栃農給食DAY

栃農給食DAY【お米②】

5月

圃場の準備
田植えを行う前の準備を行いました。
トラクタにブロードキャスターという機械を取り付け、肥料を均一に散布し、その後、田んぼに水を入れ、代かきを行いました。
代かきは漏水を防止や雑草を土の中に埋め込む、土面を平らにして田植えを容易に行うなど、様々な役割があります。
  

苗の観察
自分達で播いたコシヒカリの苗がどのくらい成長したか観察しました。
 

田植え
苗の生育が適期となり田植えを行いました。
 

実習では田んぼ内に入り、直接手で植える手植えの方法と機械植えと両方行っています。この時に一番重要なのは田んぼ内の「水位」になります。
水が多いと手植えは苗がもぐってしまい、苗が見えなくなります。また機械植えは次に走る目印となるマーカーが見えず、まっすぐ植えることが非常に困難になります。実習では水が多くて、まっすぐにいかない事がありました。
  

また手植えと機械植えを比較して、利点や欠点を考えながら実習を行っています。

栃農給食DAY【お米①】


こんにちわ!
私たち作物専攻生が農場で栽培しているお米(コシヒカリ)について、種まきからお米になるまでの過程について紹介します。

 

4月
浸種(しんしゅ)
種まきを行う前に、浸種(しんしゅ)という種に十分な水分を与える準備の事をいいます。
種を箱形の容器に入れて、水を入れます。約13℃の水温で7日間浸しておきます。7日間行うと種から芽が少し出てきます。芽がでたら種まき準備完了です。
 

種まき
私たちで種まきを行いました。といっても、まいているのは機械です。私たちが手でまくと、土や種の量が均一にまけずイネの生育にばらつきが起こるからです。また、学校の植える面積分を手でまくとなると、膨大な時間がかかります。

育苗箱(苗を育てる箱)といわれる箱を用意し機械で種をまきました。
土(床土)→水→種まき→土(覆土)

 

種まき後の育苗箱は、一定の温度が取れる育苗機に入れたり、今後、苗を管理育苗ハウスに入れたりしました。

栃農給食DAY【豚の離乳】

  
7月8日豚の離乳を行いました。
子豚は、3週間程度母豚と同居してお乳をもらい、その後離乳します。3週間でおかあさんと離ればなれになるなんてさみしいですね。このとき子豚が6kgくらいに育っていることが離乳のタイミングとなります。

体重の変化
 出産時(14頭) 大きい豚 1.9kg  小さい豚 0.8kg  平均 1.4kg
  ↓
 離乳時(12頭) 大きい豚 8kg    小さい豚 5kg    平均 6.8kg



 離乳後は、広い場所で生活します。環境が変わり、落ち着かない様子でした。

栃農給食DAY【子豚の戦い】

(6月25日)

14頭産まれた子豚は、現在12頭になってしまいました。
豚は1度にたくさん子どもを産みますが、小さく産まれた弱い子豚は死んでいまうことがあります。とても厳しい生存競争(兄弟ゲンカ)が産まれた直後から始まります。「乳頭順位」といって、たくさんお乳が出るおっぱいに、強い豚が吸い付きます。その場所は、産まれて2、3日で固定されてしまいます。ここで成長の差が開いてしまいます。

はじめに【栃農給食DAY】


栃農給食DAYとは…
 
 大平学校給食センター様とコラボし、12月に「栃農給食DAY」を実施する計画を立てています。本校産の米、野菜、豚肉、加工品を使った給食メニューを1日限定で提供する取り組みです。これにより、地産地消・食育の推進、本校生徒の学習成果の披露に繋げたいと考えています。
 提供に至るまでの半年間、どのように食材が栽培・飼育・加工されているのか、このHPで随時更新していく予定です。併せて、生徒たちが考えた学習教材の作成も検討中です。是非みなさん定期的に本校HPに足を運んでみて下さい。


【動物科学科:豚肉担当】
 

動物科学科です。
私たちの担当食材は、豚肉です。
6月16日に子豚が生まれました。この子豚たちを給食DAYに向けて、愛情を込めて育てていきます。