植物科学科の活動

植物科学科日誌

グリーン・ツーリズム入門塾【現地視察】

 10/19(火)に栃木市大平町のかかしの里にて、グリーン・ツーリズムを実践している太平山南山麓友の会の皆様より活動内容の説明と現地視察を行いました。
 まず、活動内容の説明を受けました。美化活動や自然・環境の保護活動や農産物の販売支援活動、イベントの実施などを精力的に行い、地域の活性化を目的に活動しているそうです。近年は、ワイン用のブドウの栽培とワインの醸造・販売を開始し、魅力ある地域づくりを進めているそうです。

  

 説明後は、活動場所を視察させて頂きました。オーナー制で農産物を栽培している圃場や収穫体験を行う圃場、ワイン用のブドウを栽培している圃場など広い敷地を活用し、体験ができる環境が整っていました。オーナー制では、地元の大中寺に伝わる「七不思議」になぞらえて『七ふしぎ農業体験』と名付けて地元の黒大豆の栽培を含めた体験活動を行っているそうです。

   

 なかなか授業の中では、実践者の方の話や実施場所を見学する機会がなかったので生徒たちも、興味を持って傾聴し、見学をしていました。今日の経験が、今後の学習活動に活かしていければと思っています。 

ダイコンの間引き [農業と環境]


1年1組「農業と環境」の実習の様子です。
この日は、4週間前に播種したダイコンの間引きを行いました。



1カ所に2粒まきしたので、2株発芽している所を1株にする作業です。

間引きする基準として、

・虫食いがある

・生育が悪い

・茎葉の色が悪い(病気にかかってる)

このことを実習前に確認しました。

1学期に行ったトウモロコシの間引きの際は、「どっち残せばいいですか」と聞かれることが多かったのですが、今回は自分たちで判断し作業する姿がみられて、成長を感じることが出来ました。

中間テストとの日程の兼ね合いで少し遅れ気味の間引きになってしまいましたが、残した1本が立派に育つよう管理していきましょう。

作物報告⑦(収穫後流れ)【植物科学科・動物科学科】

岩舟農場では
コシヒカリの収穫を終え、販売に向けて生徒達は収穫後のお米の流れについて学習しています。

収穫→運搬→乾燥→籾すり→選別→計量・袋詰めという流れを実際に体験し確認しました。
 

計量後の袋縛り。
最初は縛り方を考えながら行いましたが、徐々に早くできるようになりました。
 

30キロあるお米を崩れないよう積みました。
 
出荷、販売へ向けて少しずつ進んでいます。

また籾すりを行った際に出た籾殻を家畜の敷料とするため、動物科学科生徒で運搬を行いました。
 

植物科学科と動物科学科
学科をまたいで収穫後の流れについて学習しています。

本校農場 水田稲刈り

本校農場にある水田は課題研究の時間や作物の実習で活用しています。
本校農場での稲刈りが9/30(木)スタートしました。

今回収穫したお米は収穫祭で利用する予定です。
今後は、収量調査を進めていきます。

いちごの定植【植物科学科】


植物科学科2年生の施設園芸コースがいちごの定植を行いました。

 
 

培地をほぐしてから定植穴を掘って約700本を定植しました。
苗の向きや深さなどに注意して無事終えることができました。これからしっかりと管理していきたいと思います。

「農業と環境」の実習の様子


1年1組「農業と環境」の実習の様子です。

この日の実習はダイコンの播種をしました。

ダイコンは「青首ダイコン」と「聖護院ダイコン」を栽培していきます。

 

ダイコンの播種と同時に今回は自分たちの手でマルチを張るのも初挑戦でした。

まず、40m近くの畝を作り、その後代表の生徒がマルチを畝の上にシワにならないよう、転がしていき、他の生徒で土を被せ、マルチ張りを終えました。

 

「青首ダイコン」を4穴、「聖護院ダイコン」を2穴にそれぞれ播種しました。

 

畑の土が硬いという難点はありますが、しっかり管理していきましょう。

グリーン・ツーリズム入門塾(講座編)【植物科学科】

 9/14(火)のグリーンライフの授業で『グリーン・ツーリズム』についての講話を行いました。講師の先生に(一財)都市農山漁村交流活性化機構第一部長 宍戸信一先生をお招し、授業ではなかなか聞けない体験例やグリーン・ツーリズムにおける地域連携の大切さなどについて、お話を頂きました。
今回、講話を頂いた宍戸先生は、授業で使用している教科書の執筆者ということも、話の導入部分で説明があり、急に親近感を持って講話を聞いていた生徒もいました。
 講話の様子は、とちぎテレビのニュースでも取り上げられていました。今まではグリーン・ツーリズムについてあまり知らなかった生徒たちも、今回の講話を聴いて『農業高校で学習していることをグリーン・ツーリズムに活かして取り組んでみたい』、『栃木県内でもグリーン・ツーリズムに取り組む団体があるということを初めて知った』など様々な考えを持ったようです。
 10月には、グリーン・ツーリズムに取り組んでる地域を実際に視察研修を予定しています。今回の講義の内容をしっかり理解し、次回に繋げたいと思います。
  

作物報告⑥(稲刈り)【植物科学科】

先日より岩舟農場では稲刈り実習が始まりました。
5月に田植えを行い約4ヶ月経過しました。

これは生徒達に機械や道具の使い方を学習すると共に、主食であるお米を収獲する喜びを体験してもらうため行われました。
 

〇3年生
 コンバインの刈り取り実習
 ・機械における利点欠点、安全性の学習
 ・運転操作技術の習得
 初めての運転操作でしたが、スムーズに刈る事ができました。


〇1年生
 のこぎり鎌の使い、手刈り実習。
 結束を行いハウス内に干しました。
 乾燥した後、収穫後の流れについて学習します。
   

またこの日、水分計の使い方も学びました。
天日干ししておいた小麦を適正な水分値になっているか測定しました。
 

この後小麦の製粉を行い、小麦粉として製造実習にて活用します。

夏休みの実習風景

夏休み期間中にもフローラTOCHINOUは草花の管理を行いました。
 
ポインセチアのピンチという作業を行いました。主に三年生と二年生で協力し行いました。
 
パンジーの鉢上げを行いました。日射しの強い中、熱中症対策をしっかり行いました。大量の鉢上に苦戦したものの、最後までやり遂げることができました。
 
ハボタンの追肥を行いました。たくさんのハボタンに一つ一つ丁寧に追肥を行いました。二年生が主にやってくれました。

夏休み中に行ったこれらの作業が積み重なって草花が成長することができます。
二学期も一生懸命栽培していきたいです。