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植物科学科日誌
活動の様子【フローラTOCHINOU2024】
フローラTOCHIINOUの活動の1つとして、作物の作付け後の畑にヒマワリを栽培していました。
今年の夏もとても暑く綺麗に咲きいたヒマワリの花が夏らしさを一層引き立ててくれていました。
この場所は、ちょっとしたフォトスポットとして使うこともできていました。
また、ヒマワリは『緑肥』として活用することもできるため、きれいな花を見た後は、すきこんで天然の肥料として土壌に戻すこともできます。現在、この『緑肥』として活用するために、すきこんでしまったので花を見ることはできなくなっていますが、今後もこのような活動を行っていき、地域の景観をよくしていきたいです!!
校外研修(農業教育高度化事業:農場視察)
植物科学科2年生が農業教育高度化事業の一環で、9月11日に真岡市にある株式会社グリーンシステムコーポレーションの視察に行ってきました。
「ソーラーシェアリングによるエネルギーの創出、有機栽培とその6次産業化による地方創生の実現」というテーマに取り組んでいるということで、講話をしていただいたり、農場や施設の見学をさせていただいたりしました。有機栽培を成功に導くコツなどを熱心に教えてくださり、生徒たちは聞き入っていました。新しい農業の取組みについて学ぶ、有意義な研修となりました。
お世話になった皆様、ありがとうございました。
シクラメンの葉組み【フローラTOCHINOU】
シクラメンも順調に生育が進み、葉に数も多くなってきました。葉が少ないときはリングを使い、株の中心に光が入るように補助していました。9月に入ってからはシクラメンの葉を組み合わせて、中心部を広げる『葉組み』という管理に入りました。
葉組みは、葉柄の長さが長い葉を葉柄の短い葉の下に来るようにします。※葉柄…葉と茎をつないでいる部分
葉組みを行う理由としては、中心部の球根に光を当てることで、葉の枚数を増やすことができます。葉の枚数が増えると花芽の数も増えるので、葉組みという管理は、とても大切です。
これからの管理をしっかり行い、学校祭では多くのお客様をお迎えられるようにがんばります。
小麦選別【植物科学科】
6月に脱穀した本校の小麦を選別しました。
ふるいや唐箕を使って小麦とゴミを選別し取り分けました。
唐箕は、手回しで選別するもので暑い中とても大変でしたが、協力しながら作業ができました。
春夏用花壇苗の出荷&販売終了について【フローラTOCHINOU2024】
春夏用の花壇苗の出荷が6月上旬にピークを迎えました。最大出荷数は2000ポットで、1日あたりの出荷件数の最多は4か所でした。
出荷用に一つのトレイに種類ごとに苗を30個ずつ入れて準備をします。このとき株の大きさは同程度のもので、花が咲いているものを選んでいます。
出荷数が多いところは、トラックに積み込んで納品をします。また、近隣の小学校や個人の方々には、受けとりに来ていただいています。
そして、春夏用の花壇苗の販売は無事に終了しました。
これからは、秋冬用の花壇苗の販売に向けて私たちは頑張っていきます。
花を買いたい!と思っているの方がおりましたら、是非とも栃木農業高校で買ってみてはいかがでしょう。今後とも精進して参りますのでよろしくお願いします。
麦脱穀【植物科学科】
6月6日に収穫し稲架掛けしていた麦を脱穀しました。
電動式の脱穀機と足踏み式の脱穀機を使い収穫していた麦すべてを脱穀することができました。
今の時代ではあまり使われてない足踏み脱穀機を使っての作業は貴重な経験となりました。
今後は唐箕を使っての選別作業もあるので昔ながらの農法を体験していきます。
山田錦田植え【植物科学科】
5月でコシヒカリの田植えが終わり、6月からは山田錦の田植えが始まりました。
こちらの品種はお酒の原料となる酒米になり、収穫後は栃木市内にある飯沼銘譲さまへ納品し
栃農産100%の日本酒として販売していただいております。
今年も良いお酒ができるようにしっかりと栽培していきます!
麦刈り【植物科学科】
6月6日、本校圃場にて小麦の収穫を行いました。
本校の麦刈りは機械がないので手作業での収穫になりました。
鎌で刈り取りを行い、麦をヒモで縛り竿にかけて稲架掛けをしました。
機械での収穫と違い、とても重労働で大変でしたが、みんなで協力することで無事収穫することができました!
キャベツ収穫【植物科学科】
6月に入りまして、3月に定植したキャベツの収穫が始まりました。
今年度のキャベツ栽培は環境に配慮するため極力化学農薬や化学肥料を使わずに栽培することを目標に掲げ、栽培に取り組んでまいりました。
その取組みの一つを紹介したいと思います。
「防虫ネット」
目合いの細かいネットを植物の上にトンネルのように張ることで物理的に害虫の侵入を防ぐことができます。
一枚目が防虫ネット無し、二枚目が防虫ネットあり、両方とも農薬未使用です。一目瞭然ですね!!
手間ではありますが防虫ネットを使用することで農薬の使用を減らすことができました。
栽培期間中に農薬・化学肥料を使用していない栃農産のキャベツは市内の学校給食に提供されます。
環境にも人間にも安心安全な野菜を作り、消費者に安心して食べていただけることが持続可能な農業に繋がるはず!!
野菜班はそのような取組みを今後も行っていきます。
学校で栽培しているシクラメン【フローラTOCHINOU2024】
学校で栽培しているシクラメンの種類は、
・パステルP ・ドリームO ・シャワーシューベルト ・ピアス ・ドリームP ・ドリームパープル
・アケボノ ・シュトラウス ・リップO ・ドリームワイン ・パステルP ・ビクトリア ・シャワーワイン
・リップP ・ピュアホワイト ・シューベルト の16種類です。
シクラメンの栽培で大変なところは、温度管理(ハウス内の温度コントロール)です。特に、これから迎える夏の管理が重要です。シクラメンにとっての適切な栽培場所とは、涼しくて明るい場所。学校の温室では、明るさは十分確保できるものの、温度が高くなりやすくなってしまうので、遮光したり換気を十分に行ったりと様々な方法で対策をしています。また、葉の状況を確認しながら水やりや肥料のタイミングをはかり、夏の暑さに耐えることのできる苗づくりに心がけています。
これからもシクラメンの成長を随時更新していきますので、ぜひ楽しみにしていてください。
《のうくっく》は本校卒業生が制作