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植物科学科日誌
愛国3号現地検討会【植物科学科】
栽培検証プロジェクトの愛国3号情報です。
小山北桜高校と今年度は種子増殖栽培をしています。5月に田植えを行い、3ヶ月が過ぎました。
現在は立派な穂が実り、収穫間近となりました。
3年後、美味しいお酒となってくれることを期待しながら作物専攻の3年生は実習、実験に取り組んでいます。
また、小林酒造さんの酒蔵見学もさせていただき、より一層収穫が楽しみになりました。
果実の袋掛け(夏休みの出校)【植物科学科】
夏季休業中の出校実習にて果実の袋掛け(ブドウ・ナシ)を行いました。
ブドウは着け忘れがないように、ナシは実が落ちないように丁寧に行い暑い中で根気のいる作業でしたが、協力して素早く作業が終えられたのでよかったです。
収穫まであと1ヶ月。楽しみです。
イチゴの採苗【植物科学科】
ここ近年本校ではイチゴの苗を購入していましたが、より深く学ぶべく今年度よりイチゴの育苗に着手致しました。
これまで育ててきた親株から切り離し、苗の選別と葉の整理を行ってから挿す作業を行いました。
今回はピンで挿す方法とランナーを挿す方法の2種類を行い比較していきます。
これから夏の期間、大切に育苗していき9月の定植に向けて取り組んでいきたいと思います。
ジャガイモの収穫【植物科学科】
1年1組「農業と環境」の実習の様子です。
今回の実習は「ジャガイモの収穫」を行いました。
収穫したこのジャガイモは1年生が植え付けたものではなく
昨年度末に現2年生が植え付けをしてくれたものです。
剣先スコップでジャガイモを傷つけないように注意しながら土を掘り起こし収穫しました。
この収穫したジャガイモは近隣の小学校の給食に使用されるもので
事前にそのことを伝えておいたので、より丁寧に収穫作業を行ってくれました。
収穫後は日陰で乾かし、その後土を落とすなどして出荷準備に入ります。
タマネギ収穫【植物科学科】
昨年9月に播種、11月頃に定植したタマネギが大きくなり、ようやく収穫しました。
収穫したタマネギ全ての収穫量を計測し紐で縛り乾燥させます。
今年は天候の影響によりタマネギの値段が高騰していますが、多くの方々に味わっていただきたいと思い、数量限定ですがマルシェなどで販売する予定です。
「野菜とお花の花壇づくり」ボランティア【植物科学科】
栃木市いまいずみ児童館利用の子供たちと、植物科学科の3年生9名が野菜の定植と花(マリーゴールド)の種まきを行ってきました。この活動は、毎年実施されており、高校生が子供たちの先生役となり、植え方や種まきの方法を教えながら一緒に作業をしています。はじめは、高校生たちも緊張しながら活動している様子でしたが、一緒に作業を進める中で話も弾み、みんな楽しみながら活動をしていました。
生徒達がこれまでに習ってきたことを生かして、小さい子供たちに野菜作りや花を育てる楽しさを伝えられました。さらに、生徒達も子供たちとの交流で農業の楽しさを実感できたよい機会になったと思います。
ブドウのジベレリン処理【植物科学科】
ブドウの開花がはじまったので、ジベレリン処理を行いました。ジベレリン処理はジベレリンというホルモンの効果を利用して種を無くしたり、果実を大きくしたりするための管理作業です。処理のし忘れがないように丁寧に作業するように心がけました。
作業の様子
ブドウの花。
ジベレリン処理を終えると片方の房を落として、作業したことがわかるようにしています。
またみかん園ではミカンの花が満開です。今年は収穫できるとうれしいです。
野菜部の活動について【植物科学科】
4月上旬 エダマメ播種 ・・・ 「いきなまる」という品種を播種しました。
4月下旬 ネギ定植 ・・・ 新しく導入された管理機を使用し溝を作成し、できた溝に定植しました。
4月下旬 サトイモ植え付け ・・・ 約二週間ほど前から芽だしを開始し、芽が出始めた種芋を植え付けをしました。
4月~ トマト収穫 ・・・ 土耕温室・ロックウール温室ともに収穫のピークであり行事(マルシェなど)で販売予定。
~4月 イチゴ収穫終了 ・・・ トマトがピークになりやむを得ず終了。
栽培管理・収穫・次作の準備などでこれからも忙しい日々が続くと思いますがよい野菜が作れるよう取り組んでいきたいと思います。
本校水田の田植えを行いました!!
本校水田の水稲は手植えで行い、専攻生みんなで協力して植え付けることができました!
本校の栽培は主に調査・研究を中心に活用します。
また、岩舟農場で機械を使った大規模な農作業と比較して学習していきます。
今後の管理も専攻生中心に頑張りたいです!!
岩舟農場の田植えがはじまりました!!
天候にも恵まれ、順調に植え付けることができました。
11日にも2年1組の総合実習で田植えをしました!
初めて田植え機に乗る生徒もいましたが、植え付けができました。
田植えはまだ始まったばかりです!!
生徒達の力で植え付けを進めていきます!!!
ジャガイモ植え付け(農業と環境)
1年1組「農業と環境」の実習の様子です。
入学して初めての実習として「ジャガイモの植え付け」を行いました。
ジャガイモの植え付けの適期は3月と言われていますが
1年生の入学を待ち、ようやく植え付けを行うことが出来ました。
(種芋の芽がだいぶ伸びてしまいましたが、、、、、)
種芋と種芋の間隔(30cm)を目印棒で測り丁寧に植え付けしてくれました。
その後、元肥として化成肥料を入れ、覆土し実習を終了。
今回は「キタアカリ」と「メークイン」の2品種を栽培します。
品種の特性、植え付け後の栽培管理についてはこれから学習していきます。
多くのジャガイモが収穫出来るよう管理していきましょう!
イネ(コシヒカリ)の種まきを行いました!!【植物科学科】
4月13日に植物科学科2年生(土地利用コース)、
4月19日の植物科学科3年生(作物専攻)の授業において
イネ(コシヒカリ)の種まきを行いました。
・育苗箱を播種機にのせる ・種籾を入れる
・覆土する土を機械に入れる ・できた苗箱を育苗機に入れる
4つの工程を生徒達は分担し交代しながら作業を行い、
どのようにして種まきが行われるのかを学習しました。
田植えまでに順調に育つと良いですね!!!
栃農産山田錦使用「日本酒」販売について【植物科学科】
本校、岩舟農場で栽培された山田錦を使った日本酒「杉並木」が完成いたしました。
植物科学科3年生が新たなラベルを試行錯誤し考案しました。
学科が再編され最初の卒業生。
後輩達にも活動を続け、新たな伝統を築いて欲しいという意味合いがあります。
栃農産の日本酒「杉並木」の販売は
おおわだ酒店 他市内酒店で販売となっております。
作物報告⑩【植物科学科】
岩舟農場での実習風景の一部を紹介します。
〇麦踏み
12月から引き続き、麦踏み(もち麦)を継続的に行っています。
寒い中の実習ですがしっかり沈圧を行い霜害予防に努めています。
3月に入り生育も良くなってきました。
〇育苗ハウスビニール外し
ビニールハウスに付いている資材名(パッカー・スプリングなど)を学習すると共に、
屋根部分のビニール撤去を行いました。
次の実習時に新しいビニールを張り、
植物に対する透過性・保温性を高め育ちを良くします。
〇トラクタの運転操作
・農業機械の安全確認及び点検
・乗車~下車までの流れ及び操作方法の確認
・トラクタ運転操作
・圃場での耕起
1月から段階を追って実習し、圃場を耕す所まで行きました。
引き続き安全に実習を行って行きます。
栃農産山田錦使用「日本酒」について【植物科学科】
毎年11月に本校で栽培された酒米「山田錦」を
飯沼銘醸株式会社に向けて出荷しています。
12月某日、植物科学科3年作物専攻生で飯沼銘醸株式会社に出向き
酒米についての学習を行ってきました。
それから約2ヶ月。
現在の状況を職員で確認してきました。
2月上旬に仕込みが始まり、
2月中旬タンク内にプクプクと発酵している所を確認できました。
今年も1つのタンクに
栃農産「山田錦」100%で仕込んでいただきました!
純米吟醸酒として
出来上がりは3月中旬頃
店頭には4月中に並ぶ予定です。
また今年度は3年生が新たな瓶のラベル考案にチャレンジ!!
完成までもう少し!楽しみですね!!!
作物報告⑨(麦踏み)【植物科学科】
冬の実習の1つとして管理作業を行っています。
麦踏みには、根の張りを良くして、霜柱による根の浮き上がりを防止する効果があり、
他にも分げつの増加や倒伏の防止などの効果もあると言われています。
本来はローラーを転がし機械を使用して踏圧するのですが、
実習では寒い中でしたが昔ながら方法で体を動かし、足で踏みました。
また1年生と3年生は水田内にある稲わらの回収を行いました。
機械で梱包された稲わらを運搬車を使い運搬。
載せやすいよう1ヶ所にまとめています!! 運搬車が来るまで休憩中、、、
回収した稲わらは家畜の餌や敷料に使われます。
JGAP維持審査【植物科学科】
今年もJGAP(農業生産工程管理)の審査の季節がやってまいりました。
JGAPを取得していると維持・更新と隔年審査が行われます。
審査に向け授業や放課後を使って、日頃の管理記録の確認や必要な書類などを作成してきました。
何項目か不適合が指摘されましたが、審査員から「これほど不適合が少ないのはすばらしい」とお褒めの言葉をいただきました。生徒達の頑張りが実り評価された結果だと思います。
審査後不適合項目を是正し今年度も無事に維持することができました。
課題研究発表会【植物科学科】
これは生徒のプレゼン能力の向上を図るとともに、2年生の学科の学習について理解を深めるために行われました。
作物「無農薬栽培を調査して」 果樹「温暖化と果樹」
草花「スマート農業・IoT・MPS認証について」 野菜「コンパニオンプランツについて」
この1年間で自分達で研究テーマを持ち、取り組んできた事を2年生へ向けて発表。
3年生に専攻して良かった所を聞くと
「日頃の管理から文化祭やマルシェでの販売までできたことが良かった。」
「試食できたことが良かった。」
という声もあれば、
「今年見つけた自分達の課題を2年生に取り組んでもらいたい。」
という声もありました。
自分達で行った研究の結果・経過を2年生に伝える事ができました。
3年生は引き続き研究結果のまとめに入ります。
2年生はこの後、各専攻別に別れてより専門的な学習を行います。
ダイコンの収穫 [農業と環境]
1年1組「農業と環境」の実習の様子です。
この日の実習はダイコンの収穫をしました。
植わっている様子から青首ダイコンと聖護院ダイコンを見極め、収穫することになりました。
折らないように注意しながら、、、、、、
立派なダイコンが収穫出来ました!!
聖護院ダイコンも立派!!!
岐根(きこん:二股、三股に分かれた大根)もそれほど見られず多くのダイコンを収穫することが出来ました。
作物報告⑧(麦の播種)【植物科学科】
岩舟農場にて麦の播種が行われました。
今年は「もち絹香」と言われる大麦(もち麦)品種の栽培を行っています。
もち絹香は大麦の一種であり、食物繊維(βーグルカン)が豊富に含まれるといいます。
ご飯やサラダに混ぜて食べるという、今話題の作物になります。
揃って発芽していました。
この後、管理の方法について学習します。
また1年生は土壌診断を行うための土の採取を行いました。
翌年、施肥する量を事前に計算し、作物に適正な肥料分を与えるため行います。
翌年に向け、少しずつ準備が始まっています!
うどん打ち講習会
こね合わせ→ねかし→のばし→切り出し→ゆで上げ→水洗のうち、切り出しまで行いました。
生地をねかせている間に栃木県に縁のある「山本有三」氏の文学「路傍の石」を朗読していただき、その中で「たったひとりしかない自分を たった一度しかない一生を ほんとうに生かさなかったら 人間うまれてきたかいが ないじゃないか」という一節が刻まれた石碑が太平山謙信平にあることなども教えていただきました。
今回の講習で使用した小麦粉は本校の岩舟農場で栽培された「さとのそら」を使用し、地産地消について学ぶ良い機会にもなりました。
今回学んだことを活かして、今後、地域と交流していきます。
イチゴのマルチ張り【植物科学科】
昨年度同様白マルチを採用しました。ただ今までと張り方を変えてみました。
今まではマルチに穴を開けそこから葉やクラウン(株元)を出す方法でやっていましたが、今年は例年より花芽が早く上がったのと葉を折らない方法としてマルチを3つに切り、株を挟んでホチキスで留める方法でチャレンジしました。
新しいやり方でしたが上手く張ることができました。JGAPの維持審査に向けて記録簿の作成や確認作業を行っています。
適切な農場運営を行っていけるように取り組んでいきましょう!
グリーン・ツーリズム入門塾【現地視察】
まず、活動内容の説明を受けました。美化活動や自然・環境の保護活動や農産物の販売支援活動、イベントの実施などを精力的に行い、地域の活性化を目的に活動しているそうです。近年は、ワイン用のブドウの栽培とワインの醸造・販売を開始し、魅力ある地域づくりを進めているそうです。
なかなか授業の中では、実践者の方の話や実施場所を見学する機会がなかったので生徒たちも、興味を持って傾聴し、見学をしていました。今日の経験が、今後の学習活動に活かしていければと思っています。
ダイコンの間引き [農業と環境]
1年1組「農業と環境」の実習の様子です。
この日は、4週間前に播種したダイコンの間引きを行いました。
1カ所に2粒まきしたので、2株発芽している所を1株にする作業です。
間引きする基準として、
・虫食いがある
・生育が悪い
・茎葉の色が悪い(病気にかかってる)
このことを実習前に確認しました。
1学期に行ったトウモロコシの間引きの際は、「どっち残せばいいですか」と聞かれることが多かったのですが、今回は自分たちで判断し作業する姿がみられて、成長を感じることが出来ました。
作物報告⑦(収穫後流れ)【植物科学科・動物科学科】
コシヒカリの収穫を終え、販売に向けて生徒達は収穫後のお米の流れについて学習しています。
収穫→運搬→乾燥→籾すり→選別→計量・袋詰めという流れを実際に体験し確認しました。
計量後の袋縛り。
最初は縛り方を考えながら行いましたが、徐々に早くできるようになりました。
30キロあるお米を崩れないよう積みました。
出荷、販売へ向けて少しずつ進んでいます。
また籾すりを行った際に出た籾殻を家畜の敷料とするため、動物科学科生徒で運搬を行いました。
植物科学科と動物科学科
学科をまたいで収穫後の流れについて学習しています。
本校農場 水田稲刈り
本校農場での稲刈りが9/30(木)スタートしました。
今回収穫したお米は収穫祭で利用する予定です。
今後は、収量調査を進めていきます。
シャインマスカットの収穫・調整
調整作業の様子
いちごの定植【植物科学科】
植物科学科2年生の施設園芸コースがいちごの定植を行いました。
培地をほぐしてから定植穴を掘って約700本を定植しました。
苗の向きや深さなどに注意して無事終えることができました。これからしっかりと管理していきたいと思います。
「農業と環境」の実習の様子
1年1組「農業と環境」の実習の様子です。
この日の実習はダイコンの播種をしました。
ダイコンは「青首ダイコン」と「聖護院ダイコン」を栽培していきます。
ダイコンの播種と同時に今回は自分たちの手でマルチを張るのも初挑戦でした。
まず、40m近くの畝を作り、その後代表の生徒がマルチを畝の上にシワにならないよう、転がしていき、他の生徒で土を被せ、マルチ張りを終えました。
「青首ダイコン」を4穴、「聖護院ダイコン」を2穴にそれぞれ播種しました。
畑の土が硬いという難点はありますが、しっかり管理していきましょう。
グリーン・ツーリズム入門塾(講座編)【植物科学科】
今回、講話を頂いた宍戸先生は、授業で使用している教科書の執筆者ということも、話の導入部分で説明があり、急に親近感を持って講話を聞いていた生徒もいました。
講話の様子は、とちぎテレビのニュースでも取り上げられていました。今まではグリーン・ツーリズムについてあまり知らなかった生徒たちも、今回の講話を聴いて『農業高校で学習していることをグリーン・ツーリズムに活かして取り組んでみたい』、『栃木県内でもグリーン・ツーリズムに取り組む団体があるということを初めて知った』など様々な考えを持ったようです。
10月には、グリーン・ツーリズムに取り組んでる地域を実際に視察研修を予定しています。今回の講義の内容をしっかり理解し、次回に繋げたいと思います。
作物報告⑥(稲刈り)【植物科学科】
5月に田植えを行い約4ヶ月経過しました。
これは生徒達に機械や道具の使い方を学習すると共に、主食であるお米を収獲する喜びを体験してもらうため行われました。
〇3年生
コンバインの刈り取り実習
・機械における利点欠点、安全性の学習
・運転操作技術の習得
初めての運転操作でしたが、スムーズに刈る事ができました。
〇1年生
のこぎり鎌の使い、手刈り実習。
結束を行いハウス内に干しました。
乾燥した後、収穫後の流れについて学習します。
またこの日、水分計の使い方も学びました。
天日干ししておいた小麦を適正な水分値になっているか測定しました。
この後小麦の製粉を行い、小麦粉として製造実習にて活用します。
夏休みの実習風景
ポインセチアのピンチという作業を行いました。主に三年生と二年生で協力し行いました。
パンジーの鉢上げを行いました。日射しの強い中、熱中症対策をしっかり行いました。大量の鉢上に苦戦したものの、最後までやり遂げることができました。
ハボタンの追肥を行いました。たくさんのハボタンに一つ一つ丁寧に追肥を行いました。二年生が主にやってくれました。
夏休み中に行ったこれらの作業が積み重なって草花が成長することができます。
二学期も一生懸命栽培していきたいです。
夏休み中の野菜作業【植物科学科】
夏休み中の野菜部としての活動は大きく分けて3つ行いました。
1つ目は秋冬用野菜の播種です。
ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、レタスの播種を行いました。
学校祭や給食に向けて栽培していきます。
2つ目は定植作業です。
3年生が畑の規模を測り、「株間と畝間をどのぐらいにすればいいのか」を自分達で考えました。
その後、今年度から乗用野菜移植機が導入されましたので、販売者から説明を受けながら定植作業を行いました。
3つ目はトマトの定植作業です。
今年度からロックウールでの栽培と土を利用した栽培の両方を行います。
それぞれ定植の方法が違うので3年生に説明していただき2年生と1年生にも手伝ってもらいました。
約600本のトマト苗を定植しました。
2学期も栽培管理作業が多く忙しい日々が続くと思いますが体調に気をつけながら頑張っていきましよう!!
夏休み岩舟農場実習【植物科学科】
夏休みですが、農場では生徒が出校し実習が行われています。
植物科学科では夏休み、3年生と1年生が実習を一緒に行っています。
一緒に実習を行うことにより、縦のつながりを持たせると共に一緒に理解し協力性を高める目的として行われています!
各部実習内容の一部を紹介します。
〇作物
・防鳥対策として支柱を立てテープを張りました。
鳥にお米が食べられないよう対策しました。
・イネの開花を確認し、観察しました。
開花はわずかな時間しか見ることができませんがこの日は確認できました!!
〇果樹
・ヒムロットの収獲・調整実習
調整の仕方がわからない所を、3年生に聞いて確認しながら行いました。
3年生がひとつひとつ、丁寧に1年生に教えながら実習を行ってくれました!
生徒はお互いに貴重な体験実習となりました!
作物報告⑤(幼穂)【植物科学科】
梅雨も明け、毎日暑い日が続きます。
この日、植物科学科1年生の実習では現在のイネ(お米)の状況を確認する「幼穂の観察」を行いました。
幼穂とは字の通り「幼い穂」となります。形成されたばかりのイネがどういった状態なのか確認しました。
また長さを計測し、
・出穂まであとどのくらい(日数予測)
・追肥(穂肥)のタイミング
を学びました。「これがお米になるのか」と不思議そうに見る生徒も多数いました!!!
出穂までもう少しです!!
アクアポニックス講演会の実施
3時間目は主に青木さんが、このアクアポニックスと出会うまでの経歴やどのように経営をされているのか、アクアポニックの導入について説明を受けました。
アクアポニックスの技術を活用すると、植物(野菜や観葉植物など)と魚の飼育を同時に行うことができます。魚のフンを微生物が分解し、植物の栄養となり、魚・微生物・植物の循環を整えることが大切ということでした。
また、野菜の栽培では、農薬や化学肥料、除草剤を使用しないで栽培できて連作障害もないという利点や水・エネルギー・肥料の炭素源を削減でき、SDGsのとり組みにも結びつくということに生徒たちもとても興味を示していました。
千塚小学校との交流【植物科学科】
3年生の野菜専攻生が千塚小学校にお邪魔して小学生と宮ねぎの定植を行いました。
宮ねぎとは栃木市の「宮地区」を中心に栽培されている伝統野菜であり例年行っている宮地区付近にある千塚小学校と交流を行いました。
高校生が”先生”となって宮ねぎについての説明と今回定植する方法の説明をしてから作業に取りかかりました。
小学生と一緒に作業を行いましたが元気ある小学生とふれあい、高校生たちも元気をもらいました。子どもたちの素直な姿をみてとても関心しました。
「またきてね~」「一生忘れないからね~」など小学生からうれしい言葉をいただき、本校生徒もとても感激しました。
これから暑い日が続くと思いますが大切に育てていただき、一緒に収穫する日を楽しみにしています。
お世話になった千塚小学校の先生方や小学生のみなさん、ご指導してくださった峰岸さん、本日は本当にありがとうございました!
作物報告④(小麦)【植物科学科】
岩舟農場にて昨年11月より小麦栽培を行ってきました。今日は現在までの経過をご報告いたします。
昨年11月、現在の2・3年生にて小麦の播種を行いました。播種機を使用し、すじになるようまっすぐ播きました。
12月から定期的に生徒で麦踏みを行い、霜柱による根の浮き上がりを防ぎました。
3月には、多収量・品質の向上を目的するため追肥を行いました。
乾燥・調整を経て、検査・製粉へ先日小麦粉となり戻ってきました!!!
生徒達はこの後、学校で収穫した小麦粉でパンやうどんの製造実習を行います!
生産、加工、消費までの一連の流れを学習します!
「スマート農業」について学習【植物科学科】
下都賀農業振興事務所 主催 アグリマネジメントセミナー及びニューファーマーカレッジ(土地利用型部門)が岩舟農場を会場として開催されました。
1「スマート農業の展開について 講話」
2「若手農業者事例発表 講話」
3「水管理システムを活用した省力化への取り組み 講話・実演」
4「リモコン草刈り機による省力的畦畔管理 講話・実演」
「傾斜の多いところでは、除草の省力化・労力の軽減に繋がりそう。」「思っていたより簡単に操作できた。」と実演を通じて、農業機械について学習しました。
今後も次世代型農業である「スマート農業」について学んでいきます!!!
また、ご協力頂いた多くの企業様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
作物報告③【植物科学科】
先日より岩舟農場にて3年生による機械による田植え実習が始まりました!
これは手植え作業と機械植え作業での違いを、生徒達で考えると共に、機械作業においての稲作経営の経済面・労力面での利点・欠点を学習するために行われました。
運搬車に植え付ける苗を載せ、出発!!
田植機の操作。
1.苗を載せ乗車後、ハンドルをきり旋回
2.マークに合わせ停車し田植機後部を下ろす
3.植え付けボタンを押し、マーカーを目印に前進
4.対面の畦に着いたら交代
前年経験した生徒も中にはいましたが、初めて乗車した生徒が多く、「まっすぐいかなかった。」「機械は難しい。けれど手植えよりはやい。またやりたい。」という声もありました。
植物科学科、学年ごとに植え付けを行っています!
〇2年生
〇1年生
引き続き生徒達の力で植え付けを行っていきます!!!
ブドウの摘粒【植物科学科】
本校水田田植え
植物科学科3年生作物専攻生によって、本校水田での田植えが6月3日始まりました。
本校水田の水稲は小規模ながら手植えを行いました。調査・研究を中心に活用します。
また、岩舟農場で機械を使った大規模な農作業と比較して学習していきます。
同日、植物科学科2年生土地利用コースの生徒でサツマイモの定植、ダイズの播種を行いました。これから、作物の栽培管理の方法を学んで行きます。
いまいずみ児童館での交流活動
高校生たちも、はじめは緊張していましたが、実習をとおして高校生らしく野菜苗の植え方やたねのまき方を丁寧に教えていました。
支柱たてや水やりまで一緒に行い、終了することが出来ました。日頃の実習の成果を子供たちに伝えることが出来た貴重な体験・時間でした。
シャインマスカットのジベレリン処理
処理を行った房と未処理のものを区別するためジベレリンの液剤を食紅で赤く染色しているので、実習着や顔を赤く染めながら頑張りました。
おたすけムギの播種
植物科1年生「農業と環境」の実習の様子です。
スイカを栽培するにあたりスイカのツルの固定やスイカへの泥はね防止、雑草抑制などを目的に大麦「おたすけムギ」を蒔きました。
まず雑草が生えデコボコした畑を一人一人が農具を使い、除草し平らにならす作業をしました。
その後、40人で協力して畑に均等に麦を蒔き、土を被せ作業を終えました。
限られた時間の中で集中して実習に臨んでくれました。
「おたすけムギ」とは・・・
暑さに弱い大麦の性質を利用し、本来は秋にまく大麦をあえて春~初夏にまき、その後、暑さによって地表面を覆うように枯れていきます。隣接する作物の生育を邪魔せずに雑草抑制や地温抑制、排水性の向上、土壌流出防止などに役立ちます。
ポリマルチと違い、使用後にゴミとして廃棄する必要もなく、環境対策としても注目されています。また、すき込むことで地力維持や緑肥としても役に立ち、土壌改良にもつながります。
植物科学科では持続可能な農業の1つとしてマルチムギを取り入れ学習しました。
シャインマスカットの整房の実習をしました。
作物報告②【植物科学科】
岩舟農場では先日より田植えが始まりました!
天候にも恵まれ、機械のトラブルもなく順調に植え付けが進みました。
その後
植物科学科1年生で手植え実習を行いました。
・苗を3~4本とる
・機械で植え付けたが植え付けられなかった所(欠株)を植える
・畦際にひもを張りマークされた所に植える
初めて体験する生徒が多く、慎重に水田に入りました。
「楽しかった、次いつやるんですか?」
「機械は速いけど、昔は大変だったんだなぁ」
といろんな声が聞こえました。
田植えはまだ始まったばかりです!!
生徒達の力で植え付けを進めていきます!!!
作物報告①【植物科学科】
先日、岩舟農場にて3年生による苗の生育経過及び観察が行われました。
自分達が播種した苗・その1週間前に2年生で播種した苗を比較しました。
教科書を参考に
・イネの生育度合いを表す葉齢数を数える
・各部位の名称の確認
・対象2本のイネのスケッチ
現在の生育ステージがどの付近にあり、
この後どうなるのか・生育経過からいつ頃田植えの時期になるのか予想しました。
イネの苗1本から多くの事を学んでいます。
とちぎの星播種
これから、育苗をして来月田植えに向けて無事に育つことを願います。
種籾の選別
昨年は新型コロナウイルスの影響によって、消毒と播種を職員で行いましたが、今年は生徒で行うことができました。昨年度にできた本校の水田では昨年はあさひの夢でしたが、今年はとちぎの星を栽培します。岩舟農場ではコシヒカリと山田錦を栽培しています。
2年生作物の授業では畑への黒マルチ敷き、トウモロコシの播種も行いました。
《のうくっく》は本校卒業生が制作