日誌

白布ヶ丘点描

3年生への激励メッセージ~校長より~

進路委員作成の先生方からの3年生への激励メッセージの展示準備が終わり昇降口に張り出されました。

カラフルに彩られた掲示板は昇降口で特に目に付きます。3年生に向けたメッセージを、他の学年の生徒たちも興味津々で読んでいました。全部で45人の先生方のメッセージの中から、まずは校長のメッセージをご紹介しましょう。

「万里一空」と、「知好楽」の2つが贈られています。「知っているだけの人は、好きでやっている人には及ばず、好きでやってる人も、楽しんでやっている人には及ばない」。昨年、有名カード会社CMでも「人生楽しい人の勝ち」をよく耳にしました。学校生活、学習でも楽しいのが良いですよね。高校の授業があとわずかになった3年生も、理解できなかったことが理解できた時や、新しい知識を得られた時の楽しむことが、最後まで粘り強く自分の今できることをやり切りるコツです。がんばりましょう!

3年生への激励メッセージ~制作中~

進路委員の1・2年生が2学期の終わりに各先生方に「3年生への激励メッセージ」を依頼しました。そのメッセージが集まり、展示に向け模造紙に1枚1枚丁寧に貼り付け作業をしています。

一足先にメッセージをを覗かせていただきました。今年もそれぞれ先生方の“らしさ”が出ています。昇降口付近に掲示されましたらいくつかのメッセージをご紹介しましょう。

化学実験~ナトリウムの反応~

2年生文系クラスの化学でナトリウム反応の実験をおこないました。

ナトリウムと水がどのように反応し、どんな気体が発生するのかなどの観察をしました。

湿らせたろ紙をビーカーの底に敷き、ナトリウム欠片を落として反応を観察しているところです。反応時のナトリウム飛散の危険対応として、ビーカーに蓋をし、保護メガネをかけています。

うまく反応すると、ビーカーの中がオレンジ色に光輝く激しい反応が起こります。反応の強弱はあるものの、全ての班でナトリウムの反応と発生した気体の確認ができました。

生物実験~ブロッコリーのDNA抽出~

1年生物でブロッコリーのDNAを抽出して観察する実験をおこなっています。

ブロッコリーの可食部(ツボミ)を細かくすり潰し、塩化ナトリウムと中性洗剤を混ぜた抽出液を加え濾します。取り出した緑の液体にDNAが含まれています。DNAは無色透明で観察できないので、エタノールを加えて白い沈殿物として析出させます。

写真の上層に見られるモヤモヤとした白いもの中にDNAが含まれています。ブロッコリーを用いるのは入手しやすいこと、抽出の妨げになるタンパク質が少ないなどの理由です。

黄色の絨毯~イチョウの落葉~

正門南側にある小さなイチョウを紹介します。本校にはテニスコート脇や体育館の裏手に巨大なイチョウの木があります。玄関前から正門にかけてもイチョウ並んでいます。正門南側のイチョウは一番小さくあまり目立ちませんが、木の根元に黄色い葉がたんくさん落ちていました。

東京大学を初め、宇都宮中央女子校や獨協医科大学のイチョウも名所です。東京都・神奈川県・大阪府、栃木県では宇都宮市・大田原市・上三川町・高根沢町が、イチョウをシンボルにしています。東京では木枯らし1号が39年ぶりに観測されていません。栃木でも10月中旬~11月にあまり強い風が吹かず、暖かい日が続きました。12月になりますがイチョウも欅も多くの葉を残しています。今年は暖冬という予想です。

晩秋の玄関前庭~イヌシデの紅葉~

この時期、本校の玄関前、正門南側、記念館周辺、心字庭など、赤や黄色に色づく木々がたくさんあります。その中から、玄関前に植えられているイヌシデを紹介します。ヤシオツツジの紅葉が散った後、それに変わって一番綺麗な色づきを見せているのがこのイヌシデです。

日当たりの良い南側上部は橙色、あまり日の当たらない北側は黄色に色づき、綺麗なグラデーションになっています。他の木々は既に落葉しているか常緑低木が殆どなので、今はイヌシデが主役になっています。燃えるような紅葉はあと1週間ほど観察できそうです。

記念館に月

日ごとに日没が早くなり、7限授業が終わると、薄暗くなってしまう時期になりました。放課後、2階の廊下を歩いていると、記念館の横に旧暦10月15日の綺麗な月がのぼっているのが見えました。

白い外壁の記念館も黄昏色に染まっていました。

ストーブ配置

ストーブの教室設置が始まりました。先週から公仕さんがストーブの準備をはじめました。中の煤まで取り除いて下さっています。よく燃焼しエネルギーの無駄が無いように十分な整備を行っています。教室でも適切な温度管理をして、効率的な利用をしましょう。

今月中に設置を終え、来月から気温に応じて使用開始予定です。

化学実験~硫酸銅(Ⅱ)電気分解~

本日3限目、2年化学の授業で硫酸銅(Ⅱ)の電気分解の実験を行いました。硫酸銅(Ⅱ)の水溶液に炭素電極(鉛筆の芯)を浸し、電圧をかけて硫酸銅(Ⅱ)を分解ます。授業公開も行われ、近隣の高校や中学の先生、本校校長や教頭も実験を見学しました。

電源は単1の乾電池を2本用いました。乾電池からワニ口クリップで炭素電極をつなぎ、電極を硫酸銅(Ⅱ)の水溶液に浸しました。

1~2分すると硫酸銅(Ⅱ)が電気分解され、陰極(黒いクリップ側)の炭素電極に硫酸銅(Ⅱ)の銅イオンが銅となって析出しました。

真っ青な水溶液から「あかがね」が出てくるのが面白いですね。この青い色は銅の錯イオンの色で、イオンに光が当たるとイオンの電子が青色以外の光を吸収し、青い光のみを反射するため、人間の目に青く見えるそうです。

生物実験~DAN組み換え実験~

先週2年生の生物の授業で大腸菌にクラゲの蛍光タンパク質を組み込む実験をおこないました。

4つの寒天培地を用意して、それぞれ違った条件で大腸菌を培養後、クラゲの蛍光タンパク質が組み込める条件を確認しました。丁度校長・教頭の授業参観期間で、教頭も実験に参加しました。理科の教頭はさすがによい手際でした。

1時間の授業の中では培養の結果まで観察することができないため、週明けの授業でクラゲに蛍光タンパク質が組み込まれたかどうかを確認しました。

クラゲの蛍光タンパク質を組み込んだ大腸菌が入った4つの培地に紫外線を照射して、綺麗な緑色に発光することが確認できました。
 クラゲの蛍光タンパク質といえば、下村脩氏がオワンクラゲから緑色蛍光タンパク質を発見しノーベル化学賞を受賞したニュースを思い出します。下村氏がご逝去されたことが先月ニュースで報道されました。下村氏の発見した緑色蛍光タンパク質は生物学の分野で利用され、高校生物の授業でも実験が行われる程身近な存在になりました。

書道授業~11月2日は習字の日~

本日11月2日は「書道の日」です。1102で「イイモジ」と語呂合わせしました。制定したのは、多くの人に文字を書くことに親しみを感じてもらい、手書き文字を書くことの大切さを伝えるためだそうです。3~4時間目に書道の授業がおこなわれていました。

芸術科目は音楽、美術、書道から選択します。他の教科と違い少人数の授業です。生徒も先生とコミュニケーションを密に取って楽しい授業が行われていました。

11月に入って、クールビズも終了しましたが、暖かな日差しの射す書道室で今日も生徒たちはのびのびと筆を進めていました。

マラソン大会まであと6日

マラソン大会まであと1週間を切りました。昨年は台風のため中止になってしまったマラソン大会ですが、今年は今のところ本番である来週の月曜日は晴れの予報となっています。一昨年のマラソン大会は、この時期としてはかなり気温が上がり、走るには暑いくらいでしたが、今年はどうなるのでしょうか。

そして毎日外ではマラソン大会にむけて体育の授業では学校の外周を走る生徒たちの様子が見られます。今日も練習に励む生徒たちを見つけたので、ドローンでその様子を撮ってきました。

写真は1年3・4組の生徒です。昨年中止になってしまったので、今年は1年生だけでなく、2年生にとっても初めてのマラソン大会ということになります。今日も外を歩いていると、ひたむきに走るたくさんの白布健児を目にすることができました。

台風一過

台風24号の通過で、強風が吹きました。真岡高校でも若干の影響がありました。
人字庭の大きな松の枝が折れました。

そして、校内の木々から落ち葉が大量に校庭に散らばりました。
昼休みにサッカー部員がコートの落ち葉清掃をしました。昼休みには取りきれなかったようです。サッカー部・野球部と落ち葉との戦い?の始まりです。

秋の訪れ2018~外周走行~

雨が多い9月後半ですが、今日久々に好天に恵まれました。体育は9月中旬にプールが終了し、現在は来月のマラソン大会に向け学校外周を走っています。

テニスコート脇から一斉にスタート、講堂東側を回って北門から外周コースです。

学校西側を回って、南門から校内に戻ります。
彼岸花の赤の替わりに、1年生の赤い体操着が彩りを添えていました。

献血しました

9月20日に、真岡高校内で献血がおこなわれました。その様子をご紹介します。
今年も多くの生徒が献血に協力しました。

まず、受付で問診票を記入します。献血の条件ををチェックします。

3台の献血車に来校して戴きましたが、順番待ちができました。

ちょっと緊張の採血です。1台の車内で4名献血ができます。

今年はペッパーくんも来校してくれました♪
今年は242名の生徒が献血に協力できました。3台の献血車が、朝から放課後までフル稼働でした。真高生の血液がお役に立てれば幸いです。

秋の訪れ2018~ギンナン~

 ヒガンバナに続いてギンナンを紹介ます。昨日学校の外を見て回っていると体育館の西側、人字庭に落果直後のイチョウの実ギンナンが落ちていました。人字庭にも秋がやってきたようです。

 独特の香りと苦み、そしてモチモチとした食感はついたくさん食べたくなってしまいます。秋の味覚の一つギンナンですが、ビタミンB6に似た成分が含まれていて、たくさん食べるとビタミンB6の作用を打ち消し中毒を起こします。美味しいからといって大量に食べるのは危険です。

秋の訪れ2018~ヒガンバナ~

 9月に入ってから、暑かったり寒かったり、雨の日や高い空にうろこ雲がみえたり、秋らしい日が増えてきました。街中でも食料品売り場にはブドウなど秋の果物や、ハロウィンの装飾品が並ぶようになりました。つい先日まで毎日猛暑の続いていた本校でも、秋を見つけました。昨年も記事にしましたが、本校では正門南側の土手と、南門の西側で毎年ヒガンバナを見ることができます。

 今年も地面から勢いよく伸ばした茎の先端に燃えるような真紅の花を咲かせました。秋の彼岸は明日20日から。その名の通り、暦の彼岸に合せて開花のピークを迎えました。日の長さを感じとるヒガンバナならではです。

化学実験~中和滴定~

 先週の2年生の化学の授業で中和滴定の実験をおこないました。中和滴定とは、既に濃度のわかっている酸や塩基を用いて、もう一方の濃度未知の酸や塩基の濃度を求める操作のことです。化学の実験の中でも定番中の定番の実験です。
 生徒たちに濃度の確定している0.1mol/Lの水酸化ナトリウム溶液を用意し、中和滴定によって濃度が不明の食酢の濃度を求めるという実験をおこないました。食酢は10倍に薄めて使用するため、その作業からはじめました。

 中和滴定は非常にシビアな実験なので、10倍に薄める際に、正確に量を測りとれるホールピペットとメスフラスコを用います。上の写真はホールピペットで食酢を10mL測り、それをメスフラスコに移し替えている様子です。
 10倍希釈の食酢を作り終えた後フェノールフタレイン液を添加し、フェノールフタレインの赤色がわずかに呈した状態まで、水酸化ナトリウム溶液を少しずつ滴下していきます。フェノールフタレイン液は中性を超えアルカリ側に傾くと無色から赤色に変色するので、薄い赤色を呈した状態がほぼ中和した状態となります。1滴の差が実験結果に大きく影響するため、生徒たちは慎重に水酸化ナトリウムを滴下していました。

上の写真が実際に滴定をしている様子です。ビュレットで慎重に滴下していきました。水酸化ナトリウム溶液の水滴が落ちた部分が赤色に変色しているのがわかります。これを振って攪拌するとすぐ無色に戻ってしまうので、全体が薄い赤色になるまでこの操作を繰り返します。4回データを取って食酢の濃度を求めました。食酢の瓶の濃度表記は4.2%でした。計算して約4.2%になった班は実験成功です。

校長室の鉢植えⅢ

2ヶ月半前、校長室の鉢植えの鉢替えして、葉が青々と復活したことを紹介しました。先月、別のムクゲが水切れで枯れそうになってしまいました。

かなりの重傷で、まず日陰で鉢を水に浸し、回復した葉以外を落としました。それでも厳しい状態で、枝も必要最低限だけ残し、半分ほどに減らしました。

写真が剪定直後です。かなり大胆にカットしました。蕾は1個だけ残して、1ヶ月液肥を与えました。今日、久々に施肥に行くと、残した蕾が綺麗に花を咲かせました。

今日は部屋が暑くなっていましたが、その中で勢いを取り戻した木は葉も青々と元気でした。2ヶ月半前に鉢替えした謎の木も見違えるほど逞しい樹勢を取り戻していました。このムクゲとあわせて、来年は両方ともたくさんの花を咲かせます。

校長室の鉢植えⅡ

元気のなかった校長室の鉢植えを鉢替えしてから約1ヶ月半。黄ばんでかなりの葉が落ちてしまい、残念な姿になっていた鉢植えでした。今、写真のように見事に復活しました。

葉の枚数は3倍以上に増え、葉の色も青々としてまるで別の木のようです。まずはここまで回復すれば一安心です。1個だけ残しておいた蕾は植え替えのダメージが大きく、残念ながら咲く前に落下してしまいました。花は来シーズンのお楽しみとします。

珍客Ⅱ~フクロウ~

今朝6時30分頃、いつものように職員室前の廊下を横切り、物理準備室へ行こうとしていた時、窓の外に見慣れない鳥の姿を発見。シルエットからすぐにその正体に気付きました。

後ろ姿で一目瞭然の丸い頭。なんと中庭の心字庭にフクロウが出没しました!!

上の写真にフクロウの姿をはっきりとらえることができました。なんと2羽いました!!栃木県ではフクロウはレッドデータブックに記載され、準絶滅危惧種にランクされています。先週、プールの上空を横切ったのを一瞬目撃していました。こんなに早く再会できるとは思いませんでした。幸運の象徴ともされるフクロウ。野生の個体を間近で見られただけで今日は十分満足。朝から幸せな気分です。
前任校ではアカゲラやカケスなどを観察ができました。本校は市街地にありながら、木がたくさんあります。去年もカワセミヤマシギの珍しい鳥類を観察することができました。鳥たちにとって非常に良い環境なのかもしれません。
「早起きは三文の徳」を体感した朝でした。またフクロウと再会したいですね。

グリーンカーテンプロジェクト~ゴーヤの実~

連日の猛暑でゴーヤも夏バテ気味ですが、実がついたので紹介します。

こちらはスーパーなどで見かける大長系の品種ではなく、あばしゴーヤと呼ばれる短い品種です。

そしてこちらは左が白実の短い品種で、右はまだ小さいですが白実の大長系です。ゴーヤというと非常に苦いイメージですが、収獲を遅くすると苦みがかなり和らぎます。ただし、色が黄色く変色するまで放置すると種の周りは甘くなり、炒め物等には向かなくなってしまうので、外側は緑で、中の種が少し赤く色づきはじめるくらいが、苦みが減少して炒め物にした時も食べやすくなり、たくさん食べられます。今年の猛暑には夏バテ対策としてもピッタリな食材です。

前期補習初日

金曜日の終業式から、月曜日、早速夏休み前期補習授業がスタートしました。二十四節気の大暑の今日、朝から気温が上がっています。生徒たちは休み前と変わらず元気に登校しています。補習は午前中4時間。清掃後放課です。

現在、物理準備室の室温は34.8℃。まさに大暑の室温となっています。このままのペースでいくとまもなく35℃を超えそうです。

明日以降は猛暑日にではない予報です。ただ真夏日は確実のようで、こまめな水分補給をするなど健康管理に注意しましょう。
※追記:14時23分熊谷市で41.1℃を記録、国内最高気温を更新しました。真岡市でも37.2℃(15:33)が記録されています。真岡の最高気温3位タイ(14/8/5)記録です。(1位は37.6℃97/7/5、2位は37.3℃11/6/24です)

プール日和

全国的に猛暑が続いています。真岡も毎日暑さに見まわれています。本日の廊下の温度計は32℃。今この記事を書いている準備室の温度計は32.8℃。室内でも朝から30℃以上の真夏日が当たり前になっています。

窓を全開にすると少しばかりそよ風が入ってきて、暑さを凌ぐことができます。風とともに、準備室窓下からの水泳授業をしている生徒たちの賑やかな声も入ってきます。写真でみると涼しそうな画になりますね。

猛暑とアブラゼミの自然のBGMがまさにプール日和といった感じです。実は2年ぶりの水泳授業です。濾過装置の不具合で、2年間満足にプールが使えませんでした。リオオリンピックのプールに合わせたかのように、緑色のプールになってしまいました。今年の2月に濾材を入れ替えたので、今年は水が綺麗な状態が保てています。課外中の午後は一般生徒にプール開放をします。ぜひ活用して下さい。

化学実験~金属イオン定性分析~

化学の授業で金属イオン定性分析をおこないました。定性分析とは金属イオンと陰イオンによる反応を見て、溶液中に含まれる金属イオンが何であるかを調べる分析です。

今回は銀や銅、亜鉛など8種類の金属イオンが入っていることを示しました。塩化物イオンや水酸化物イオンなどを含む溶液を滴下すると、沈殿の有無・沈殿の色・溶液の色などを確認できます。滴下する溶液の量で反応が異なり、深青色になったり、白や黒い沈殿ができたりしました。様々な反応を教科書の写真と比較・確認しました。

グリーンカーテンプロジェクト~助成看板設置~

 公益財団法人とちぎ環境・みどり推進機構が4月に「緑の募金」をおこないました。助成金はこの還元金として出ています。先月の承認により、グリーンカーテンプロジェクトは助成事業になりました。公益財団法人とちぎ環境・みどり推進機構の助成を明示した看板を設置しました。

 ゴーヤを植えてから約2ヶ月になります。助成金承認の関係で、植え付けが5月中旬になってしまいました。もう少し早く植え付ければ暑さまでに大きく成長したのですが。最近の暑さで、ゴーヤも少し夏バテ気味です。この2ヶ月の成長でプランターの養分を使ったのと、最近の暑さで少し成長が鈍く なっているようなので、液肥を与えました。

ミニトマト救出??

弓道場近くを歩いていると、ハキダメギクが大量繁茂している中に、1本だけトマトが紛れているのを発見しました。

ハキダメギクに囲まれながらも、負けないように大きくなろうとしていました。普段は全く人気のない場所で、踏みつぶされることもなく、ここまで育っていました。誰かが植えたものでもなく、おそらくどこかから種が混入、実生苗となってここに根を張ったようです。種の大元は生徒のお弁当かもしれません。発見直後、公仕さんによる除草作業がおこなわれることを聞きました。小さな鉢に植え替え、グリーンカーテンの横に救出・移動させました。

自然に発生した実生の苗ということで、この時期にしては小さく弱々しいです。実がついた時はグリーンカーテンプロジェクトの番外編として紹介いたします。

危機管理研修がおこなわれました

総合教育センター植木氏を講師としてお招きして全日制職員、定時制職員、事務職員が参加した危機管理研修を行いました。このあと県内各校で行われる危機管理研修の第1号です。

過去の事故事例や危機管理の説明に続いて、5~6人のグループで学校行事で可能性のある事故や危険箇所について話し合いました。

写真のグループでは学校祭に潜む危険を取り上げていました。準備中の怪我や外への買い出し中での事故、不審者の侵入などといったことが指摘されていました。この他にもマラソン大会や修学旅行などを取り上げて検討が行われました。定時制のグループでは、定時制特有の問題が取り上げられていました。
 研修後はふり返りシートをまとめ、学校全体で危機管理を意識することの重要性を確認しました。

定期演奏会の花束

6月17日に行われた定期演奏会で戴いた花束で玄関を飾りました。ジメジメした梅雨空ですが、玄関には色とりどりの花たちがお客様をお出迎えしています。

グリーンの八重咲きのトルコキキョウが一際目をひきます。黄色のオンシジュームや個性派切り花の定番グロリオサ、ピンクのバラなども綺麗ですね。
 バラは本日6月19日の誕生花で、花言葉のひとつは「ロマンス」。6月19日は日本ロマンチスト協会によって「ロマンスの日」にも制定されています。109年前の6月19日に生まれた太宰治は「日本浪漫派」と呼ばれる作家の一人でした。今日6月19日も紹介してみました。

「県民の日ゼリー」

 先週の「県民の日」で取り上げた「県民の日ゼリー」。下野新聞で幼稚園や小中学校の給食に出されると紹介されていました。高校ではどうなのかと思いましたが、本校定時制では、やはり給食として出されていました。

献立のイラストにある「県民の日ゼリー」デザート。

実際の給食がこちらです。蓋には特別にルリちゃんが描かれています。定時制日誌の「本日の給食」の中でも「県民の日ゼリー」が紹介されています。フォローアップ記事にさせていただきました!!

「県民の歌」が校内放送されました

6月15日は「栃木県民の日」です。小中学校では「県民の日」にちなんだ給食が出されたり、給食の時間に「県民の歌」が放送されたりしています。小中学校の給食で栃木の特産品であるイチゴを使用した「県民の日ゼリー」を食べた記憶がありませんか?下野新聞によると、「県民の日ゼリー」は約30年前にはじまり、県内の幼稚園・保育園、小中学校の給食で今年は約15万1300人が食べるそうです。本校生も中学で毎年食べていたはずです。全日制高校は給食がないので、「県民の日ゼリー」は食べられませんが、本校では県民の日にちなんで清掃の時間に「県民の歌」が流されました。


CDのジャケットには栃木県のなかに県木「ヤシオツツジ」、県獣「カモシカ」、県鳥「オオルリ」、県木「トチノキ」の写真が組み込まれています。右下には栃木県のキャラクター、ルリちゃんが描かれていました。最近はとちまるくんの陰で出番が減少してしまいましたが、かつてイベント等で活躍していました。ルリちゃんはHP係と同級の昭和61年生まれ、ご当地キャラクターとしては、とちまるくんのかなり先輩に当たります。誕生日は県民の日である6月15日。「県民の日ゼリー」の蓋にも描かれていました。
 栃木県民の日が6月15日なのは、今から145年前の1873年に現在の栃木県が誕生したことに由来しています。千葉県も同じ日に誕生していて「千葉県民の日」でもあります。千葉県では千葉県民の日は公立学校が休みで、今朝のツイッターでは雨天でもディズニーランドが混雑するか話題になっていました。県民の日があるのが全国の都道府県の半分くらい、さらに休日にしているのは東京都、埼玉県、千葉県、群馬県、山梨県、茨城県などで関東周辺に偏っています。そのため、栃木県にいると、周囲の県は休みで羨ましく感じるかもしれませんが、実際は県民の日があって、休日というのは少数派です。栃木県民の日も本校はいつも通りの通常運転です。
 来年2019年6月15日は土曜日のためお休みです。

化学実験~再結晶~

2年生の化学の授業で再結晶の実験をおこないました。再結晶とはより純度の高い結晶を得る精製法。純度の低い結晶を水などの溶媒に溶かし、その溶媒の蒸発や温度差による溶解度(溶媒に溶けることのできる限界量)の違いを利用する精製法です。今回の実験では硝酸カリウムを用いた再結晶をおこない、析出した結晶を観察しました。

上のグラフが硝酸カリウムと塩化ナトリウムの溶解度曲線です。硝酸カリウムは水温変化に対する飽和量の変化が大きいので、飽和量の差を利用して短時間で多くの再結晶を析出させることができます。硝酸カリウムと水を試験管に入れ加熱溶解し、その後冷却して再結晶の様子を観察しました。

写真のように水を入れた直後は硝酸カリウムは溶けきらず、試験管の底に粉末状態で残っています。加熱していくと溶解度が上がり溶解が進み、加熱を続けると全て溶解します。

写真は加熱後の試験管を水で冷却しているところです。溶液温度が低下すると、溶解していた硝酸カリウムが試験管の底に結晶として析出してきます。溶かす前の白い粉末とは違い、やや透き通った針状の結晶となります。結晶形態は物質により色や形状が異なります。今回は授業内でおこなう実験で速やかに冷却して結晶化したが、再結晶は時間をかけてゆっくり析出させると綺麗な形の結晶をつくることができます。

グリーンカーテンプロジェクト~ゴーヤの花~

ここ数日雨雲に覆われ、梅雨らしい天気が続いています。ゴーヤは日々成長し、少しずつ花をつけました。ゴーヤ本来の名前はツルレイシというウリ科の植物です。キュウリやスイカ、カボチャなど同じように雄花と雌花の2種類の花がつきます。雄花雌花の違いは一目瞭然で、花のすぐ下に実があるかないかで判別できます。

これが雄花です。

こちらが雌花。
雌花には既に小さな実がついています。雌花に雄花の花粉が受粉すると、実がどんどん肥大していきます。一つの花の中にある雄しべと雌しべで受粉が完了するのを自家受粉というに対し、ゴーヤのような雄花と雌花で役割が分かれていて、雄花の花粉により雌花が受粉するものを他家受粉といいます。より強い子孫を残すためには、自家受粉に比べ他の株から花粉(遺伝子)をもらえる可能性の高い他家受粉の方が良いとされています。植物の仕組みもうまくできているなと感心します。

登校風景~雨に咲く傘の花~

関東も先週梅雨入りしました。その後は数日好天が続き、昨日ようやく雨空が戻り、今朝の登校は雨の中となりました。6月11日を日本洋傘振興協議会が「傘の日」と制定しています。それに合わせたように校内で傘の花が見られました。

昨年もほぼ同時期に梅雨入りし、梅雨入りした週はほとんど雨が降らず、翌週雨が続きました。今年も昨年と似たような天候になっています。昨年は「小糠雨降る白布ヶ丘」というタイトルで梅雨入り翌週に記事を書きました。今年はそのアンサー記事として「雨に咲く傘の花」というタイトルにしてみました。どちらも欧陽菲菲の曲の歌い出しの一節が入っています。みなさんは雨というとどのような曲を思い浮かべるでしょうか・・・。

教育実習生との座談会

教育実習生が来て早2週間が経ちました。教育実習は、2週間と3週間の2パターンで実施されますが、2週間の教育実習生の最終日に合わせて毎年進学座談会を開き、情報交換をするのが恒例となっています。今回も総合的な学習の時間を使って進学座談会がおこなわれました。

生徒たちはメモを取りながら、大学での学校生活や高校の時の勉強のやり方などを真剣に聞いていました。実習生だからこそ聞ける新鮮な情報もあり、生徒たちにとってとても参考になりました。

グリーンカーテンプロジェクト~パッションフルーツ編~

先月からはじめた化学室前のグリーンカーテン。先月植えたゴーヤの苗は6本で、1つのネットに対し2本ということで、3区画分がゴーヤとなっています。一番西側の4つめはゴーヤではなく、他のものも試す意味でパッションフルーツを植えました。生徒が植えたゴーヤはグングン成長し、窓まであと少しの高さまできています。今日はそのゴーヤの隣、一番西側に試験的に導入したパッションフルーツを紹介します。

パッションフルーツは和名をクダモノトケイソウ、その名の通りトケイソウの仲間です。花は時計にそっくりの形をしています。果実も楽しみですが、花も面白い形で十分楽しめます。上の写真は植えた直後の様子ですが、今はもう少し成長して大きくなりました。パッションフルーツの様子も定期的に紹介していきます。

木村昌平氏寄贈「宇宙図2018」

6月13日、益子大使・益子昌平塾塾長・セコム株式会社相談役の木村昌平氏にご講演をしていただくことになりました。木村氏から「一家に1枚宇宙図2018」というポスターをご提供していただきました。宇宙誕生から元素が生まれ、星が生まれ、生物が発生し、そして人間の誕生するという宇宙の歴史が描かれています。物理講義室廊下に掲示すると、さっそく通りがかりの生徒が熱心に読んでいました。

宇宙の誕生に興味がある生徒は特に気になるポスターです。

化学実験~ナトリウムの反応~

今週の化学で2年生がナトリウムの実験をしています。化学定番の実験で、数ミリほどのナトリウム片をビーカーの底に置いた湿らせたろ紙の上に落とし、水との反応を観察します。小さなナトリウム片を用いるのは、ナトリウムの反応は激しく、大きなものでは危険なためです。

上の写真のとおり、数ミリほどの小さな欠片でも激しく炎を上げて反応しています。
 いつも実験を記事する際は、教科書やネット上の最新のデータなどを確認して記事を書くようにしてますが、今回のナトリウムと水の反応についても調べてみると、新たな発見がありました。従来ナトリウムがこのような発火反応を示すしくみは、水と反応することで発生した水素が反応で同時に生じた熱によって発火するというのが定説でした。しかし、それでは発生した水素がナトリウム表面を覆い、次第に水と反応できなくなるはずですが、実際は反応が続きます。その理由を3年ほど前にチェコの研究チームが解明し発表していますのでご紹介します。「ナトリウム片を構成するナトリウム原子が水と接触すると数ピコ秒というほんの一瞬の間に電子を1個放出、ナトリウム片の中でそれが同時多発的に起こることで、結果的にナトリウムは電子を大量に失い、逆に陽イオンばかりが取り残され、その残された陽イオン同士が静電力によって反発・解離することで爆発が起き、その爆発によって生じた針状の金属スパイクなるのもが反応を促進させる」ということでした。つまり、ナトリウムの反応が続く理由はその金属スパイクが原因だと、ナトリウムの反応における新たな理由の一つとして追加されました。この研究はハイスピードカメラによって証明することができたようです。時代とともに色々なものがハイテク化され、今まではわからなかったものが新たにわかる時代になっています。

校長室の鉢植えⅠ

校長室の鉢植えが最近元気がありません。木に対して鉢が小さいので鉢替えをすることにしました。元の鉢から引き抜こうとしても根がぎっしりと張り引き抜けず、鉢を割って取り外しました。写真のとおり一回り大きな鉢に移し替え、新たに培養土を足し、余分な枝を少し切り戻しました。

この後、液肥等を与えて少し様子をみたいと思います。ちなみに木の種類は不明なのですが、1つだけ蕾が付いているので、それを大切に残して咲かせようと思います。

プール準備中

 先週数日かけてプールの水が抜かれました。今週は清掃作業が行われています。約9ヶ月間使っていなかったプールの底には予想以上に泥がたまっています。生徒たちが清掃し、水泳の授業ができるよう泥やゴミをきれいに取り除いていまます。

期末後に始まる水泳授業に綺麗なプールが使えるようにします。広いプールを綺麗に磨く年に1度のイベントに、生徒たちは暑い中でも水に触れられることもあって、楽しそうに作業しています。

今この記事を書いている最中も賑やかな声がプールから聞こえてきます。

ニワゼキショウとシロツメクサ

サツキの花も終わりをむかえた園庭で、今度はニワゼキショウが小さな花を咲かせています。

ニワゼキショウは芝生に混じって生える小さな植物です。漢字で書くと庭石菖と書き、その名の通り菖蒲(アヤメ)の仲間です。花の形や草丈はアヤメとは全く別物のようですが、葉の形は細長く尖っていて、菖蒲と共通点が見られます。よく見ないと見過ごしてしまうくらいの小さな花ですが、芝に負けずあちこちに点在しています。
 写真右下の白い花がシロツメクサです。こちらは漢字で書くと白詰草と書き、昔、詰め物として輸入製品の緩衝材に使われていたことに由来します。一般にクローバーと呼ばれているのがこのシロツメクサです。
 ニワゼキショウもシロツメクサもどちらも帰化植物で、ニワゼキショウはアメリカから、シロツメクサはヨーロッパから日本に定着しました。昨年紹介した台湾から入ってきたタカサゴユリや、輸入穀物に混じって日本に入ってきてしまったといわれているナガミヒナゲシなど、本来は日本には自生していなかった植物が本校でもその生息域を拡大させています。

野澤一郎像に寄せて

 野澤一郎育英会定時評議員会が午前中におこなわれ、関係者が来校しました。野澤一郎氏は本校の旧制中学の2期生にあたります。旧制中学を卒業後、進学、その後巴組鐵工所を創業しました。現在の(株)巴コーポレーションになった企業です。野澤一郎氏は本校に当時500万円を寄付、それを財源に本校を事務局おいた「野澤一郎育英会」を設立しました。当初、奨学金は本校在籍の生徒のみを対象にしていましたが、その後財源が増えたことで、県内の高校生に対象を拡大、現在に至ります。
 偉大な功績を残した野澤一郎氏の胸像がグランドの南側に建てられています。野澤一郎氏胸像からの視点で体育の授業風景を紹介します。

 さて、本校で生活していると、野澤一郎氏は育英会を立ち上げ、(株)巴コーポレーションを創設したという2つのイメージが強く印象されます。しかし、野澤氏は他にも絵画や書にも精通しています。本校に玄関正面や会議室に野澤氏の絵画作品が飾られています。

上の写真は2枚とも会議室に飾られている野澤一郎氏の作品です。
 巴組鐵工所は立体構造建築「ダイヤモンドトラス」の発明・実用化や、「無足場式骨組法」の発明で実績を上げ、成長した企業とされています。野澤一郎氏は発明に関して自由な発想が必要だと述べていたそうです。
「空想は、時には人生の潤いとなり、時には進化の母体となる。人生にはなくてはならぬものの一つに空想がある。古の書道集にも『梅が香を桜の花に香らせて柳の枝に次ぐよしもがな』と見える。梅が香の気高さを桜の花にも欲しくなり、優雅な柳の枝に咲かせてみたくなる」と巴コーポレーション創業者紹介ページでそのことが紹介されています。
 さて、本校講堂の入口脇で早春の香りを感じさせていた梅の花は、現在たくさんの実となり、早春とは違ったほんのりと甘い香りを漂わせています。

化学実験~硫黄の同素体~

2年生の理系クラスで同素体の実験をおこなっています。教科書では炭素(ダイヤモンド・グラファイト・フラーレンなど)やリン(赤リン・黄リンなど)、硫黄(斜方硫黄・単斜硫黄・ゴム状硫黄など)が同素体の例として挙げられています。本校の実験では硫黄を用いて、去年(昨年の様子もホームページでご覧下さい)と同じく、黄色のゴム状硫黄を作ります。9年前までは教科書等でゴム状硫黄は黒褐色として扱われました。現在でも多くの学校で純度の低い99%の硫黄を用いて黒褐色になっていますが、本校では99.9%の硫黄を使用することで、教科書通りの黄色のゴム状硫黄を作製します。

まず、粉末の斜方硫黄を加熱し、真っ黒になるまで溶かします。これを水の入ったビーカーへと流し込みます。すると、水に入れた瞬間、真っ黒だった硫黄が黄色に変化しゴム状硫黄ができあがります。

できあがったゴム状硫黄を実際に手で引き延ばし、ゴムのような感触であることを確かめます。独特の臭いも相まって、化学の実験の中でも生徒の印象に残る実験の一つです。

グリーンカーテンプロジェクト~植え付けから10日~

先週ゴーヤを植え付けてから約10日が経ちました。植え付け後から急激に暑くなり、6日連続で夏日が続きました。そんな暑さも手伝って、ゴーヤも気温上昇に比例してどんどん生長しています。今日現在のゴーヤです。

植え付けした時はネットに届かないくらいの背丈でしたが、今週あたりから誘引できるくらいになり、現在はツルがしっかりとネットに巻き付いています。ツルをもつ植物なので、成長スピードが早く、日に日に大きくなっているのがわかります。ネットに到達し這うものができたので、来週はさらに生長スピードが加速しそうです。

満開のサツキと関東大会出場懸垂幕

今週は中間テストです。午前中、生徒たちは黙々とテストに臨んでいました。午後はグランドで野球部がウォーミングアップをしていました。動くと少し暑いくらいの好天ですが、外を歩くにはちょうど良い初夏の陽気です。ここ数日でサツキの花も満開になりました。

正門を入って左手にあるサツキの大株です。たくさんの花がついています。

正門右手にある園庭のサツキ(皐月)です。こちらも満開です。

園庭中央には1株だけ八重咲きのサツキがあります。樹勢があまり良くなく、蕾もあまりついていません。今日咲いていたのは1つだけでした。春先のヤシオツツジも綺麗ですが、株数の多いサツキが満開を向かえるこの時期も、正門付近が華やかに見える季節です。

正門の奥に空手部・陸上部の関東大会出場を祝う懸垂幕が掲げられました。

グリーンカーテンプロジェクト~ゴーヤの植え付け~

先日の放課後、科学部の生徒たちがグリーンカーテン設置の準備をおこないました。

ネット、用土、そしてゴーヤの苗を用意し、プランターは家庭科棟にあったものを再利用しました。

今回は2棟2階の物理準備室からネットを降ろし、化学講義室の窓際にツルをはわせる計画にしました。設置は放課後におこなったため、写真では日陰になっていますが、昼間は一日中日当たりの良い場所になっています。少しでも化学講義室の室温が下がれば設置した甲斐がありますね。

羽化したてのクロアゲハ

玄関前の園庭でクロアゲハを見つけました。

まだ羽化して間もないのか、ドウダンツツジに留まったままジッとしていました。ツツジの花の蜜などを好むので、園庭や正門にツツジが多くある本校は、クロアゲハに住みやすい場所です。気温も日に日に上昇し、本校で見られる昆虫もどんどん増えてきます。草木が多い、自然豊かな本校ならではです。

エゴノキとミノムシ

玄関前の植え込みでエゴノキが満開を迎えています。

小ぶりの小さな花をたくさんつけているエゴノキに、よく見るとミノムシが紛れていました。

ミノムシはミノガという蛾の幼虫です。最近めっきり見かけなくなりました。地域によっては絶滅危惧種に指定されているようです。20年くらい前は普通に庭木にもついていて、ミノを剥がしてカラフルな毛糸や紙クズの中に幼虫を放置してカラフルなミノムシを作る遊びをやったことがある人もいると思います。でも最近の生徒たちはミノムシを見たことのない生徒もいるかもしれませんね。ちなみにオスは蛾となりメスを求め飛び回りますが、メスは一生をミノの中で過ごすという不思議な生態をもっています。

理科の実験で使うミノムシクリップはこのミノムシに外観が似ていることからその名がついています。ミノムシを滅多に見かけることがなくなった今、ミノムシというと虫ではなく、ミノムシクリップを思い浮かべる生徒も多いかもしれません。

愛鳥週間~雀の巣立ち~

午前中の雨も午後には上がり、久しぶりに校内をみてまわりました。5月10~16日は愛鳥週間なので、特に鳥を観察しました。雨続きで久々晴れたため、巣立ったばかりのスズメをあちこちでみかけました。

まだうまく飛べず、クチバシの付け根には黄色い部分が残っています。顔の周りも成鳥のような黒い羽毛が生えそろっていません。近くに親鳥がいて、若鳥をそっとみ守っていました。初夏らしい風景でした。

物理実験~音速測定~

2年生の物理で音速測定の実験をおこないました。

管の中の水位が調整できる細長いガラス管の気柱共鳴装置を用いた実験です。管上部の開放口で音を鳴らし、共鳴する水位を2カ所見つけ、水位差から音の波長を割り出します。
 音の振動数と波長を掛けると音の速さが求められます。実験から割り出した音の速さと、音の速さを求める式 V=331.5+0.6t(V:音の速さ、t:温度)から導き出した数値を比べ、実験の精度を確認しました。教室内の室温は約22℃だったので、各班おおよそ345m/s前後の数値が出たようです。
 時速に換算すると1242km/h(約マッハ1.2)です。15℃で1気圧の空気中を伝わる音速は約340m/s。これがマッハ1です。音速の2倍がマッハ2、3倍がマッハ3です。

「緑の募金」

本校で集まった「緑の募金」の報告です。募金総額29850円は公益財団法人とちぎ環境・みどり推進機構へ届けました。緑化事業や緑化に対する普及啓発活動に使用されます。

今年度の緑化運動のテーマは「おちつくね こころやすらぐ 木のにおい」です。本校の木々の緑も次第に濃い緑色になってきてました。記念館の横にあるセンダンも先週ようやく芽吹き、ほぼ全ての木が葉をつけました。昼下がりのさわやかな風に欅やトチノキの葉が揺れています。

新緑の屋外授業

 校舎の南側に立派なトチノキが並んで植えられています。欅に続き、トチノキも芽吹きはじめたとたん、あっという間に大きな葉へと成長しました。まだ柔らかそうな葉が繁り、今が一番綺麗な時だと思います。光が透き通る若葉のトチノキの下で1年生が新体力テストの50m走の練習をしていました。

 若葉の緑と澄んだ青空のなかで赤い体育着が、きれいなコントラストになっていました。校庭南側では欅の木陰に入って、美術で風景画を描いていました。

美術の先生に聞くと、この時期に外で絵を描くのが定番で、欅の木を入れた風景画が人気の構図だそうです。天気も良くそよ風も吹いて、屋外の授業には最高のコンディションでした。

新体力テスト

午後、3年生が体育の授業をしていました。

新体力テストに向けた50m走やハンドボール投げの練習だそうです。新装なった陸上レーンを走ると、より速く走れそうな気がします。

栃木県の県花

先日紹介した白木蓮の近くにあるヤシオツツジが咲き出しました。栃木県の県花です。

ヤシオツツジはアカヤシオ、シロヤシオ、ムラサキヤシオツツジの総称で、校庭で咲いているのアカヤシオです。アカヤシオは葉が芽吹く前に開花し、透き通るような上品な淡紅色をしています。他のツツジの仲間と比べても群を抜く美しさです。上の写真は正門を少し入った左側にあるアカヤシオです。正門の至誠の碑のところにあるアカヤシオも綺麗な花を少しずつ咲かせています。

花丸 白木蓮の花

 卒業式から3週間が経とうとしています。正門の近くの花木もだんだん春の装いです。真っ先に白木蓮の花が咲きました。

樹木プレートに甘い香りがあると書いてあります。ぜひ匂いをかいでみてください。花の中には小さな虫がいました。

3月の旅立ちの季節を歌った合唱曲「あなたへー旅立ちに寄せるメッセージ」の歌い出しがこの白木蓮です。「白木蓮にも似た その白い翼で まだ見ぬ世界 未来という 果てしない空へ 旅立ってゆくのですね」先週も卒業生が合格の報告に訪れている姿をよく見かけました。正門の近くで白木蓮が彼らの旅立ちにそっと華を添えています。

NEW 記念館避雷針工事

先週から校舎の北側にある記念館の避雷針工事が行われています。



避雷針というとその表記から雷を避けるためのものと捉える人もいるかもしれませんが、避雷針に雷を呼び寄せて地面へと電流を逃がす導雷針という考え方もあるようで、発明以来、厳密にはどちらの効果によって防護されているのか、あるいは両方の効果が発揮されているのか、それとも全く別の理由で雷避けの効力を発揮しているのか、はっきりとはわかっていないようです。近年は受雷針という雷をあえて呼び寄せて建物を守るものも開発されているそうです。

ちなみに栃木県は名物に雷が挙げられるほど落雷発生件数の多い県で、お隣宇都宮市は雷都という異名があるほどです。家電の落雷保険も栃木県(宇都宮)発祥の有名量販店が他にさきがけて導入したという情報がネットに書かれていました。

備えあれば憂いなし、です。

花丸 早春の庭をめぐりて門を出ず

「早春の庭をめぐりて門を出ず」冬が終わる立春を迎え、庭の様子を眺めに外へ出てみても、まだまだ寒く、門から出て遠くへ行く気持ちになかなかならない。高浜虚子の句です。寒さのピークも峠は越え、外の様子を見てきました。数週間前にくらべると、どことなく春の空気になってきました。二棟東側にある定時制の花壇を覗いてみると、ここにも春の訪れがありました。

たくさんの水仙が芽を出していました。朝の氷点下の寒い冷え込みが続く中で、肉厚な葉が育っています。少しすると20~30㎝ほどの草丈に成長します。
 毎年のようにこの葉をニラと間違えて食べ、食中毒を起こすニュースが報道されています。この10年で報告がなかったのは2013年だけ。毎年10~20人ほどが食中毒を起こしています。学校の調理実習でニラと間違えて使ってしまった事故も起こっています。水仙はヒガンバナ同様、アルカロイドを含む植物です。葉の色や質感もニラとは若干違いますが、千切った匂いでその差は歴然なので、間違っても食さないようにしましょう。
 水仙の花が咲く頃には、庭をめぐりて門を出るくらいの暖かさになることでしょう。

花丸 講堂に春の便り

講堂の玄関脇にある紅梅が咲き始めました。午前中はずっと日陰になる場所です。寒さに負けず毎年花を咲かせています。



年が明けてもう1ヶ月以上、昨日が立春で暦の上では春を迎えました。植物は光の春を感じ取って少しずつ動き出しているようです。今年の寒さで、関東周辺の梅の見頃は例年より2週間ほど遅れるそうです。

節分のヒイラギ

 夜中から降り出した雪は朝まで降り続き、生徒が登校する頃には一面の雪景色になっていました。

ほぼ雪もやんだあと、外にも出られたので、正門のヒイラギを撮ってきました。

このヒイラギは、クリスマスのセイヨウヒイラギとは別のものです。冬に赤い実をつけるセイヨウヒイラギと違い、冬の初めに白い花を咲かせ、今はその花が枯れて残っています。実は初夏につけ、色は紫色です。
セイヨウヒイラギはクリスマスの木。このヒイラギは明日2月3日節分の木です。トゲトゲした葉は、鬼を追い払うと信じられ、ヒイラギの枝に焼いた鰯(イワシ)の頭を差して門戸に飾るという風習があります。鰯は焼く時の煙を鬼が嫌うそうです。最近はあまり見かけることもなくなりました。身近なところでヒイラギは利用されていますね。本校の正門の向かって右側にヒイラギが植えられています。これは敷地の北東にあたります。北東は表気門でヒイラギ、南東は裏鬼門でナンテンを植えることで邪気払いになります。いつも緑で変化が小さく、特に意識する人はあまりいないかもしれません。節分を機にヒイラギや古来の風習に注目してみましょう。

雪 「白」布ヶ丘

 昨日の夜から降り続いた大雪は日付が変わる頃には止みました。栃木県内もかなりの雪が積もったようです。宇都宮市では27㎝の積雪を観測し、真岡も一面真っ白な雪に覆われました。固まった雪で危険な状態でした。
 本校のグランドは、大半が積もったままのふわふわな状態で綺麗な状態です。ドローンを飛ばして見下ろしてみました。グランドに出ると雪が多く、ドローンを置こうとしたら雪の中に埋もれ、レンズも雪に覆われてしまいました。画はこんな感じです。



  本校のドローンは、「百里風壱号」と命名されています。命名者は校長です。

 初代パイロットです。抜群の飛行技術を誇ります。

ひらめき 白布ヶ丘知恵袋~渋い鍵には鉛筆を~

毎日の生活で使わない人は殆どいないであろう鍵。近年は玄関や車もオートロックやスマートキーなどが普及し、差し込むタイプの鍵を使う場面は減ってはきていますが、まだまだ鍵といえば多くは差し込むタイプだと思います。もちろん真岡高校でも大半の鍵が鍵穴のある一般的な鍵や南京錠など、差し込むものを使っています。そして学校ということで色々な場所に鍵がかかっているのですが、ほぼ毎朝HP係が開けている正面玄関の鍵が、最近非常に渋くなっています。差す時も引っ掛かってなかなか大変なのですが、抜く時はさらに一苦労。今朝は特に抜けず、滑り止めの軍手をして何とか引き抜きました。ここ数日寒くなってきて毎朝こんなことで苦労するのはたまったもんではないので、鍵メーカー公認のちょっとした裏技をやってみることにしました。

まず用意するのはこれ。



鍵となるのはBの鉛筆。この鉛筆の芯に含まれる黒鉛。これを削って粉状にして鍵に塗ります。



こんな感じ♪

あとはこのまま鍵穴に差し込んで、数回抜き差しするだけです。すると今までの引っ掛かりが嘘のようになくなり、何も知らないと油でも差したのではと勘違いするほど。でも、黒鉛は塗ってもOKですが、間違っても油類は絶対厳禁です。錆びついたものに使う潤滑油スプレーなんて使おうものなら鍵穴の中で油分が悪さをして逆に症状が悪化してしまいます。鍵穴専用のパウダースプレーなども市販されていますが、身近なものですぐに解決したい場合はこの鉛筆を使ったワザが有効的です。生活の知恵というか身近な科学といった感じですね。

というわけで、この裏技、非常に効果的でした。鍵が引っ掛かるようになったなと思ったら是非お試しを。ビックリするくらい効きますよ!!ちなみに粉にするのなんて面倒という方は、鍵に直接鉛筆の芯を擦り付けて芯を付着させるだけでも十分効果があるようですよ。それから鉛筆はBより濃いものがオススメです。

あまり書くと鍵屋さんの仕事が減っちゃうのでこのあたりでやめときます・・・(笑)

昼 珍客~ヤマシギ~

ホームページに載せる写真を撮りに昇降口へ行く時に、中庭をみると珍しい鳥に出会いました。


枯葉や土と同系色でわかりづらいですが、写真中央の、ウズラのような丸みのある鳥です。ヤマシギという野鳥で、実物を見たのは初めてでした。植え込みの中を茶色いクチバシの長い鳥がガサガサと歩く姿は、少し不思議な感じでした。

サツキの茂みに隠れた所を接写しました。目の位置が他の鳥よりも後方にあるのが特徴でクチバシも長く独特な顔つきです。地中のミミズなどを捕食するそうです。夜行性で、昼間は見かけない鳥です。昔フランスではジビエ料理の食材として人気があったそうです。乱獲により今では禁猟になっています。日本でも食材として狙う人がいるようです。多くは条例で捕獲禁止になっています。
想定外の、貴重な出会いでした。真岡高校の中庭のレアキャラです。ホームページのネタ探しに校内を歩き回るのは、リアルポケモンGOです。見た当初は不思議な感じでしたが、眺めていると可愛く見えてくるものですね。想定外の鳥に出会ったので、今日載せるはずだった内容はまた後日。

花丸 モミジの絨毯

12月に入り校内の広葉樹は大半が落葉しました。欅に残る僅かな葉も茶色に枯れたものです。中庭には1本だけ綺麗な葉を残した木があります。

モミジです。既に落葉は始まってはいるものの、まだ綺麗な葉が残っています。木の下には苔むした石と落ち葉の絨毯が錦絵のコントラストを描いています。

ここだけは12月という季節を感じさせない空間が広がっていました。

雪 ストーブ解禁

今日から12月。ストーブ使用が始まりました。

本校ではこのような灯油のストーブが設置されています。暖房器具を使い始める季節で、Yahoo!のトップページに灯油のポリタンクに関するトリビアが掲載されていました。東日本は赤いポリタンク、西日本は青いポリタンクが主流だそうです。栃木県内では大半は赤色のポリタンクですね。本校は赤と半透明の白いポリタンクを使用しています。JIS規格では色に関して定められていないようです。昔は白が一般的だったそうです。白だと非常用に備蓄している水と間違えやすいことから、現在で色付きが一般的になりました。東日本では“危険なもの=赤”ということから赤色のポリタンクに、西日本は、昔は赤色の顔料が高価だったため、コストを抑えて青色になったそうです。ストーブを使用する際は換気を忘れずに。

晴れ 朝のキジバト

朝の中庭。だんだんと厳しくなる冷え込みに、ハトも寒そうに首をすぼめていました。


 これはキジバトで、昇降口付近でよく見かけるのはカワラバトです。羽にある模様がキジの雌ににていることが由来です。
 ハトの体温は41度前後です。体感温度は人間以上に寒いのでしょうか。鳥の体温が高いのは、飛ぶために必要なエネルギーを確保するために新陳代謝を上げる必要があり、そのために体温を高くしているそうです。ドローンも冬場はバッテリーの温度を上げてから飛行させるようにとかかれています。バッテリーが冷えていると飛行に必要な本来の性能が発揮できないからです。
 人間も動物も、機械もこたえる寒さが続きます。2学期末試験まであと1週間。風邪などひかないよう衣類の調節などをし、エネルギーを蓄えて万全の体調で臨みましょう。

花丸 白布ヶ丘紅葉セレクション

 今朝は今シーズン一番の冷え込みで、霜も降りました。霜月という名の通り、週間予報もこの先最低気温5℃以下が続き、連日霜が降りそうです。
 厳しい冷え込みもあって、紅葉も一気に進み、早いものは葉が茶色く枯れ始まってきました。トチノキはもう枯葉がわずかにある程度です。来週は紅葉も落葉が始まりそうなので、校内の紅葉を撮ってきました。特に綺麗だったものを載せてみます。
ヤシオツツジ。





 春の淡いピンク色の花も綺麗です。紅葉も綺麗で、花同様、上品な色づきが目を惹きます。赤でも黄色でもない、夕焼けの空の色に染まっています。
 ヤシオツツジの隣にあるのがガマズミ。

さび(寂)を感じさせています。錆色の部分もあれば臙脂色もあり、一部虫に食われた痕があったり。赤い実は果実酒にも使えます。
 校長室南側にあるドウダンツツジ。

鮮やかな紅色にそまっています。濃い紅色のことを唐紅(からくれない)といいます。今年の4月に上映された人気アニメ映画のタイトル「から紅の恋歌(ラブレター)」の色です。告知のポスターにこの色が多く使われていました。
三者三様の白布ヶ丘の紅葉です。

花丸 窓から、心字庭

日光・那須の紅葉シーズンも終わり、平地の木々も秋の深まりを感じさせる色合いになってきました。真岡高校の中庭にあるヤマボウシやナツツバキ、欅、ヤシオツツジなども赤や橙色に染まってきました。今朝は朝露でヤマボウシの赤い葉がいつも以上に艶やかに感じます。

写真は職員室前廊下から。窓枠の手前から眺めると、格子と紅葉が“床もみじ”で有名な実相院のような雰囲気です。この窓越しから眺めるのもなかなかの景観です。朝露は秋の季語です。暦では昨日が立冬でした。季節の変わり目の時期です。ハロウィンも終わり、もうじきクリスマスムードへと変わっていきます。2学期も後半に入りました。良い終業式を迎えられるよう1日1日を大切にしていきましょう。

キラキラ プールに青い宝石

今朝7時前に、プールに珍客が現れました。

赤い矢印の先に何かいます。もっとズームしてみましょう。

なんと青い宝石と称されるカワセミが!!何度かプールにダイブしていました。残念ながらここには何もいません。カワセミを宝石と呼ぶくらい綺麗な背中は、構造色という発色現象によって輝いています。微細な羽毛によって複雑に発色し、モルフォ蝶の青い輝きも構造色によって出現しています。近年この構造色の原理を利用しモルフォテックスと呼ばれる繊維が開発されたり、車の塗装にも応用されたりしています。手芸用品の人工オパールもこの原理を利用して複雑な色を再現しているものです。現代の科学で再現できるようになってきました。美しさは自然のものにまだ勝てません。プールでカワセミを見かけることは滅多にありません。もし見かけたらじっくり観察してみましょう!!

冬支度

 昨日のプロ野球日本シリーズは、接戦の末ソフトバンクが3連勝としました。第4戦の今日で決まってしまうのでしょうか。今から43年前の1973年11月1日は巨人がV9を達成した日です。当時のスターティングメンバーは名前の知っている有名な選手ばかりです。
 日本シリーズが終わるとオフに入り、契約更改やトレードの話題が飛び交う季節になります。ちょうどストーブを使い始める時期と重なることから、この契約更改などのことをストーブリーグと呼びます。本校でもストーブの準備が始まりました。

試運転を含め可動させるのはもうしばらく先になります。朝はそろそろストーブが恋しくなる季節です。

記念館のモミジ

10月31日はハロウィン。男子校の真岡高校では全くそんな雰囲気はありません。共学や女子校ではきっと「Torick or Trea(トリックオアトリート)」というワードがあちこちで聞こえていることでしょう。天気も良いので落ち葉の様子みながら、校舎の周りを回ってみました。普段はあまり行かない記念館の裏にも行ってみると、モミジが綺麗に色づきはじめていました。

昔ながらの雰囲気の記念館とモミジの相性もなかなかです。透き通るような秋空と赤、橙、緑のモミジとのコントラストが素敵な景観を醸し出しています。眺める時はこのアングルがオススメです。

秋の芝桜

曇り空の涼しい昼下がり、学校周辺を散策していると季節外れの芝桜が咲いていました。

天候や気温などの条件で稀に咲いてしまうことがあるようです。本校の東に位置する根本山はこれから桜の季節を迎えます。狂い咲きではなく、シキザクラという秋から冬にかけて咲く桜が植えられています。関東では群馬県の藤岡市に冬桜の名所があります。関東でも冬に咲く桜は珍しいので、根本山に行ったらひっそりと咲く小さな桜の花を探してみて下さい。来月校内駅伝大会が実施される予定です。根本山のすぐ脇を走ることになっています。ちょうどその頃根本山のシキザクラも見頃を迎えます。

種なしスイカの素を含んだコルチカム

家庭科棟の近くの校舎裏でコルチカムがひっそりと咲いています。別名イヌサフラン。サフラン(クロッカスの仲間)に似た姿形をしています。

先月載せたヒガンバナと同じく、花が咲いた後に葉が出てくるちょっと変わった植物です。写真にある葉は雑草なので、コルチカムのものではありません。おそらく株元の周囲に茶色く枯れた葉がおそらく昨シーズンに出た葉だと思われます。
コルチカム、球根にアルカロイドの一種のコルヒチン(C22H25NO6)を含んでいます。アルカロイドを含有するという点もヒガンバナと共通しています。このコルヒチンは種なしスイカを作り出すのに使用されます。発芽した後のスイカの芽にこのコルヒチンを処理し成長させ、果実から種子(子)を取り、その種子からさらに種子(孫)を取り、さらに代を重ね玄孫の代で種なしスイカができます。孫の代では雄花に生殖能力が無くなるので、何も処理をしていない通常のスイカの雄花で受粉させる必要があります。
 コルチカムは土から花だけを出す面白い植物です。来年もまた人目の触れぬこの場所でひっそりと花を咲かせてくれることでしょう。

マラソン大会下見

10月に入り衣替えです。朝は涼しくなり、秋も深まっていきます。走るにはちょうど良い季節になり、校内マラソン大会が予定されています。マラソン大会の際にドローンを使って撮影をするため、下見に行ってきました。

畑の一部をお借りして撮影を予定しています。写真奥が井頭公園の駐車場で、そこがスタート・ゴール地点です。撮影は当日の天気と風次第ですが、条件が揃えばいつもとは違った動画や写真でマラソン大会を記録することがます。

たまに猫

この猫をたまに見かけます。

今月2度目の遭遇です。まだら模様の顔が個性的。今回は職員駐車場の横にあるサルスベリの下でバッタリ出会いました。9月29日は「929ー来る福」という語呂合わせから「招き猫の日」に制定されています。本校にも是非福を運んできてほしいです。

金木犀と銀木犀

先日の金木犀の蕾の紹介は、どうやら金木犀ではなく、銀木犀だったようです。木のすぐ脇のキンモクセイの樹木プレートを確認しましょう。満開の時の銀木犀がこちらです↓

明らかに金木犀に比べて花色が白です。只今満開に咲いているのが金木犀。体育館の前に巨大な金木犀が植えられ、見事に咲いています。甘い香りも放っていて、この時期窓を開けると、室内にまでその香りが漂ってきます。

金木犀の花言葉は「謙虚」、「陶酔」、「初恋」。「謙虚」はその強い香りに対して花が小さく控えめなところから、「陶酔」は人を惹きつける甘い香りから、「初恋」は印象強い甘い香りが散った後も忘れられないというのが由来です。甘い香り漂う準備室から金木犀の話題をお届けしました。

台風の忘れ物

日曜の夜から月曜の夜にかけて台風が通過しました。本校でも落ち葉や枝があちこちに散乱し、風の強さを物語っています。通過した月曜日や昼休みにはサッカー部や野球部、陸上部の部員たち、清掃の時間には美化委員も参加して落ち葉掃きが続けられていますが、落ち葉と枝はまだまだ残っています。

明日も片付けに追われそうです。

彼岸花横を駆け抜ける

先週はまだ地上10㎝ほどだった彼岸花の蕾が一斉に咲き出しました。






今日は雲一つ無い秋晴れで、彼岸花の燃えるような赤と澄んだ青空が正門周辺に広がっています。正門横の土手だけでなく、グランド南側にも少ないですが彼岸花が咲いています。その横を体育の授業で生徒たちが走っていました。来月はマラソン大会、駅伝大会が控えています。彼岸花の横を走る「スポーツの秋」らしい風景です。
「大塚実みどりの基金」は本校同窓生で人工芝校庭の寄付者でもある大塚商会創業者、大塚氏の以前の寄付を基金として本県全県的に学校緑化を進める運動としたものです。

秋の彼岸花、花言葉は「情熱」、「あきらめ」、「思うはあなた一人」、「また会う日を楽しみに」と哀愁漂うものです。死や不吉の象徴ともされてきた彼岸花は「家に持ち帰ると火事になる」とか「彼岸花を摘むと死人が出る」などという迷信もあるようです。彼岸入りくらいまでは真っ赤な花を見ることができます。

金木犀の香り

掃除も終わった昼下がり、栃の実を片付けながら校内に戻ろうとしていたところに、心地よい風とともに素敵な秋の香りが漂ってきました。その香りの元は正門の先にある金木犀。まだ開花はしておらず、全て蕾の状態でしたが、既に強い香りを放っていました。

秋の訪れを感じさせてくれる好きな香りです。1990年代前半くらいまではトイレの芳香剤の匂いとしてこの金木犀の香りが使われ、人によってはトイレを連想するようになってしまったのが残念です。早朝の秋晴れ、正門を入ると澄んだ空気と混じり合う金木犀の甘い香りと可憐なオレンジ色の花、そんな秋の風物詩です。

彼岸花開花

正門南側、“大塚実みどりの基金”により整備された土手に今年も彼岸花が咲きました。

ここだけ成長が早く、彼岸よりだいぶフライングして咲いたようです。彼岸花の学名は“Lycoris radiata”。ホームセンターの球根売り場で見かけるリコリスはこの彼岸花を改良した園芸品種です。“Lycoris”の由来はギリシャ神話に出てくる海の精“Lycorias”から。日本では縁起の悪い花というイメージもあります。この彼岸花は日本には自生していなかった花で、いつ日本に入ってきたのか、またなぜ日本に入ってきたのかなどの正確な情報がわかっていない史前帰化植物とされています。今では群生地が観光地化されるほど写真家などに人気を集めています。近年の“インスタ映え”ブームにもピッタリな花で、あちこちで見かけるかもしれません。日本では彼岸花の他に別名で曼珠沙華(まんじゅしゃげ・まんじゅしゃか)と呼ばれ、山口百恵の曲のタイトルとしても有名です。地方名として地獄花、死人花、幽霊花など多数の呼び名があります。有毒植物であることや墓地に植える花のイメージから縁起の悪い花というのが定着してしまいました。現代のように派手な花や奇抜な園芸種のなかった時代、真っ赤で奇妙な形をした花が不気味に見えたのかもしれません。
 正門南側の土手にはこの後の彼岸に合わせて咲くのを待っているかのように、数日前から蕾が土の中から出てきています。もう少ししたら赤い花を咲かせてくれるでしょう。

不要薬品処理

化学で保管していた不要な薬品を業者に廃棄処理委託しました。

文科省より、長期間保管されていて今後の使用の見込みの無い薬品は速やかに廃棄するよう通知が出されているところで、本校でも昨年から定期的かつ計画的に廃棄処理委託しています。
 今年もかなり整理して、不要なものがなくなりつつあります。安全な理科実験のために今後も必要なものは揃え、不要なものは整理していきます。

ナナフシ発見!!

校舎の脇の駐車スペースで先日ナナフシを見つけました。

カマキリよりも明らかにスマートで、何かの植物の茎が動いているような姿形をしています。擬態のレベルが非常に高く、パッと見は昆虫に見えないので、動く姿はどことなく不気味な感じです。別名ナナフシモドキとも呼ばれるらしい本種、ナナフシという名前自体がモドキ(似せたという意味)のような意味だと勘違いしやすいですが、ナナフシとは枝という意味だそうで、「枝(ナナフシ)に似せた(モドキ)」という意味でナナフシモドキと呼ばれているそうです。茎や枝にとまってジッとしていたらなかなか見つけられないでしょう。

曇り 玄関前のタカサゴユリ

玄関前にタカサゴユリが咲きました。



テッポウユリに非常に似た姿形をしていて、一見すると上品なユリの花です。元々は日本には自生していなかった植物です。“タカサゴ”とは沖縄の方言で台湾という意味で、台湾から入ってきた外来種です。他の外来種同様、繁殖力旺盛で丈夫なので、最近は時期になると色々な場所で目にします。綺麗な花ゆえに駆除されにくいのでしょう。本校にもここ以外で定着している場所があるかもしれません。雨の合間に探してみましょう。

バットの材料トネリコ

台風の影響で1日遅れて始まった甲子園、栃木の代表である作新学院は惜しくも1回戦で敗退となってしまいました。球児たちの熱い夏はまだまだ続きます。本校の白布球児たちも夏の暑さにに負けずに日々練習をしています。今日は8月9日、語呂合わせで「野球の日」に制定されています。本校の野球グランド裏に1本だけ植えられている木、トネリコを紹介します。野球をやっていたことのある方ならご存じの方も多いかもしれませんが、木製バットの材料として知られている木です。プロ野球のオールスターゲームの植樹セレモニーで植えられているアオダモもトネリコの仲間です。

わざわざ野球グランド裏に植えてあるのは野球と関連してのことなんでしょうか?
有名バンドグループのアルバム「ユグドラシル」という不思議なタイトル、これは北欧神話で西洋トリネコのことを指しています。
 野球の日の8月9日は、プロ野球界でいろいろな記録が誕生しています。中日にドラフト1位で入団した近藤投手がプロ野球史上初の初登板でノーヒットノーランを達成したのが1986年の8月9日、マー君こと当時楽天のエースとして活躍していた田中投手が開幕から16連勝という、日本のプロ野球記録を更新したのが2013年の8月9日。どちらも神がかりな記録です。今日もプロ野球は6試合が予定されています。野球の日らしい素晴らしいプレーや記録が見られるでしょうか。

空蝉集め

 梅雨が明けたのに曇り続き、今日も青空はみえません。夏期補習中も通常通り清掃があるので、外清掃には助かる天気です。教室の前の除草作業していると、あちこちにセミの抜け殻が落ちています。“うつせみ(空蝉)”とはセミの抜け殻のこと。夏の季語として俳句でよく耳にすることばです。

 セミの幼虫が出てきた穴もあちこちに開いています。上の写真だけでも4匹分の穴が確認できます。これだけの数が成虫になると鳴き声もなかなかのものです。教室からは蝉の鳴き声に負けない生徒たちの合唱コンクールの練習の声が聞こえています。

理科・実験 ホルムアルデヒド検査

 夏休み初日。生徒たちは前期補習授業にいつもと変わらず登校しています。
 今日は午前中にホルムアルデヒド検査がおこなわれました。ホルムアルデヒド(CH2O)は毒性が強く、シックハウス症候群の原因物質としてもよく知られています。水によく溶ける性質があり、ホルムアルデヒドが37%以上含まれる水が、ホルマリンです。生物標本が入ったガラス容器を満たされている液体です。真高の生物室にはホルマリン漬けの標本はありませんでした。東日本大震災の際に破損したため処分したためです。ホルムアルデヒド検査は情報処理(パソコン)室、保健室、職員室の3カ所です。情報処理室の数値がわずかに高かったそうです。基準値からは問題ない結果でした。下の写真は職員室で検査している様子です。


NEW 白布が丘PTA通信を発行しました

「白布が丘PTA通信」夏号が発行されました。1学期の行事やPTA会長挨拶、職員紹介、PTA役員紹介、部活の大会結果が載っています。



今年度の本校職員紹介。(詳しくは誌面で)


左側上から下に「校長・教頭・事務長」、「国語科」、「地歴公民科」、「数学科」、「理科」、右側は「英語科」、「保健体育科」、「芸術科」、「家庭科」、「事務部」です。真高生の自己実現ができるよう生徒・保護者の皆様と一緒に頑張る所存です。

野球グランドとナツアカネ

県の高校野球も準々決勝ということで盛り上がっています。本校の野球部場周辺に行ってみました。普段はあまり生徒も職員も立ち入らない場所です。その分鳥や昆虫をたくさんみつけることができます。入ってすぐみつけたのがナツアカネでした。

 赤トンボの代表種であるアキアカネを一回り小さくしたトンボです。ノシメトンボに比べると数は少ないですが、グランドを1周する中で何匹かみつけました。
 今はトンボが集うこのグランドで練習を積んだ白布“球”児が精一杯戦う様を是非応援をお願いします。学校でも力を結集して応援に駆けつける予定です。試合は清原球場です。HP係は留守を預かる係なので、学校から応援します!!

情報の授業中

動画の撮影で情報の授業にお邪魔しました。

ん~、情報処理室は涼しい・・・32℃の準備室から入ると避暑地にでも来たかのような快適さ。黙々とパソコンを使い作業をしていました。

虫眼鏡 ヒメヤブランとコヤブラン

ヘクソカズラの近くにひっそりとヒメヤブランが咲いていました。自生していたのはこの1株だけ。

株元にはうように広がっている小さな葉は、「大塚実」みどりの基金によって整備された芝桜の葉です。中庭のモミジの根元には同じヤブランの仲間であるコヤブランも自生していました。

葉は双方ともそっくりで、花の数と花色に少し違いが見られます。学校は敷地が広いので、隅々まで探索すると色々な植物や昆虫がたくさん見つかりそうです。

虫眼鏡 真高にもあったヘクソカズラとタデ

今日は暑い中、公仕さんが正門横の土手を草刈りしていました。カタバミやハルジオンなど様々な雑草が繁茂していました。その中にヘクソカズラの姿。

夜の番組で出ていました。漢字で書くと「屁糞葛」と書きます。何とも品のない名前。その名の通り葉や茎に悪臭がある植物です。室町時代の頃はクソカズラという名前だったそうです。江戸時代の頃に今のヘクソカズラという名前になりました。昔から臭い植物として知られ、万葉集やことわざにも出てくる植物です。ヘクソカズラとともに番組で新宿の屋上緑化企画に出ていたのがタデ。本校のグランド西に生えていました。

「蓼食う虫も好き好き」ということわざがあります。タデのような辛い葉を好き好んで食べる虫もいるように、人の好みも色々で、普通では理解しにくい事柄もあるという意味です。「屁糞葛も花盛り」と「蓼食う虫も好き好き」。前者の意味は気になる方は調べてみて下さい。

昼 上空40mからみたプール

今日はそよ風こそ吹いているものの、相変わらずの暑さで、ドローンを飛ばしに外に出るだけで汗ばむ陽気になっています。安全性優先で高度を40mまでに抑え、プールの授業を撮りました。

40mでもかなりの高さです。高度を40mにしたのは、今日が「ウルトラマンの日」だから。今から51年前、東京オリンピックの2年後、高度経済成長真っ只中の7月10日に国民的ヒーロー「ウルトラマン」の第1話が放送されました。それにちなんで今日7月10日は「ウルトラマンの日」。昭和の初期3部作のウルトラマンたちの身長設定が40mで、今日はその目線から見下ろしてみました。本校敷地内でパッと見一番大きそうだった欅が「真(まこと)」で、ドローンを使っておおよその高さを測ったところ約23mでした。欅の木は一般的には20~25mで、40mを越える固体もあると書かれていました。まさにウルトラサイズです。

鉛筆 暑い中描いております~1年美術~

今日の2時間目、1年生の美術の授業。正門近くの日陰で正門とその脇の桜を描いている生徒を発見。ちょっとお邪魔して撮らせていただきました。

桜の葉を1枚1枚丁寧に描いているところでした。鉛筆での下書きから描き始めて今日で6時間くらいだそうです。今日はフランスの有名画家シャガールの生まれた日です。シャガールに負けないくらいの作品を期待しています。

星 七夕に願いを込めて

今日は七夕。夫婦であった織姫星と牽牛星(彦星)が天帝の怒りを買い、天の川を隔てて引き離され、7月7日だけ会うことを許されたというのが七夕伝説。7月7日に雨が降り、天の川を渡れないという何とも切ない話しなのです。織姫星はこと座のベガ(1等星)、牽牛星はわし座のアルタイル(1等星)。小学校の理科で習った「夏の大三角形」はこの2つにはくちょう座のデネブ(1等星)を加え3つの星から形成されています。七夕の日には笹に短冊を掛けるのが一般的によくみられます。

午後、1年生は人権教育3年生は進学講演会です。進路実現に向けて今日は願掛けしてみましょう。

音楽 悪魔が発明した楽器~バンドネオン~

今日7月6日はシーボルトが日本に初めてピアノを持ち込んだことからピアノの日とされています。1823年のことです。24年後、ドイツでバンドネオンが誕生しました。先月16日の真岡新聞に本校OB鈴木氏によりバンドネオンを寄贈していただいた記事が掲載されました。そのバンドネオンを紹介します。

一見すると鍵盤のないアコーディオン。この楽器のルーツは、アコーディオンから派生したコンサーティーナという楽器です。バンドネオンは鍵盤のかわりに本体横にボタンがあります。アコーディオンの鍵盤のように音階で並んでいるわけではなく、規則性が全く無い配置となっています。それは、途中で足りない音階を追加していったためこのような配置になったそうです。演奏技術を身につけるのが難しく、「悪魔が発明した楽器」という異名がついています。バンドネオンから奏でられる音は、アコーディオンに似たどこかレトロな響きを感じる音です。

晴れのち曇り 上空149mからみた真岡高校

昨日の夜台風も過ぎ去りましたが、台風一過とはならず、晴れたり曇ったりという天気です。心地よいそよ風のお陰でこの時期としては過ごしやすい日となっています。
朝のうちは風もなく天気も良かったので、先日100mまで上げたドローンをもう少し上まで飛ばしてみました。今までの鳥瞰図のようなアングルの撮影とは異なり、初めてグランド中央から真下というアングルで撮影できました。

航空法により150m未満という制約がり,その制約ぎりぎりの上空約149mからみた真岡高校グランドです。この高度になるとドローンがやっと目視できるくらいになります。これ以上上げると危険だという制約なのでしょう。操縦者もサッカーコート左下黄色の枠の中央に写っていますが、ほとんどわかりません。鳥瞰図の空撮写真は先日発行された白布丘同窓会会報にも載せられていますので、手元にある方はそちらも是非ご覧下さい。

写真に写る水色のプールからHP係のいる準備室に今日も賑やかな声が聞こえています。

学校 ボストン海外研修と真岡鐵道

今月2日(日)に出発した海外研修。

学校からバスで成田空港へ行き、そこからアメリカはボストンへ。アメリカは今日独立記念日です。各地でイベント等がおこなわれているのでしょう。予定では本日はマサチューセッツ工科大の日本人学生と一緒にキャンパスツアーと懇談会がおこなわれるようです。夜からは、今回の研修のメインである留学生との交流プログラムが、タフツ大学学生寮にて始まります。貴重な経験を経て多くのことを学んできてくれたらと思います。
「成田空港・マサチューセッツ工科大・留学・ボストン」。触れたくなる話題があります。今の高校生が生まれた2000年、客室乗務員(神野桜子)と冴えない魚屋(中原欧介)を主人公にしたロマンスコメディのドラマ。主人公の魚屋・欧介が留学していたのがボストン近郊のマサチューセッツ工科大学です。桜子が1話で電車で上京するシーンは真岡鐵道がロケ地として使われました。夜のシーンで見づらいですが確かに田園風景の中で1両列車のカラーリングが緑と赤。保護者の皆様から生徒へご紹介下さい。

キラキラ PTA支部総会全日程終了しました

 各支部ごとにおこなわれたPTA支部会、先週の金曜日をもちまして全ての支部総会が終了しました。たくさんの方にご出席いただき、また、ご意見・ご質問等も頂戴いたしました。ありがとうございました。

真岡高校2017上半期総集編

今日6月30日はちょうど1年の折り返し地点です。順を追って振り返ってみましょう。1月始業式校長挨拶でアラスカ育ちとカンザス育ちのコガラについての話がありました。

3学期がはじまり、最初の週末(土日)、3年生はセンター試験。本校の先生方全員で書いたメッセージです。



月末の金曜日、1年生による奉仕活動がおこなわれました。この時、学校業行事として初めてドローンで生徒を撮影しました。

2月は卒業に向けた準備がありました。
3月1日、全日制・定時制合同の卒業式が盛大に開催されました。

You tubeに真岡高校の公式アカウントも誕生しました。

4月真岡高校はまた新たな新入生を迎えます





117回目の創立記念日

5月。ゴールデンウィーク明けには生徒総会がおこなわれました。

3年生による奉仕活動で、校内校外を綺麗にしました。

バレーボール部が初の関東大会出場空手部、陸上部も関東大会の切符

校内体育大会。騎馬戦が新たに種目として加わりました



6月

応援団の動画もYou tubeにアップ

サッカー部の全国大会出場、水泳部、陸上部の関東大会出場


白布ヶ丘の昆虫カルテット

期末テスト3日目。天気もまずまず良好。今日は玄関前の芝生と中庭で昆虫を探して撮ってきました。今日はビートルズ記念日(1966年にビートルズが初来日した日)。甲虫類を探すには少し時期が早いようで、見つかったのはトンボ、チョウ、バッタでした。
中庭にいたのはハグロトンボ

名前の通り、黒さが特徴のトンボです。緑色の金属光沢がみられるのでオスです。メスは緑色が現れず、全身黒褐色です。
玄関前の芝生ではネジバナが見頃です。ネジバナ目当てにモンシロチョウオオチャバネセセリが飛んできました。



足下にはたくさんのショウリョウバッタの若い成虫が飛び跳ねていました。

甲虫類はいませんでした。虫の種類はビートルズのメンバー数と同じ4種類見つけることができました。