食品化学科日誌

カテゴリ:今日の出来事

音楽 製パン実習

今日、食品化学科は実習三昧な感じです絵文字:音楽
2年生の授業で、製パン実習を行いました。これまでもたくさんのパンに取り組んでいますが、
何度取り組んでも楽しいのがパン実習ではないでしょうか。

今日はドライフルーツを混ぜ込んだカップ入りのパン作りに取り組みます。

生地の分割まるめはもうお手の物絵文字:良くできました OK慣れた手つきでこなしていきます。


混ぜ込むのはレーズンやオレンジピール、チョコチップなどなど。
一つ一つに練り込んで、カップに入れて発酵・焼成です絵文字:星


写真は撮れていませんが、パンが冷めてから表面にアイシングをして完成です絵文字:音楽
私もお裾分けをいただきましたが、アイシングのレモン風味とオレンジピールの香りが爽やかで、美味しかったです絵文字:良くできました OK

星 キムチを製造しました

食品化学科1年生で育てている「白菜」を使い、自分たちの持ち帰りようにキムチを製造しました絵文字:音楽
ただ白菜を持ち帰る…だけでもいいのですが、せっかくだからと発酵食品の一つでもある「白菜のキムチ漬け」を作ることに絵文字:星

もちろん白菜を漬け込む「ヤンニョム」も手作りです絵文字:笑顔
ニンニク・ショウガをすり下ろし、唐辛子も細・粗挽き、魚醤にアミの塩辛に本格的に仕込んでいます。

手も作業着も赤く染めつつ、一生懸命に取り組んでいました。

ちなみに、キムチは発酵食品と言いました。しっかりしたヤンニョムでつけ込んだキムチはだんだんと味が変化していきます。
初めの若い頃は辛さが立ち、だんだん酸味が増して味が落ち着きます。
好みもありますが、つけ込んで1週間前後食べながら味を確かめてください。

キャリア形成支援事業を行いました。

本日、栃木市内にある「山本総本店」さんより講師を招き、出前授業をしていただきました。

今日は「上生菓子」と「大島まんじゅう」の2品を教えていただきます。

上生菓子とは白餡に砂糖やつなぎを加え、整形しやすくしたものを原料にして、四季折々の植物や風情を形にした菓子のことです。
今回は、冬のこの時期と言うことで上生菓子の題材は「藪椿(ヤブツバキ)」
講師の職人さん方はするするっと形作ってしまいます絵文字:星

簡単そうに見ていましたが、見るのとやるのでは大違い絵文字:重要四苦八苦して制作していました。


それと併せて造ったのが「大島饅頭」皮にも餡にも黒糖を使いつつも
甘さ控えめの茶饅頭です。

思っていたより皮生地が包む餡に比べて小さいため、こちらも四苦八苦してました。
蒸け上がった饅頭に生徒たちは喜んでいました。


本日お世話になった山本総本店さん
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
栃木市倭町12-14

星 この時期ならではの実習です♪

食品化学科ではこの季節になると、家庭科の調理実習などで使うスポンジケーキの製造実習を行っています。

もちろん、スポンジケーキを「ただ」作るだけでなく、原料の特性や、
生地が膨らむなどの加工原理を学び、その実践として製造実習を行っています。

いつもなら実習はそこで完結!

…なのですが、「学科としてこの時期ならではの実習」ということで自分たちで製造したスポンジケーキを素材として使い
12日(月)に3年生が、14日(水)に1、2年生がデコレーションケーキの実習を行いました♪


基本的な材料は学科で準備し、各個人で必要な物は個人で準備してもらいました。

基本となる作り方をレクチャーした後は、それぞれ思い思いに制作開始です♪
一人ひとり工夫を凝らし夢中になって取り組んでいました。

一部ですが生徒たちの力作をご覧下さい絵文字:虫眼鏡


同じ物が1つとしてない「世界に1つだけのデコレーションケーキ」ができあがりました絵文字:良くできました OK
いつもと雰囲気の違うお楽しみ時間で、嬉しそうに持ち帰る生徒たちの顔がまぶしかったです絵文字:笑顔

学校 都賀中さんへ出前授業に行って参りました(食品化学科)

今日は、都賀中さんへ「おまんじゅう作り」の出前授業に行ってきました♪

高校生が先生役として、日頃自分たちが勉強している内容を中学生に教える授業です絵文字:学校
この時間で、栃農の食品化学科がどんな勉強をしているのかの少しでも知ってもらえたら嬉しいです。

今日のテーマは「おまんじゅう」

ベーキングパウダーを使ったおまんじゅうを都賀中生さんたち24名と楽しく取り組みました♪

小麦粉の生地を作って、あんこを包み、蒸し上げる簡単な加工品です。
ですが、初めてだとやはり難しいので高校生がサポートに入ります。

蒸し上げ前と後での大きさの違いに、驚いている中学生を嬉しそうに眺める高校生が印象的でした。

およそ70分の短い時間でしたが、高校生も自分たちが先生として振る舞えたかどうかの不安と心配、
中学生が上手に作ることができたことでの充実感を得られた有意義な時間でした。


ただ、写真を取り忘れてしまい、ここに載せられないのがすごく残念でなりません。。。

リンゴジャムの下処理をしました



実りの秋になり、食品化学科でも秋の恵みを使った実習が始まりました。
今日はリンゴジャムを作るための下処理を行いました。

今は珍しくなった「紅玉(こうぎょく)」という品種を使います。
紅玉は酸味が強く、肉質も緻密で煮崩れしにくく加熱に向くことから、ジャムやコンポートなどの加工に向く品種です。

今日は約50kgの紅玉を洗浄、剥皮しスライスして砂糖と混ぜて冷凍しました。
明日以降で煮詰めて瓶詰めし、製品にしていきます。

大田原市「鳳鸞酒造」でのワイン仕込み!

 栃農の食品化学科では、敷地内の桜から酵母を分離する研究をしており、これまでも優秀な桜酵母を分離・保存してきました。
 その中にワイン製造に向く桜酵母を選抜・保存していましたが、これまで日の目を見ることがありませんでしたが、大田原市にある「鳳鸞酒造(ほうらん)」さんで、栃木市大平町の巨峰を使ったワインを製造していることを知りました。

 そこで、「大平町の巨峰」と「栃農の桜酵母」を掛け合わせた特色あるワイン作りに取り組み、今年で4年目となります。

 今日は栃農で培養した桜酵母を鳳鸞酒造さんへ持って行き、500kgの巨峰を搾汁する作業のお手伝いをさせていただきました。明日、持参した桜酵母を発酵タンクに投入してもらい、ワインに仕上がるのを待つだけです。

仕込み作業の様子を、下野新聞社と読売新聞社から取材を受け、地元コラボレーションワインのPRができたと思います。


さらに今回は、代表の脇森さんのご厚意で、蔵の中や精米機、貯蔵冷蔵庫など普段入ることのできない場所を見せていただけ、貴重な体験をすることができました。