウレンソウではどちらなのかは分かりません。しかし、オス・メスが約半々で存在しているそうです。
ホウレンソウのタネを取る時、新たな品種を改良するときにはオスとメスが必要です。なかなかここまで育ったホウレンソウを見ることがないので珍しいホウレンソウでした。
春の農場には生きた教材がたくさんあります
メロンの花が咲きました【植物科学科】
3月に定植したメロン。本校では今年から土耕栽培を行っています。品種はアールスナイト早春晩秋系、マスクメロンです
今年は天気も良く、暖かい日が多いせいか早くも先週から花が咲き始めました
左右の花の違いがどこか分かりますか?
左の花は雄しべが発達した『雄花(おばな)』、右の花は雌しべが発達した『雌花(めばな)』といいます。
右側の雌花をよく見ると、花びらの下が少しふっくらしています。これは『子房』と言って、将来メロンの果実になる、メロンの赤ちゃんです。
メロンも雄しべと雌しべで受粉・受精を行いますが、メロンは同じ株の雌花と雄花では
受粉・受精がうまくいかない『自家不和合性(じかふわごうせい)』という性質を持っています。そこで、本校では人の手による人工授粉を行っています。
雄花の花びらを除き、雌花の中心に雄花の花粉をつけます。受粉・受精が正常に行われると、子房がほんの少し大きくなります。
さらに、この作業は受精が正常に行われるよう朝のうちに行います。
また、栽培している品種によって受粉から収穫までにかかる期間が違うため、いつ受粉させたかを分かるようにします。
本校の品種は収穫まで受粉後約55日かかります。約1ヶ月半をかけて成長・成熟していきます。
まだマスクメロン特有のネットは形成されていません。どうやってネットが形成されるのか…こうご期待

温室メロンは1つの株から1つしか収穫しません。温度や光、水などの栽培環境をメロンにとって快適な環境に調節し、甘いメロンをつくる。とても大変です。
作物報告(収穫祭準備)
1年生の総合実習にて収穫祭用のお米の精米・袋詰めの実習を行いました。
玄米を精米することで、白米と糠にわけられます。
精米を行いながら、白米の中に不純物が入っていないか再度確認しています。
クラス名と配布する量を袋に記載しました。
計量器を使って重さ計り、袋詰め行いました。
収穫祭当日各クラスに配布されます。
おいしく炊けるといいですね!
ハクサイ定植【植物科学科】
植物科学科の1年生が農業と環境の授業でハクサイの定植をおこないました。
夏休みに自分たちで播種し、無事に大きくなった苗を定植しました。
先日の雨で地面がぬかるんだ中での作業でしたが約700株を一生懸命定植してくれました。
種から育てて収穫までを1年生で行う予定です。
愛情込めて育てていきましょう!
秋野菜のタネ播き

トウモロコシは直接畑に種をまきましたが、今回はペーパーポットへまきました。種を播く深さは種の2~3倍、トウモロコシと違って種が小さいため、扱いが大変です。今日はとても暑い中での作業でしたが、全員集中して作業を行いあっという間に予定数を播き終わりました。

2学期は学校祭での販売に向けて、安心安全、新鮮な野菜を提供できるよう頑張ります
1学期を振り返って[植物科学科]
植物科学科に入学してからあっという間に3か月がたちました。
農業と環境では、トウモロコシの栽培を行い、播種からその後、土寄せや除草、追肥や病害虫の防除など、収穫まで一人ひとり責任もって栽培をしました。トウモロコシの成長のはやさ、タネまきにも向きがあること、観察をとおして教科書にはのっていないことに『気づいた』生徒、農業学習をとおしていろいろな目を持つことができたと思います。
その他、トマトやメロンの栽培管理も行いました。
トマトの出荷調整、早朝からのメロンの人工授粉、岩舟農場ではブドウの袋かけ作業や田植えの補植作業など多くの体験や経験をしました。早朝の実習や放課後の販売実習に積極的に取り組む生徒も多く、農業高校でしかできないことをたくさん経験体験して今後も大きく成長していってほしいです

栽培とは、作物の生育環境を整え、手を加えながら育てること。
タネはまかれました。育てることの楽しさと厳しさを知り、それを栄養に豊かな心を育もう。そして、3年後自分の花を咲かせよう
トウモロコシ収穫[植物科学科]
播種してから約80日、ようやくトウモロコシを収穫することができました。
品質をよくするために朝早くから収穫を行いました。
農業高校に来て初めて栽培を行った子も多く、種まきから収穫までを経験することによって栽培の難しさや大変さがわかったと思います。
また難しさや大変さを味わったことによって収穫したときの喜びを感じることができたと思います。
2学期は学校祭があります。
そこでは栽培に加えて販売実習も行うことによって、直接お客様の声を聞くことができます。
お客様に「栃農の野菜はおいしい」と言われるような野菜を作っていきましょう!
タネの観察[植物科学科]
農業と環境の授業で、タネの観察をしました。
タネの中をじっくり見たことはありますか?
今日は授業で栽培しているトウモロコシとエダマメのタネの構造について学びました。
発芽するには水や温度、空気の他、たくさんの栄養が必要です。その栄養を小さなタネは蓄えているんです

野菜によって栄養を蓄える場所はそれぞれ違います。トウモロコシとエダマメ、それぞれどこに栄養が蓄えられているか観察しました
小さなタネから大きな野菜になるためにはタネにある栄養だけでは足りません。
私たちが水や肥料をあげて、害虫や病気の予防したたり、雑草を取ったり・・・
そして何より私たちの愛情が不可欠です
トウモロコシの播種【植物科学科】
植物科学科の1年生が「農業と環境」という授業でトウモロコシの播種を行いました。
授業内での初めての実習でしたので、圃場の場所を確認したり播種の方法を確認したりして作業を行いました。
早速明日朝から管理作業として潅水作業が始まります。
一人一人責任を持って管理していき、良い農産物ができるように頑張っていきましょう!
《のうくっく》は本校卒業生が制作