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植物科学科日誌
キャベツ収穫【植物科学科】
6月に入りまして、3月に定植したキャベツの収穫が始まりました。
今年度のキャベツ栽培は環境に配慮するため極力化学農薬や化学肥料を使わずに栽培することを目標に掲げ、栽培に取り組んでまいりました。
その取組みの一つを紹介したいと思います。
「防虫ネット」
目合いの細かいネットを植物の上にトンネルのように張ることで物理的に害虫の侵入を防ぐことができます。
一枚目が防虫ネット無し、二枚目が防虫ネットあり、両方とも農薬未使用です。一目瞭然ですね!!
手間ではありますが防虫ネットを使用することで農薬の使用を減らすことができました。
栽培期間中に農薬・化学肥料を使用していない栃農産のキャベツは市内の学校給食に提供されます。
環境にも人間にも安心安全な野菜を作り、消費者に安心して食べていただけることが持続可能な農業に繋がるはず!!
野菜班はそのような取組みを今後も行っていきます。
学校で栽培しているシクラメン【フローラTOCHINOU2024】
学校で栽培しているシクラメンの種類は、
・パステルP ・ドリームO ・シャワーシューベルト ・ピアス ・ドリームP ・ドリームパープル
・アケボノ ・シュトラウス ・リップO ・ドリームワイン ・パステルP ・ビクトリア ・シャワーワイン
・リップP ・ピュアホワイト ・シューベルト の16種類です。
シクラメンの栽培で大変なところは、温度管理(ハウス内の温度コントロール)です。特に、これから迎える夏の管理が重要です。シクラメンにとっての適切な栽培場所とは、涼しくて明るい場所。学校の温室では、明るさは十分確保できるものの、温度が高くなりやすくなってしまうので、遮光したり換気を十分に行ったりと様々な方法で対策をしています。また、葉の状況を確認しながら水やりや肥料のタイミングをはかり、夏の暑さに耐えることのできる苗づくりに心がけています。
これからもシクラメンの成長を随時更新していきますので、ぜひ楽しみにしていてください。
植栽ボランティアへの参加【植物科学科】
6/1(土)栃木市いまいずみ児童館で行われた「野菜とお花の花壇づくり」に植物科学科3年生が8名が参加してきました。今年は、トウモロコシ、キュウリ、スイカの苗の植え方やマリーゴールドの種まきのし方を教えながら一緒に作業を行いました。
はじめはお互い緊張していましいたが、作業が進むにつれて「ここに植えようか」、「お水はたくさんあげよう」などと声をかけながらコミュニケーションをとって作業を行っていました。
栃農生にとって小学生・中学生と一緒に作業することで、日頃学んでいる知識や技術を再確認できた良い機会にもなったと思います。
麦刈り【植物科学科】
5月30日、植物科学科作物専攻生の実習において岩舟農場で栽培しているもち麦の収穫を行いました。
コンバインを操作しながらの収穫で、普段扱うことのない機械を操作しての作業はとても楽しかったそうです。
今年のもち麦は気候や雨、風の影響で一部倒伏している箇所もあったのですが、無事刈り終わることができました。
今後は、等級検査、精麦を依頼し、9月ごろから販売や栃木市内の小中学校へ給食食材の出荷が始まります。
味もよく健康にも大変良いのでぜひよろしくお願いします!
朝と放課後管理!【フローラTOCHINOU2024】
今回は、私たちの管理内容について紹介します!
・平日は、毎朝7時30分から育苗ハウスの窓とビニルを開けてからかん水をしています。大体10分~15分程度します。
雨が降っていたり気温が低かったらハウスは開けません。
・次に第三温室の窓を開けてから土が乾いている草花を中心にかん水をします。育苗ハウスと同じく雨が降っていたり、気温が低かったら開けません。これからの季節は、暑くなってくるので1日中開けたままになります。
・さらに第二温室にも草花がおいてある場合、第三温室同様乾いているところのかん水を行います。
・現在は外のハウスにも花壇苗が置かれているので、状態を確認し乾いていたらかん水をしています。こちらは、サイドから水が出るようになっているので、半自動で水をかけることができます!!
・放課後も朝と同じように観察し、乾いていたらかん水を行っています。
窓の開閉 花壇苗物の状態確認
ハウスのサイド開閉 シクラメンの潅水確認
ぜひ皆さんに購入していただけるように、私たち一人ひとりが責任をもってこれからも草花の栽培管理をしていきます!!
愛国3号田植え【植物科学科】
5月23日に植物科学科3年生作物専攻生によって、本校水田での愛国3号の田植えが行われました。
愛国3号というのは、約70年前に栽培が途絶えてしまった酒米の品種です。
愛国3号を復活させるプロジェクトを下都賀農業振興事務所さん、小山北桜高校さんとの協働で取り組んでいます。
栃農では、愛国3号の種もみ増産を担当し、今後の栽培するための種作りを行っています。
本校水田の田植えは手植えで行い、専攻生みんなで協力して植え付けることができました。
また、岩舟農場で機械を使った大規模な農作業と比較して学習していきます。
今後の管理も専攻生中心に頑張ります!!
山田錦播種【植物科学科】
岩舟農場では5月に入りコシヒカリの田植えが順調に進んでいます。
それに続き、山田錦の種まきも始まりました。
コシヒカリが植え終わり次第、山田錦の田植えが始まるので、
6月中旬ごろまで田植作業が続く予定です。
こちらの品種はすべて日本酒の原料になるものなので、
良いお酒になるよう育てていきたいです。
ドローンによる薬剤散布【植物科学科】
岩舟農場で栽培している稲に、ドローンを使用した薬剤散布を行いました。
前回紹介したもち麦への散布は液剤を用いたものでしたが、
今回は粒剤(除草剤)を用いた散布になります。
用途によって薬のタイプを変えて撒くことができるので非常に便利です。
植物科学科3年生の作物専攻生にも見学をしてもらいながら作業を行うことができました。
コシヒカリ田植え【植物科学科】
5月に入り岩舟農場でコシヒカリの田植えが始まりました。
植物科学科3年生作物専攻生の実習で田植機を使っての作業を行いました。
5月は今回の水田を含め4枚分、コシヒカリを植え付ける予定です。
秋の収穫に向けよく育つよう田植えを行っていきます‼
ドローンによる薬剤散布【植物科学科】
岩舟農場で栽培しているもち麦に、ドローンを使用した薬剤散布を行いました。
スマート農業の一環で導入されたドローンを使用し、およそ5分ほどで作業が完了しました。
今回は赤かび病防除のために散布しました。
6月上旬ごろ収穫予定なので、そこに向けて管理していきます。
《のうくっく》は本校卒業生が制作