植物科学科の活動

植物科学科日誌

活動の様子【フローラTOCHINOU2024】

フローラTOCHIINOUの活動の1つとして、作物の作付け後の畑にヒマワリを栽培していました。

今年の夏もとても暑く綺麗に咲きいたヒマワリの花が夏らしさを一層引き立ててくれていました。

この場所は、ちょっとしたフォトスポットとして使うこともできていました。

また、ヒマワリは『緑肥』として活用することもできるため、きれいな花を見た後は、すきこんで天然の肥料として土壌に戻すこともできます。現在、この『緑肥』として活用するために、すきこんでしまったので花を見ることはできなくなっていますが、今後もこのような活動を行っていき、地域の景観をよくしていきたいです!!

 

校外研修(農業教育高度化事業:農場視察)

 植物科学科2年生が農業教育高度化事業の一環で、9月11日に真岡市にある株式会社グリーンシステムコーポレーションの視察に行ってきました。

 「ソーラーシェアリングによるエネルギーの創出、有機栽培とその6次産業化による地方創生の実現」というテーマに取り組んでいるということで、講話をしていただいたり、農場や施設の見学をさせていただいたりしました。有機栽培を成功に導くコツなどを熱心に教えてくださり、生徒たちは聞き入っていました。新しい農業の取組みについて学ぶ、有意義な研修となりました。

  お世話になった皆様、ありがとうございました。

  

シクラメンの葉組み【フローラTOCHINOU】

シクラメンも順調に生育が進み、葉に数も多くなってきました。葉が少ないときはリングを使い、株の中心に光が入るように補助していました。9月に入ってからはシクラメンの葉を組み合わせて、中心部を広げる『葉組み』という管理に入りました。

葉組みは、葉柄の長さが長い葉を葉柄の短い葉の下に来るようにします。※葉柄…葉と茎をつないでいる部分

 

葉組みを行う理由としては、中心部の球根に光を当てることで、葉の枚数を増やすことができます。葉の枚数が増えると花芽の数も増えるので、葉組みという管理は、とても大切です。

これからの管理をしっかり行い、学校祭では多くのお客様をお迎えられるようにがんばります。

小麦選別【植物科学科】

6月に脱穀した本校の小麦を選別しました。

ふるいや唐箕を使って小麦とゴミを選別し取り分けました。

唐箕は、手回しで選別するもので暑い中とても大変でしたが、協力しながら作業ができました。

 

 

春夏用花壇苗の出荷&販売終了について【フローラTOCHINOU2024】

春夏用の花壇苗の出荷が6月上旬にピークを迎えました。最大出荷数は2000ポットで、1日あたりの出荷件数の最多は4か所でした。

出荷用に一つのトレイに種類ごとに苗を30個ずつ入れて準備をします。このとき株の大きさは同程度のもので、花が咲いているものを選んでいます。

出荷数が多いところは、トラックに積み込んで納品をします。また、近隣の小学校や個人の方々には、受けとりに来ていただいています。

           

そして、春夏用の花壇苗の販売は無事に終了しました。

これからは、秋冬用の花壇苗の販売に向けて私たちは頑張っていきます。

花を買いたい!と思っているの方がおりましたら、是非とも栃木農業高校で買ってみてはいかがでしょう。今後とも精進して参りますのでよろしくお願いします。

 

麦脱穀【植物科学科】

6月6日に収穫し稲架掛けしていた麦を脱穀しました。

電動式の脱穀機と足踏み式の脱穀機を使い収穫していた麦すべてを脱穀することができました。

今の時代ではあまり使われてない足踏み脱穀機を使っての作業は貴重な経験となりました。

今後は唐箕を使っての選別作業もあるので昔ながらの農法を体験していきます。

山田錦田植え【植物科学科】

5月でコシヒカリの田植えが終わり、6月からは山田錦の田植えが始まりました。

こちらの品種はお酒の原料となる酒米になり、収穫後は栃木市内にある飯沼銘譲さまへ納品し

栃農産100%の日本酒として販売していただいております。

今年も良いお酒ができるようにしっかりと栽培していきます!

麦刈り【植物科学科】

6月6日、本校圃場にて小麦の収穫を行いました。

本校の麦刈りは機械がないので手作業での収穫になりました。

鎌で刈り取りを行い、麦をヒモで縛り竿にかけて稲架掛けをしました。

機械での収穫と違い、とても重労働で大変でしたが、みんなで協力することで無事収穫することができました!

キャベツ収穫【植物科学科】

6月に入りまして、3月に定植したキャベツの収穫が始まりました。

今年度のキャベツ栽培は環境に配慮するため極力化学農薬や化学肥料を使わずに栽培することを目標に掲げ、栽培に取り組んでまいりました。

その取組みの一つを紹介したいと思います。

「防虫ネット」

目合いの細かいネットを植物の上にトンネルのように張ることで物理的に害虫の侵入を防ぐことができます。

 

一枚目が防虫ネット無し、二枚目が防虫ネットあり、両方とも農薬未使用です。一目瞭然ですね!!

手間ではありますが防虫ネットを使用することで農薬の使用を減らすことができました。

栽培期間中に農薬・化学肥料を使用していない栃農産のキャベツは市内の学校給食に提供されます。

環境にも人間にも安心安全な野菜を作り、消費者に安心して食べていただけることが持続可能な農業に繋がるはず!!

野菜班はそのような取組みを今後も行っていきます。

学校で栽培しているシクラメン【フローラTOCHINOU2024】

 学校で栽培しているシクラメンの種類は、

・パステルP ・ドリームO ・シャワーシューベルト ・ピアス ・ドリームP ・ドリームパープル 

・アケボノ ・シュトラウス ・リップO ・ドリームワイン ・パステルP ・ビクトリア ・シャワーワイン 

・リップP ・ピュアホワイト ・シューベルト の16種類です。        

 シクラメンの栽培で大変なところは、温度管理(ハウス内の温度コントロール)です。特に、これから迎える夏の管理が重要です。シクラメンにとっての適切な栽培場所とは、涼しくて明るい場所。学校の温室では、明るさは十分確保できるものの、温度が高くなりやすくなってしまうので、遮光したり換気を十分に行ったりと様々な方法で対策をしています。また、葉の状況を確認しながら水やりや肥料のタイミングをはかり、夏の暑さに耐えることのできる苗づくりに心がけています。

これからもシクラメンの成長を随時更新していきますので、ぜひ楽しみにしていてください。

 

植栽ボランティアへの参加【植物科学科】

6/1(土)栃木市いまいずみ児童館で行われた「野菜とお花の花壇づくり」に植物科学科3年生が8名が参加してきました。今年は、トウモロコシ、キュウリ、スイカの苗の植え方やマリーゴールドの種まきのし方を教えながら一緒に作業を行いました。

はじめはお互い緊張していましいたが、作業が進むにつれて「ここに植えようか」、「お水はたくさんあげよう」などと声をかけながらコミュニケーションをとって作業を行っていました。

  

  

栃農生にとって小学生・中学生と一緒に作業することで、日頃学んでいる知識や技術を再確認できた良い機会にもなったと思います。

 

麦刈り【植物科学科】

5月30日、植物科学科作物専攻生の実習において岩舟農場で栽培しているもち麦の収穫を行いました。

コンバインを操作しながらの収穫で、普段扱うことのない機械を操作しての作業はとても楽しかったそうです。

今年のもち麦は気候や雨、風の影響で一部倒伏している箇所もあったのですが、無事刈り終わることができました。

今後は、等級検査、精麦を依頼し、9月ごろから販売や栃木市内の小中学校へ給食食材の出荷が始まります。

味もよく健康にも大変良いのでぜひよろしくお願いします!

朝と放課後管理!【フローラTOCHINOU2024】

今回は、私たちの管理内容について紹介します!

・平日は、毎朝7時30分から育苗ハウスの窓とビニルを開けてからかん水をしています。大体10分~15分程度します。

雨が降っていたり気温が低かったらハウスは開けません。

・次に第三温室の窓を開けてから土が乾いている草花を中心にかん水をします。育苗ハウスと同じく雨が降っていたり、気温が低かったら開けません。これからの季節は、暑くなってくるので1日中開けたままになります。

・さらに第二温室にも草花がおいてある場合、第三温室同様乾いているところのかん水を行います。

・現在は外のハウスにも花壇苗が置かれているので、状態を確認し乾いていたらかん水をしています。こちらは、サイドから水が出るようになっているので、半自動で水をかけることができます!!

・放課後も朝と同じように観察し、乾いていたらかん水を行っています。

 

 

 

 

 

 

       窓の開閉            花壇苗物の状態確認

 

     ハウスのサイド開閉        シクラメンの潅水確認  

ぜひ皆さんに購入していただけるように、私たち一人ひとりが責任をもってこれからも草花の栽培管理をしていきます!!

愛国3号田植え【植物科学科】

5月23日に植物科学科3年生作物専攻生によって、本校水田での愛国3号の田植えが行われました。

愛国3号というのは、約70年前に栽培が途絶えてしまった酒米の品種です。

愛国3号を復活させるプロジェクトを下都賀農業振興事務所さん、小山北桜高校さんとの協働で取り組んでいます。

栃農では、愛国3号の種もみ増産を担当し、今後の栽培するための種作りを行っています。

本校水田の田植えは手植えで行い、専攻生みんなで協力して植え付けることができました。
また、岩舟農場で機械を使った大規模な農作業と比較して学習していきます。
今後の管理も専攻生中心に頑張ります!!

山田錦播種【植物科学科】

岩舟農場では5月に入りコシヒカリの田植えが順調に進んでいます。

それに続き、山田錦の種まきも始まりました。

コシヒカリが植え終わり次第、山田錦の田植えが始まるので、

6月中旬ごろまで田植作業が続く予定です。

こちらの品種はすべて日本酒の原料になるものなので、

良いお酒になるよう育てていきたいです。

ドローンによる薬剤散布【植物科学科】

岩舟農場で栽培している稲に、ドローンを使用した薬剤散布を行いました。

前回紹介したもち麦への散布は液剤を用いたものでしたが、

今回は粒剤(除草剤)を用いた散布になります。

用途によって薬のタイプを変えて撒くことができるので非常に便利です。

植物科学科3年生の作物専攻生にも見学をしてもらいながら作業を行うことができました。

コシヒカリ田植え【植物科学科】

5月に入り岩舟農場でコシヒカリの田植えが始まりました。

植物科学科3年生作物専攻生の実習で田植機を使っての作業を行いました。

5月は今回の水田を含め4枚分、コシヒカリを植え付ける予定です。

秋の収穫に向けよく育つよう田植えを行っていきます‼

ドローンによる薬剤散布【植物科学科】

岩舟農場で栽培しているもち麦に、ドローンを使用した薬剤散布を行いました。

スマート農業の一環で導入されたドローンを使用し、およそ5分ほどで作業が完了しました。

今回は赤かび病防除のために散布しました。

6月上旬ごろ収穫予定なので、そこに向けて管理していきます。


二杉幼稚園との交流【植物科学科】

4/22(月)に國學院大學二杉幼稚園との交流事業として本校で栽培しているイチゴを使い、イチゴ狩りに来ていただきました。

園児24名が来校し、本校野菜専攻生が先生となりイチゴの収穫方法や注意点を説明した後に園児3~4人グループに高校生1人が教えながら交流しました。

短い時間でしたが、高校生が教える側になることによって学習したことを再確認したり、危険個所などの気遣ったりと、教え方を工夫しながら学びを深めることができました。

また、園児から「おいしい!」「あま~い」「大きい!」など、普段消費者の声を直接聞く機会がない高校生にとっても、自分達が良い物を作っていると実感できました!

二杉幼稚園の皆様、高校生にとってもなかなか体験できない機会を頂きありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

これからも宜しくお願いいたします!!

CARNATION フローラTOCHINOU2024

カーネーションの成長記録!

 

・私たちが育ててきたカーネーションのつぼみも・・・・

きれいな花を咲かせました。栃木農業高校では、赤とピンクのカーネーションを育てています。

 

私たちが育てたカーネーションで身近な人たちに感謝の気持ちを伝えてみてはどうですか?

きれいなポットに入れ、かわいいデコレーションとプレゼント用にメッセージカード付きでお渡しします!!

ぜひカーネーションで感謝の気持ちを伝えてみてください!

PLEASE BUY!

5/10 (金曜日)

販売!

イチゴ収穫・トマト定植【植物科学科】

野菜部では新年度が始まり、昨年度に引き続きイチゴの収穫を行っています。

4月より新野菜班3年生と園芸コース2年生で共同し、朝収穫作業を実施しています。

昨年度より継続して行っている3年生が初めて始める2年生に教えながら取り組みました。

また授業ではトマトの収穫を行いました。

今年度より品種を大玉トマトから中玉トマトに変更し、栽培時期も冬春収穫から夏収穫に変更し化石燃料使用による暖房を使用しないで地球環境に配慮して栽培する取組みを行います。

新年度が始まり、野菜部の活動も本格的になりますが皆で取り組んでいきましょう!

2024年度 フローラTOCHINOU のメンバー紹介【フローラTOCHINOU】

今年度の新フローラTOCHINOUメンバーを紹介したいと思います!

新社長:川﨑 都矢

 メンバーの取りまとめや各部門をサポートしいながら円滑に業務が進むように管理することが仕事です。

 ~新社長より~

 皆さんこんにちは。私はフローラTOCHINOUの社長を務めていきます川﨑都矢と申します。

私たちフローラTOCHINOUは、昨年度の業務部門を改め、広報、経理、生産・MPS、商品開発の4部門に分かれて活動していきます。各部門のリーダーと関りを深め、よい会社を作っていけたら良いなと思ていますので、応援をよろしくお願いします。

 

経理:◎安藤 千隼 〇渡辺 龍央

 草花の生産に関わる支出や収入について書きまとめ、お金の流れについてまとめます。

~リーダーより~

経理は仕事はお金の流れを見えるかするので、金銭面で会社をサポートしていけるように頑張っていきたいです。 

 

生産MPS:◎小曽納 凛 〇川﨑 都矢

 学校で栽培する草花について生産数の把握や実習の計画などの生産に関わることやMPS認証に向けた現場の管理やデータの整理など幅広く関係していきます。

~リーダーより~

 部門の活動をメンバーとともに協力し、全力で頑張っていきます!

 

商品開発:◎岡田 采弓 〇須藤 颯

 新しい草花の栽培を考えたり、市場調査を行い多くの方々に喜ばれる草花の栽培・販売を行います。

 ~リーダーより~

 過去最高売上を目指して色々なサービスをできるように頑張ります。

 

広報:◎ウォン ヒロシ 〇足助 悠斗

 このメンバー紹介のように活動の記事や栽培している草花の様子などを栃木農業高等学校のホームページにあげて情報を発信していきます。

~リーダーより~

これから私たちの活動について記事を更新していくので、ぜひ楽しみにしていてください。

栃農産山田錦使用の日本酒について【Part2】

先日ご紹介した栃農産山田錦使用の日本酒に続き、新たな日本酒が出来ました。

銘柄は(Flying姿)というもので、杉並木と同じく飯沼銘醸さまで作っていただきました。

「将来日本の農業を担う栃農生が未来へ羽ばたいていく」、という意味が込められているそうです。

こちらのお酒も(おおわだ酒店)さまをはじめ、栃木市内の酒屋で販売しています。

数量限定のものになるそうなので、ご興味のある方は是非そちらのお店でお買い求めください。

コシヒカリ播種【植物科学科】

新年度になり、田植えに向けた準備が進んでいます。

岩舟農場にてイネ(コシヒカリ)の種まきを行いました。

いい苗になるよう丁寧に作業しました。

五月には田植えが始まるので、そこに向けて管理していきます。

  

 

  

栃農産山田錦使用の日本酒について

今年度本校で栽培したお米(山田錦)を使用した日本酒を、飯沼銘醸さまでつくっていただきました。

銘柄は(杉並木)というもので、その日本酒を栃農高職員向けに販売させていただきました。

使用したお米は本校産山田錦100%で、ラベルについても栃農限定ラベルになっています。

こちらの日本酒は、栃木市内にある(おおわだ酒店さま)、(金子酒店さま)で後日取り扱っていただく予定です。

興味のある方は、そちらのお店にてご購入いただければと思います。

 

インターンシップ報告会

次年度のインターンシップに役立てるため1年生に向けて2年生からインターンシップの報告会を行いました。

2年生からはインターンシップを通して学べたことや事業所に行くまでにやっておくとよいこと。経験して進路選択に活かせたことなど経験を通して得られた話を丁寧に伝えてくれました。1年生も真剣に聞いて記録している様子でした。

報告会を活かして今年の10月のインターンシップもよい経験にしてほしいです。

小ボウキ制作体験(2年地域資源活用)【植物科学科】

 

 栃木市には県の伝統工芸品でもある『都賀の座敷菷』があります。現在はこの箒の作り手も材料となっているホウキモロコシの栽培農家も減少していることを知りました。そこで今年度、2年生の地域資源活用という科目の中で『ホウキモロコシ』の栽培から箒の制作までを学習してきました。

 1月30日には、この学習のメインの内容でもある栃木市の荒木さんご夫婦をお招きしての小ボウキの制作を行いました。穂の向きや形状が異なる材料を組み合わせての制作は、最初は苦戦していたものの、コツをつかんで器用に仕上げていました。

   

1年間通しての学習によって、地域の抱える問題に向き合い、自分たちには何ができるのかを考える良い機会になったと思います。

イチゴにてJGAP認証【植物科学科】

本校では5年前よりイチゴにてJGAP認証を取得しています。

GAPとはGood Agricultural Practicesの頭文字を取ったものであり、直訳すると「よい農業の取組み」となり、JGAPの「J」は日本規格になります。農業生産において、食品安全だけでなく、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための取組みです。GAPの取組みについて第三者機関に審査していただき確認・証明していただくことでGAP認証が証明されます。

今年度もJGAP認証の審査が行われ、数々の適合基準に適合し適切な農場運営を行っていることが証明されました。

今年度の収穫はまだまだ続きますが、来年度以降も「よい農業の取組み」ということでGAP認証に向けて取り組んでいきましょう!

3年生課題研究発表会

 3年生は1年間かけてこれまでの学習の成果として農業の抱える様々な課題に対して研究活動を行い発表を行う「課題研究」という授業を行っています。課題研究の発表会では植物科学科の「作物・野菜・果樹・草花」の4つの部門で1年間活動してきた研究内容について報告しました。来年度に向けて2年生が聴衆となり、理解を深めました。

発表内容

野菜:廃棄野菜の子ども食堂への利用  草花:フローラTOCHINOUの活動について

作物:愛国3号(米)の栽培について  果樹:かんきつ類の栽培について

発表の様子発表の様子2

来年に向けて2年生が発表を聞いています

発表に向けてそれぞれ、準備を重ねてきたので、どの班もよい発表になりました。2年生は来年度活動を引き継いで頑張ってほしいです。

 

 

ナシのせん定

 冬になって葉が落ちる季節になりました。2年生の実習ではナシの徒長枝(とちょうし)のせん定に挑戦しました。せん定は来年の栽培に向けて木の形や枝の量を調整する作業で技術の習得には長年の経験が必要です。授業では枝の名称と特徴を覚えて実際に切る作業を行いました。

教科書の図で見た様子と実際の木の様子では異なる部分も多く、枝を判断して切るのもはじめは不安になりながらの作業でしたが、最後は枝の断面がきれいになるように工夫しながら切れるようになりました。

せん定の仕方を説明(真剣に聞いています)

せん定する前のナシの木

イチゴの定植【植物科学科】

イチゴの定植作業を行いました。

今年は暑さの影響がある中での育苗でしたので病気や花芽ができているかが心配でしたがなんとか定植を迎えることができました。

今年度より栽培規模を増やしたので、イチゴを栽培する温室が1つ増えました。

労力はかかりますが沢山のイチゴが生る姿を想像するとワクワクが止まりません!!

販売までお楽しみに!!

ナシの袋掛け【果樹】

2-1果樹の実習の様子です。

今回は、ナシの袋掛けの実習を行いました。

ナシの袋掛けは、労働力と資材費を抑えるため、品種を絞り実施しました。

他のナシに比べ栽培が長期になる「にっこり」と青ナシである「かおり」この2品種の袋掛けを行いました。

   

暑い中での実習でしたが、生徒たちは丁寧に行ってくれました。

イチゴ採苗【植物科学科】

昨年より栽培していたイチゴの親株から苗を採取する作業を行いました。

イチゴは種から栽培する方法もありますが条件によってランナーといわれるつるが発生し先端に小苗をつけ、第二次、第三次と発生します。

それら小苗をポットもしくはトレイに受けて次作の苗にしていく方法がありますので本校ではこちらを行いました。

挿した苗は約2か月ほど育苗し9月頃定植を行います。

これから暑さが厳しくなりますが良いイチゴ苗を作るために管理していきましょう!

ブドウの袋掛け

ブドウの果実も販売時とほとんど同じサイズに成長し、ほんのり色も入り始めました。あと一か月半ほどでいよいよ収穫となります。今回の実習では害虫や薬害からブドウの果実を守るため袋掛けを行いました。暑い中でしたが1時間で各班目標の作業を終えることができてよかったです。

ナガノパープル(2年生) 袋掛け前の最後の調整をしています

 

シャインマスカット(2年生) シャインマスカット(3年生)

本校の麦刈り【作物】

 本校で栽培した小麦を、3年生の作物専攻生が手刈りにより収穫をしました!!

 昨年の11月ごろに種をまき、麦踏などを繰り返し行いながら大切に育ててきました。収穫前に麦が倒れてしまう部分もありましたが、全員で協力して無事収穫することが出来ました。

 

       

 

       

有機肥料の散布【果樹】

3-1果樹の実習の様子です。

今回は有機肥料として、菜種油粕を梨園に散布しました。

この菜種油粕は梅雨時期に散布すると甘みが増すと言われています。

散布後は、農具を使って土に良くなじませて実習を終えました。

大きくて甘い梨になるよう引き続き管理していきます。

フェロモン剤の設置【果樹】

2年1組果樹の実習の様子です。

今回の実習はフェロモン剤の設置をしました。

フェロモン剤により対象害虫が錯乱し、交尾が阻害され害虫の発生を抑制する効果があります。

また、このフェロモン剤は生物的防除と言われ、化学農薬の使用を軽減することも期待できます。

生徒たちは、園全体に均等に設置できるよう協力しながら実習を行ってくれました。

キャベツ収穫

2月播種、3月定植をしたキャベツが収穫を迎えました。

今年は生育が早かったので収穫予定サイズより大きくなって割れる心配がありましたが、無事に収穫をすることができました。

収穫したキャベツは市内の小中学校の給食に使用していただいたり、マルシェにて販売予定です。ぜひお買い求めください!!

乗用モアの機械操作実習

果樹園では土壌の環境を保つためにさまざまな草をはやしています。草生栽培と呼ばれるこの栽培方法では、土の流亡を防いだり、有機物含量や腐植を増やす効果があるとされています。

一方で草が成長しすぎると作業性が悪くなるなどのデメリットもあるため、定期的な草刈りがを行っています。今回の実習では草を刈るために利用している乗用モアの運転方法について実習しました。

機械操作をするのは初めてという生徒も多く、各自が使用方法について丁寧に確認しながら運転していました。

乗車方法を確認中

イチゴ収穫終了【植物科学科】

昨年11月から収穫をしていましたイチゴがいよいよ最後の収穫を迎えました。

最大週3回収穫を行っていましたが朝早くから自主的に収穫に来てくれている子たちのおかげでここまで長く収穫を行うことができました。

 

収穫は終了しましたが次回作で使用する苗の準備はもう始まっています。

次回作もたくさん収穫できるように良い苗を育てていきましょう!!

植栽ボランティアへの参加【植物科学科】

6/3(土)に毎年お世話になっている栃木市いまいずみ児童館での植栽ボランティアに参加してきました。

天候も回復し、予定通り本校生徒8名が、小学生とその保護者の方、児童館の職員の方々と共に、今年はミニトマト、

オクラ、つるなしインゲン、キュウリの野菜苗を植えてきました。小学生にやさしく話しかけて緊張をほぐしなが

ら、交流をしていました。

  

キュウリは、定植後支柱をたてて、ネットの設置まで小学生と一緒に設置しました。そしてマリーゴールドの種を

播いて、完成です。

 

最後のお礼として、小学生よりメッセージのサプライズがありました。参加した生徒全員、とても喜んでいました。

 

高校生がこれまで学習してきたことをこの交流を通し、小学生に伝えられた良い機会になったと思います。

 

 

ブドウの結実管理(摘粒)

先日ジベレリン処理をしたシャインマスカットが一粒1センチ程度の大きさに肥大しました。本日の実習では、粒同士がぶつからないよう粒の数を減らす、摘粒(てきりゅう)を行いました。細かい作業で一つの房に30~40粒にするのはなかなか根気のいる作業でしたが、集中して取り組むことができました。

摘粒の様子

上手くできました

愛国3号の田植え【植物科学科】

 5月25日(木)に植物科学科3年生の作物専攻生が、本校水田の田植えを行いました。

 本校水田では、今年度も「愛国3号」の栽培検証プロジェクトに参加し、生徒の手により1本ずつ手植えを行いました。下都賀農業振興事務所の方々とも連携を取りながら、種もみの増産や原種の維持が達成できるように、大切に育てていきたいと思います。

       

 

       

 

タマネギ収穫【植物科学科】

昨年の9月に播種、11月に定植を行ったタマネギがいよいよ収穫の時期を迎えました。

6月に収穫予定でしたが天候のことを考え、今週収穫を行いました。 

今年度よりタマネギを干せる簡易的な小屋を手作りしました。

収穫したタマネギは栃農給食デーやマルシェ等で販売予定です。

ブドウの結実管理

本校果樹園でブドウの花が満開を迎えています。結実の調整をするため、2年生の実習でブドウの花穂の形成を行いました。この作業はブドウの粒の数を調整して房の形を整えるために行っています。ある程度房の形が決まるので、きれいにできるよう真剣に取り組みました。

花穂の形成 

翌日の3年生の実習ではブドウのジベレリン処理を行いました。この作業はブドウの種をなくす(無核化)ための作業です。作業を終えた花を見分けるため食紅をつかったので赤く手や顔を染まってしまい大変でしたが、丁寧に作業に取り組むことができました。

ジベレリン処理 ジベレリン処理

ネギ定植【植物科学科】

今年度もネギを植える時期が来ました。

2月から大切に大切に育ててきたネギ苗の定植を行いました。

今年度は昨年度に購入し、パワーアップした管理機を使いまして溝堀りを行いました。

ネギは栽培期間が長く大変ですが、土寄せや除草などを行いよいネギを作れるように取り組んでいきます。

コムギ作業が始まりました【植物科学科】

年末に行おうと思っていた麦踏み作業ですが、冬休み中にやっと芽が出そろい、年明けの授業にて始まりました。

本来なら、12月中旬ごろからの作業ですが、播種が遅かったこと・深播きだったため発芽が遅くなっていました。

芽が出そろった麦

この麦踏みの作業は、霜柱による根の浮き上がりを防ぎ根の張りをよくしたり、節間の伸長のしすぎを予防し倒伏しにくくしたり、分げつを促進させたりする効果があります。

栃農高では、【さとのそら】という品種を栽培して、刈り取り後は製粉→うどんなどの加工実習、学校祭での粉販売をしています。(今年度の粉販売はしませんでした)

来年度の収穫が今から楽しみです。

麦踏み実習の様子     麦踏み実習の様子2

稲刈り後のメンテナンス ~コンバイン~【植物科学科】

3年生の授業にて、コンバインの整備を行いました。

カバーを外すと藁のくずや籾殻などがたくさん残っていました。

刈り取り刃に気をつけながら掃除を行いました。

 

    

コシヒカリの収穫は終了したので、次は酒米の収穫が始まります。